SIDE零
「風紀委員長雲仙二年生の武器についてだ」
「スーパーボールだよな」
原作知識解放!みんな驚け!
「・・・なぜ知っている?」
なんか怖いよ会長?
こう・・・・ギロリッみたいな?
「いや・・・・勘といいますかなんというか」
「なぜこれが武器だと思う?普通は思わないはずだ」
まずっちゃった。失敗失敗
「いやぁ・・・その・・・」
「零は仲間だろ?疑うのはだめだと思うぜめだかちゃん」
「・・・・うむ・・・・それもそうだな、すまなかったな零同級生」
原作知識の披露は危険みたいだからやめとこう
「でも外見はふつうのスーパーボールですよね」
そうだよね、そうは見えないよね姫ちゃん
「色々細工はしてんだろ」
「うむ、威力を殺さず跳弾するように素材が変えられている」
おー怖い、あたったら痛いじゃすまないね。
「まぁこんな風に指ではじくと」
「姫ちゃん危ない!」
「へ?」
ピンッ
姫ちゃんに覆いかぶされ!
『わあああああ!!』
ガガガガガガ
「な?」
「『な?』じゃねーよ!」
本当それだよ善吉
「危ないだろ?主に皆とか姫ちゃんとか姫ちゃんとか」
「あの・・・・」
「零君、零君」
「なんだねもがなちゃん?」
「神姫ちゃんが・・・・」
ん?姫ちゃんが?俺が覆って安全のはずだが?
「顔が・・・顔が・・・近いです・・・」
おお!姫ちゃんの顔がドアップで!
こんなに近くにあるなんて幸せだー
「可愛いなー」
「!?・・・そんな兄さん!かわいいなんて・・」
『このシスコンを何とかしてくれ』
皆の目がしらけてるけど気にしないぜ!
「姫ちゃん・・」
「兄さん、こんな時に撫でられるのは恥ずかしいです・・」
「姫ちゃんのせいだよ、姫ちゃんが可愛いから」
「そんな・・・」
『この兄妹を何とかしてくれ』
パチパチパチ
「お見事お見事、この種を見抜かれたのと
いいシスコンっぷりは初めてだ」
雲仙じゃないか!
子供だな本当!生意気なガキは女の子以外嫌いだよ
「まぁっ見抜かれりゃあしまいの子供だましだ」
ボトボトスーパーボールもとい爆薬散らばすな
掃除が大変だろ?爆発するから掃除もクソもないが
「生意気で可愛くないんだけど」
「いやぁ、まぁ俺も思うけど」
「これはこれでいいんじゃないですか?わかりませんが・・」
『お前ら空気読んで!』
「手品の種明かしに来たわけではなかろう?
何をしに来た?」
「用がないとだめか?同じ十三組じゃあないか
俺たちは同じ化物で怪物で似た者同士だろ?」
「でも左右逆なんだろう?」
「そうだ!そっくりで相容れねぇ
人間が好きなんだろ?人の役に立つために生まれてきたんだっけ?
お人好しだな。そして、たくさんの人間を改心させてきましたってか?
けどずるいぜ黒髪テメーは人間のきれいな面しか見ちゃいねー」
正直言おうか?俺的には正義とか聖者とか
ごちゃごちゃしたのどうでもいいから飛ばすぜ!
「あのさ~~」
「あぁ?なんだよ神谷零」
「なんで鍵閉めてんの?」
「なんでって・・・・決まってんじゃねーか」
「「時間稼ぎだよ」」
当たり―。つーか知ってんだけどね
「やっぱり?鍵閉めて封鎖してるから爆発かな?
このボールがソレだったり?」
「零同級生・・・なぜわかった?」
「ただの予想と火薬玉なら小さいボールでも大丈夫なんじゃっていう
感じかな」
「よく見破ったなぁお前、そうあたりだぜ!
こいつは炸裂弾の『灰(シンデレラ)かぶり』
この数ならこの部屋ぶっ飛んじまうぜ?」
危ない人、ここは原作で進めたほうがいいのかな?
一応そう進めよう、ただし乱神とたたかわせてもらうぜ!
「子供っぽい脅しはやめろ!君だってただでは済まないぞ」
阿久根よぉお前は知らないから何も言わないけど
爆発で自分はダメージないんだったら
普通脅しに使うと思うぞ?
「最近のテレビみてねぇのか?子供は何するかわからないんだぜ?」
そうそう親殺したりと物騒なのもたまにあるよねー
おー怖い
「やめとけよ」
「やめてくださいってお願いしてみろよ」
えー
「会長頼んだ」
「兄さん酷いですね」
自分で謝りたくないじゃない
「・・・・・やめてくだ・・・」
「おせぇよボケ」
ドオオン!
――――――――――――――――――――――――――
「危なかったなー」
爆発は規則制限で爆風や瓦礫もろとも防いだぜ
姫ちゃんの能力は俺が対処不能の時(気絶やいない時)
だけ使えって言ってある
「皆さんは!?」
「一応全員、無傷にはしてある」
この爆発による影響で生徒会勢は傷を負わない
ってしたからな
「兄さんなら爆発させないことも出来たはずです!」
「・・・言われると痛いけど、原作改変はほどほどじゃないと
先が読めなくて色々怖いんだよ」
「そうですけど・・・」
「お前ら・・・何で無傷なんだ!?」
雲仙かその防具は相も変わらず十分チートだと思うよ
ダンプにはねられて大丈夫ってどんな服だよ
いや、そんな白い服か
「いやいやちょーっと小細工しただけですよ?
それに他の皆も無傷ですから」
吹っ飛びはしたし会長以外は気絶したけどねー
会長がボロボロだったけど今回は無傷だぜ?
爆発食らったのに無傷な服・・・やっぱりおかしいな
「こんなに部屋吹き飛んでんのに
無傷になる細工ってどんな細工だよ!?」
どーもこーも能力とゆう名の細工です
「零同級生、神姫同級生、無事か?」
「問題ない」
「大丈夫です」
「そっちは?」
「ロッカーに皆を詰め込んだ
そちらはなぜか無傷だと思えたのでな
そっちまで気を遣えなかった、すまなかったな」
「いやいや謝らなくていいぜ」
「いえいえ謝らなくていいです」
「そうか・・・ありがとう」
そのありがとうがいいな嬉しい
悪いことしたとは思ってねぇし
「お前らマジで化物かよ。ハハハ気持チ悪リー
、でその後も争わなくてめでたしめでたしなんだろ?」
そんなわけないですよー
会長がキレますよー
「うるさい」
ほらきた
ざわりってな感じかな?
髪の毛が色変わっちゃってしまってるぜ
「貴様もかつては人の善性を信仰する
心優しき美少年だったに決まっている
情状酌量に値するだけのきっかけがあってそのような
残虐無比な性格を帯びてしまったとしか考えられん」
性善説だっけ?決めつけが凄いな
そこまで人を決めつけられるのとかどうやったらいいんだ?
「しかしだからと言って私は貴様を許さない!」
オー怖い怖い
プレッシャーが凄いなぁ
こう、空気が震えてる感覚だね。
じかに当てられた雲仙はもっと凄いんだろうな
「雲仙二年生、貴様の言う通り私とお前はそっくりだ
私も貴様と同じで自分が正しいと思った事は一度もない
私は正しくなんかない、ただ正しくあろうとしているだけだ!」
「あれが乱神モード・・・」
「強いプレッシャーですね・・・
怖い系ではなく圧倒するタイプの物です」
「どこぞの覇気か?」
「はい・・・」
あら恐ろしい、危ないなぁ。
今回はそうだな・・・危ないけど俺が止めるか
「姫ちゃん」
「なんですか?」
「俺はめだかを止めに行ってくるから善吉たちを頼むぞ」
「言うと思いました・・・・わかりました・・・・けど」
「ん?」
「気を付けてくださいね・・・」
ひしっ
「・・・おう!(内心・姫ちゃんに抱き着きされたー!いやほおおおおおおおおおおおお)」
―――――――――――――――――――――――――――――――――
準備万端いつでもオッケー
「はっ、雰囲気が変わったからなんだってんだ!
火山の前では消し炭だぁ!」
めだかが振りかぶってー
「『影遊(シャドープレイ)び』」
はい、止まれ
「「!?」」
「やめとけ雲仙お前じゃ勝てない」
「零同級生?」
「神谷ァ?」
「会長、落ち着け。殴ったって何にもならないぞ?」
「何にもならないことはないこやつを排除できる」
だからなんだっての?
馬鹿だろ?人間一人消してそれで終わりなら
世界はもっと平和に回ってるぜ?
「何にもならないさ、消してさ、その後学園が絶対的に
平和で誰も傷つかなくて、雲仙みたいなやつが出てこないとでも?」
「・・・・・それでもだ、どけ零同級生、お前も巻き込むぞ?」
「どうぞどうぞ、巻き込んでいいですよ
それであんたが止まるんならなぁ?」
「そんなことでは私は止まれんぞ
邪魔をするなら力づくで通してもらうぞ?」
チートに勝てるならやってみろ
「そもそも動けないのにどうやって通るの?」
「さっきから動きにくかったが急に動きやすくなったぞ
何をしたのか知らんが縛りが甘いんじゃないのか?」
「実は俺もだな」
お二人さんそろってですか!?
十三組と過負荷、悪平等みたいなアウトローには効きにくいのか?
実験もしてみよう
「『影遊(シャドープレイ)び』」
標的は雲仙
「!、今度はこっちだけかよ、しかもさっきより強ええな」
二人同時はきついみたいだね
「さて、雲仙は防いだ後はあんただけだよ会長」
「さっきも言ったが力ずくだぞ?」
「通ってみろよ、通れたらなぁ!」
規則制限、俺の身体能力がめだかと同じになる
―――――――――――――――――――
SIDE三人称
ガガガガガガガガガ
「はああああああ!!」
「うおおおおおお!!」
二人はお互いに一撃ももらっていない
どこぞの格闘アニメのように
攻撃をしては相手の攻撃を受け止めるを繰り返しているのだ
「さっさとどけ!零同級生!!」
「なら倒せや糞野郎!!」
零がまともにめだかと殴りあえるのは
零がめだかの身体能力を写したからである
しかし、『完成(ジ・エンド)』を持っているめだかは
写した身体能力を完成させて使ってくる
まだ明かされていないまでも『完成』は機能しているのである
ゆえに
「ぐ・・・くっ」
「押されているぞ!零同級生!」
押されるのは目に見えていた
しかし零はチート能力者である
「まだまだぁ!」
「ぬ・・・うっ!?」
攻撃を強めたり
「はああああ!!」
「痛くねーなぁ!」
体の強度を上げたり」
「こっちだよ!」
「がはぁ!・・・・どこから!?」
攻撃を違う方向から当てたり
「ぬりゃああああ!」
「あたらねーなぁ!」
攻撃を当たらなくしたり
完成によるめだかの有利は消え
能力をフル活用しだした零が圧倒しだす
最初から使わなかったのは反則みたいな勝負がいやだったからだろう
「あたらねーぜ会長!」
「くそがああああああああああ!!」
力の限りこぶしを振り回すめだかは獣であった
「暴走もほどがあるってんだ・・・」
呆れ顔で零はつぶやいた
「まだまだぁ!」
「速い速い、パンチが速い見えねぇ」
だが零には当たらない、能力で当たらなくしているからだ
「あああああああ!!」
「止める方法が見つかんないなぁ」
いやぁ参ったとゆうふうに零はため息をついた
「そろそろ終わらせようかな?
それにしてもチートなしで一人で止めるのは無茶だったか」
無茶にもほどがあると神姫はいいそうである
「何をほざいている!」
零の戦いを飽きてきたかのように言う態度に
めだかが怒鳴り振りかぶる
「俺何も悪いことしてないけど
俺が悪いみたいに言われてるね」
「あああああああああ!!」
めだかが振り下ろした時
「もうおしまいですよ会長」
ピタリと会長の腕が止まった
「『鋼糸玉(ストリングボール)』だったけ?
雲仙の『霞網』だ、うごけねぇよ」
「俺の網をいつの間に!?つーかひっかける場所すらねーのに
どうやった?」
「簡単だよ、ストリングをどさくさに奪って(実際は転送しただけ)、
面倒だったけど遠くの建物にひっかけただけ(近くに透明の支柱を作っただけ)」
「はぁ!?、そんな遠くまで飛ばせるわけがねえ」
「出来ちゃったしー」
「そうだな出来んことはないだが・・・動けないわけではない」
ズズズとめだかが動き出す
「ですよねー、細工しときゃあよかったかな?
しかも会長もひでーなー止まってくれりゃあよかったのに、
しかたない、ここは物語通りに進めるかな」
「何をぶつぶつ言っている?」
「何でもないですよ」
そして零は笑った
「ストーリー通りに救世主たちが来ましたから」
「なんだと?」
そう疑問をめだかが持った時に
「もうやめろめだかちゃん」
善吉含め生徒会の三人と神姫がめだかを捕まえた
「!!」
「もうやめてください会長さん!
兄さんと戦ってるとこなんて見たくないです!」
「仲間同士で戦ってどうするの!?
あたしたち仲間でしょ?」
「めだかさん、風紀委員の件は別の方法があるはずです
このままではあなたが風紀委員の遣り過ぎ正義になってしまう」
「めだかちゃん、もうお前は一人じゃないだろ?
もう俺たちはお前を一人にしないから」
「・・・・・・・・」
「落ち着けよ、怒ってばっかだと見えるものも見えなくなる」
「・・・そう・・・だな」
すううううといったような感じでめだかが元の雰囲気に戻る
「雲仙」
「雲仙二年生」
零とめだかが呼んだ
「なんだよ?」
「さっきから空気で悪かったんだがお前も俺と戦う?」
「さっきから空気ですまなかったな、貴様も私と戦うか?」
実質二人はほとんど無傷である
それを聞いて一対一でめだかに勝てると思っていた雲仙は
めだかを圧倒できるやつも含め二対一の勝負を想像し苦い顔をする
「俺じゃあ勝てねーな、チッお前らから手は引いてやるよ
だが俺は言い継げるぞ遣り過ぎなきゃ正義じゃねーってな」
そう言った雲仙にめだかはこう返した
「言っていればいい私はこれからも
誰とでも仲良くなれると思い続けるよ」
――――――――――――――――――――――――――――
SIDE零
疲れたぜ!無傷ではないけどちょっと腫れたくらいで
もう治ったしな!(めだかの治癒能力を写した)
「零、怪我は大丈夫か?」
「善吉、ありがとうどうもないよ」
「まさか零クンがめだかさんと戦えるなんてね」
能力ないと負けるけどね
俺基本普通な奴だし
「あの・・・・兄さん?」
「姫ちゃん?」
「怪我・・・大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ」
「よかった・・・・・・・う・・・ふぇ」
泣いたああああああああ!?
なんで!?
「にーさーん!私が送り出したからです!
私が送り出さなかったら兄さんは怪我しなかったんですー!
あの時兄さんなら(能力あるから)大丈夫とか思ったのが間違いだったんですー!
そんな簡単な事に気づかなかった私は悪い子ですー!
ごめんなさい~~~~~!!」
ええええええええええええ!?
姫ちゃん悪くないよ!?つーか言いだしっぺ俺だよ!?
あの時しっかりした顔したからいいかなとか思ったけど
だめだったの!?
『・・・・・零が泣かした』
皆の視線が痛い!
えーっとこんな時は
撫でればいい
それしかないんだよ!
惚れてんなら別の方法見つけろとか言われそうだけど
他に知らないんだよ!
「大丈夫大丈夫、俺は何ともないから」
「ふええええええええええ!!」
結局姫ちゃんが泣き止んだのは時間が結構たってからだった
皆の視線が痛かったぜ☆
姫ちゃんは悪くないんだぜ本当、
戦うなら怪我だろうけど俺チートだからさ。
大丈夫って思っちゃったんだよきっと
「姫ちゃん」
「なんですか兄さん?」
抱き着きー
「え?」
「ぎゅーってね」
「・・・・・・ありがとうございます」
「どういたしまして」
『お前ら結婚しちまえよ』
なんか聞こえた気がしたぜ!?
まぁいいや姫ちゃん最高ーー!
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※注意※
めだかボックスの二次創作です
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