No.501245

魔法少女リリカルなのは ~SUSHI+~  プロローグ

俺が死んでから早十年……
ついに俺にも転生の時が来た
が、なんと転生した先はアニメの世界だった

なのはの世界にあだ名がスッシーこと寿 司(ことぶき つかさ)君が

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2012-10-28 10:46:00 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1366   閲覧ユーザー数:1330

 

現在、朝5時38分

まだ日も昇りきっていない冬の日の事

そこにはある青年がいた

名は、寿 司(ことぶき つかさ)

彼は一般家庭に生まれ成績は良くて中の上低くて中の中

容姿は普通

趣味は音楽鑑賞

性格は優しい

どこにでもいそうな青年が一人暮らしをしていた

 

SIDE司

 じりりりりりりりり……

「う、う~ん……」

 眠い、だが起きなければ……

 でももう少しだけでも……

 目覚ましうるさいな……

 

 もそもそ

 

「ていっ!」

 

 べちっ

 

「いてっ……くそ~」

 ミスった、地面に手を叩きつけた

 しょうがねえもう起きるか……

 

 もそもそ

 

 じりりりりりr(ピタッ)……

 

「う~ん、寝不足!」

 

 ここは定番のよく寝た~ではなく寝不足という笑いの要素であり事実を盛り込んだこのクオリティ! うん、さすが俺

 

 言ってて寂しくなってきた…… 

 

 我ながら思う、一人で何をやっているのだろうと……

 

「ん?」

 

 携帯を見るとメールが来ていた

 

「母さんからか……」

 

 内容は今年のお盆はこっちに帰ってくるのか

という内容だった

 

 まだわかんないけど、このままいけば帰れるよ

 と返信してベッドを抜ける

 

「よし……寒い(笑」

 

 俺は顔を洗ってジャージを着て、ヘッドホンを装着してから家を出た

 

 俺は朝からジョギングをすることがある

 といっても週に5~6回程だが

 

 いつもは家を出てまっすぐ神社に向かいお祈りを済ませ、駅に向かい

 そのまま帰ってくる

 

 だが、今日は商店街によって帰ってこようと思っていた

 

 いつも通り、お祈りを済ませ駅に向かい一旦休憩する

 自動販売機でボカリスウェットを買う

 

 そして朝一で、開く八百屋に向かう知り合いの店なので安くしてくれる

 音楽が切り替わった。

 

 俺はボカリのペットボトルをゴミ箱にすて商店街に走り出した

 

 その直後、俺は車にはねられた

 原因は居眠り運転

 

 なぜこんなことを死んだやつが知ってるかというと、実は浮遊していたりする

 所謂浮遊霊である

 

 が、犯人がつかまり、葬式をしてくれて、友達や両親が悲しんでくれた

 それは、当たり前と言えば当たり前

 でも、そんなことが嬉しかった

 俺のことをそんなに思ってくれている人たちがいた

 

 そのことだけで、俺は成仏した 

 

 

 
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