~根源区画・奥~
「みんな、行くわよ!」
「頑張って、みんな!」
「我等に魔の加護を!魔法領域の付術!!」
「やあ~!A-クレスト!!」
戦闘開始早々エステルはクラフト――掛け声で、ミントはクラフト――ドラゴンエールで、プリネとクローゼは魔術やアーツで味方全員のさまざまな能力を上げ
「せいっ!シルフェンガード!!」
「ハッ!クロックアップ改!!」
レーヴェとヨシュアは自分自身の能力をアーツで上げた!
「………………」
一方敵は何かをするために溜めだしたが
「フッ、させないよ!」
オリビエがクラフト――スナイプショットⅡを放って、中断させた!そして敵の周りにいる雑魚は攻撃を仕掛けようとしたが
「おぉぉぉぉ!!」
ヨシュアはクラフト――真・魔眼を放って、雑魚の動きを封じ
「そこだっ!!」
レーヴェがクラフト――零ストームを放って、倒した!
「……………」
そして敵はエステル達の背後からクラフト――滅界ノウアバを放った!
「!全員、散れ!」
それに気付いたレーヴェはエステル達に警告をした!レーヴェの警告によって、全員散開し、敵の攻撃を回避した。敵の攻撃が命中した場所はなんと床ごと消滅していた!
「あ、あぶな~………」
それを見たエステルは冷や汗をかいて溜息を吐いた。
「……今のはできるだけ撃たせない方がいい。このまま床を消滅させ続けられると追いつめられてしまう。」
「そうね。………あら?」
ヨシュアの言葉に頷いたプリネは敵の行動を見て首を傾げた。すると敵は新たな雑魚を召喚した!
「あ!さっき倒した敵を!」
「やれやれ………無限に作り出すという訳かい。」
それを見たミントは驚き、オリビエは疲れた表情で溜息を吐いた。
「おい………なんだか奴らの動きがさっきと違うぞ?」
一方アガットは敵の行動が先ほどと違う事に気付き、忠告をした。すると敵達は目の前の床を消滅させた!
「!先ほどの攻撃のように床を………!」
「こうなったら、雑魚を倒しながらワイスマンを倒すわよ!」
それを見たクローゼは驚き、エステルは全員に言った。
「フッ、了解!そぉれっ!」
エステルの言葉に頷いたオリビエはクラフト――クイックドロウⅡを放って、雑魚ごと敵を攻撃し
「行きます!……凍結!!」
クローゼは魔術を放って、雑魚達を凍らせ
「せいっ!!」
「ヤアッ!!」
「はっ!!」
「せいやっ!!」
レーヴェ、プリネ、ヨシュア、アガットはそれぞれ攻撃して、敵達を氷ごと破壊し
「はぁぁぁぁぁ………剛震撃!!」
「行っくよ~!アースストライザー!!」
エステルとミントはクラフトを放って、ワイスマンにダメージを与えた!
「………………」
一方ワイスマンは複数の敵達を光の槍で攻撃するクラフト――神槍イナンナをエステル達に放った!
「させん!!」
しかしレーヴェがクラフト――零ストームを放って、光の槍を撃ち落とすと同時にワイスマンを攻撃した!
「………………」
しかし敵は両手でエステル達を包むようにして、すざましい電撃を放った!
「きゃっ!?」
「くはっ!?」
「やん!?」
「かはっ!?」
「くっ!?」
「っ!?」
敵の攻撃によって、エステル達はダメージを受けると共に呻いたが
「んっふふ~、愛と真心を君達に!」
「回復します!ラ・ティアラル!!」
後方にいるオリビエのクラフト――ハッピートリガーⅡとクローゼのアーツによって回復した!
「行くわよ――三段突き!!」
「双連撃!!」
「えい!やあ!」
「くらいやがれっ!!」
「フェヒテンイング!!」
「ハァァァァァ!破砕剣!!」
回復したエステル達はたたみ掛けるようにクラフトを放って、次々と攻撃してダメージを与え
「やあ~!アビス・フォール!!」
「ハッ!シルバーソーン!!」
さらにクローゼ、オリビエは後方から高火力のアーツを放って、ダメージを与えた!
「…………………」
エステル達の総攻撃を受けて、かなりのダメージを受けた敵だったが、気にせず、巨大な両手で前衛のエステル達を攻撃した!しかしエステル達は散開して、回避し
「貫いちゃえ~!アイスランス!!」
「出でよ!封印王の槍!!」
「そこだっ!!」
「剛進突破撃!!」
「絶影!!」
「ふおらあぁぁぁ!フレイムスマッシュ!!」
さまざまな攻撃手段で攻撃した敵にさらにダメージを与え
「貫け!氷剣!!」
「ふっ、これは避けられまいっ!!」
クローゼやオリビエも後方から魔術やクラフトを放ってダメージを与えた!エステル達の度重なる総攻撃によって、敵は弱っているかのように身体中はあちこち傷だらけで、動きも鈍っていた。
「(……後少しね…………なら!)みなさん!私は今から通常の魔術よりかなり威力のある魔術の詠唱に入ります!普段より無防備になる上、詠唱も長いので、申し訳ありませんが、守ってくれませんか!?」
その様子を見たプリネは決意の表情になって、エステル達に言った。
「わかったわ!」
「姉さんには指一本触れさせない!」
「元よりそのつもりだ!…………アースガード改!!」
プリネの言葉にエステル、ヨシュアは頷き、レーヴェも頷いた後、絶対防壁のアーツをプリネに放った。
「お願いします!……………」
そしてプリネは身体全体に魔力を纏わせて、詠唱を始めた。
「………………」
それを見た敵はクラフト――神槍イナンナをプリネに放ったが
「とりゃあっ!紅燐撃!!」
「ハアッ!紅燐剣!!」
エステルとヨシュアがクラフトを放って、撃ち落とし
「そこだぁ!ドラグナーエッジ!!」
アガットはクラフトを放って、敵を怯ませた!
「………………」
しかし敵は少し怯んだ後、また雑魚たちを召喚した!しかし
「大地に降り注ぐ光よ!弾丸となり、敵を貫け!シャインブレッド!!」
「そぉれっ!!」
「全てを凍てつかせ!コキュートス!!」
ミント、オリビエ、クローゼが魔術やクラフト、アーツを放って、敵にダメージを与えると共に雑魚達を一掃した!そしてついに、プリネはすざましい威力を持つ魔術――大魔術の詠唱を終えた!
「汝、その諷意(ふうい)なる封印の中で安息を得るだろう……永遠に儚く……」
プリネが詠唱を続けると敵の頭上に光の羽が舞った後、羽は固まり、いくつもの光が発生し、光は柱と化して敵に降り注いだ!
「……………………!」
それに気付いた敵は攻撃範囲内から逃げようとしたが
「逃がさん!凍てつく魂の叫び、その身に刻め………おぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・!」
レーヴェはSクラフト――絶技・冥皇剣を放って、敵の動きを封じ、そして!
「セレスティアルスター!!」
カリンとプリネ、2人の平和を祈る心によって真なる聖光が放たれる大魔術の中でも最も威力がある魔術にして、神聖なる大魔術――セレスティアルスターによって発生した数本の光の柱が敵に降り注ぎ
「絶!!」
最後の巨大な光の柱が敵に降り注ぐと同時にレーヴェのSクラフトの最後の一撃が命中した!
「~~~~~~~!?」
そしてワイスマンは悲鳴を上げた後、巨大な光の球がワイスマンから離れた!するとワイスマンは元の人間の姿に戻った…………!
Tweet |
|
|
3
|
1
|
追加するフォルダを選択
第345話