No.489730

貴方と人生を共にif~華琳√

if~華琳√です。

2012-09-29 02:18:04 投稿 / 全21ページ    総閲覧数:3521   閲覧ユーザー数:2991

 

華琳√

 

 

 

男達が体育倉庫に向かっている。

 

1 付いていく

 

2 先生に報告する。

 

3 皆で行こう

 

 

一刀「3番だな」

 

左慈「?」

 

一刀「・・・あの男達怪しくないか?」

 

5人は目線よ辿る。

 

華琳「・・・怪しいわね」

 

レーナ「ええ、すごく怪しいわ」

 

星「まあ、よからぬ事でしょうな・・・」

 

月「行って見ますか?」

 

一刀「そうだな。」

 

一同は付いていく事に。

 

男B「キョロキョロッ」

 

一刀「何してんだ?」

 

男B「いや・・・何も・・・」

 

ボコッ

 

バタンッ

 

左慈「容赦ないな・・・」

 

一刀「悪い匂いがプンプンしてっからな」

 

ガラガラガラッ

 

男A「おそい・・・ぞ」

 

一刀「おお!遅れたか?」

 

男A「北郷一刀!」

 

一刀「俺だけど?・・・ちなみに、

 

周りの奴は倒したぞ。もうすぐ先生も来るしな。」

 

男A「そっそんな・・・」

 

星「ほう・・・私の写真とは・・・株が上がりましたな」

 

華琳「・・・私の写真もあるわね・・・

 

データはこれだけかしら?」

 

一刀「どうなんだ!アァ!」

 

左慈「威嚇してどうする・・・気持ちは分かるがな」

 

男A「ぜっ全部です!」

 

一刀「分かった・・・お休み」

 

ボコッ

 

バタンッ

 

ちょうど、そこへ

 

潤香「どうした!」

 

一刀「実は・・・こいつらが盗撮写真を

 

持ってたんです。そして、こいつが盗撮犯です。」

 

男Aを指指した。

 

潤香「なるほどな・・・直ぐに職員と理事長に報告する!」

 

潤香は携帯で職員を呼び出し、盗撮犯とそこに居た男達は

 

連れて行かれ、職員会議で一致し、退学処分となった。

 

盗撮犯は警察に捕まり、留置場に。

 

 

 

 

理事長室

 

貂蝉「お手柄ね♪」

 

潤香「よくやったな」

 

一刀「いえいえ、妹の写真とかばらまかれた

 

ら殺してる所でしたよHAHAHA」

 

左慈「(本気だったんじゃないか?)」

 

潤香「まあ、何にせよ・・・お手柄なのは

 

違いない、今日はとりあえず、帰れ」

 

一刀「分かりました。失礼します。」

 

バタンッ

 

 

 

愛紗「まさか、私の写真まであったとは・・・」

 

左慈「俺は奴に殺意を覚えたぞ」

 

一刀「同じく」

 

華琳「それより、これからどうする?」

 

一刀「そうだな・・・」

 

一刀「何処か寄ろうかな」

 

左慈「そうか。」

 

一刀「俺は、少し寄り道をして帰るわ

 

今日は、天和が雛里の家に泊まるって言ってたし、

 

姉さんも町内会で何かあるって言ってたしさ。

 

す○屋で何か買って帰るわ。」

 

左慈「付いて行くか?」

 

星「・・・メンマ丼・・・」

 

一刀「いや、今日は気分がいいし、飯買ってそのまま帰るわ

 

また、メールするよ。」

 

左慈「分かった。」

 

星「・・・メンマ丼・・・」

 

華琳「じゃあ、途中まで一緒に行きましょう。」

 

一刀「いいぞ。」

 

一同は門の前で別れた。

 

一刀「華琳は俺と一緒の方向でいいんだっけ?」

 

華琳「ええ。今日はバスで帰るつもりだしね。」

 

一刀「なるほどな。」

 

二人で街まで歩いていく。

 

一刀「(でも・・・こうして見ると

 

・・・可愛いよな・・・)」

 

華琳「/////」

 

 

バス停に着いた。

 

一刀「(もう少し一緒に居たいけど

 

・・・しょうがないか・・・いい匂いだった~)」

 

華琳「////バカ」

 

一刀「ん?何か言ったか?」

 

華琳「何でもないわよ!」

 

一刀「そうか・・・じゃあな」

 

華琳「ええ。」

 

一刀はそのまま街の中へ

 

華琳「・・・何処に行くのかしら・・・」

 

華琳は尾行する事にした。

 

 

 

 

街中

 

一刀「今日は、特盛で行くかな・・・

 

いやいや!今日は、カレーでもいいな・・・

 

・・・牛丼屋でカレーか・・・」

 

男1「そこのお前?北郷一刀だな?」

 

一刀「?そうだが?」

 

男1「これ、何だか分かるか?」

 

一刀「・・・何をしろってんだ?」

 

男1「何、ある人から頼まれてな?ち~っとばかし

 

付き合って欲しいんだわ」

 

一刀「・・・いいだろう・・・その変わり

 

写真は返してくれるんだよな?」

 

男1「いいぜ」

 

 

 

 

華琳「(何話してるのかしら)」

 

男1「(へへ~こんな写真で付いてくるとは

 

バカな男だぜ。たっぷり可愛がってやるぜ)」

 

華琳「!!一刀!・・・居ない?何処!」

 

華琳は必死に探していた。

 

 

 

 

 

廃墟ビル

 

そこには、数十人の男が居た。

 

男2「おらよ!」

 

ボコッ

 

一刀「くっ!へなちょこだな?

 

ガキのパンチか?」

 

男3「てめー!おらっ!」

 

ボコッ

 

一刀「クッ」

 

男1「かわいそうに~この写真をばらまかれたら

 

彼女は死にたいだろうね・・・ネットにばらまくかな~」

 

男4「おらっ!」

 

ボコッ

 

一刀「クッ」

 

一刀は既に1時間は殴られている。

 

男2「ったく・・・タフだな・・・おい!

 

これを使え」

 

ひょいっ

 

鉄の棒を渡した。

 

男4「こんだけタフなら大丈夫だろ」

 

一刀「やってみろ・・・(やばいな・・・そろそろ限界だぞ)」

 

男3「うらっ!」

 

ボゴッ

 

一刀「かはっ」

 

一刀はついに、血を吐いてしまった。

 

男1「ただの盗撮写真だけでこれだぜ?はははは~」

 

男3「こいつ呼び出してやっちまおうぜ?」

 

一刀「無理だろうな」

 

男3「この!アマァ!」

 

バゴッ

 

一刀「かはっ」

 

男1「ああ~あ、そろそろネットに流そうかな~」

 

一刀「やめろ!」

 

男「1おっと!押しちゃうよ~」

 

一刀「くっ!」

 

そこへ

 

華琳「一刀!」

 

一刀「華琳!何故ここに!」

 

華琳「血まみれじゃない!」

 

男1「おお~飛んで火にいる夏の虫だな~

 

こいつを返してほしけりゃ、携帯を渡しな」

 

華琳「・・・分かったわ」

 

カランッ

 

男1「何か隠してるかもしれんしな~ここで脱いでもらおうか?」

 

華琳「断るわ」

 

男「別にいいがな」

 

男はゼスチャーでやれの合図をする。

 

男2「うらっ!」

 

ボゴッ

 

男3「それよ!」

 

ボコッ

 

一刀「かはっ・・・」

 

華琳「分かった!分かったから・・・もうやめて」

 

華琳は涙しながら跪いた。

 

男1「ひゃははは~こいつはいいや!御坂家の令嬢のヌードだぜ?

 

写メりて~やつはいいぞ。その後は気持ち~事もしてやっからよ?」

 

一刀「やめろ!!!」

 

男1「うるせぇ!」

 

ボゴッ

 

一刀「かはっ・・・(意識が・・・か・・・りん)」

 

男1「全裸だぜ?俺が先にもらうからな?」

 

華琳「(一刀が助かるなら!)」

 

一刀「ヤメろ・・・ヤメロ・・・」

 

パキンッ

 

男2「アァ!グホッ」

 

バタンッ

 

一刀「・・・・」

 

男1「いいのかな~この画像送信しちゃうぞ~」

 

華琳に抱きつきながら、脅す。

 

華琳「いやっ!」

 

一刀「やってみろ・・・」

 

男は気づいてなかった・・・その腕が無い事に・・・

 

男1「あれ?・・・手っ手がーーーーー」

 

一刀「華琳・・・大丈夫か?」

 

華琳「・・・えっええ。ごめんなさい・・・」

 

一刀「待ってろ・・・片付ける・・・」

 

華琳「一刀・・・その目・・・」

 

一刀「北郷家は代々鬼の血を引いていると言われている。

 

俺も詳しくはしらんが、力が漲ってくるんだ・・・

 

お前を守りたいと言う力がな・・・目を瞑っていろ・・・」

 

華琳「はいっ!///」

 

・・・・・・

 

華琳が目を開けると・・・

 

目の前には・・・手首を切られた者も居れば・・・

 

両足を切られた者もいる・・・死んでは居ない・・・

 

一刀「すまんな・・・怖い思いさせて・・・」

 

バタンッ

 

華琳「一刀!」

 

華琳は直様一刀の元へ

 

華琳「何でこんな事を!」

 

一刀「華琳の恥ずかしい写真を誰にも

 

見せたくなかったんだ・・・」

 

華琳「バカ!・・・ばかぁ~!ううう・・・」

 

一刀「泣くなよ・・・綺麗な顔が台無しだぞ?」

 

華琳「でも!」

 

一刀「いいさ・・・俺はこれから自主する・・・

 

華琳・・・短い付き合いだったな・・・思い出すよ

 

・・・修学旅行でお前を助けた事・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀回想

 

一刀「あ~あ~暇だな~」

 

左慈「団体行動だしな。」

 

月「だめだよ!ちゃんと団体行動してくれなきゃ!」

 

愛紗「そうですよ!」

 

2人「へ~い」

 

一刀「何かオモロイ事ないかな~ん?」

 

一刀が裏路地に入った所で少女が攫われそうになっている。

 

一刀「(俺の前で誘拐とは・・・いい度胸だな)」

 

一刀は石をぶつけて。

 

ゴツンッ

 

組織「なんだ?」

 

ススッ

 

組織「女が居ないぞ!」

 

一刀「ここだよ~」

 

一刀近くの自販機の上に少女と乗っていた。

 

組織「クッ」

 

銃を取り出そうとするが・・・

 

一刀「ああ~そうそう・・・もう、終わってるよ?」

 

バタンバタンバタンッ

 

一刀「ほらね?・・・大丈夫かい?」

 

華琳「えっええ。///]

 

一刀「人さらいとかが居るから、こう言う裏路地には

 

入らない事!いいね?」

 

華琳「はいっ///(ドキドキする・・・これが・・・恋!)」

 

一刀「ん?どうした?」

 

そこへ

 

左慈「おお~い!行くぞ~」

 

一刀「すまんな・・・直ぐに立ち去るんだいいね?」

 

華琳「はい////」

 

 

 

 

 

聖フランチェスカ

 

潤香「静まれ!・・・転校生だ」

 

華琳「御坂華琳よ・・・よろしくね」

 

一同『おお!』

 

華琳「(あの人はどこかしら・・・いた!)」

 

潤香「席は・・・北郷の隣で良いな・・・って寝るな!」

 

ヒュー

 

カキンッ

 

潤香はチョークを投げたが・・・叩き落された。

 

一刀「zzzzzzz」

 

潤香「まったく・・・・」

 

華琳は一刀の隣に座った。

 

昼のチャイムがなり

 

一刀「ん・・・昼か・・・うわ!」

 

ガタンッ

 

そのまま尻餅を着いた。

 

華琳「おはよう。」

 

一刀「君は・・・確かあの時の?」

 

華琳「へぇ~覚えててくれたんだ。」

 

一刀「まあ、あんだけインパクトがでかけりゃな・・・」

 

華琳「そう・・・」

 

華琳は手を差し伸べる。

 

一刀もまた、手にしがみつく。

 

これが2人の出会いだった。

 

 

回想終了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀「あの時は、まさか転校してくるとはな。」

 

華琳「そうね・・・」

 

一刀「でもさ・・・前まではわかんなかったけどさ

 

・・・今なら分かる気がする・・・(華琳が好きって事が)」

 

華琳「そう///」

 

一刀「?」

 

華琳「いえ、何でもないわ・・・一刀

 

・・・実はね・・・私は貴方に一目惚れして

 

転校してきたのよ?」

 

一刀「そうなのか!?」

 

華琳「ええ。・・・私はね・・・

 

一刀が好きよ・・・これでもか!ってくらい

 

愛してるわ。」

 

一刀「華琳・・・俺も好きだ・・・

 

俺もこれでもか!ってくらい愛してる。」

 

華琳「ふふっそう・・・じゃあ、恋人同士ね」

 

一刀「だな。ははっ・・・どうしようか・・・これ

 

・・・」

 

華琳「私に任せなさい」

 

ピッ

 

華琳「もしもし。お父様?」

 

父「おお~!華琳♥どうした?」

 

華琳「実はね・・・・って事なの」

 

父「ゆるせん!東京湾に鎮すればいいのか?」

 

華琳「お父様に任せます。」

 

父「分かった!直ぐにSPを向かわせる。

 

それと、その救ってくれた青年は大丈夫なのかね?」

 

華琳「分からないわ・・・傷がひどいの・・・」

 

父「任せないい!」

 

一刀「華琳・・・病院はいい!俺は大丈夫。

 

・・・だから・・・直ぐに回復するさ。

 

(それに華琳とまだ一緒に居たい)」

 

華琳「・・・ほんとね?」

 

一刀「ああ。もちろん」

 

華琳「お父様、この人ね・・・前にも助けてくれた人

 

なの・・・」

 

父「確か・・・北郷家の人か?」

 

華琳「ええ。」

 

父「百刀殿のお孫さんとは・・・運命ってやつかの~」

 

華琳「・・・ちなみみ、将来の伴侶になる人よ」

 

父「おお!そうか!・・・あの人の孫なら許せるな・・・百刀殿

 

にも恩があるしな・・・むしろ、ありがたい!」

 

華琳「そう。ありがとう・・・お父様」

 

父「ではな、帰りは気お付けるんじゃぞ?

 

百刀殿のお孫さんにもよろしく伝えてくれ。ありがとうと」

 

華琳「ええ。」

 

ピッ

 

一刀「知り合いだったんだな・・・」

 

華琳「そうらしいわね。」

 

一刀「・・・家に連れてってくれないか?

 

丸薬があるはずだから・・・クッ」

 

華琳「分かったわ!」

 

華琳は服を着てセバを呼び一刀の家へ

 

華琳「セバ。今日は帰らないわ」

 

セバ「了解しました。」

 

セバはそのまま帰宅していった。

 

華琳「もう少しよ!頑張って!」

 

華琳は一刀の部屋にたどり着き

 

そのままベッドに寝かせた。

 

一刀「引き出しの3段目にあるはず・・・」

 

華琳は3段目を探ると

 

華琳「これ?」

 

一刀「コクッ」

 

華琳は一錠を自分の口に含み・・・そのまま

 

自分の唾液で飲ませた。

 

一刀「・・・華琳の味がする・・・」

 

華琳「///バカ」

 

ぴょこんっ

 

一刀「・・・男だからな」

 

華琳「・・・・」

 

華琳はいきなり服を脱ぎ出す。

 

一刀「かっ華琳!」

 

華琳「じっとしてなさい・・・私がやるから・・・

 

初めてだけど・・・」

 

一刀「華琳・・・」

 

華琳はそのままズボンを下着ごと脱がした。

 

華琳「おっきい・・・」

 

一刀「ははっ」

 

華琳「一刀・・・・」

 

華琳はそのまま激しく求めた・・・♥

 

 

翌朝

 

一刀「ん・・・」

 

華琳「おはよう。ふふっ」

 

一刀「おはよう・・・んっ」

 

華琳との熱い口づけを交わした。

 

華琳「体はどう?」

 

一刀「ああ。完全とは言わないけど、

 

動くぞ!ほら!」

 

クラッ

 

華琳「一刀!」

 

一刀「いや、まだ疲れが残ってるみたいだわ」

 

華琳「今日が休みでほんとによかったわ。」

 

一刀「まったくだな」

 

華琳は真剣な顔で見つめていた。

 

華琳「一刀・・・話しておかなければいけない

 

事があるの・・・」

 

一刀「なんだい?改まって」

 

華琳「実はね・・・私・・・相手の心が読めるの

 

・・・」

 

一刀「・・・マジ?」

 

華琳「コクッ・・・

 

まあ、今日朝起きたら使えなくなってたみたいだけど」

 

一刀「・・・信じるよ」

 

華琳「一刀?」

 

一刀「それにさ・・・もうそんな物必要ないと思うぞ?」

 

華琳「でも・・・怖いの・・・」

 

震えている華琳を優しく抱きしめる。

 

一刀「華琳?相手の気持ちが分からないからこそ

 

知りたいんじゃない?相手を知ろうと思えば思うほど

 

その人の心が見えてくると思うんだ・・・

 

喧嘩したりもするかもしれないし、浮気かなって

 

心配になる事もある・・・

 

でもさ、そうやって積み重ねて愛ができるんだと思うよ」

 

華琳「・・・その通りね・・・今となってはもう、過去形ね

 

・・・一刀と一緒に居られる・・・今が幸せなの♥」

 

ギュッ

 

一刀「悪い子には・・・お仕置きだ♥」

 

再び深いキスをするが・・・

 

バタンッ

 

雪蓮「おめでとう!お二人さん!」

 

天和「悔しいけど・・・兄さんをよろしくお願いします・・・」

 

華琳「はいっ誠心誠意・・・愛する事を誓います!」

 

雪蓮「よろしい!でわでわ~若いお二人さんに今日を

 

あげるとしますか~天和~今日は私のおごりで好きな所

 

連れてってあげるわ~詠ちゃんと雛里ちゃんも誘ってね。」

 

天和「ぐぬぬぬっ・・・手を打とう・・・」

 

雪蓮「そうこなくっちゃwじゃあ、ごゆっくり~」

 

バタンッ

 

一刀「・・・すまんな」

 

華琳「いいのよ。・・・一刀・・・」

 

一刀「激しくしていい?」

 

華琳「うん♥」

 

2人は夜までいちゃついたと言う・・・♥

 

 

事後、華琳はセバの車で帰宅した。

 

 

一刀部屋

 

一刀「・・・華琳と・・・///」

 

一刀は頭をぽりぽりしながら家に入ろうとするが・・・

 

クラクラクラクラッ

 

一刀「なん・・・だ

 

(目が眩むし・・・フラフラする・・・)」

 

しばらくして

 

一刀「収まったな・・・まあ、疲れが抜けきってないんだろうな

 

・・・寝るか・・・」

 

一刀はそのまま眠る・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

教室

 

一刀「おはよう~ふぁ~」

 

左慈「聞いたぞ!一刀!華琳と付き合ってる

 

らしいじゃないか!しかも親公認なんて・・・

 

将来が約束された様なもんだな。」

 

一刀「俺は華琳だけが居ればいいさ」

 

月「・・・一刀ちゃんは・・・今・・・幸せ?」

 

月は真剣な表情で言う。

 

一刀「ああ・・・幸せだ」

 

月は微笑み

 

月「そうですか・・・おめでとうございます」

 

一刀「ありがとう・・・月」

 

華琳「おはよう♥一刀♥」

 

一刀「おはよう。華琳♥」

 

一同『お熱いね~』

 

一刀「うっうるせぇ!///」

 

華琳「ふふっ」

 

レーナ「華琳ずる~い」

 

華琳「早いもの勝ちよ。」

 

レーナ「ぶうぶう~一刀~

 

何時でも愛人になってあげるからね~」

 

月「わっ私も!」

 

華琳「それは無理よ。・・・私の物だから」

 

2「OTZ」

 

華琳「ね♥」

 

一刀「おっおう!」

 

潤香「席に着け~HRはじめるぞ~」

 

華琳「そういえばね、今日お父様が会いたいって

 

言ってるんだけど、どう?」

 

一刀「おっお父様!・・・早すぎないか?」

 

華琳「いいじゃない。親公認なんだから」

 

一刀「そっそうだけど・・・分かったよ・・・はぁ~」

 

華琳「やった!」

 

 

 

 

放課後

 

左慈「じゃあ、頑張れよ」

 

一刀「おう!(約2名の視線が痛いけど)」

 

 

 

校門前

 

セバ「一刀様、華琳様どうぞ」

 

一刀「ありがとう。」

 

華琳「じゃあ。行きましょう」

 

一刀「あっああ。」

 

華琳「緊張しなくてもいいのよ」

 

一刀「あっああ。」

 

華琳「・・・とりあえず、乗りなさい」

 

一刀「わっ分かった」

 

車に乗り、御坂家の屋敷へ

 

 

御坂家玄関

 

メイド達『お帰りなさいませ華琳お嬢様。

 

いらっしゃいませ、一刀様』

 

一刀「はっはぁ」

 

華琳「こっちよ」

 

一刀はぎこちない足で華琳父が待つ部屋へ

 

コンコンッ

 

華琳「お父様、連れてまいりました。」

 

ガチャッ

 

華琳父「おお!君が北郷君かね?・・・百刀殿に

 

よく似ているな。」

 

一刀「はっはい!北郷一刀と申します!」

 

華琳父「そう、かしこまるな。婿殿」

 

一刀「1つ聞きたいんですが・・・じいちゃんとは

 

どんな関係だったんですか?」

 

華琳父「大恩人だな・・・恩を返す前に・・・

 

逝ってしまわれたがな」

 

華琳父は寂しそうに上を向く。

 

華琳父「あの人のおかげで私は今・・・ここにいる・・・

 

・・・実はな・・・私も北郷流を学んでいたんだ。」

 

2人「マジ!」

 

華琳父「はっはっは!マジだ!私はお前とも結構

 

会ってるのだがな・・・華琳、お前も覚えてないと思うが・・・」

 

華琳父は、引き出しから写真を1枚出した。

 

一刀「これは・・・いつも飴をくれた人?」

 

華琳父「はっはっは!そうじゃよ?」

 

華琳「もう一人は・・・私?」

 

華琳父「なんだ、覚えとらんのか?」

 

華琳「ええ・・・いえ・・・おぼろげに

 

思い出してきたわ・・・私・・・一刀に会ってるわ。」

 

一刀「ほんとに!?」

 

華琳「覚えてないの?一君」

 

一刀「・・・一君・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

回想

 

百刀「ほほう・・・こやつがお主の」

 

華琳父「はいっ!華琳と申します!」

 

華琳「華琳です。よろしくお願いします。」

 

百刀「うむ!よろしくされよう!」

 

華琳父「じゃあ、お父さんは稽古があるからな」

 

華琳「はいっ」

 

そこへ・・・リトル一刀が来る。

 

百刀「一刀か。」

 

一刀「じいちゃん。門下生の人・・・全員に勝ったよ。」

 

当時5才

 

華琳父「5才で大人をゴボウ抜きするなんで、百刀さんの

 

お孫さんはすごいですな!」

 

百刀「かっかっか!」

 

一刀「じいちゃん、最後に少し立ち会って」

 

百刀「いいじゃろう!」

 

数十合打ち合い・・・百刀のギリギリ勝ちで終わる。

 

一刀「いつっ!じいちゃん!手加減してよ」

 

百刀「かっかっか!まだまだ未熟!(危なかったわい)」

 

華琳父「一刀君、飴をあげよう。」

 

一刀「ホント!ありがとう・・・この子は?」

 

華琳は物欲しそうに見ている・

 

一刀「・・・はい!あげる!一緒に食べよう」

 

華琳「うんっ!」

 

2人は家の中へ

 

百刀「うむっ!青春よの~」

 

華琳父「一刀君なら私の娘を託せますね。」

 

百刀「かっかっか!そうか!ちなみにな、

 

あやつは高校入試にまでの知能は持っておるぞ?」

 

華琳父「ほっほんとですか!・・・貴方は怪物を作ろうと

 

してません?」

 

百刀「かっかっか!怪物か!良い例えじゃ!

 

それより、道着に着替えよ!」

 

華琳父「はっ!」

 

北郷流は防具は一切付けない。(練習試合、大会以外)

 

もちろん、当たれば痛い・・・だが、痛みが分かるからこそ

 

もっと強くなろうとするとの事。

 

2人は数合打ち合い、百刀が迷いに気づく。

 

百刀「・・・お主・・・何を迷っている。」

 

華琳父「えっ」

 

百刀「木刀から伝わってくるぞ?・・・

 

お主はまだ若い・・・空回りする事もあるじゃろ

 

・・・じゃがな?空回りすればいいんじゃ・・・

 

そうして、男は強くなるんじゃ・・・心をしっかり持て!

 

ここに居る者はワシの息子同然じゃ・・・何時でもこい!」

 

華琳父「(この人にはかなわないな・・・)はい!」

 

数年後・・・82才・・・天命を全うし・・・息を引き取った・・・

 

 

回想終了

 

 

 

 

一刀「そんなことが・・・」

 

華琳父「すまん!」

 

華琳父は頭を下げる。

 

一刀「いいんですよ。じいちゃんも天命を全うして

 

逝ったんですから・・・」

 

華琳父「・・・ありがとう・・・華琳をよろしく頼む。」

 

一刀「もちろんですよ!」

 

華琳「/////」

 

その後食事をし、そのまま帰宅した。

 

セバ「一刀様、華琳お嬢様をよろしく頼みます。

 

ワシにとっても娘同然のお方・・・貴方なら任せられる。」

 

一刀「はい!」

 

セバ「ではっ」

 

一刀はセバを見送った。

 

一刀「さて、かえる・・・クッ」

 

クラッ

 

一刀「何なんだ!いったい・・・

 

頭が痛い・・・」

 

しばらく壁にもたれ掛かり・・・

 

一刀「収まったか・・・病院行くかな・・・

 

いや、ただの風邪かもしれないし・・・薬

 

飲んで寝るかな」

 

ガラガラッ

 

雪蓮「おかえり~?どうしたの?」

 

一刀「風邪みたい・・・薬ある?」

 

雪蓮「待っててね」

 

雪蓮はそのまま救急箱から風邪薬を持ってきた。

 

一刀「ありがとう。姉さん」

 

雪蓮「御飯作ってあるから、食べてから飲みなさいよ?」

 

一刀「ああ。」

 

天和「兄さん~今日は餃子だよ~」

 

一刀「お!いいな!」

 

雪蓮「ふふっ 早く手を洗ってきなさい」

 

一刀「は~い」

 

一刀は手を洗い御飯を食べて薬を飲んだ。

 

一刀「ふぁ~・・・寝よう・・・」

 

 

 

 

 

月日は流れ・・・12月

 

街中

 

華琳「もうすぐ、クリスマスね」

 

一刀「だな。」

 

華琳「うっ・・・」

 

華琳は口を抑えながら

 

華琳「ごめんなさい」

 

一刀「大丈夫か?」

 

華琳「・・・やっぱり・・・」

 

一刀「?」

 

華琳「私ね・・・あの日が来ないの」

 

一刀「あの日?」

 

華琳「だ・か・ら!赤ちゃんが出来た可能性があるの!」

 

一刀「・・・ほんとか!やった!」

 

抱きっ

 

華琳「もう・・・」

 

一刀「俺の子だよな!」

 

華琳「貴方以外誰が居るのよ」

 

一刀「そうか!そうか!」

 

華琳「明日、病院に行ってくるわ」

 

一刀「俺も行こう!お父さんが付いてないとな!」

 

華琳「///バカ」

 

 

 

翌日

 

医師「妊娠8週間ですね。」

 

一刀「でも、お腹は出てないですよ?」

 

医師「いえ、大きくなりにくい人も多いんですよ

 

それに、まだ、8週間です。油断はできません。」

 

華琳「そうですか」

 

一刀「やったぞ!華琳!」

 

華琳「はしゃぎすぎよ!///」

 

一刀「すっすまん・・・」

 

医師「ごほんっ・・・とにかく!安静にして下さい。」

 

華琳「はいっ」

 

一刀「ありがとうございます!」

 

医師「・・・それと、旦那さんの方ですが、

 

診察を受けてもらえますか?」

 

医師は一刀の異変に気づいていた。

 

一刀「?分かりました」

 

華琳「じゃあ、お父様に報告してくるわ。」

 

一刀「ああ。俺も直ぐに行く」

 

華琳は嬉しそうにそのまま出て行った。

 

一刀「それで、どうしたんですか?」

 

医師「最近、頭がクラクラする事ってありませんでしたか?」

 

一刀「ああ~ありました。」

 

医師「時々、体が動かなくなったり、震えたりって事とかは?」

 

一刀「ありましたね・・・それが何か?」

 

医師「・・・精密検査を受けてください・・・

 

脳に異常がある可能性があります。」

 

一刀「えっ・・・どういう事ですか?」

 

医師「まだ、断定はできませんけど・・・

 

・・・あくまで予想ですが・・・」

 

一刀「・・・検査を受ければはっきりとするんですよね?」

 

医師「はい。」

 

一刀「(華琳には心配かけられないな・・・)分かりました。」

 

医師「今直ぐ手配しますので待合室でお待ちください。」

 

一刀「はい。」

 

待合室へ

 

華琳「何かあった?」

 

一刀「いや、ついでに健康診断を受けないかってさ」

 

華琳「まあ、受けても問題ないと思うわ。

 

長生きしてもらわくちゃ困るもの。」

 

一刀「だな。・・・先に帰っといてくれ」

 

華琳「付き合うわよ?」

 

一刀「妊婦さんに無理させれないよ。」

 

一刀はお腹をさすった。

 

華琳「もう///分かったわ。結果はちゃんと知らせなさいよ?」

 

一刀「ああ。」

 

華琳はセバの車で屋敷に戻って行った・・・

 

しばらくして・・・

 

医師「・・・脳転移で間違いないですね・・・」

 

一刀「治るんですか!?」

 

医師「・・・」

 

一刀「治るんですか!」

 

医師「おそらく・・・手遅れでしょう・・・医師と

 

して失格ですね・・・今すぐ、入院なさってください!」

 

一刀「そんな!・・・もう・・・生きられないんですよね?」

 

医師「伸ばす事はできますが・・・」

 

一刀「そうですか・・・入院はしません

 

・・・楽しく生きようと思います・・・残りの人生を」

 

医師「そうですか・・・分かりました・・・」

 

一刀「失礼しました。」

 

看護婦「前向きな青年ですね・・・」

 

医師「・・・なんとかしてあげたいな・・・

 

百刀の友人として・・・」

 

 

 

 

 

ピッ

 

一刀「もしもし?華琳か?」

 

華琳「ええ。どうだったの?」

 

一刀「ああ。栄養が足りないから栄養を

 

取るようにだってさ。」

 

華琳「よかったわ・・・」

 

電話の後ろから

 

華琳父「おお!華琳!孫の服を一式そろえたぞ!

 

選んでくれ!」

 

華琳「はいはいっ。じゃあ、明日」

 

一刀「ああ。無理するなよ?」

 

華琳「ええ。」

 

ピッ

 

一刀「ごめんな・・・華琳・・・くっ・・・うううう」

 

しばらくは・・・そっとしておこう・・・

 

 

 

 

 

 

 

数日後

 

北郷家

 

ガラガラッ

 

雪蓮「あら?華琳ちゃん、いらっしゃい

 

それと、おめでとう」

 

華琳「ありがとうございます。お姉様」

 

雪蓮「お姉様なんていらねん♪」

 

華琳「一刀はいますか?」

 

雪蓮「寝てるんじゃないかしら?起こしてあげたら?」

 

華琳「はいっ!」

 

一刀の部屋へ

 

華琳「かず・・・と!一刀!一刀!」

 

一刀は扉の前で・・・倒れていた。

 

雪蓮「どうしたの?・・・一刀!」

 

直ぐに病院に運ばれた。

 

医師「・・・脳転移の・・・末期です・・・すいません

 

・・・話しておくべきでした・・・」

 

華琳「この前は何もないって!言ってたのに!何故!」

 

雪蓮「落ち着いて!・・・ほんとに・・・治らないんですか?」

 

医師「・・・方法はなくはないですが・・・華佗と言う医者

 

なら・・・あるいは・・・断定はできません・・・

 

ほんとに居る事すら分かりませんが・・・医師の間では

 

伝説になっているんです・・・」

 

華琳「!」

 

ピッ

 

華琳「直ぐに!華佗と言う医者を捜しなさい!早く!」

 

ピッ

 

華琳「・・・持って・・・どれくらいですか?」

 

医師「・・・今年中が・・・峠でしょう・・・」

 

雪蓮「そんな!・・・」

 

華琳「・・・・」

 

病室に向かった・・・

 

華琳「かず・・・と・・・」

 

華琳は既に・・・生気を失っていた・・・

 

雪蓮「・・・クッ」

 

雪蓮は拳を強く握り締めていた・・・

 

しばらくして

 

天和「兄さん・・・うそ・・・」

 

左慈「一刀!」

 

月「そんな・・・どうして!」

 

レーナ「NO・・・・」

 

星「一刀・・・」

 

雪蓮「皆・・・よく聞いて・・・

 

一刀はね・・・脳転移の・・・末期だそうよ

 

・・・生きられても・・・今年中らしいわ・・・」

 

5人『!!』

 

雪蓮「だからね・・・私達は私達にできる事を

 

しましょう・・・安らかに眠れる様に・・・」

 

左慈「くそ!!!!!!」

 

天和「兄さんが何したって言うのよ!

 

・・・ひどすぎるよ・・・うううう・・・」

 

月「一刀ちゃん・・・・」

 

レーナ「何で一刀ばかりに酷い事が起こるの!」

 

雪蓮「落ち着きなさい!・・・親友なら・・・最後まで

 

笑顔で見送ってあげなさい・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

華琳「かず・・・と・・・」

 

ブーブーブー

 

ピッ

 

華琳「もしもし・・・」

 

秘書「華琳様・・・華佗と言う医者は・・・

 

いません・・・」

 

華琳は追い打ちをかけられた・・・・

 

秘書「実は・・・

 

私は聖フランチェスカの卒業生なのですが・・・

 

参考になるかはわかりませんが・・・桃の木には

 

とてつもない力があると聞きました・・・

 

どんな願いでも叶えてくれると言う・・・

 

金の桃伝説があるらしいんです・・・すいません・・・」

 

華琳「・・・・」

 

ピッ

 

カランッ

 

 

華琳はもうどうでもよくなっていた・・・

 

何もかもが・・・真っ白に消えていく・・・

 

 

 

華琳はそのまま出て行く・・・

 

ガラガラ

 

雪蓮「華琳ちゃん?・・・!」

 

パシンッ

 

華琳「えっ」

 

雪蓮「正気に戻った?・・・

 

妊娠してる事もあるけど・・・精神不安定になってる

 

わよ・・・マタニティーブルーってやつね」

 

5人『妊娠!』

 

雪蓮「ええ。一刀の赤ちゃんが居るわ・・・

 

華琳ちゃん・・・貴方にはこの子を立派に

 

育てる義務があるのよ?死のうと考えないでね。」

 

華琳は正気に戻り・・・気づいた・・・

 

華琳「そう・・・ね・・・そうだわ!」

 

華琳は走って行った。

 

月「華琳さん!」

 

雪蓮「ダメよ・・・行かせてあげなさい・・・

 

大丈夫よ」

 

看護婦が慌てだした・・・その場に居た全員は・・・

 

時が止まったかのように感じた・・・

 

看護師「直ぐにドクターを!脈拍が低下してます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピー-ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桃の木

 

華琳「ハァハァハァ・・・お願い!

 

私の願いを聞いて欲しいの!

 

私の!私の大切な人を助けて!

 

何でもあげるわ!お金もある!

 

いくらでもあげるから・・・うう・・・

 

おね・・・がい・・・よ・・・」

 

しばらく泣き・・・

 

ブーブーブー

 

ピッ

 

華琳「・・・・」

 

雪蓮「華琳ちゃん!よく聞いて!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀が・・・息を引き取ったわ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピッ

 

 

華琳「・・・うそつき・・・

 

うそつき!うそつき!うそつき!!

 

ずっと傍に居るって言ったじゃない!

 

・・・何が魔法よ!何が伝説よ!」

 

華琳は木に向かって叫んだ・・・

 

華琳「アンタはいいわね!ただ立ってるだけで

 

崇められて!何もしないで!何が伝説よ!

 

何が神木よ!返してよ!一刀を・・・返してよ・・・ううう・・・」

 

ドンッ

 

華琳「返してよ!」

 

ドンドンッ

 

華琳「返してよ・・・」

 

ドンドンッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

華琳「帰ってきてよ・・・かずとーーーーーーーーー」

 

 

神木が一瞬光った・・・

 

 

 

 

 

数日後・・・葬儀が行われる事になった。

 

雪蓮「華琳ちゃんは来てないみたいね・・・」

 

月「それが良いと思います・・・耐えられないと思うので・・・」

 

レーナ「そうね・・・」

 

左慈「俺達は・・・笑顔で送ってやろう・・・」

 

天和「・・・・」

 

線香を1人1人あげに行く・・・

 

華琳父「(百刀殿・・・すいません・・・助けれませんでした・・・)」

 

華琳父は深く頭を下げた・・・

 

そして・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桃の木

 

華琳「・・・何してるんでしょうね・・・私・・・

 

あら?」

 

金の桃が落ちていた。

 

華琳「・・・今更・・・あむっ・・・」

 

華琳は桃を食べながら考えていた・・・

 

華琳「(一刀ともう一度会いたい・・・)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数年後

 

 

教会

 

華琳父「綺麗になったな・・・華琳」

 

麗羽「ええ・・・似合うわよ」

 

???「ママ・・・綺麗・・・」

 

華琳「そう・・・今まで・・・ありがとうございました。」

 

華琳は土下座した。

 

華琳父「幸せにな?あの人の子なら大丈夫だろ」

 

麗羽「ええ。奇跡の子ですから」

 

華琳「??」

 

 

そして・・・ヴァージンロードを歩く・・・

 

男「綺麗です」

 

華琳「そう・・・ですか・・・

 

(一刀・・・私・・・貴方を裏切ってしまった・・・

 

でもね・・・まだ信じてるの・・・貴方が来てくれるのを

 

・・・それとね・・・私はまだ貴方以外の男とはキスもしてない・・・

 

・・・夜も共にしてないし・・・手も繋いでない・・・貴方以外考えられないから

 

・・・でも・・・貴方はもう居ない・・・私も覚悟を決めます・・・)」

 

神父「・・・・」

 

男「どうしたんですか?」

 

一部『クスクスッ』

 

華琳「??」

 

SP「誰だ貴様!うわっ!」

 

バタンッ

 

???「遅くなっちまったな」

 

???「パパ~♥」

 

ギュッ

 

???「よく黙っててくれたな?」

 

???「えへへっ」

 

華琳「うそ・・・」

 

男「誰だ!お前!」

 

男の母「どう言う事ですか!」

 

麗羽「簡単に言うと・・・

 

この婚約は無しって事ですわ・・・(計画通りね)」

 

華琳父「はっはっはっは!」

 

男側のSPが取り押さえようとするが・・・

 

華琳父「何と無謀な・・・」

 

SP全滅

 

???「おい!そこのお前!・・・俺を倒したら認めてやるよ」

 

男「なっなに!いいだろう!」

 

木刀を渡した。

 

男「これでも、僕はスポーツ万能でね・・・はぁぁぁぁぁ!」

 

スッ

 

???「( ´ ▽ ` )ノ」

 

ドンッ

 

一刀「良い事教えてやろう・・・俺は北郷一刀

 

・・・鬼の一族って言われてるな・・・ちなみに・・・

 

最初から計画の内だったって事だよ・・・残念だったな?」

 

男「北郷一族!」

 

一刀「さて・・・俺の華琳に少しでも触れようとしたバツだ

 

・・・地獄で後悔しろ・・・」

 

ボコボコッ

 

男「きゅ~~~~」

 

雪蓮「一刀~遅いわよ?」

 

月「笑いを堪えるのが苦しかったです・・・」

 

左慈「だな。」

 

レーナ「surprise!」

 

華琳「ほん・・・もの?」

 

一刀「おいおい・・・俺の顔を忘れたのか?」

 

華琳「でも!貴方は死んだはず!」

 

一刀それはだな・・・

 

 

 

回想

 

華琳父はそのまま線香をあげ・・・席へ

 

雪蓮「次は私ね・・・」

 

雪蓮が線香をあげに行った時・・・

 

ガタンッ

 

雪蓮「えっ」

 

ボカーンッ

 

一刀「ったく・・・誰だよ!狭い所に閉めた奴は!」

 

一同『成仏してくれ!!!!!!』

 

一刀「・・・生きてるって・・・」

 

その後診断結果では・・・身体共に・・・健康・・・

 

病気は・・・無し・・・

 

医師「・・・信じられない・・・」

 

華琳父「早速華琳に・・・」

 

一刀「いや・・・知らせないで欲しいんです・・・

 

実は・・・旅に出ようと思うんです・・・

 

じいちゃんも旅に出たと聞きました・・・

 

もっと、華琳に相応しい男になる為に・・・」

 

華琳父「・・・絆を強くする為か・・・いいだろう・・・

 

孫には会ってあげるのが条件だ!あの子の親としては・・・複雑だがな」

 

一刀「ありがとうございます。」

 

華琳父「必ず・・・あの子の元へ・・・帰ってこい!」

 

左慈「人生を賭けた旅・・・だな」

 

レーナ「面白そうね~」

 

月「へぅ~華琳さんが可哀想な気がするんですけど・・・」

 

雪蓮「でも・・・ありだと思うわ」

 

天和「だね。それより・・・今は兄さんが生きててくれた方が

 

うれしいよ」

 

一刀「行ってきます。」

 

その後・・・謎の男が組織を鎮圧して回っていると

 

言う事が・・・新聞、テレビ一面を飾って・・・噂になっていた。

 

 

 

回想終了

 

 

 

 

 

華琳「・・・雨林・・・だから、あの人に近づかなかった

 

のね・・・」

 

雨林「そうだよ~パパはこの人だけだもん!汚らしい

 

男の手なんて握りたくないもん!」

 

男「OTZ」

 

華琳「・・・はっきり言うわね・・・まあ、私もだけど」

 

一刀「じゃあ、邪魔者は退散してもらおうか・・・」

 

ギロッ

 

男「あ・・・・あああ・・・ママ~~~~~~~ん」

 

男とその家族、親戚、SP連中は恐怖で逃げていった。

 

一刀「はっはっはっは!」

 

華琳父「・・・百刀殿に似てきたな・・・」

 

一刀「じゃあ、そんなドレスより・・・俺が選んだドレス

 

があるんだけど?」

 

華琳「着替えてくる!」

 

嬉しそうに華琳は、一刀のドレスを着に行く・・・

 

さっきのドレスはゴミ箱に捨てた。

 

神父「では・・・新郎一刀、あなたは

新婦華琳が

 

病めるときも、健やかなるときも

 

愛を持って、生涯

 

支えあう事を誓いますか?」

 

一刀「誓います」

 

神父「新婦華琳、あなたは

 

新郎一刀が

 

病めるときも、健やかなるときも

 

愛を持って、生涯

 

支えあう事を誓いますか?

 

華琳「誓います♥」

 

神父「では、指輪の交換を」

 

2人はお互いに交換しあった。

 

神父「では、誓の口づけを」

 

一刀「待たせてごめん・・・」

 

華琳「ホントよ・・・バカ///]

 

 

 

 

 

一同『ひゅ~ひゅ~』

 

左慈「幸せにな!」

 

レーナ「貴方達はbestpartnerね!」

 

月「幸せになってください!」

 

星「良い物語を紡いでくだされ」

 

天和「兄さん~

 

華琳さんを泣かせたら殴りに行くからね~」

 

雪蓮「貴方達はこれから、

 

共に生きなきゃだめよ?ね~雨林~」

 

雨林「うん!」

 

詠「おめでとうございます。」

 

雛里「おめでとうでしゅっ!」

 

潤香「よがっだ~~うぉ~~::」

 

貂蝉「その手を離しちゃだめよん♪」

 

華琳「ありがとう!華琳は幸せになります!」

 

ぽいっ

 

天和「私!!」

 

ブーケは天和に渡った・・・(次の√員だしな)

 

2人は見送られ、車で・・・桃の木へ

 

 

 

華琳「桃の木さん・・・悪口ばかり

 

言ってごめんなさい・・・そして・・・ありがとう」

 

すると!

 

あたり一面が桃色に変わる。

 

一刀「どうやら、祝福してくれてるみたいだね。」

 

華琳「ええ!・・・一刀・・・ここで・・・」

 

一刀「いいよ・・・」

 

2人はお互いを求め合った・・・

 

事後

 

一刀「・・・行こうか!」

 

華琳「ええ!もうこの手を離さないから!♥」

 

ギュッ

 

一刀「俺もだ!」

 

2人は桃色の桜並木を歩いていく・・・

 

人生と言う道が続く限り・・・

 

 

 

 

 

 

 


 
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