No.460957 転生先は魔法少女リリカルなのは……何だそれ?7-11店員さん 2012-07-28 10:25:37 投稿 / 全2ページ 総閲覧数:24324 閲覧ユーザー数:21736 |
転生してから約9年、俺は転生して1日だけ住んでいた海鳴市に引っ越してきた、理由は今から1週間前に両親が亡くなったからだ。
泣く事は無かったが悲しいに決まってる、今まで育ててくれた親が亡くなったんだからな…因みに海鳴には母さんの姉が住んで居て中学の理事長をしている、何か有った時に近くに信頼できる大人が居た方が良いので引っ越してきた
だが俺はこれでも前世では高校を卒業したら一人暮らしをする予定だった、つまり前に住んでいた場所で一人暮らしでも大丈夫なんだが……それは俺が一人の場合だ
「おに~ちゃ~!いろは、次何したら良い~?」
「じゃあ服を畳んでくれ、できるか?」
「うん!!出来るぉ!ベスター行くぉ」
「ガゥ」
と、言うわけで俺には10歳下の妹が出来た名前は彩羽
流石に中学生が幼稚園児を育てるのは無謀だから、彩羽だけ預ける筈が俺と離れると聞いた途端に泣き出し離れなかった
なので、俺も海鳴に来る事になった学校は叔母が理事長をしている中学だ編入試験が有ったが余裕だったな
最初は叔母の家に住むつもりが
「貴方は歳の割には確りしてるから二人で暮らしなさい、その方が彩羽ちゃんも喜ぶわ…でも何か有ったらちゃんと連絡してね、約束よ」と言うわけで彩羽と二人で…いや彩羽とベスターと俺の三人で暮らす事になった、因みにベスターは家の中ではライオンの状態で彩羽はその背中に乗って移動するのが好きな様だ…て言うか彩羽、怖く無いのかライオンだぜ一応
「まぁ良いか、さて段ボール片付けないとな」
とりあえず今日は片付けを終わらせて買い物に行かねぇとな…晩飯何にすっかな~
~翌日・昼~
「じゃあこれから彩羽の通う幼稚園の先生に挨拶に行くぞ」
「わぁ~い!幼稚園!」
「ベスターお前も準備しろ」
「何故だ?」
「俺が送り迎え出来ねぇときは、お前に行って貰うから顔を知っといて貰わねぇと駄目だろ」
「成る程…解った」
「ベスター!変身だぉ!!へ~~んしん!」
「…うむ」
光に包まれベスターが人型になる、因みに彩羽がこれを初めて見た時は凄かったな、人型→猫→ライオン→人型…etc、を何度も繰り返しさせられてたからな
だけどやっぱ彩羽お前慣れすぎだろ、ちょっとは不思議に思え……まぁ俺が「この事が他の人にバレたらベスターが連れてかれる」と言ったら「解ったぉ!絶対言わないぉ!」と幼稚園児とは思えない程の真剣な顔をしたな
「それじゃあ行くぞ」
「はーーい!!」
~幼稚園~
「お待ちしておりました、沢原さんですね」
「はい……彩羽挨拶しろ」
「さわはら!いろはです!よろしくお願いします!」
「はい!よろしくね彩羽ちゃん」
「え~っとそちらの方は?」
「はい親戚の……ベスター・デイチエーリです」
『おい龍、何だ?そのデイチエーリと言うのは』
『名前だけだと変だろ、名字だ!名字』
…でも大丈夫か?結構即興で付けた名字だし怪し…
「やっぱり外国の方何ですね!髪の毛が真っ白なので、そうかな~って思いました」
納得してるよ、この先生…まぁ良いか
そして他の先生に彩羽の相手をして貰い俺とベスターは園長室に入る…つかこの先生、園長だったんだな
「あの一応私も聖祥中の理事長さんからお話を伺っているのですが確認の為に…親御さんは」
「はい両親共既に」
「その事を彩羽ちゃんは…」
「知っています、かなり苦労しましたが隠し続ける訳にも行かないので」
「そうですか…解りました、責任を持ってお預かりします」
「お願いします、それと俺が送り迎え出来ないときは、こっちのデイチエーリが行きますので」
「名はベスター・デイチエーリ、よろしく」
「はい解りました、それでは今日はこの位で……後こちらが制服等になりますので、お持ち帰りください」
「ありがとうございます、では失礼します」
さてと帰るか…
「彩羽!!帰るぞ!」
「はーーーい!」
「良し先生にさようならだ」
「せんせい!さよぉなら!!」
「はい!さようなら、これから宜しくね彩羽ちゃん!」
「うん!!」
なんにしてもこれで、彩羽の方は一安心だな……さてと来週の転校初日、面倒臭ぇなクラスの反応は何となく予想付くし
神様の雑談…のコーナーです~
何と!妹さんが出来てたなんて驚きです~…と言っても私は知ってたです~
兄妹とは思えない程似てないです~黒髪黒目位ですね似てるとこ
それにしても……可愛いです~!!
ギュッてしたいです~ギュッて!
それではゴッドスマイルでリリカル☆マジカル、さよならです~!!
…………あ!魔力量もそっくりです~
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第四話…現状報告、両親が亡くなった…一人暮らし?いや違うぞ