No.501478

魔法少女リリカルなのは ダメ人間の覚悟

makeさん

第1話 悲しき別れ

2012-10-28 22:21:47 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:11509   閲覧ユーザー数:10214

どぉも!井上 透5歳っす。

 

えぇ、俺が今どこにいるかってーと何かよー知らんとこって事しか知りません。

 

何か周りはよく分からん植物が生い茂っちょるし・・・・・あ、ちなみにちゃんと両親はいますんで。義理のじゃけど。

 

何か両親は子宝に恵まれんかったらしく、もはや神頼みじゃったそうでねぇ。そしたら俺が出てきたっちゅーわけ・・・・アルテミスさぁん、わりと適当やな。

 

この世界の名前を両親に聞いてみると「リヴァーヴ」っつー世界らしいっす。あっと、一応管理外世界っちゅーことも言っとったっけぇ。

 

両親の職業は何かの発掘屋らしいんじゃけど、何を?って聞いたら

 

父親「まぁ、特別何ってわけじゃぁないんだが」

 

母親「出た物によるわね・・・・ロストロギアだったら高くうれるんだけど」

 

おいおいこの母親スゲェこと言い出したよ。だが、今のところこれといったスゲェお宝は発掘出来てねェンと。

 

そう言えば俺がちょうど転生してきた時にデバイスがあったが、それを見た時の両親の目が超恐かったわぁ。ありゃぁ売る気満々だったんやろうな。まぁ何とか死守してけど

 

ちなみに俺の学力はどうするのかっちゅー話になった時に俺を入れる学校はすでに決まってたらしくて、近々この「リヴァーヴ」を離れて別の星に移り住むという話らしい。

 

はてさてミッドか地球か、はたまた別の星か?・・・・それを決めるのは両親次第じゃけど。

 

ちなみに両親が自作した魔力を計る装置を俺に付けてきた。

 

聞くと、俺を貰い受けるときアルテミスさんから俺の魔力を計るよう言ってきたらしい。まぁ、これから鍛えるんじゃけぇそんなねぇんじゃろうけど。

 

じゃけど驚くことに俺の魔力は計測不能らしい・・・・・まぁボロッチィ計測器やし、そんぐらいにはなるんじゃね?

 

俺に魔力があると分かって俺にも発掘の手伝いをしろと父親殿が申してきた。俺一応5歳児なんじゃけど。

 

母親もちょっと魔力があるらしくて魔法の基礎を母から教えてもらい、俺も発掘の手伝いをした。基本パワー担当ってのがスゲェ気になったけど。

 

そーそー、アルテミスさんから貰ったデバイスの登録をしようとしてまず名前を決めることにして、ヤクモ・ライラ・リコと名付けた。

 

こいつらは俺がアルテミスさんに頼んだ刀・籠手・銃の役割をしちょるらしい、あと展開する時はバリアジャケットを2つにした。

 

1つはBLEACHの死神の衣装の死覇装とNARUTOの暁の衣装にした。死覇装に至っては隊長羽織を付けた・・・・・・だってカッコいいし、俺の戒めになるし。

 

透「あ、一応お前らに言っとこぉかね」

 

ヤクモ『何ですか?』

 

透「俺の目的」

 

ライラ『目的ですか?』

 

透「おう、俺がここに転生したってのは知っとるやろ?」

 

リコ『えぇ』

 

透「じゃけぇここでは目的持ってやろうかなってね」

 

ヤクモ『で、その目的とは?』

 

透「護ること」

 

リコ『ハイ?』

 

透「じゃけぇ、護ることじゃって・・・・俺ね前世じゃぁなーんもしとらんかったんよ」

 

そして俺は前世の事を3つのデバイスに話した。なんともシュールな絵じゃぁ。

 

透「じゃけぇさぁ、お前らみたいな頼りになる奴らがおるんなら可能やと思っての」

 

ライラ『ありがとうございます』

 

透「とにかく目的の為によろしくの」

 

ヤクモ ライラ リコ『『『ハイ』』』

 

あ、それとまた一つ驚きが。なんと俺の中に裏一護じゃのうて九尾の九喇嘛(クラマ)がいたのがムッチャ驚いた。だっていきなりあの渋い声が聞こえてきたんやぞ?体がビクッてなって両親もビクッてなったわ

 

九喇嘛に聞くとこれもアルテミスさんの仕業らしくて九喇嘛だけじゃのぉてあと1体召喚出来るらしい。誰じゃろう、俺も知っとる奴らしいけど・・・・

 

俺は両親の発掘の手伝いをしながら魔法の基礎の特訓をしていきつつデバイスを慣らして行くという生活をしていった。あと、時々変な装置の実験体にされたりもした。

 

 

 

 

 

 

 

~1年後~

 

 

はい、どうも透です。あれから1年かぁ、長かったなぁって何?短い?

 

いや、特に上げるようなことは無かったけぇ上げてないわ。

 

だって一日中発掘ばっかで特訓する暇もねぇんやぜ?基本ガキの体じゃけぇ、その日発掘の手伝いをし終わると適当に飯食って即行ベッドの中に直行っちゅー形しかとってねェし。

 

お陰で修行は10回出来たか出来んかったくらいやったねぇ。

 

そーいやぁ最近父の帰りが遅ぇ気がする。何かどっかの星に出向いとるらしいんじゃけど、何処行っとんじゃろ?しかも何じゃろ、両親の挙動がおかしい気がする。

 

そんなある日、

 

父親「今日から住む処を変えるぞ」

 

あぁそーいやぁ去年そんな事言っとったねぇ。あ、じゃけぇかぁ最近の挙動がおかしかったのこのためか。

 

母親「透、準備急ぎなさい!」

 

母が妙に急かしてくる。急ぐ理由でもあるんかのぉ?

 

透「そんなに急ぐ理由でもあんの?」

 

母親「そ、それは・・・・」

 

母が煮え切らない返事が来た。何かあるんか?

 

父親「いいから早くするんだ!!」

 

突然父が苛立ったように言ってきた。その時、

 

 

 

 

 

 

 

ドォォォォォォォォン!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

近くで大きな音が鳴り響いた。

 

透「!!!!・・・何じゃ??!!今の音??!!」

 

父親「チィッ!!もう嗅ぎ付けて来たか!!!」

 

母親「透!!早くしなさいッ!!」

 

どーやら両親はこの音が何なのか知っちょるようじゃ、今それを確かめることは出来そうに無いようじゃね。

 

俺達は急いで家を出て、外を全力疾走した。しかし、

 

ドォォォォンッ!

 

透 両親「「!!!!!」」

 

音の正体が俺達の目の前に降ってきた。

 

透「・・・・・は??」

 

俺は目の前にいる巨大な生物に驚いていた。

 

何でこいつがここにおるん?若干姿が変じゃけど、それでもおかしいやろ?

 

父親「・・・!!早く逃げるぞ!!」

 

目の前の奴に気を取られて走ってた足を止めてしまってた。それを父の一言で再び走り出す。

 

父親「クソッ!!奴等め、あんなモノを投入してきやがった!!」

 

母親「あなた!!急ぎましょ、せめてこの子だけでも・・・・!!」

 

母は気になる事を言ってきた。「この子だけでも」って、つまり・・・・

 

透「ちょっ!!やめてぇや!!俺だけ逃がすとか無しやけぇね!」

 

父親「分かっている、そんな事ありはしない!!」

 

母親「ええ、そうよごめんなさい」

 

父親「!!??やっと着いた、ここだ!」

 

着いたのは奇妙な装置じゃった。これって前に見せてもらった転移装置。

 

父親「透ッ!早く乗れ!」

 

父に装置に乗るよう急かされたその時、また奴が俺達の所に現れた。

 

父親「・・・・・仕方ないッ!!!」

 

ダンッ!!

 

父が俺が乗った装置を叩いた。すると装置の扉が閉まった。

 

透「ちょっ!!おいっ!!やめろって言ったやろ!ありはしないんやろ?!逃げようや!!」

 

俺は装置の中から必死に訴えかけるが伝わらない。

 

母親「ごめんなさいね、無理なのよ・・・・それは一人用にしか作れていないのよ・・」

 

父親「俺達はここに残る、お前を逃がす為にな!」

 

透「はぁ?!ちょっふざけんなや!!」

 

父親「いいか?これに乗って着いたらそこに居る奴と暮らせ」

 

母親「大丈夫よ!私達にはアンタから貰った魔力で作った魔力銃があるから!!」

 

そして父は装置の転移スイッチを押した。

 

透「おいっ!!」

 

父親 母親「「じゃぁな(ね)」」

 

透「父さん!!母さん!!」

 

父と母は魔力銃を奴に向けて撃ち直撃した。だが、

 

ザシュッ!!!!!!ブスッッッ!!

 

何かを斬った音と刺した音が聞こえた。見れば父の体が上半身と下半身に分けられており、そして母の腹部に奴の爪が刺さって2人の返り血が俺が乗っちょる装置に飛んできた。

 

透「・・・・おぃ・・・・・嘘やろ?・・・・・」

 

すると母がこっちを向き、声が出ない代わりに口パクで伝えてきた。『愛してる』と。

 

そして奴が大きく手を振り上げた。まさか二人を・・・・

 

透「おいっ!やめろ!?・・・やめてくれや!!!」

 

奴は俺の制止を聞かず、振り下ろした。俺は消えそうになりながら奴の名を叫んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透「!!!!!『デモルト』ォォォォォォ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

makeです。皆様からのご指摘で書き直してみました。

ハーレム、アンチ管理局は外せないのでどうしてもこうなりました。


 
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