No.491866

貴方と人生を共に 海外編4

少し遅くなりましたが、海外編4話です。

2012-10-04 00:44:35 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:2550   閲覧ユーザー数:2099

???

 

 

???「今日もいい天気だ・・・あら?男の人?」

 

女の子が男の近くに寄ると

 

???「!!すごい傷!鈴々!」

 

鈴々「どうしたのだ・・・お兄ちゃん!」

 

???「知ってるのか?鈴々」

 

鈴々「冥琳姉に前話したのだ!」

 

冥琳「昔の記憶ってやつか?」

 

鈴々「そうなのだ!」

 

冥琳「それより、早く家へ!」

 

鈴々「わかったのだ!」

 

2人は部屋へ運び込んだ。

 

???「ただいま~」

 

鈴々「琉流!お兄ちゃんなのだ!」

 

琉流「兄様!」

 

冥琳「早く!医者を!」

 

琉流「はいっ!」

 

医者が来て、至急手術をした。

 

一命は取り留めたが・・・目を覚まさない。

 

医者「いやはや・・・すごいと言うしかない。」

 

冥琳「どう言う事ですか?」

 

医者「うむっ急所には外れていたんだが・・・

 

紙一重で外れていた・・・としか言えんな。」

 

冥琳「って事は・・・自分から急所を外れる様に動いたか、

 

あるいは相手が下手だったか、相手が手加減したって事でよろしいかな?」

 

華佗「だろうな・・・間違いなく後1ミリで、心臓に当たっていただろうな。

 

それと、動脈もそうだが、撃たれた傷からも、出血は酷い物の・・・

 

うまく脈の間を貫通している感じなんだ・・・神業と言うしかないな。

 

とりあえず弾は取り除いたし、後は生命力だな

 

・・・人をはるかに超えている体か・・・

 

血も大量に出てた・・・しかも、撃たれて数日は立っている。

 

なのに、まだ生きてる・・・医者としては研究したいがな。」

 

冥琳「そうですか・・・」

 

琉流、鈴々は必死で看病していた。

 

鈴々「お兄ちゃんは助かったのか?」

 

華佗「ああ。」

 

そして・・・

 

 

 

 

 

 

一刀「・・・う・・・ここ・・・は?」

 

琉流「目を覚ましました!」

 

一刀「俺は・・・どうして・・・ここに?」

 

冥琳「お前が流れていたからな、

 

引き上げたんだ。」

 

一刀「俺は誰だ?・・・一刀・・・としか覚えていない」

 

鈴々「お兄ちゃん!!」

 

抱きっ

 

一刀「ぐへっ」

 

冥琳「こら!鈴々!傷口がまた開くぞ!」

 

鈴々「ゴメンなのだ・・・」

 

一刀「・・・俺はお前のお兄ちゃんなのか?」

 

鈴々「そうなのだ!」

 

琉流「兄様・・・会いたかったです・・・」

 

一刀「?君も俺の妹?」

 

琉流「はいっ!」

 

華佗「記憶喪失か・・・ある程度は覚えてるみたいだけどな。

 

重要な部分だけ忘れているって事か・・・どうする?捜索届けでも出すのか?

 

俺的にはここに居てもらう方がいいがな。」

 

冥琳「妹達も喜んでいるし、しばらくはこの家に置くさ」

 

華佗「分かった。定期的に診断に来る様に言っといてくれ。」

 

冥琳「分かった。伝えよう」

 

華佗「では、お大事に」

 

数日が経ち・・・

 

 

 

 

 

診療所

 

華佗「ふむっ、完全に完治しているな。

 

すごい再生能力だな」

 

一刀「そうなのか?」

 

華佗「ああ、まだ、10日しか経っていないのに

 

傷跡すら薄くなってる・・・物怪か?」

 

一刀「人間・・・だと思う。」

 

華佗「まあ、今日で診断は終わりだ。」

 

一刀「ありがとうございます。」

 

華佗「後、気がかなり減ってるようだから、

 

針を刺すぞ・・・おまけだ。」

 

一刀「じゃあ、お願いします。」

 

華佗「任せろ・・・元気になれーーー!」

 

プスッ

 

華佗「これで良いだろう、また何か症状が出たら、

 

言ってくれ。」

 

一刀「分かりました。」

 

華佗「お大事に。」

 

一刀は診療所からそのまま畑仕事を手伝いに行った。

 

一刀「鈴々、遊ぶくらいなら畑の仕事手伝え」

 

鈴々「めんどいのだ」

 

一刀「じゃあ、一緒に寝てあげない~」

 

鈴々「ううっわかったのだ・・・」

 

一刀「よろしい」

 

冥琳「ふふっ」

 

冥琳は微笑みながら見ていた。

 

この日々が続きますようにと願いながら。

 

 

 

 

 

FBI本部

 

ボス「レーナ!一刀の情報だ!

 

香港で見たと言う情報を掴んだぞ!」

 

レーナ「ホント!」

 

ボス「ああ。それらしい人物を見たと言うが

 

確かではないぞ?」

 

レーナ「それでも、行かないよりはマシよ」

 

ボス「そうだな。では、至急飛んでくれ!」

 

レーナ「OKボス!」

 

レーナは直ぐに香港へ

 

 

 

 

北郷邸

 

左慈「一刀が見つかったのか!」

 

于吉「ええ、先ほどレーナさんから連絡がありました。

 

それらしい人物が香港に居ると」

 

華琳「それだけでも十分よ!」

 

月「行きましょう!香港へ!」

 

雪蓮「あっちでレーナと合流する事になってるわ。」

 

華琳「急ぎましょ!」

 

 

 

 

 

 

香港

 

市場

 

琉流「これ、もう少し安くならないですか?」

 

肉屋「他の肉を買ってくれれば安くするけど・・・

 

どうする?琉流ちゃん」

 

琉流「分かりました。じゃあ鶏肉もらいます。」

 

肉屋「琉流ちゃんに少しおまけだ」

 

肉屋のおじさんは鶏肉を少し太く切ってくれた。

 

琉流「ありがとうございます。」

 

魚屋「琉流ちゃん~こっちにもいい魚が入ったよ」

 

琉流「じゃあ、たたきにしてください」

 

魚屋「あいよ!」

 

一刀「琉流は人気だな」

 

なでなで

 

琉流「毎週買いに来ていますから///

 

そろそろ行きましょうか」

 

一刀「だな。」

 

2人は車に乗り出て行く。

 

 

 

一刀の反対側

 

華琳「レーナ!一刀は見つかった!」

 

レーナ「まだよ」

 

月「情報収集しましょう!」

 

華琳「雪蓮!あなたの勘は働かないの?」

 

雪蓮「ごめんなさい・・・何か邪魔していて

 

働かないのよ」

 

華琳「くっ!」

 

街人「車が通るぞ~」

 

そして・・・すれ違う・・・

 

華琳「何としても情報を集めなさい!」

 

一同『はいっ!』

 

華琳「(何処にいるのよ・・・一刀・・・会いたい・・・

 

神様・・・どうか・・・一刀と会わせて欲しい・・・

 

もう一度・・・会いたい・・・)」

 

月「(ご主人様!私が必ず探します!・・・)」

 

 

 

 

 

 


 
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