今日は書記戦の日
今回のルールは脱がしあい
零下四十八度のフィールドで
相手の服を脱がし身ぐるみ剥いで
裸にしたら勝ち
ついでに姫ちゃんVS廻さんの日
つまり・・・・
「グヘヘヘヘヘヘ」
「うへへへへへへへ」
「創ぇ」
「零ィ」
ガシッ
「「ここはいがみ合いなしだ!」」
ふははははははは
――――――――――――――――――――
「今回の書記戦、書記の方は
補佐の方へは手を出さないようお願いします
補佐の方も同じくお願いします」
「わかったぜ」
「しかたねーなー」
「当然よね姫ちゃん」
「そうですね、ほかの人には手は出しちゃだめです」
それじゃあバトル開始だ
ちなみに寒さは姫ちゃんは能力で寒さ耐性を
廻さんも能力で冷気が届くという現象を無効化
二人とも寒さは感じないぜ
――――――――――――――――――――――
三人称SIDE
神姫と廻はちょっと難しい顔をしていた
「廻さんとは殴りあいは嫌ですね・・・」
「私も女の子に手は出したくないし・・・」
そうこれは試合
殴るけるとはもともと関係のない二人は
どうすればいいのか迷うのだ
「此処は・・・・えい!」
そんな中先に動いたのは廻だった
ギュウ
神姫を力いっぱい抱きしめたのだ
「へ?ええええええええ!?」
神姫は顔を真っ赤にして動揺する
そんな神姫の耳を廻はくわえる
「はむ」
「ひゃあ」
急にくわえられたことで
変な声を出してしまった神姫の制服に
廻は手を入れた
「このまま脱がさせてもらうわね」
「やっ、ちょ、廻さん!」
はたから見ればどう見ても
女の子同士でいろんなことをやっているようにしか見えない
「可愛いわよ姫ちゃん」
「そんな・・・可愛いなんて」
頬を赤らめながら行う二人に
観戦組は二人を除き書記戦に集中して見られなくなった
例外二人はと言うと
「廻さん、そこだ!スルッとスルッと脱がすんだ!」
「姫ちゃんがんばって!反撃反撃してめぐねぇの服に手を!」
書記戦そっちのけで観戦していた
そして補佐組はまだ続き
「姫ちゃんごめんね、上が下着だけになっちゃったね」
「いいですよ、今度は私の番です!」
「え?きゃあ!」
「廻さん、優しくしてあげますからね」
「そんな、ちょっと、姫ちゃん」
「ふふふふふふふ」
「姫ちゃん!手をワキワキさせないで!」
「ほーらー」
「あ、ちょ、あ、ふぁああ」
ガラス越しの二人は
「カメラだ!カメラを作れ創!」
「メモリーメモリー創れ零!」
「「ははははははは!!!!!」」
撮る気満々だった
それを見た他観戦組は
『ああ、こいつら通報したほうがいいんじゃないか』
書記戦を観戦しながらも
そんなことを考えていた
しばらくして補佐戦が終わり
その後書記戦で志布志が『憎武器』を使い
決着がついた
―――――――――――――――――――――
書記戦最終結果は変わらず
過負荷を発現させた名瀬が勝利
補佐組は途中でコロコロ受け攻めが変わりながらも
最終で攻めを取れた廻が勝利した
感想は「可愛かった」だそうだ
生徒会二勝零敗、補佐零勝一敗一分
そして途中から撮影ばかりしていた観戦者二名は
「撮ったか?」
「ばっちりだ」
「「へへへへへへへ」」
補佐戦の様子を録画した二人は創ったパソコンで
DVDを焼いていた・・・しかしいいことは続かない
「兄さん?」
「創?」
二人は後ろに得体のしれない威圧感を感じ振り向いた
その顔は一瞬で冷や汗だらけになっていた
「どうしたの姫ちゃん?」
「どうしたねーちゃん?」
そう聞いた二人に
彼女たちは満面の笑みでこう言った
「捨ててくださいね」
「捨てなさいね」
その笑顔は逆らえば殺される雰囲気があったそうだ
「姫ちゃんの絡み動画がああああ」
「めぐねぇの乱れる動画があああああ」
「「うわああああああああ」」
「当然よ」
「撮るのは厳禁です」
その日は二人とも酷く落ち込み
その日一日球磨川も引くほどの負のオーラが立っていたのは
また別の話
――――――――――――――――――――――――
SIDE零
「今回の会計戦についての説明をいたします
今回補佐の方々は自分の希望する生徒会に仲間として
入っていただきます、それに当たり今回の会計戦の結果は
補佐、生徒会両方に反映されます、よろしいでしょうか」
了解了解
「じゃあ俺たちは球磨川さんで」
「じゃあ俺は善吉で」
「廻さん、じゃあまた」
「うん、いい試合をね」
よしッじゃあ行きますか
「よろしく頼むぜ零」
「ああ任せろ善吉、後瞳さんも」
「ええ、よろしくね、あっと、そうだ神姫ちゃんも
無茶はだめよ」
「はい、わかりました」
じゃあ戦闘開始
――――――――――――――――――――
「それにしても、爆弾とは厄介だな」
いやまぁ不発にもできるんだけどな?
「物騒なだけなら江迎さんもですね
書記戦で見境なく腐らせるようになっちゃいました」
「しかも創と廻先輩も一緒なんだろ?
勝算はあんのかよお母さん」
「大丈夫、私は江迎ちゃんの主治医だったんだから
気を付けるのは球磨川君ね彼が江迎ちゃんに
するアドバイスがカギになるわ
創君と廻ちゃんは・・・零君と神姫ちゃんが何とかしてくれるわ」
随分と期待しますね
創は喧嘩してるから能力知ってるけど
廻さんのは見たことないんだよなー
「まぁそこそこには頑張りますよ」
「そこそこはだめですよ兄さん
ちゃんと頑張らないと」
ごめんね姫ちゃん、わかったちゃんと頑張るよ
「・・・それにしても攻撃がないな」
いやいやこれからですよ善吉
ズアッ
ほら来た
「なんだなんだ!?植物が勝手に成長してきやがった!」
「植物を操ってるのね!」
「危ないなー本当」
「兄さんおろしてください!」
姫ちゃんをお姫様抱っこして警護中だ
「善吉ー大丈夫か?」
「大丈夫に見えたらすげぇよお前!」
「それもそうね、でも、危なくはないわよ!」
瞳さーんそれは剪定ばさみですねー?
それって持ち歩いてたら銃刀法にはまる長さになりません?
「『|お母さんのたしなみ(マザーズタクティクス)、|庭弄りの守護神(ガーデニングガーディアン)』!」
おーすげ、いやはや『たしなみ』のレベルじゃねーわ
もう戦闘技術に入るね
「チートママにもほどがあるってね」
「そうですね、能力なしに見えませんよ・・・」
「さて行くわよ皆」
「「おう」」
「はい」
――――――――――――――――――――
「先頭は俺と瞳さんでとるな」
「わかった、任せたぜ零」
「さて行くわよ零君」
「兄さん頑張って」
「わかってる」
・・・とまぁこんなやり取りがあって
進んでる
「『庭弄りの守護神、撫で斬り版』!」
「『|物真似師(クラウン)』」
道具を使って行う技を素手で体現する技
チートだけど問題ないよな?もともとそんなもんだし
「マタギに見えるお母さんだけど
それを素手でやりだす零もすげぇな」
「兄さんって意外と庭師とかも似合いそうですよね・・・」
「零は庭師より盆栽ちまちまやってそうだな」
「そんなことより善吉君、こっちでほんとにあってるの?」
球磨川さんの過負荷性を狙ってるらしい
まぁ原作通り破られてそうだけど
「大丈夫だ、どんだけ目隠しされても
過負荷の感じは肌でわかるぜ」
創と廻さんはどうなってんだろーなー
「・・・・いたぜお母さん!あそこだ」
おおいるじゃねーか・・・本物が
創と廻さんもいるみたいだな
創は構えてるけど・・・構えてる?
・・・あの構え・・・やばくね?」
「全員下がれ!あれは・・・」
「くらえ!『|流星の尾(シューティングブースト)』!」
「ちょ、えええええええ!」
拳から~極太レーザーが~
まさしく流星の尾に見えるね
危ないから・・・
吸収の技『捕食者(イーター)』
「いただきまーす」
「零君、何を!?」
対象はレーザー
キュウウウウウウウ
「エネルギーが吸収されて!」
「ごっそさんした!」
「・・・レーザーを吸い込んで食べるなんて
どこのピンクの悪魔だ?零」
「お前も急にレーザー打つんじゃねーよ創」
「『まぁまぁ落ち着いて』『じゃあ江迎ちゃんやっちゃって』」
「わかりました」
ガサガサガサ
しがらみ召喚で二手に分ける算段・・・
「兄さん!」
え!?姫ちゃんそっち?
そんな!
「こっちがまさかお前らとは・・・・」
「ごめんね零君」
「江迎と廻先輩がこっちか」
「ふふふ、うまく分けれましたね」
姫ちゃん大丈夫かな?
・・・まぁ瞳さんを信じよう
創も一応手を出さないと信じよう
「仕方ないこっちはこっちでやりますか」
残り時間42分57秒
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神様と転生した主人公が
めだかで原作に入るお話
※注意※
めだかボックスの二次創作です
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