第6話 高校、入学しました!
Side龍道 総司
「ついにこの日が来たな」
「そうにゃん、白音の主であるリアス・グレモリー
彼女が通っている駒王学園に入学する日がね」
そう、ついに来た
物語の舞台、駒王学園に入学する日が来た
来年になれば、物語が始まる
「白音は来年に入学する年齢になるにゃん
それからはよろしくお願いするにゃん!!」
「分かってるよ、お前が式になった時も約束しただろ
俺の憧れている人のおばあちゃんが言っていた
「男がやってはいけない事が2つある。女の子を泣かせる事と、食べ物を粗末にする事だ」
ってな
お前の事を騙して泣かせるつもりはないぞ」
「分かってるにゃん
総司はそういう事は守る男だにゃん
だから、私は総司の事が好きににやったんだから」
「ありがとな
はぁ、それにしても俺もリア充入りか
父さんの事、死ね死ね思っていたのが懐かしいな」
そう、俺は黒歌と付き合っている
紫苑や橙はどうしたって?妹だよ?どこの二次小説と勘違いしてるの
現実で兄妹はやばいから、義妹だが
それに純粋に兄的に慕っているだけだしね
「おい!そんなこと思ってたのかよ!?」
「何を今更、何時もそういう目で見ていたが
父さんの毒に侵されていないのは霊夢と魔理沙と早苗とみょん夢師匠とフランドール位だろうが
⑨とルーミアと大ちゃんもか」
本当に殆どの幻想郷の著名な妖怪や人間に好かれているくせに!
まあ黒歌がいるから良いけどさ
「エルシャさんも侵されたて無かったはずにゃん」
「駄目だ、もう手遅れになってたよ」
「手遅れってなんだ!?
もういい、俺は帰らせてもらうぜ!」
父さんは母さんのスキマで帰って行った
さて、駒王学園の前にいる
黒歌?猫形態+仙術で俺以外には見えなくなってるぜ
父さんに仙術を習ったせいか魔改造されてある程度の時間跳躍も出来るし
それどころか不老不死まで至ったよ
「さて、これから侵入するはグレモリーとシトリーが支配する魔の巣窟
侵入する準備は十分か?」
「勿論にゃん!私は白音の主がどんな人なのか見せてもらってくるにゃん」
そう言って黒歌は走ってリアス・グレモリーを探しに行った
情報は渡してあるし問題ないだろ
「名称 リアス・グレモリー
性別 ♀
容姿 赤髪の美人
種族 純潔悪魔
交友関係
僕
木場 裕斗『騎士』
姫島 朱乃『女王』
塔城 子猫『戦車』※白音
ギャスパー・ヴラディ『僧侶』
家族
グレモリー卿『父』※本名は不明
サーゼクス・ルシファー『兄』
グレイフィア・ルキフグス『兄嫁』
ヴェネラナ・グレモリー『母』
ミリキャス・グレモリー『甥』
友人
ソーナ・シトリー『シトリー家次期当主』
サイラオーグ・バアル『バアル家次期当主』
婚約者
ライザー・フェニックス『フェニックス家三男・冷や飯食らい』
能力
消滅の魔力
備考
ライザー・フェニックスとの結婚を彼女は嫌がっているらしい」
こんな情報をな
「さて、俺も早速中に行くか」
俺は駒王学園の中に入った
そして教室の張り出しを確認に来た
「俺は……1組か」
「すっげ~~!!美少女がいっぱいだぜ!」
「マジだ!俺はここでハーレム王になる!!」
「俺の眼鏡(スカウター)が働くぞ!」
俺が何組かを確認するとすぐ傍で
「その欲望、解放しろ」と言わんばかりに欲望を解放した言葉を言ってる連中がいた
原作に出てくる一誠・元浜・松田の変態三人組
俺も少しくらいはエロいことを話すがあれは
ん?あれ、ドライグと話せそうだな
「(おいドライグ!)」
【誰だ!?相棒もまだ気づいてないのに俺の事が分かるとは!】
「(父さんが言っていた。龍の道を往き総てを司る男………俺の名は龍道 天司
赤白龍神皇帝とでも言っておこうか)」
間違ってはいない
赤龍神帝であり白龍神皇だからな
【赤白龍神皇帝か、ずいぶんな名前を名乗るじゃないか】
「(エルシャ師匠から聞いてるぞ
格下のティアマットが怖いらしいじゃないか?)」
【エルシャ師匠…だと!?どういう事だ!!
エルシャは随分前に死んだはずだ!!
だからこの平凡で魔力もほとんどないこいつに乗り移ってるんだからな】
平凡で魔力もほとんどないって…
事実だけどさ言い過ぎじゃないのか?
「(ああ死んでるよ、エルシャ師匠は亡霊だよ
亡霊のみでありながら肉体を持つ能力をもっているから俺の師匠になったんだ
神器の使い方のな)」
【んな!?】
「(それじゃあなドライグ
また後で会おう、お前の宿主の運命力は凄いな
俺と同じクラスだ、話は後でだ)」
【ま、待て!】
俺はドライグの呼びかけを無視してこの場を去ることにした
レッドとホワイトはどう思う?
((種族値0、個体値0、努力値0))
何故にポケットなモンスター風?
(今やってるからだ)
何でそんなところにソフトあるんだよ!
俺の心の中にいるようなもんなのによ!
(前に神埼さんに頼みました)
神埼かよ!?まあいいや、さて次だ
橙と紫苑も来てるはずなんだが…
「総司にいしゃま!」
「総司、見つけた」
見つかったな
勿論、二人とも俺特製の封印で力が分からないようになっている
その上、仙術を父さんにかけてもらってるから相当の事がなければばれない
「よ、橙、紫苑
みんな同じクラスみたいだし行こうか」
「「うん!」」
それから俺たちはクラスに向かった
すると…
「一誠、良いもん手に入ったぞ」
「良いもん?」
「これだよ「ア○○○ライ○ エロCG集」」
「「「「「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」」」」」
いきなりエロ本を出している馬鹿どもがいた
そのせいで悲鳴も出るしあんな物、橙と紫苑の道徳教育に悪い
「自重しろ!」
俺は変態たちに近づいて…
「あべし!」「ひでぶ!」「たわば!」
殴った、割と力こめて
そうすると無駄に世紀末な悲鳴を上げてくれたよ
面白いな
「「「いきなり何すんだよ!!」」」
「五月蠅い!妹たちの教育に悪いじゃねえか!!
少しは自重しやがれ!」
「「「「「そうだそうだ!!自重しろ!!」」」」」
「五月蠅いぞ!脳内で犯すぞ!!」
「だから自重しろ!!」
「あべし!!」
「せめてトイレの中とか屋上とか人のいないところでやってくれ」
俺はそれだけ言うと橙と紫苑のもとに戻る
「それじゃあ、席に座ろうか」
「はいでしゅ!」「………分かった」
それから俺たちが席についてしばらくすると先生が来た
入学式が始まるんだと
で、入学式をしたが普通の入学式だった
あえて違うところがあるとすれば俺にしか見えない黒歌が壇上でリアス・グレモリーを見ていた事かな
それから教室に戻ると自己紹介をすることになった
そして俺たち兄妹の番が来た
「龍道 橙です!
趣味は総司にいしゃまと遊ぶことです!」
「我、龍道 紫苑、よろしく!」
そしてついに俺の番だ
「俺は龍道 総司だ
ただの人間には興味がない!この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、俺のところに来なさい。以上」
「暑宮アキノかよ!」
「冗談だ
世界は平凡か?未来は退屈か?現実は適当か?
安心しろ、それでも生きることは劇的だ!
そんなわけで本日よりクラスメートになった龍道 総司だ」
「今度はめだかポップスか!?」
ネタ二連発だぜ!
それじゃあそろそろきちんと自己紹介するか
「今度こそ真面目にやろう
俺は龍の道を往き総てを司る男………龍道 総司
これからよろしく頼むぞ」
「ナルシストか?」
「違うわ!括弧つけてるだけだ」
「それは球磨川だ!」
「間違えたかっこつけてるだけだ
別にナルシストなわけじゃない!まあ、これからよろしく」
そんな感じで自己紹介をした
そして先生が連絡をしている間に…
【おい!?なんでオーフィスがいるんだ!?】
「(ドライグ、久しい
それと、我、紫苑。オーフィスじゃない、龍道 紫苑)」
「(そうだぞドライグ、紫苑は紫苑だ
オーフィスではない、龍道 紫苑、俺の妹だよ)」
【いやいや、どこからどう見てもオーフィスだろ!
しかも俺でも分からないほど巧妙にオーラを隠してるし】
こんなそんなで俺と紫苑とドライグで話して時間は過ぎていき時間は経って行った
そして下校前
「トントン、1年A組の龍道 総司ですが
支取(しとり) 蒼那(そうな)会長はいらっしゃいますか?」
「お入りなさい」
俺は入れと言われたので中に入る
支取 蒼那、本名ソーナ・シトリー
リアス・グレモリーと同じく情報は集めてある
「名称 ソーナ・シトリー
性別 ♀
容姿 眼鏡をかけた黒髪の美女・ただし眼がキツイ
種族 純潔悪魔
交友関係
僕
真羅 椿姫『女王』
由良『戦車』
巡『騎士』
花戒 桃『僧侶』
草下『僧侶』
仁村 留流子『兵士』
家族
セラフォルー・レヴィアタン『姉』
???
友人
リアス・グレモリー『グレモリー家次期当主』
能力
水を操る魔法に優れている」と言ったところか
さて…
「新しい部活を開こうと思ったので書類を出しに来ました」
「早いですね」
「ええ、入学する前から考えていたのでソーナ会長
部活名は秘封倶楽部、メンバーは既定の5人は集まってます」
龍堂 橙と龍道 紫苑と宇佐美 蓮子とマエリベリー・ハーン
そして俺の5人だ
宇佐美 蓮子とマエリベリー・ハーンは中学時代からの友達で俺たちの事も知っている
最初にあった時
「母さん!?なんで此処に居んの!?」
と思わず言ってしまったのは黒歴史だ
周りの人に携帯の写真を見せたら納得してもらえたが
それから俺たちは仲良くなって友人関係を築いてる
幻想郷にも何度か連れて行った
「分かりました
それで秘封倶楽部はどんな活動をするのですか?」
「一般的に非常識とされている事の研究及びそれに関しての開発
例を挙げるとすれば遊戯王と言うカードゲームがありますよね
アニメにあるように精霊が本当にいるのかの追求
ソリッドビジョンを開発できるかと言う研究と言ったところですね
他にも妖怪と言ったものは本当に存在するのか?
ムー大陸やアトランティス大陸は存在するのか?と言ったところですね」
まあ、建前だが
本当は俺たちの集まるところの確保が目的だ
妖怪・ムー大陸・アトランティス大陸の存在は証明済み
俺自身半妖だしな
今の一番の目的は遊戯王の精霊だけどね
ソリッドビジョンはにとりと一緒に製作中だけど
「分かりました、受理します
後に部室の方は用意いたします」
「では、もう一つの話ですね」
「もう一つ?」
俺は妖力を解放する、1%くらい
「こ、これは!?」
「改めて紹介しましょう
半妖の龍道 総司です、このことは黙っていてくださいね会長
貴方だけには言っておくことにしただけですから
言っておきますがこれでもまだ1%くらいしか妖力を解放してませんよ」
「な!?」
「それでは失礼しました
別に俺は悪魔がどうとかって言うのは興味ないんで安心してください
また話しましょう」
それから俺は帰って行った
Sideout
Side黒歌
時は遡り総司と黒歌が分かれたところまで戻る
「さあて、リアス・グレモリーを探すにゃん」
確か2年生だったはずにゃん
2年の教室を見に行ってみるにゃん
少女移動中
「それにしても本当に魔の巣窟ね、総司の言った通りにゃん」
悪魔だけでも10人近く
妖怪やらなんやらまで入れると30人くらい入るにゃん
ハーピィにデュラハーンの気配までするにゃん
これはいったいどういうことなのよ?
「1人封印されている子までいるし
気配はレミリアやフランには遠く及ばないけどそこそこの実力の吸血鬼か」
レミリアやフランの実力が高すぎるだけだとは思うけど
それにしても「もっと鍛えたら今度こそフランの狂気の封印をして見せる」とか総司は言ってったっけ
私も手伝うために強くならないとね
「あ、あの悪魔がリアス・グレモリーね」
総司と一緒に調べた情報にあったにゃん
間違いないにゃん、あれが白音の主ね
「それにしても今年の新入生は興味深いわね
神器の保持者がこんなにいるなんて…」
「そうねリアス、私もそう思いますわ」
あれは『女王(クイーン)』の姫島 朱乃ね
確か堕天使と人間のハーフだったはずにゃん
ちょっと確認してみるにゃん
「名称 姫島 朱乃
性別 ♀
容姿 大和撫子
種族 堕天使ハーフ・転生悪魔
交友関係
主
リアス・グレモリー『グレモリー家次期当主』
仲間・友人
木場 裕斗『騎士』
塔城 子猫『戦車』※白音
ギャスパー・ヴラディ『僧侶』
家族
姫島 朱璃『母』※故人
バラキエル『父』※堕天使幹部・家族中は良好ではない
能力
雷の巫女※光を使っていないため」
成程にゃん、だいたい分かった
資料を確認している間に始業式の移動に向かったみたいにゃん
私も行くにゃん
少女再び移動中
始業式だけど木場 裕斗の姿は見れたにゃん
ギャスパー・ヴラディは見当たらないけど
もしかして封印されているっぽい吸血鬼がギャスパー・ヴラディなの?
とりあえず資料の確認にゃん
「名称 木場 裕斗
性別 ♂
容姿 イケメン
種族 転生悪魔
交友関係
主
リアス・グレモリー『リアス家次期当主』
仲間
姫島 朱乃『女王』
塔城 子猫『戦車』※白音
ギャスパー・ヴラディ『僧侶』
家族
???
能力
魔剣創造(ソード・バース)」
「名称 ギャスパー・ヴラディ
性別 ♂(男の娘)
容姿 金髪の美少女※男の娘
種族 吸血鬼ハーフ・転生悪魔
交友関係
主
リアス・グレモリー『グレモリー家次期当主』
仲間
木場 裕斗『騎士』
姫島 朱乃『女王』
塔城 子猫『戦車』※白音
家族
???
能力
停止世界の邪眼(フォービドウン・バロール・ビュー)
???
備考
停止世界の邪眼をコントロールできないので封印されている」
成程にゃん、それで封印されているのね
自分の僕の特訓位しなさいよリアス・グレモリー
丁度、始業式も終わったみたいね
リアス・グレモリーの監視の続きにゃん
少女監視中
「さて、仕事の時間ね
そろそろ子猫を呼ぶことにしましょう」
白音、やっと会えるにゃん
白音が来るまで白音の資料でも見るにゃん
「名称 塔城 子猫※白音
性別 ♀
容姿 白髪のロリっこ
種族 猫魈・転生悪魔
交友関係
主
リアス・グレモリー『グレモリー家次期当主』
仲間
木場 裕斗『騎士』
姫島 朱乃『女王』
ギャスパー・ヴラディ『僧侶』
家族
龍道 黒歌『姉』
能力
仙術※使用をしていない」
容姿の白髪のロリっこってなんにゃ!?
小柄で白髪でいい気がするにゃん!!
「部長、遅れました」
白音……
「子猫来たわね
早速だけど依頼が入ってるみたいだから行ってもらえるかしら?」
「分かりました」
元気で良かったにゃん
それから私はしばらく様子を見てから総司のとこに向かったにゃん
Sideout
それから1年後
真の意味で俺たちの高校生活は、ハイスクールライフは、物語が始まる
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中身はグレモリ―眷属紹介という罠