No.459680

超次元ゲイムネプテューヌXWoeld プロローグ

さん

朝、出来たの投稿しようと最後の見直しをしたところ、色々とあって超大急ぎで書き直した……疲れた。

2012-07-26 12:13:54 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1064   閲覧ユーザー数:980

ーーー僕はこの世界、最悪の敵だ。

 

 

そいつはいつものように突然に、なにも略もなく語り始める。

それは今に始まったことではないので俺は静かに懺悔のような声音で呟き始める黄金の髪をした彼に耳を傾ける。

 

 

ーーー卑怯だと思う。だけど、僕は君に救われて、レイスに教えられて、空亡ちゃんにコテンパンにされて

 

俺が初めてこいつに合ったときは薄気味悪い奴だと思った。

いつも俺たちを嘲笑っているように試す様に様々なことを起こしてきた、そして知ったあいつの過去をゲイムギョウ界の初期の時代を人間の極度の進化から生じた暴走、誰よりも美しく可憐で儚かった女神は人を守護する力はあったが、止めるような強制力は持たず、命を落とした。

その親友であるこいつは、涙を流し何度も後悔した。

もし自分がーーー、助けれるだけの力がーーー、あと一歩の勇気をあいつは踏む出すことができず最終的に女神の意思を優先した結果だった。

 

 

ーーー世界と言うには寿命がある。

 

こいつにとってその女神はとても大切な人だった。

人間の可能性を信じても信頼は出来ない、元から兵器として生み出され廃棄されたこいつにとって自分とまともに話せる人材は喉から手が出るほど欲しかった。

 

 

ーーー君は負の神、故に君は負を作り出す人間の存在が消えるまで永遠に存在する

 

それから、俺のこいつに対しての評価は寂しくて悲しい奴だ、へと変わった。

こいつは心の底から渇望したしていたんだ自分の周囲に居てくれる人をずっと、求めていたんだ。

元から兵器として使われていたこいつは廃棄された時点でとっくに死んだ。

そこでこいつは一度、無に還り自分を探した結果が自分を作り出した人間の復讐心だけでそれに従いこいつは自分の手を鮮血に染めた。

 

ただ、自分が欲しかったから(・・・・・・・・・・)

 

 

ーーーふふっ、僕の話なんて結局戯言、君の決意に傷をつけることは不可能なのは分かっていたけど、まぁいいや

 

 

自分は風穴だから、支える者が欲しかった。それはドーナツのような形だった

 

 

ーーー君が思い描く未来(りそう)が一体どんな形になっていくか僕は傍観するよ、神様らしくね

 

そんな過去を持っているこいつの苦情なんて俺は本人でないから分からないがこれだけは言える。

それを理由にお前は、なんでもしてもいいんだという理由が出来ることはない!

 

 

『だからーーっ』

 

 

互いの声が重なり合う。

おまえが過去に行った完全な女神を造るためにしたこと、四人の女神を殺し合わせて、生き残った者が真の女神などというバカなことしたお前を、一人の女神の希望をぶち壊したお前を、なにより四人の女神の未来を穢したお前をーーーー!

 

「最後に僕に断罪を下してよ」

「お前を、一発ぶん殴る!!!」

 

 

 

 


 
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