No.447383

魔法戦記リリカルなのは 二人の転生者の願い 無印編

DFGNEXTさん

せっかくだから間違えた奴と同じサブタイにしてみた。

それではどうぞ!!

2012-07-06 19:32:36 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:918   閲覧ユーザー数:901

第一章 無印編

第八話「As dream」

 

 

さて前回は家族全員にネタバレした。

なのはちゃんは主にユーノ関係でいろいろ言われて疲れたそうだが・・・。

 

今日は前世の記憶をフル活用しジュエルシードを回収しまくっているところだ。

 

すでにユーノが最初に封印したものを含めてジュエルシード6個を回収し終わっている。

つまり神社、プール、学校、サッカーのジュエルシードはすべて集め終わったことになる。

 

少々問題があったが・・・まあそれは後々話そう。

 

ちなみに他のは出来得る限り前世にあわせるために、とりあえずほっておくつもりだ。

 

PT事件は協力が事前に打ち合わせできないから、ということでなのはが提案した。

 

 

さて今日は本来ならジュエルシードが暴走して町中に被害が出る日だが、

すでに回収しているのでそれは起きないはずだ。

 

まあ起きる可能性もあるが、経験者のなのはが同じミスをしないだろう。

 

というわけで今日は河川敷にてサッカーの試合があるというのでアリサ達と待ち合わせてそこに向かう。

河川敷に着くとサッカー少年が練習に勤しんでいた

 

「なんはちゃ~ん、彩斗く~ん」

 

手を振りながら近づいてくるすずか。白いワンピースのような服を着ている。

 

「おはよう二人とも。」

 

「おはようなの、アリサちゃん、すずかちゃん。」

 

「おはよう、なのは、彩斗。今日はジュエルシード集めないの?」

 

「あぁ当分はね。さすがに休まないと。子供だし。」

 

「それは子供の発言じゃないと思うけど・・・。」

 

「確かにw」

 

そう実は二人に魔導師だと言うことがばれてしまったのだ。

ちなみに原因はなのは。

 

ジュエルシード封印→結界解除→偶然二人が→ばれちゃった(・ω≦) テヘペロ

 

と言うわけで洗いざらい話した。

ちなみになのはが転生者だということもばらした。

 

二人とも特別気にしなかった。

恩人だし、今世でも親友になりたいとか。

 

やっぱいい奴らだ・・・。秘密にしている俺はちょっと罪悪感持っているが・・・。

 

さてなのは達とのやり取りをしていると試合が始まる。

翠屋FCはなのはの父親がオーナーのチームだから当然こっちを応援。

アリサ達は小学三年生ながらに結構人気の美少女達だから応援された方も気合が入る。

 

「あの子が一番気合が入っているな。あのマネージャーさんと仲が良そうだ。」

 

そう言ってキーパーの少年に視線を向ける。

ベンチに座っているマネージャーらしき女性から応援を貰って張り切っているようだ。

 

 

しばらく観戦をしていると、状況が変わる。

翠屋FCのメンバーが怪我をしたようだ。どうやら続行は不可能らしい。

控えメンバーはいないらしい。これから10人で戦う事になりそうだ。

 

「あんた、出でみたら?運動神経良いんだし、結構やれるかもしれないわよ」

 

アリサがそんなことを言った。

 

「別にいいけど。サッカーはやったことないぞ。ルールは知ってるが。」

 

前世ではハンドボールとバスケはやったが、他の球技は触り程度しかやっていない。

サッカーに関しては珍しく手をつけていなかった。

 

「それならちょっと出てみてくれないかな?十人でやるよりは十一人のほうが良いし。」

 

士郎さんが頼んでいた。特別断る理由もないので出ることにする。

 

時間がないのでその場でユニフォームに着替えたことに関しては予想外だったが・・・。

でもなんかアリサたちがじろじろ見てきてるんだが・・・。

 

(・・・意外とすごい体つきしてる・・・。)

単純に小学生のそれでない身体つきにに見惚れているだけだとは彼は気づいていない。

 

特に気にせずにグランドに入る。

知っている人は誰もいないので、とりあえず同じユニフォームの人の動きに合わせることにする。

 

「指示をお願いします。言われた通りにするんで」

 

俺はキーパーの人に指示を乞う。

 

「なら、右サイドの突破を押さえてくれ。後はこっちで何とかするから。」

 

「了解」

 

と思って前を見ているとなんか奴さん右サイド攻めっぽいんですけど・・・。

俺を素人と思って一気に攻める気らしい。(まあ素人だけど・・・。)

 

 さてどうしますかね・・・。

 

そう思っているとさっそく敵さんが俺を突破しようとしている。

 

(さてとまずは良くボールを見て、捕ってフリーの味方にパスっと・・・。)

 

経験者といえどさすがに小学生なので相手がフェイントを掛けずに突っ込んでくる。

もともと身体能力では小学生など比較にもならないので、あっさりとカット。

 

そして遠くにいる一番フリーの味方にロングパスをした。

 

周りは俺のパスに驚いていた。

まさか、素人のパスがそんなに正確にフリーの選手に行くとは思っていなかったし、

ロングパスを蹴れるほどのキック力がある事に驚いていたようだ。

 

まあテクニックはともかく身体能力でそこらの同年代に負ける気はないな。

 

パスを貰った味方はそのまま相手ゴールに向かい、数的有利を作ってキーパーと勝負し、ゴールを決めた。

 

「すごいな。お前!その調子でガンガンサポートしてくれ」

 

味方から褒めたれた。ここまでくるとサポートじゃなくて攻めてみたい気がした。

 

さて結果だが、皆の活躍で敵さんの攻撃が弱まり一気に攻めて

5-0と完全な勝利だった。

 

皆が喜んでいるので俺はさっさとユニフォームから着替える。

 

「すごかったよ彩斗くん!!」

 

「すごかったじゃない!」

 

まあ俺も活躍したが、一番がんばったのはあのキーパーさんじゃないのかね?

 

「ふふ、なかなか良かったよ。」

【映像は撮ってあるから後ではやてちゃんに見せてあげてね。】

 

「あ、あぁありがとう。」

【おいおい・・・。いつのまに・・・。】

 

【《私が全身全霊を持ってとりましたが?》】

 

【おまいかい!!レイジングハート!!!】

 

まずい。念話の中ですら叫んじまったよ。

レイハさんそんなキャラだっけ!!??

 

なのはェ・・・。一体何したし・・・。

 

【ちょっとだけお話しただけだよ?】

 

頼むから心を読まないでください・・・。

 

 

――――――――――――――――――――

 

 

「ふぅ~少し疲れたなぁ・・・。」

 

肉体的というよりは、精神的に・・・。

レイハさんの調教がすでに完了しているとは・・・。

 

こんなことを考えているとなにか光を反射させているものが目に入った。

よく見るとそれはジュエルシードだった。

はて?原作でこんなのあったっけ?

 

そう思ってそれをとr

 

「それを渡して」

 

封印しようと思っていたら後ろから声をかけられた。

振り返ってみると金髪をツインテールにし黒衣に身を包んだ美少女と健康的な身体の美人がいた。

 

まあフェイトとアルフがいた。

なるほど・・・このジュエルシードはフェイトが本来とるものなのか

 

「・・・・・・・・」

 

「もう一度いいます。それを渡してください。拒否するなら・・・」

 

デバイスをこちらに向けながらフェイトがいう。

これが脅迫と言う奴か・・・。

だが俺は魔導師だから通じるが、そんなおもちゃみたいな奴向けられても誰も反応してくれないと思うぞ。

 

「・・・・・・・」

 

「無視すんじゃないよ!」

 

「それは拒否と受け取っていいんですね。なら痛い・・・へっ?、あわわ~」

 

急に投げて渡したがフェイトはちゃんとキャッチした。

いきなりだったせいか、二人ともぽけ~としている。

 

「・・・ハッ  何が目的ですか?」

「答えてください。」

 

「渡してほしいっていったのはそっちだろ。」

 

「「はっ」」 ポカ~ン

 

「何ポカーンっとなっている。」

 

「だってさっきと態度ちがうじゃないか」

 

「いきなり後ろからこえをかけられたうえに、美少女と美人。 「び、美少女!?」

 しかも美少女の方は黒い武器(おもちゃ)らしきものをもっている。 「あっ」

 そのうえいきなり用件を言ったあげく拒否したら痛い目にあわせるという脅し。

 君たち俺の立場ならどう思う?」

 

「わっわたし・・・。」

 

フェイトが半泣きになっている。

なぜだろう?あちらが悪いのにこちらが罪悪感を感じる。

まあいいや。とりあえず予想以上に早く会えたがだったら予定を早めよう。

 

「まぁまぁ、とりあえずそのジュエルシードはあげるから俺の要望聞いてくれないかな?」

 

「えっ?な、なんでジュエルシードのことを!?」

 

「いやいや、俺魔導師だし。」

 

てっきり魔力垂れ流している俺に気づくと思ったんだが・・・。

 

「・・・っ!」

 

そのことを言ったら二人とも臨戦体制になっちゃってるし・・・。

 

「あぁまあ落ち着いて、そもそもジュエルシードのことはすでに管理局に報告済みだよ?」

 

「い、いつの間に」

 

「俺の母さん元管理局員だからね。フェイトちゃん」

 

「な、何で私の名前を!!?」

 

「君のお母さんのことも知ってるよ。プレシア・テスタロッサでしょ?」

 

「母さんの名前まで・・・あなたは一体・・・?」

 

まあさすがに驚くよな

いきなり見知らぬ人がそんなこと言えば

 

「別に拒否しても勝手に行くんだけど。やっぱり住人の許可は得るべきだよね。」

 

「な、何のようなんですか!」

 

「単純にプレシアさんに用があるだけ。あの人今とても重い病気だからね。」

 

「えっ・・・・・・。」

 

あぁそういやこのときは知らないんだな。

 

「まあそれは置いといて・・・どうする?見知らぬ僕を連れて行く?」

 

「・・・・・・・・・。」

 

「ど、どうするフェイト?」

 

アルフがかなりあせってるな。珍しい。

プレシアさんのカミングアウトは結構効いてるんだな。

 

「どちらにせよ俺は行くってことだけ言ってくよ。」

 

ちょっと脅迫気味だが嘘は言ってない。

座標は原作の通りだと思うし、

仮に変わっていたとしても予知夢の前には無力だ。

 

ただ逃げることに専念されたら無理だけど・・・。

 

「・・・わかりました・・・。連れて行きます。」

 

そう考えていたらフェイトがそういった。

 

「あれ?そこまでやってくれるんだ。」

 

「監視もしたいですから。」

 

なるほどね。うまく考えてるじゃない。

 

「OK。それでいいよ。」

 

「それでは・・・次元転移、目標地点

 座標876C・4419・3312・D699・3583・D146・0779・F3125、

 時の庭園」

 

そう言うと足元の魔法陣が光り出し、一際輝いたと思ったらそこは見慣れた海鳴市ではなかった。

時の庭園プレシアさんの本拠地、フェイトちゃん達の家・・・。

 

ちょっと早いけどついに来たか・・・。

 

さぁて始めますか・・・。

 

 


 
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