No.483665

真恋姫✝夢想 十文字伝第二話

白狐さん

ようやく物語が進み始めるのかな?
小説作成初心者の書く駄文なので生温かい目で見てあげてください。

追記:一刀達がいる場所が微妙だったので変更しました

2012-09-14 03:46:14 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:5931   閲覧ユーザー数:5129

「流星が落ちたのはこのあたりで間違いないですよね。」

「その筈。」

 

山の中を二人の少女が歩いていく。しばらく進むと一つの影を見つける。

 

「あっ!あそこに人が倒れています。もしかしたらあの人じゃないでしょうか?」

「…とりあえず近づいてみる。」

 

 

一刀Side

 

「う~ん、此処は?確か俺は管路さんから外史の説明を受けて…」

 

『三国志という世界の外史です。』

 

「あー、そうだった。というか、なんで服装が聖フランチェスカ学院の制服なんだ?まあ、とりあえず状況整理は後にして…そこに隠れてる二人は出てきたら?」

 

俺がそう言うと近くに会った茂みが動いて二人の少女が出てきた。

 

「とりあえず聞くけど、君たちは誰かな?」

「…人に名を訪ねる時はまず自分から名を名乗るべきだと思う。」

「そうか、じゃあまずはこちらから自己紹介。俺の名は北郷一刀だ。」

 

 

??Side

 

私が挑発的な言葉をかけたにも関わらず目の前の男は特に気にした様子もなく名を言ってきた

「姓が北で、名が郷、字が一刀?変わった名前。」

「いや、姓が北郷で、名が一刀、字ってやつは無いんだけど。」

「??ますます変わった名前。」

「まあいいや、君たちの名前は?」

 

隣にいる友人と顔を見合わせて自己紹介をする

 

「私は姓が司馬で、名は懿、字は仲達。」

「わっ私は姓が徐で、名は庶、字は元直と言いましゅ、わわ!噛んじゃった。」

「へっ?」

 

 

一刀Side

 

「へっ?」

 

自分でも間抜けな声が出たというのは分かっている。だが、目の前にいる二人が三国志の中でも特に有名な軍師だとは到底思えないのである。

 

まず徐庶と名乗った少女は何かの制服のようなものを着ており、髪の色は黒で長くのばしており頭に白いリボンをつけている。

こちらはまだ良い、だが問題なのは司馬懿と名乗った少女の方だ

こちらはこの時代には到底あるとは思えない黒を基調にしたゴスロリ服を着ているのだ。そして髪の色は輝く銀色でこちらも長く伸ばしている。

ちなみに二人ともかなりの小柄なのだが徐庶と名乗った少女はその体に不釣り合いなぐらい胸が育っている。司馬懿の方も徐庶には負けるもののなかなかの発育の良さである。

 

(何でこの時代にゴスロリ服なんてあるの!いや、それ以前にこの二人があの徐庶と司馬懿!?つまりこの外史は三国志の登場人物が女の子になっているということなのか?)

 

「あ、あの~何か問題でも?」

 

俺がいろいろ考えているとさっきの反応で何かあるのだろうかと思ったらしく徐庶が話しかけてきた

 

「いや、何でもない。それよりもいくつか質問していいかな?」

「あっ、はいどうぞ。」

「え~とそれじゃあ、今の王朝は?」

「?漢王朝に決まっています。ちなみに皇帝は劉宏様です。」

「じゃあここは何処なの?」

「冀州の鄴と呼ばれる場所です。」

 

(それじゃあ近くにいるなかで有名なのは袁紹あたりかな?)

 

「今度はこちらからの質問、良い?」

「ああ、俺で答えられることだったら。」

「じゃあ聞くけど、一刀は天の御使い様なの?」

「え~と、まずはその天の御使いってのはなんなの?」

「最近各地で噂になっている『天より流星と共に御使いが降りてくる。その者この大陸を安寧へと導かん』管路という占い師がこんな予言をして民たちは今、その天の御使いを待ち望んでいる。…もう一度聞くけど一刀は天の御使い様なの?」

 

(管路さんがそんなことを言っていたということは…)

 

「多分だけど、俺はその天の御使いという存在なんだと思う。」

 

そう言うと二人の顔はとても嬉しそうになった

 

「もしも一刀さんが天の御使いと言うならお願いがあります。私達と一緒にこの大陸を平和へと導いてはくれませんか!今各地では役人たちが民に重税を敷き私複を肥やしています。最近ではそれに我慢できなくなった民たちが族となって村を襲っている状態です。このままでは大陸は必ず乱世を迎えると私達は思っています。民たちを守るために私達に力を貸してください。」

「一刀、私からもお願い。私と徐庶の二人だけじゃやれることなんてほんのわずか。でも、一刀が力を貸してくれればもっとできることが増える私達に力を貸して」

「「お願い(します)!!」」

 

「俺は君たちの言う天の国じゃただの一般人だ。特別な力なんて持っていない。そんな俺でも君たちは力を貸してほしいの?」

 

「はい!」  「うん」

 

 

「わかった。こんな俺でよければ君たちの力となるよ」

「ありがとうございます!そしたら、私達の真名を受け取ってください。」

「えっと、ごめん真名って何?」

「真名を知らないんですか?」

「う、うん。」

「真名というのは親兄弟以外はその人の許しを得ないと読んではいけないその人の本質を表す聖なる名。もしも勝手に人の真名を呼べば殺されても文句は言えないの。」

「そんな名前俺に預けていいの?」

「はい!だって一刀様は私達のご主人様になるんですから。」

「ごっ、ご主人様!?」

「はい、先ほど私達に力を貸してくれるとおっしゃったじゃないですか。」

「確かに行ったけどご主人様っていうのはちょっと…」

「ダメ、ですか?」

「うっ、わかった君達のご主人様になろう。」

(あんな涙目+上目づかいで見つめられちゃ断れるわけないじゃないか。)

「それならまず私から、私の真名は”風里”と言います。この真名、一刀様にお預けします。それと、これからはご主人様と呼ばせてください。」

「次は私。私の真名は”藍里”この真名、一刀に預ける。」

「二人の真名しっかりと受けとったよ。だけど俺には返せる真名がないんだけど。」

「いいんです。それが文化の違いというなら私達は気にしませんから。ね、藍里。」

「(コクッ)」

「そうか、ありがとう二人ともこれからよろしくね。(ニコッ」

「「よ、よろしくお願いします////」

 

 

「ちなみにこれからどうするの?」

「少し行ったところに町があるのでそこで話しましょう。」

「分かったそれじゃあ行こうか。」

「はい!」

「ねえ一刀、それ一刀の武器?」

「そうだよ、名前は”月読”っていうんだけど。なんで?」

「それからなんだか変な感じがしたから。でも今はもう感じない気のせいだったかも。」

「そう…(外史の狭間から持ってきたからそのせいかな?)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある外史の狭間では

 

「なあ、管路よ”月読”を何処にやったか知らぬか?」

「何処って、一刀君に渡すようにと黄帝様がおっしゃたんじゃないですか。」

「儂は”天照”を渡すようにと言わなかったか?」

「いいえ、しっかりと”月読”を渡せと…なにかあったんですか?」

「実はあの”月読”は他とは違っていてな。」

「と、言いますと?」

「実はあれ……………」

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

いや~思いついたからつい書いちゃいましたよ

「突然0:00すぎてから打ち始めたもんな。」

いいじゃない別に、そしてオリキャラ登場!

「藍里と風里だな。」

頭の中で考えついたやつをそのまま表してみました。

「風里はともかく藍里の方はいろんなところで同じようなの見たことあるな。」

みんな同じような思考回路なんでしょ

「謝れ、今お前と同じような思考回路認定された人たち全員に謝れ。」

それはさすがにひどいと思う

「はぁ、とりあえず明日も学校なんだろ、さっさと寝ろ!」

は~い。それじゃ二人のキャラ設定載せておきますんでそれじゃ次回もよかったら見てください  再見~

 

 

姓 司馬  名 懿  字 仲達  真名 藍里(ランリ)

 

名門司馬家の八人姉妹の次女、幼いころに水鏡塾に入りその才を大きく伸ばした。朱里とは、たがいに才を認めている好敵手。私塾時代の朱里との戦績は100戦45勝45敗10分

と互角。朱里が親友の雛里と共に旅に出たのに対して自分も親友である風里と共に旅に出た。見た目は作中でもあったように長い銀髪に黒を基調としたゴスロリ服(私塾時代は黒の制服を着ていた)、身長は朱里や雛里と同じぐらいだが胸の大きさでは勝っている。しかし、親友である風里が規格外な大きさためにあまりは自信を持っていない。口数は少なく思った事はすぐに口に出すことが多い。他三人とは違い突然のことが起こっても冷静に対処することができる。艶本やBLに関してはまったくの興味なし。

 

 

姓 徐  名 庶  字 元直  真名 風里(カザリ)

 

母親のおかげで幼いころより水鏡塾で勉学に励むことができた。そのため、かなりの母親思いで月に一度は必ず手紙を書いている。自身は藍里、朱里、雛里と同じレベルの才を持つが、そのことに自覚がなく三人よりも劣っていると考えがち。見た目は作中でもあったように長い黒髪に白いリボンをつけて灰色の制服を着ている。突然のことが起きたり焦ったりすると「わわわ」というセリフを発する通称『わわわ軍師』。三人よりも一つ年上で背も少し高いが胸に関しては愛紗と同じくらいの大きさで明らかに発育の具合が違う。また、お菓子作りの達人でありその腕はお菓子だけなら流琉よりも上というとんでもないレベル。かなりの純情で艶本の類をみると顔を真っ赤にして気絶してしまう。

 


 
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