No.466678

真剣で私に恋しなさいEX!~異質なるモノ達~

バケネコさん

どうも、色々あって進化して退化してグルッと遠回りして帰って来たバケネコです。
まず始めに、この小説は原作ブレイクやキャラ崩壊、最強系オリキャラなどの最低系を多々含みます。そんなんふざけんじゃねーよ!という方は、バックをお願いします。それでもいいよと言う方はどうぞお読みください。
せめて、ひと時の娯楽と成らんことを願います。

2012-08-07 20:09:29 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2918   閲覧ユーザー数:2764

 

 

 

 

  原作開始前

 

 

 

 始まりはなんだったか……。

最初はただ、気があった奴らで固まり、遊んでただけだった。

くだらないことを本気でやったりして、バカみたいに全力で毎日を駆け抜けてた。

小学校に上がり、色々な紆余曲折あって仲間が増えた。

それはとても幸せで取り留めのない毎日が最高の宝物だ。

 

……うん、そのはずだ。

 

だから、これはきっとなんかの間違いなんだ。

 

「オイゴラァ!待ちやがれ!汰一ぃ!」

 

 チュードーン!

 

「待ちなさい!汰一!これは命令よ!」

 

 ザンッ!

 

「ほーらほらほらぁ!立ち止まると串刺しにするぜぇ!」

 

 ヒュカカカカッ!

 

そう、俺は今追われている。

…幼なじみ達に死にかねない攻撃に晒されながら。

「なんで、なんでただの鬼ごっこで死にそうな目にあわなきゃいけないんだー!」

そう子供頃みんなもやったことがあるだろう鬼ごっこである。しかし……

「汰一、これも天命です。諦めた方が身のためです」

「諦めたら死ぬんですけどぉ!?」

「ふふふ、スミマセンね汰一。誠に遺憾ながら、お嬢様に全力で汰一を狩れと命じられまして」

「遺憾に思ってんならお嬢様を止めろよ!そして、本当に遺憾に思ってる奴はそんな表情しねぇ!?」

 

……鬼ごっこってこんなに危険な遊びだったけ?

 

なにより幼なじみ達の攻撃が容赦のよの字どころかスペルのYすらねぇ。

 

「ふ、不幸だ~ッ!!!」

 

死にかねない鬼ごっこは一日中続いた。

 

 

 

 

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
2

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択