前回のあらすじ
ドラゴンを説得→なんか召喚契約をすることに→アオイ ハ ドラゴン ヲ ナカマ ニ シタ
〜葵side〜
みんなを探し始めてはや一時間。みんなが見つからない。そしてなにより……
「キュー(なぁなぁ、これからどこに行くんだ?)」
さっきから隣でしゃべってるフィーがうざい。
確かに、寂しかったのは分かるけど限度ってものがあるんだよ。
「少しうるさいよ?o☆si☆o☆kiされたいの?」
僕がそう言うとフィーは静かになった。
そんなに恐かったのかな?なんか隣で震えているし…。
「ごめんフィー。少し言い過ぎたよ。気にしないで」
「……キュー(あ、あぁ……こっちもすまなかった)」
「それじゃあ気を取り直して探そうか」
「キュー!(おぉ!)」
立ち直るの早いな。
~葵sied End~
「お兄ちゃん、どこに行ったんだろう?」
「マスター……」
「葵さん…」
「はいはい、そんなに落ち込まないで。それよりも今は葵を早く見つけましょう!」
「「「おー!!」」」
そして、探す事1時間。
「見つかんないよ~」
「そんな事言わずに、探しなさい」
「いったい、マスターはどこに?」
「葵さ~ん、ドコですか~!」
「見つかんないね、お姉ちゃん達」
「そうですね。どうしましょうか?」
「どうするもこうするも、探す以外に何か方法でもあるの?」
黙り込むみんな。…………………みんなぇ……………
「……………無いですね。もう少し探してみましょう」
「そうね」
さらに1時間後
「見つからないね~」
「そんな事言ってる暇があったら探しなさいよ」
「つ~か~れ~た~」
「我が侭言わないの」
「う~~……だって~」
「それにしても見つからないわね」
「葵さん、大丈夫でしょうか?」
「大丈夫なんじゃない?葵だし」
「「「あぁ~~」」」
「しかしどうしましょう?これでは埒があきませんが……」
「そうね………みんなはどうしたらいいとおもう?」
「そこら辺の木をなぎ倒しながら進むってのはどう?」
「やめなさい。そんなことしたら管理局が来そうだから」
「しかしいい案が出ないな」
「そうです『ギュム』……はて?何の音でしょう?」
そう言って音のしたところを見ると、何かの尻尾があった。
「これは……」
「何かの生物の尻尾だね~」
「何か嫌な予感がするんだけど……」
「み、みみなさん、あああ、あれ」
ルナがそう言って指をさす。みんながその方向を見ると、ドラゴンがいた。それはとっても大きなドラゴンがいた。大きさはゆうに15メートルはあり毛並みはまぶしいほどの純白。この世の物とは思えないほど綺麗だった。しかし、顔のところには青筋を浮かべており、怒っていることが容易に分かる。
「………おっきいね~」
「やっぱり尻尾を踏んだから怒っていますね」
「倒せますかね?」
「何言ってんのよ!?そんな悠長な事言ってないでとっとと逃げるわよ!!」
そう言ってドラゴンから逃げ出す4人。
しかしドラゴンはそんな事を許すはずも無く、逃げた4人を追い駆ける。
「追ってきたーー!!」
「お兄ちゃんを探すんじゃないの?」
「そんな事は後回しよ!今はあのドラゴンから逃げるのが先決よ!!」
「ギャァァァァァァァァァァァ!!!!!」
「ってか来てるよ!!もっと早く!!」
「もうイヤーーーーーー!!」
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何か中途半端に終わってしまいましたがすいません。