家に付き、子供達は満足したように家に入っていく。そして、みんなでお土産を開けたり、色々はしゃぐ子供達だが、そこに突如
懐かしい男たちが・・・その名も・・・左慈元放と于吉
新たな戦乱の予感に一刀は感づいた。
左慈「久しぶりだな・・・北郷・・・」
于吉「ご無沙汰しております」
一刀「久しぶりだね・・・嫌な知らせだろ?」
左慈「ああ・・・」
そして沈黙したまま、時間は過ぎていく。そこへ月音が話しかける。
月音「おっちゃんたちだれ?」
左慈「おっt」
于吉「左慈」
左慈がその子に注意しようとしたが、于吉に止められた。于吉は少女に答える
于吉「おじちゃんたちは、君のパパのお知り合いですよ?」
そこへ、月が来る。
月「家に上がってもらったらいかがでしょうか?」
月は笑顔で話す。
一刀「そうだな、・・・とりあえず、あがりなよ」
左慈「すまない」
于吉「でわ、お言葉に甘えて」
大広間に案内し腰を落ち着ける左慈と于吉。そして于吉は一刀に言う。
于吉「単刀直入にいいます。北郷一刀殿・・・あなたに、ある外史にいっていただきたい」
大広間に居るのは、一刀、月、詠、恋、月下、月音、詠奈、心、左慈、于吉になる。そしてもう一人現れる。
???「ぶるぁぁぁっ」
一同『ああ・・・あいつか・・・』
一同がわかった。子供たちももう慣れている。最初の方が泣いたり、ぶっ飛ばされたり、警察に電話したりしてたけど、今じゃ、
もう慣れてしまったらしい。
???「どふふっ、久しぶりね二人共」
左慈「・・・相変わらず気持ち悪いな・・・貂蝉」
貂蝉「どふふっそう言う左慈ちゃんだって、変わってないわねん♪」
于吉「貂蝉・・・左慈に色目を使うのはやめてください・・・私のものですから・・・」
于吉は左慈に言い寄るが、叩きつけられる・・・哀れ・・・
貂蝉「わたしわご主人様一筋よん♪」
北郷家一同・・・『うぇぇぇぇぇ~』
詠「相変わらずキモいわね!」
詠奈「わね・・・!」
詠と詠奈は貂蝉にきつく言う。(ホントの事ジャマイカン)
貂蝉「ひぃっひどい!ひどいわ!」
一刀「事実だろうが・・・」
一同うなずく・・・
貂蝉「いっいいわ!どんな鞭でも・・・耐えてみせるわん!」
一刀「それより、話を戻すけどどういう事だ?」
一刀は話を戻す。
左慈「貂蝉もいる事だし・・・お前にも聞いてもらうぞ・・・貂蝉」
貂蝉「わかったわん」
一刀「じゃあ、頼む」
左慈はありのままの事を話した。劉福達の裏切り、目的、そのキーパーソンである、北郷一刀の外史加入
様々に起きた出来事を話した。一同は悩むが一刀が言った。
一刀「それなら、俺が加入しない方が良いんじゃないか?」
一刀かそう言うが、貂蝉は言った。
貂蝉「ご主人様、左慈ちゃんの話がホントなら、まずいわね・・・」
貂蝉は難しそうな顔で言う
一刀「なんでだ?最初から外史に加入しなければ、いいだけじゃないか?」
一刀は言うが貂蝉の一言で気づく。
貂蝉「ご主人様、管理者は外史にも正史にも送る事ができるのよ?例えば、月下ちゃんが捕まったらどうする?」
貂蝉の問いに一刀は言う。
一刀「もちろん助けに行くさ!どんだけ敵が来ようとな」
月下「お父さん///」
貂蝉「そうよね・・・そのまま外史に行っちゃうわよねん」
貂蝉の問いに、頭をフル回転させる、そして気づいた。
一刀「あ!そういうことか!」
詠「ボクもわかったわ」
詠奈「ボクもです・・・」
3人が分かったところで、月音が聞く。
月音「どういう事?」
そして、詠奈が質問に答えを出す。
詠奈「簡単に言うと、準備するとしないとでは格段の差ってこと。ぶっちゃけてしまえば、準備して、アドバンテージが取れるじゃん
そうすれば、向こうに行っても最初から目的も覚悟もあるのだから動きやすいし、理解しやすいでしょ?」
詠奈は分からないであろう、月音、心、恋に言う。月、月下は大体わかったみたいだ。
詠「・・・で・・・どうするの?一刀」
詠は一刀に質問する。だが、一刀は心配だった、向こうに行けば、月達が消えないかと。だが貂蝉が気づいたのか、疑問を解決してくれた。
貂蝉「大丈夫よん、月ちゃん達が戻ってきた時は、歴史自体には干渉してないから、いえ、歴史を本来の姿に戻したってのが早いわねん。どふふっちなみに
その外史はなくなってるわん。そしてねん、死ぬはずの人が死んだ事、あっちの外史でわねん。その外史の物語は修正され、消え去ったのよん♪」
貂蝉の問いに安心する一刀達一同だった。
一刀「ってことは、転生した・・・みたいな扱いでいいってこと?」
貂蝉「さすが、ご主人様だわん♪ぶっちゃけそういうことよん♪」
さらに一刀は質問していく。
一刀「じゃあさ、俺たちが今から行く外史では、俺が消えるとき、月達も消えるってこと・・・というか、正史に帰れるって事?」
貂蝉「そういうことよん♪天の御使いと同じ扱いだって言えばわかるかしらん」
一刀は納得し、その外史に行こうとも考えてる。なぜなら、左慈、于吉は、月達の為に協力してくれた。そのお礼も兼ねて助けなければ
と思った一刀は、月達に言おうとした時
月「あなた・・・いえ、ご主人様・・・行きましょう・・・その外史に」
月が言うと次々に返事が帰ってくる
詠「ちゃんとこっちに戻ってこれるなら、いいんじゃないかな?コイツらにも恩はあるし、それに・・・ボク達を守ってくれるんでしょ?」
詠は一刀ににやりっと問う
一刀「もちろん!命に代えて嫁や娘達をまもるさ」
恋「・・・一刀がいくなら行く」
心「・・・行く」
詠奈「三国の世界か・・・僕の知識が何処まで通用するのかな・・・ふっふっふっ・・・」
月音「向こうには強いやついっぱいいそうだな~」
月下「三国の世界ならお父さんと結ばれても・・・ふふふっ」
色々な思惑はあるが、一同賛成ってことになった。連れて行く約束で・・・
子供達だけは置いてきたかったけど、しょうがないよな?心、月音には良い訓練になるし、簡単には負けないだろし
一刀「分かった・・・貂蝉、あの部屋使えないか?子供達にみっちり修行を付けたい」
あの部屋とはこの北郷一刀が最初の外史に飛ばされる時貂蝉と修行した場所だった。(DBのあの部屋的な)
貂蝉「いいわよん♪」
月音が質問する
月音「あの部屋って・・・何?」
一刀「あの部屋って言うのは・・・DBの神の神殿の・・・」
月音「あ!なるほど・・・便利~」
月音が満足すると一刀は言う
一刀「子供達にプレゼントを贈ろうと思う。武器をね」
子供達ははしゃぐ。喧嘩していたが、月下が抑えてくれた。そして
一刀「まずは・・・月下!」
月下「はいっ!」
月下の武器は弓その名も『月光』月のような形をしているが、弦は特殊合金で出来ていて弾力性もある、普通の矢より長目の矢を使う、
かなり飛ぶ。ちなみにボウガン式に変え、連射も可能に。+短剣のようにもなってるので、接近戦も可能だが、あくまで、遠距離用
一刀「次!・・・月音!」
月音「はいはい~!」
月音は一刀と一緒で二刀流名は 『炎鬼』『蒼鬼』加工は一刀と同じ、余は弟刀。赤、青く光る刃は美しいほどに透き通っている。
初めての剣にもかかわらず、楽々使いこなしている。
一刀『次!心!』
心『・・・はい』
心のは、恋の方天画戟の子戟名を『天画戟』で重そうに思えるが、かなり軽い(足場の8のアンチくらいの重さ)これも特殊合金で出来ている
そして心と月音は庭に出て鍛錬をしている。恋も自分の戟を持って2人相手に鍛錬をし始めた。
一刀「次!詠奈!」
詠奈「はっ」
詠奈には、扇子これも特殊合金製で軽く、武器としても使える。主に隊を指揮する時に使う。
そして、一刀は新たな決意とともに、出発日を言う。
一刀「出発は4日後だ!皆瞬時に準備に取り掛かってくれ・・・しばらくは戻れないと思うから、こっちの世界から持ってくやつ必要最低限
の物に限る!電機は当たり前で通ってないのでゲームとかは持ってくな?トランプ、UNOとかあたりならいいぞ!とにかく、邪魔にならず
役に立つ物だけ持ってくように!それと、月」
一刀か月に言う、そして月はうなずく。
一刀「明日ボールペンとか鉛筆、鉛筆削り、消しゴムとかを大量に用意してくれ!向こうに行った時の資金源にする」
貂蝉達に顔をむけ、うなずく。それくらいならいいらしい。
左慈「俺達はしばらくここに厄介になるぞ?北郷」
一刀「ああっ 月彼らに部屋を」
月「分かりました」
左慈達は部屋へと案内された。
一刀「詠も引継ぎよろしくね」
詠「ええ!そうと決まれば明日終わらせてくるわ」
一刀「ありがとう・・・ちゅっ」
一刀は詠にキスをする
詠「///ばか・・・生きて戻ってくるわよ?」
一刀「もちろん」
詠奈にもなでなでしながら、今夜は更けていった。
~貴方と再び乱戦を共に~
乱戦の兆し終局
次回予告
一刀「!!太平妖術じゃないか!!これをどうして・・・」
一刀「北郷ファミリー!出陣!」
次回 正史~外史へ
何とか急ピッチで書き上げてます。この夏までには完結させたいとおもいます^^;ですので応援してくださる方は感激します。
次で外史突入編です。あの3人も出てくる!?・・・かなり短縮してますが、その間に起きた出来事は、外伝として作っていきます。
てなわけで、また逢いましょう~ノ
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暑いですね~今回は少し長く投稿してみます。
月下、月音、詠奈、心を書いてくれる絵師がいればな・・・
と、では、本編をどうぞw(ちなみに、子供たちは武、知は高くても、
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