戦挙の後、廻さんに能力を教えてもらった
「現象を無効化しそれを自分が起こす又は好きなように起こせる能力」
俺のためにあるようなもんだ。
でも
「自分強化は無効化されないからいいか」
正直無効化は面倒くさいが仕方がない
そんなことより
「零、晩御飯は何がいい?」
「二人で腕によりをかけて作りますから」
何で冥加もいるの?
姫ちゃんはわかる、姫ちゃんはわかるんだ
何で冥加もいるの?
「なぁ冥加」
「何?」
「いつ入った?」
「さっき、来ちゃいけなかった?」
「いや、そんなことはないけど・・・・」
「なら気にしないで」
何でいるんだ?
しかも気づかなかったぞ
しかも真っ白なワンピースだと?
結構どツボなんだが
こいつこんな可愛かったけ?
「それで、晩御飯は何がいいですか?」
「じゃあ、ご飯、味噌汁、焼き魚、冷奴でいこう」
「わかりました」
「わかった」
・・・まぁいいか、気にしない気にしない
面倒くさいし
明日は副会長戦だし
今のところ勝ってないから勝たないといけないし
試したいこともあるし・・・
――――――――――――――――――――――
副会長戦当日
零側
「今回は庶務の続きだな」
「気を付けてくださいね、怪我しちゃだめですよ?あの時も心配したんです」
「一応は気を付けるよ」
創側
「前みたいにならないで、怪我しないで、それだけが心配だから」
「わーったよ、がんばっては見るよ」
零側
「はー行きますかね」
「さてと、っとお前とだな」
はてさて無傷で・・・・なぁ
「「無茶だよなぁ?」」
ははは
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ルール・鉄骨の上で相手を地面につければ勝ち
参加者
神谷零
終創
日之影空洞
蝶ヶ崎蛾々丸
「今回は書記戦のように同じフィールドで
試合を行います、ですから別の方々への直接手を出すのは
おやめくださいますようお願いします」
「あの人おせぇ」
日之影先輩が来ない
原作が狂うとちょっと怖いんだよなー
「生徒会の皆様からはどなたが出ますか?」
「ここは私しかおらんだろう」
「引っ込んどけ会長」
「む、なぜだ」
日之影先輩の出番なんだ
「もうちょっとで英雄が来るから」
「なに?」
だって足音がするぜ?
皆さんお待ちかねの英雄さんだ
ガラッ
「お前は出るな黒神
お前は生徒会長だろ
此処は引退したジジイに任せとけ」
先輩、雰囲気バリバリ変わってんじゃないですか
「黒神、俺が出ても構わねーよな?」
「・・・はい、それで構いません」
「それでいいよな長者原くん」
「・・・・多分かまいません」
「ちょーーーーっと待ってください長者原副委員長!
ちゃんとそういうのは確認してくださいよォーーーー!」
「わかりました、確認を取りましょう」
面倒ないちゃもんだな
「確認できました、問題ありません」
じゃあ行こうか
副会長戦『狂犬落とし』
「タッグバトルでないにしても一緒の戦線は初めてですね
日之影先輩」
「そういえばそうだな、がんばれよ神谷」
「もちろんです、というかどんな肉体改造したんですか」
「不知火にちょちょっとな」
「そうですか、まぁ知ってましたが」
「原作知識か?」
「そうですよ」
小細工されるのは知ってましたし
宇宙最強になるのも知ってました
「理外点か・・・常識ってわかるか?」
「それくらいわかりますよ、まぁ大体は通じませんけど」
「だろうな」
「さて、戦闘開始です」
「おう!」
――――――――――――――――――――――――
「・・・さてやるか、なぁ創」
「いいとも、今日こそ白黒つけてやる」
『どっちの姉妹が可愛いか!』
「「補佐戦どうした?」」
『関係ない!』
「「だめだこりゃ」」
戦闘開始!
一応今回は勝ちに行くぜ!
「『暴君』『革進』!」
「『英雄』『改進』!」
足場なんて問題ない
空中に浮くようにすればいい
「自由に動く技『自由移動(フリーウォーク)』」
「足場を好きに作る技『仮想台地(エアグラウンド)』」
『このクソやろおおおおおおおおお!!』
――――――――――――――――――
三人称SIDE
「うらららららら!」
「どらららららら!」
創と零は普通に殴りあっていた
ただ、それは空中で行われていた
そして鉄骨の上では副会長戦も
「なぁ蝶ヶ崎くん、重いものが空を飛ぶのはなんでか知ってるか?」
「知りませんよ」
パァン
蝶ヶ崎の体が吹き飛ばされる
「!?ぐふっ」
「簡単さ、高速で飛んでいるから飛べるんだ」
そして日之影はめだかを見る
「よく見ておけ黒神、お前が戦うヒントになるはずだぜ」
「よく見ておけも何も見えないじゃないですか」
「誰にも見えない日の光と化し
影も残さず静かに翔ける
それが俺の新しい異常性
『光化静翔(テーマソング)』だ!」
一方空中
「『百撃一手』!」
「『百発不中(ミスショット)』!」
一撃を百撃に変えて殴る零に
創は百中百発の衝撃を終わらせることで無効にする
「今度はこっちだ!」
「当たらねーよ!」
零は創の攻撃は当たらなくして
無効にする
「ちっ、この野郎が!」
「まだまだァ」
ただの殴り合いが決着がないと思ったのか
二人は庶務戦の時の威力の大きい技を中心にする
「『絶滅の一撃(アルマゲドン)』
「『流星の尾』」
零は手のひらの上にバスケットボールくらいの黒い球体が出
創は手のひらを零に向ける
「「くらえ」」
零が球体を前に突き出しながら創に向って飛ぶ
創も手のひらからレーザーが発射される
激突
零の球体はエネルギーの塊らしい
白い流星の尾に黒い隕石がぶつかっている
「「ああああああああ!!」」
ズドンッ
爆発が起き二人は後退する
だがすぐに違う技を出しにかかる
「『流星の雨』」
「『借りたら返す(リターンユー)』」
流星群のように零の後ろから出た弾幕は
創の前にできた幕で消え、創の後ろから弾幕が出る
「くっそ『防御壁』」
ガガガガガガ
零は返ってくる弾幕を壁で防ぎ
もう一度構えた
創も同じく構える
そして同時に
「『|始りの炎(クラレント)』」
「『|始りの水(エクスカリバー)』」
そう言った
一方はかの王に反逆した物が持ち
伝説によっては原初において炎の属性を持つとされたもの
もう一方はかの王が持った剣
伝説によっては原初において水の属性を持つとされたもの
対極の剣ともいわれるそれを二人は構えた
「「はあああああああああああああああああ」」
ズドンッ!
剣が接触した瞬間
刃から煙が出、衝撃波が起きた
―――――――――――――――――――――――
「はああああああ」
こちらは副会長戦
日之影は容赦なく攻撃を蝶ヶ崎に加える
「おっと、遣り過ぎたか?
まだ使い慣れてなくてな」
そういう日之影に蝶ヶ崎は何もなかったように立って言う
「いえいえ、こんなのは不慮の事故ですから
・・・私にはわかりません強いぐらいで
『不慮の事故』を屈服させられると思うのかね」
そして蝶ヶ崎はわかりあいに来たと言う
日之影に江迎はまぐれだと言う
そして自分たちに苦しめというのかと日之影に聞いた
「そうだ、苦しめと言っている」
そういってまた攻撃する蝶ヶ崎をクレーンに叩き付け
攻撃を終えて鉄骨の上に日之影が戻った時
フィールドの鉄骨が折れ建物が倒れる
「くおっ!」
日之影が鉄骨の下敷きになる
観戦者はそれで終わったものと思ったが
日之影はまた立ち上がって
最後に切り札を出そうとした
「行くぜ『光化静翔』アコースティックヴァー・・・」
ジョンというのはなかった
言おうとしたときに衝撃波が飛んできたから
その衝撃で日之影の乗っている鉄骨が上がり
クレーンの上に乗せられる
『貸しです日之影先輩』
日之影の頭の中で声がする
「わかったよ恩に着るぜ後輩」
上を見れば
新しく槍を取り出した
後輩が親指を立てていた
「さァて行くか!
頑張らねーとな!」
その後日之影は自分のことを思い出した生徒の
応援もあり見事勝利したのだ
―――――――――――――――――――――――
補佐戦側
爆発の後
爆発の被害を消した補佐の二人は
もう一度武器を取り出した
「『必貫の槍』」
「『死の槍」」
最初のバトルで使った槍
それもまた爆発するだろう
「「せーの」」
ヒュ
零は槍を投げなかった
代わりに槍を空間ごと隔離した
「お前何やって!?」
「転移」
そして零が転移したのは創の上
にやりと笑って言う
「足場はちゃんとあるか?」
持っつていた槍を捨て新しく出したのは
『雑滅の一撃』
「足場なんてあるに決まって・・・ない!?」
「消したんだよ!足場を作ったのが敗因だ!」
そう叫んで零は球体を創にぶつける
「ぐ、うあああああああああああああああ」
真上からの攻撃を防げず
創は下に叩き付けられた
「俺の勝ちだ!」
創に向かって零は言った
―――――――――――――――――――――
「痛てててて」
「大丈夫創?」
「大丈夫だよ、治したし」
「兄さん大丈夫ですか?」
「零大丈夫か?」
「問題ないよ」
よう、皆!
やっと勝ったぜ!
今は二人して心配されてるぜ
姉妹と、俺は冥加にも
なんで冥加もいるんだろうな?
「大丈夫だよねーちゃん・・・・それより、零!」
「なんだよ?」
「足場消すなんてありかよ!?」
ありだよ頭使え
「足場を作ることにしたのが悪い
俺みたいに自由に移動できる体を作ればよかったのに」
「お前みたいに法則無視できねぇんだよ!」
「それは残念」
「この野郎!」
「「「まぁまぁ落ち着いて」」」
三人に言われちゃ仕方ねー
「今回は負けだよ。認めてやる」
「んじゃあ最後は会長戦だな」
「今度は私たちもですかね?」
「でしょうねー私たちも出ないと文句言われそうだし」
「「負けないからな」」
「負けませんよ」
「負けないわよ」
「・・・・(零、がんばって)」
結果
生徒会・二勝一敗一分け
補佐・一勝一敗二分け
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神様と転生した主人公が
めだかで原作に入るお話
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めだかボックスの二次創作です
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