~第??話 少女 ~
私は生まれたときから特別だった
星が落ちた夜に生まれた私
小さい頃から「神童、麒麟児」など言われた私
周囲の期待通りに成長する私
そして・・・
私を仕官しようと歩み寄る大人たち
全てが汚らわしい
自分以外を見ない私利私欲の魑魅魍魎達
私には理解ができない
小さい頃から私には相手を見通す目があった
幸いそれは両親・姉妹などを映す事は無かった
しかし・・・
私に寄ってくる者達の醜悪さにはもう飽き飽きだ
何度この身を切り裂いて楽になりたいと思ったか
何度私はこの目を抉り取ろうと思ったか
何度私は泣き腫らしたか・・・
今日も私は・・・泣いている・・・
そんなある日私はある夢を見た
その夢を瞬時に理解する私
もうこの国は長くはないのだと悟った
この国は無くなってしまうのだと・・・
私は何故この時代に生まれたのだろう
私は何故この時代に存在したのだろう
私はこの世界に必要なのだろうか?
分からない分からない分からない
もう私は疲れた・・・
今眠ってしまえばまた、あの夢を見るだろうか?
分からない・・・
もしまたあの夢を見るのだとしても私は今だけは眠りにつきたい・・・
この日から私は家族以外と会うのを拒絶した
もうこの世界に希望は無いと分かってしまったから・・・
あとがきっぽいもの~
続きを期待して修羅場きたああああああああ!
とか思った方々ごめんなさいm(_ _)m
この少女は多くは今は言えませんが
この話も書こうとは最初思ってませんでした が
何か寝てたら沸々と話が湧いてきたので忘れない内に書きましたっ
この話を見てたら、今後の話であー・・・この子かと分かるはずです
駄文ですがこれからもよろしくお願いしますm(_ _)m
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今回はとある少女の話です。
今後出てくる人物ですが、番外編と思ってお読み下さい
駄文ですけどお願いしますm(_ _)m