No.496521

緋弾のアリア 『転生者は何をする?』

闇風さん

...投稿遅くなってすいません、色々あったんです!

修羅場の一歩手前だぜ!!

2012-10-15 18:03:59 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:4850   閲覧ユーザー数:4484

 

双識side

 

只今ジャンヌを膝枕しているソウだ・・・にしてもジャンヌって間近で見ると本当に綺麗。でも今は寝顔だから可愛いって感じだな。

 

銀髪とか物凄いサラサラだし。

 

「ん・・・」

 

あ、起きた。

 

「おはようジャンヌ・・・あぁ、こう呼んだ方が良いのか?ジャンヌ・ダルク30世」

 

「・・・夜刀双識、イ・ウーの新入生でありナンバー1」

 

 ナンバー1です。ありがとうございます。

 

「はい、で。今の自分の状況理解してるか?」

 

「なに?・・・・なっ!」

 

バッ!

 

はい、俺の言葉で自分の状況が理解出来たらしく白い顔を真っ赤に染めながら飛び起きた・・・可愛いな。

 

「な、何で私がお前にその・・・ひ、膝枕をさせれていたのだ?」

 

・・・やばい、何この生き物。物凄くお持ち帰りしたい!強気に見せかけているけど何か不安そうな表情、可愛すぎる。

 

「理由を簡単に説明すると、ジャンヌが勝手に気絶して、この部屋ベットとかないじゃん、仕方ない膝枕でいっか。ってことだ」

 

この説明で理解できるのか?説明した方が不安だ。

 

「・・・なるほど、理解した」

 

マジで!?

 

「なら良かった」

 

「・・・でだ。何でお前が私のところに来た?挨拶をしに来た訳じゃないのだろ」

 

頭の回転が速くて助かります、もしこれがピンクだったら絶対こんなスムーズには行かない。

 

「その通り。俺が此処にきた理由は一つ、星伽白雪の誘拐を止めてもらいたい」

 

「なに?理由は」

 

理由?そんな事は決まってる

 

「俺がジャンヌを逮捕したくないから」

 

そんだけ、逮捕したら面倒そうじゃん。イレギュラーって意味で俺が入ってるからもしかしたらもしかするかもしれないし。

 

「お前に私が逮捕できると・・・出来るのかお前は」

 

理解が早くてありがたいです。

 

「まぁ一応イ・ウーでナンバーワンやってますから」

 

「・・・OKだ。星伽白雪を誘拐するのは止めよう」

 

「ありがたい。お礼と言ってはなんだけど、明日武偵校の放課後に神崎・H・アリアをいたぶるんだけど、来ないか?」

 

これから行動を共にしていくためにも少し手の内を教えておく必要があるしな。

 

「私が行っても大丈夫なのか?」

 

「顔、知られてないんだろ?」

 

「あぁ、イ・ウーのメンバー以外にはな」

 

ならOK。

 

「じゃあ大丈夫だな、てな訳で明日の放課後に来てくれ」 

 

「わかった、まぁ楽しみにしておこう」

 

ボッコボコにしてやるからな、楽しめるだろ。

 

「あ、あと。司法取引と言うか、神崎かなえって人のために証言をしてもらいたんだけど・・・良いか?」

 

これはやっておかないとな。

 

「証言だけならな、身の安全は保証できるんだろうな?」

 

「それは俺が一緒に行くから安心して良いと思うぞ?」

 

いざとなったら記憶を操作すればOKだしな。

 

「お前が一緒ならいいだろ、何時だ?」

 

「まだ決まってない、まぁ解ったら連絡する・・・てな訳で連絡先please」

 

俺はポケットから携帯を取り出す。

 

「解った」

 

ジャンヌも携帯をポケットから取り出す。 

 

「じゃあ俺から送るから、受信頼む」

 

携帯を操作してアドレスを番号を送る。

 

「・・・ん、確かに。じゃあ今度はこっちだな」

 

ジャンヌが携帯を操作する・・・・よし来た。

 

「はい完了。じゃあ行こうか」

 

携帯をポケットにしまいながら言う。

 

「何処に?」

 

首を傾げるジャンヌ。

 

「俺の知り合いの家、って言うか恋人の家だな」

 

「なっ!?恋人がいるのか!」

 

・・・大きな声だなぁ。

 

「居るぞ」

 

「・・・そうだよな、こんな綺麗な顔してるんだし。はぁ~」

 

何か最後のため息以外は聞こえなかったけど、どうかしたのか?

 

「どうかしたのか?」

 

「いや、なんでもない」

 

「あぁ後、恋人二人いるから」

 

ピクッ

 

あれ、何か反応した。

 

「い、今何て言った?」

 

「ん?恋人が二人居るって」

 

ガバッ!

 

「ホントか!?」

 

「あぁ、同時に告白されたから。最低だと思うけど、どっちか一人って出来なくてな」

 

・・・あれ?何で後ろを向いているんだ?しかも若干肩が動いて、その動きからガッツポーズをしているのが解るけど・・・何故ガッツポーズ?

 

「そうか、まぁ良い。早く私をそこに連れていけ」

 

「・・・了解、じゃあ少しその場から動くなよ」

 

俺は魔眼を使う。

 

場所はレキの部屋で良かったんだよな。

 

「じゃあ行くぞ」

 

「なに?」

 

俺とジャンヌを囲むように魔法陣を展開させて指定のポイントまで転移する。

 

 

 

 

 

 

「はい到着」

 

やっぱり便利だな、魔眼を使っての転移。見た目はまぁ、あれだけど。

 

「・・・凄いな、これは転移と言うやつか?」

 

「あんまし驚かないんだな」

 

「イ・ウーは非常識の集まりだからな、耐性はつく」

 

それでも何故か俺の腕にしがみついているけどな、まぁ少しは驚いているようで良かった。

 

「納得だ」

 

あえてしがみついている事にはノータッチ。

 

「で、この部屋がお前のその・・・恋人の部屋なのか?」

 

ジャンヌが目の前の扉を見ながら言う。

 

「そ、もう二人は中に居ると思うから入るか」

 

ピンポーン

 

ガチャ

 

速っ!

 

「ソウ、いらっし・・・」

 

「どうしたレキ?」

 

何かレキがジャンヌの方を向いたとたんに固まったんだけど。

 

「レキ~、どうしたの?ソウが来たんでしょ」

 

あ、欄豹が奥から顔を出した。

 

「欄豹、レキが固まった」

 

「何で?」

 

「さぁ?俺のさっき学校で言った知り合いを見たら固まった」

 

「知り合い・・・あぁ!え、どんな人?」

 

欄豹がこっちに歩いてくる。

 

「さてさて、どんな人か、な・・・」

 

あれ?欄豹が固まった。

 

「フッ」

 

そして何故か固まっている二人を見て勝ち誇った顔をしているジャンヌさん・・・何故こうなった?

 

 

 

 
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