まえがき
この作品は原作崩壊、キャラ崩壊が多分に含まれています。
また、魔法や事件については作者独自の解釈で書いております。
さらに、皆さんが読みやすいように工夫した結果、今までの文章構成を大きく変更しました。
「零冶兄ぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!」
はやての悲痛な声が聞こえた。その顔はきっと泣いているのかも知れない。だが、これで良かったんだ。俺一人の命で皆を巻き込まずに済むのなら、それで・・・。
[ギギギ・・・オマエモ・・・ミチヅレ・・・。]
そういえば、まだコイツが俺を掴んでいた。コイツと最後が一緒なのは御免被る。
「魔眼・・・発動。」
俺の眼が蒼く輝いた。そして、俺は闇の書の核の点を隠し持っていたナイフで突いた。
[ギ・・・・!?]
そして核は消滅した。これで転生することはできない。もう二度と皆の前に現れないだろう。
零冶「・・・やっぱり辛いな。」
ルナ[マスター・・・。]
俺は落ちながら呟き、ルナが心配そうにしていた。
零冶「でも、ある意味これで良いのかも知れないな。俺は狂戦士。・・・アイツ等の所にいると、はやてのように
傷つけてしまう、いや・・・殺してしまうかも知れないのだから・・・。」
今回は本当に運が良かった。本当ならはやては今頃死んでいただろう。俺の手によって・・・。
ルナ[ですがっ!マスターははやてだけでなく、自分を犠牲にしてまで皆を一生懸命守ろうと
したじゃないですか!!]
ルナも相変わらず優しいな。
零冶「でも、俺は・・・はやてを傷つけてしまった。恐らく、一生消えない傷を・・・。」
完全に傷が治った訳では無かった。多分、跡が残ると思う。それは・・・決して許されることでは無い。そして、俺は落ちてゆく先を見た。
零冶「ああ・・・この先は・・・・一体どんな・・世界なんだろうな・・・?」
俺は血を流しすぎて意識が朦朧としていた。
零冶「・・・・・・?あれは・・・?」
だがその時、俺の視界に小さな光が見えた。その光は小さく、人一人の大きさぐらいだった。
零冶「・・・光?」
そこで俺は思った。
「・・・そうだ。どうせ死ぬのなら・・・少しだけ・・・足掻いて・・・みよう。」
あの光が何なのかは解らない。でも、何もしないよりかは・・・きっと良いだろう。
俺は気を脚に集中させ、軽く空を蹴って飛び込んだ。あの小さな光に向かって・・・。
???「ふむ、一体どういうことかさっぱり理解出来ないね。」
???「突然、空間の歪みのようなのが出来たと思ったら鎧を着た子供が出てきましたわね?」
???「恐らく・・・10歳前後でしょうか?」
???「とても興味深いね・・・・・ん?どうやら、かなり負傷しているみたいだね。ウーノ、チンク、治療ポッド
に入れなさい。その後で彼を調べてみよう。」
ウーノ「はい、ドクター。」
チンク「了解しました。」
ドクター?「ふふふ・・・空間の歪みの中から現れるとは・・・。それに・・・今時、古風なフルプレートの
バリアジャケットを装備しているのも面白い。」
あとがき
どうも、クライシスです。
なんか、闇の書を瞬殺してしまってごめんなさい。
ただ、空白期でいくつか戦闘を書こうと思いますので、温かい目で見守って下さい。
では!
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頑張って書きます!