No.480512

緋弾のアリア  『転生者は何をする?』

闇風さん

ジャンヌ登場!!

2012-09-06 17:54:12 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:12001   閲覧ユーザー数:11431

双識side

 

「ソウゥ~!」

 

「うっさい早く来なさい!」

 

頑張れキンジ。

 

俺はキンジがピンクに引きずられて教室から出て行くのを見ていた・・・笑顔で。

 

「さて、レキの所にでも行くかな」

 

俺は廊下に出てレキのクラスへ歩いて行く。

 

それにしても男子の嫉妬の視線はウザイな。女子は何故かこっちを見るたびに赤くなる・・・風邪には気をつけろ。

 

「あ、レキ発見。お~いレキ~」

 

俺はレキの方に走っていく。

 

「ソウ、どうしたの?」

 

「いやさ、しばらくの間レキの部屋に泊めてくれn「喜んで!」・・・ありがとう」

 

驚いた、レキがあんな大声を出すなんて。周りの奴等全員凄い目でこっち見てるぞ。

 

「・・・で、何で急に?」

 

「あぁ、キンジの部屋にピンクと星雪が住み着くようになったから」

 

「なるほど(やった、ソウと二人きりの同棲生活!)」

 

「まった!私もレキの部屋に一緒に住む!」

 

・・・・・・

 

「どっから出て来た蘭豹」

 

「(コクン)」

 

何故か急に蘭豹が俺の首に後ろから抱きついて来た・・・柔らかい物が当たってるんだけど。

 

「歩いていたらソウの話し声が聞こえて来たから盗み聞きしてたらレキの家に住むとか言ってたから飛び出して来た」

 

流石は強襲科の顧問と言った所かな?

 

「レキ、私も良いよね?(ソウとの二人きりの同棲は認めない)」

 

「はい(ソウとの二人きりの同棲生活が・・・欄豹)」

 

何か二人の間で火花が飛び散ってるんだけど。

 

「おい、聞いたか」

 

「聞いた聞いた」

 

「双識がレキの家で蘭豹と三人で住むらしいぞ」

 

・・・何か周りにバレてるな。隠すつもりはなかったけど。

 

「「「「「・・・・・・・」」」」」

 

何この沈黙。まるで嵐が来る前の予兆のようま静けさだぞ。

 

「男の敵である夜刀をぶっ殺せぇぇえええええ!!」

 

「「「「「「よっしゃぁぁぁああああ!!」」」」」」

 

「何か騒がしくなったから逃げる。それと知り合いも一緒に部屋に行くかもしれないけど良いか?」

 

腰のホルスターからデザート・イーグルを二丁抜きざまに牽制として発砲しながら二人に言う。

 

「レキに任せるけど」

 

「私は大丈夫です。ソウさんの知り合いなら信用できますから」

 

「ありがと。後このサングラスと耳栓して」

 

俺は許可をもらえた事にお礼を言いながらポケットから特殊なサングラスと耳栓(今創った)を二人に渡した。

 

「つけました」

 

「私も」

 

「良し」

 

俺は周りを見渡す・・・あの馬鹿共以外は居ないな。

 

「これでも喰らえって」

 

俺はポケットからフラッシュグレネードを取り出し栓を抜いて前方に投げつける・・・4つ程。

 

バァァアアン!!

 

もの凄い音と光が馬鹿共に襲い掛かる・・・俺?俺はチートだもん。

 

「「「「「「「「うぎゃあぁああ!!目が!目がぁぁ!!!」」」」」」」」

 

「モテないムスカ共乙!!」

 

・・・何か叫ばなければいけなかった。

 

「じゃあな」

 

二人に声を掛けて来てから俺は窓から飛び降りた。空中で空間を開いてそのまま目的地まで移動した。

 

 

 

 

 

ズズッ

 

「良し到着」

 

「「「「「「「「夜刀どこだぁぁあああ!!!」」」」」」」

 

・・・凄いな、ここまで聞こえて来たぞ。

 

武偵校からは離れているのに。

 

で、ここだなジャンヌがいる場所は。

 

ピンポーン

 

「・・・・・」

 

まぁ当然出てこないだろうな。だって此処は無人って事になってるし。だが諦めない!

 

ピンポーンピンポーン

 

「・・・・・」

 

まだ出てこないか、ならここはあのピンクがやったウザさMAXのピンポン連打を。

 

ピンポーンピンピンピンピンピンピンポーピピピピピピピピピピピピピンポーンピンポーンピピポー「ザシュッ」ン

 

「ザシュッ?」

 

何その何かで肉を切ったような音

 

ピチャ ピチャ

 

そしてこの何か液体が垂れる音・・・さっきの音も何か切った中に液体がないと出ない音だからな。

 

何か俺、デュランダルで刺されてる!?何か聖剣で刺されてるよ!・・・いや、此処では魔剣か。

そんな事より此処は空気を読んで倒れてた方がいいのかな?

 

ズルッ、ドサッ!

 

にしても流石ウザさナンバーワンのピンクのやる事だ・・・まさか刺されるとはな。

 

ガチャ

 

あ、扉が空いた。

 

「まったく、何で此処が武偵校の生徒にバレたんだ?」

 

ズルズル

 

あ、運んでくれてんの?ありがとうございまぁーす。

 

ズルズルズルズルズル・・・ドサッ

 

「さて・・・よく見ると中々な顔立ちをしているな。殺すのは惜しかったか」

 

あ、ありがとうございます。

 

「殺してしまったなら仕方ない、綺麗な状態なまま凍らせて腐敗しないようにするか」

 

・・・はい?凍らせると?

 

「ではやるか」

 

何か部屋の空気が下がってきましたけど!?ダイアモンドダストが発生してますけど!!

 

「ちょっと待ったぁ!」

 

俺は勢い良く起き上がる。

 

「な!?お前まだ生きていたのか!?」

 

ジャンヌは驚きつつもデュランダルを構える。

 

「あぁ、ストップ。ちょっと待った」

 

「・・・何だ?」

 

デュランダルは下ろさずとも話は聞いてくれるようだ。

 

「俺は話をしに来ただけ」

 

「話?内容は?」

 

「星雪をを襲うのを止めてもらいたい。というか止めろ」

 

「・・・何故その事を知っている?」

 

何故?そんなの・・・

 

「俺がイ・ウーナンバーワンの実力者、夜刀双識だからだけど」

 

「・・・は?お、お前が教授が言っていた新人でナンバーワンになった奴なのか?」

 

「そうだよ。何なら証拠だす?」

 

俺はポケットから携帯を取り出してシャーロックにかける。

 

プルルルルル

 

プルルルガチャ

 

『もしもし?』

 

「あ、シャーロック?」

 

『君が僕の番号に掛けて来たんだから僕で合ってるよ』

 

「あのさ、ジャンヌに俺がイ・ウーの新人だって言ってよ」

 

『お安い御用さ』

 

「ほら、証拠」

 

そう言ってジャンヌに携帯を渡す。

 

「教授ですか?」

 

しばらくジャンヌとシャーロックが話していたから俺はナイフを創ってジャグリングしている。

 

 

 

「終わったぞ」

 

どうやら話が終わったらしい。

 

「で、何だって?」

 

俺はナイフを空間に落とす。

 

「確かに新人であってるようだな。・・・それとさっきのナイフは何処にしまった?」

 

「ん、俺の能力」

 

「・・・お前も能力を持っていたのか。Gは?」

 

「え~と、47」

 

「な!?47だと!!」

 

みんなこのリアクションですね・・・解ります。

 

「そう、ちなみにさっきのとは別だけどね」

 

「・・・やってみてくれないか?」

 

「別に良いけど、じゃあ俺に斬りかかって来てよ」

 

「いいのか?バッサリ行ってしまうぞ?」

 

反射するから問題無い。

 

「大丈夫だから。もしかして俺の事心配してくれてる?だとしたらありがと」

 

「そそそ、そんな訳ないだろ!ただ血を片付けるのが面倒なだけだ!!////」

 

・・・何で顔が赤い?

 

「そっか。まぁ心配ないから斬りかかって来てよ」

 

「心配何かしていないと言っただろ!///」

 

顔を赤くして・・・怒ったようだ。証拠に上段から斬りかかって来た。

 

キィン!

 

反射、反射。

 

「なっ!?」

 

また斬りかかって来る。

 

キィンッ!

 

反射するから無駄~。

 

「一体なんの能力何だ?」

 

デュランダルを下げて聞いてくる・・・あ、もう終わり。

 

「これは。ベクトル操作だ」

 

「ベクトル操作?」

 

「そう、俺はあらゆる物の力の向きなどを操作する事が出来る」

 

「・・・・それって無敵じゃないか」

 

おぉ!流石天才、今言った事だけで理解したんだ。

 

「まぁ、酸素とかが無くなったら死ぬけど」

 

「そんなの相手だって死ぬだろう。しかもお前は速度もそれなりに出せるんだろう?」

 

「出せるよ、足に掛かる力を全て進行方向に向ければね。あと双識ね」

 

「何がだ?」

 

「俺の名前、親しい人はソウって呼んでるけど。まぁ、役一人は親しくないのに呼んでるけど」

 

「・・・・良いのか?」

 

「何が?」

 

「今日初めて合った私にその・・・親しい呼び名を教えても」

 

あぁ、その事。

 

「全然OK。だってジャンヌみたいに綺麗な女性に親しい名前で呼んで頂けるなんて嬉しい事だし」

 

これはマジの本音です。だって普通にジャンヌ綺麗じゃん、銀髪に青い瞳・・・Sの様な顔。

 

・・・虐めてみたいなぁ。

 

最後のは無しで!

 

「わ、私が美人!?////」

 

「そう、美人。だからソウって呼んで」

 

俺はジャンヌの顎を指で持ち上げて向き合う、笑顔で。

 

何か物凄い心が踊る。何かSっぽい顔の美人ってとってからかいたくなる。

 

「ふ、ふぇっ!?(ボンッ)//////」

 

「・・・あれ?ジャンヌー?」

 

何か物凄い可愛い声を上げて気絶してしまった・・・声はしっかり録音してあります。

 

ペチペチ

 

「ふにゃあ~」

 

ダメだ、起きる気配が一向にない。このままじゃあ体を痛めるよな。

 

「よいしょ」

 

ジャンヌを持ち上げてベットに運ぶ。

 

「・・・あぁ、此処ベットないじゃん」

 

仕方ないから膝枕をする・・・俺の足って男なのに毛が一本もないし。

 

膝何か無駄に柔らかいらしい・・・byレキ

 

「暇だぁ」

 

俺はジャンヌに膝枕をしながらそう呟いた。

 

 


 
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