自分の拳を強く握り締める
リュウガ「そして・・・この手で仮面ライダーを倒す事が出来る」
神崎鳳凰「・・・・・・・・・・」
リュウガ「俺だって昔は仮面ライダーというヒーローに憧れていた」
リュウガは空を見上げて目を瞑り、12年前のことを思い出す
~12年前の回想~
俺の名は佐藤燈陰、7歳の小学2年生
2000年6月20日の午前8時15分、あの日はいつも通りに学校へ登校した
佐藤燈陰「おはよう」
机に鞄を置き、隣の席に座る友達に朝の挨拶をする
山本 晃「おはよう、燈陰」
山本 晃:幼稚園からの友達で家が近い
えっ!?何で一緒に登校しないの?って、晃は俺より家を出る時間が15分くらい早いんだ
山本 晃「あっ!?そういえばさ、昨日出たらしいぜ」
佐藤燈陰「最近出てなかったのにね・・・【未確認生命体】」
燈陰はクラス中を見渡すと皆が未確認生命体の話しをしている
そんな中、一人の女子が燈陰と晃の元へやってきた
竹田彩佳「2人とも、おはよう」
山本 晃「おはよう、彩佳」
佐藤燈陰「おはよう」
竹田彩佳:俺が4歳の頃、隣に引っ越して来てから遊び友達になった
竹田彩佳「ねぇ聞いた?今日の帰り、集団下校するんだって」
山本 晃「めんどくさいよな」
佐藤燈陰「仕方ないよ、未確認生命体が出たんだから」
そう言って雑談をしていると先生が来て、朝の会が始まる
その頃、とある倉庫では・・・・・・・・・・・・・・・
? ? ?「ボセゼ・ドググ・ビンレザ(これで2人目だ)」
2人の子供が死体で置かれていた
? ? ?「ボボシ・バギング・グシギド・ズゴゴ・ビン(残り31人)」
???は倉庫から外へ出る・・・それから約6時間後、一日の授業が終わった今は集団下校中で家に帰る道を歩いていく
山本 晃「燈陰、帰ったら遊ぼうぜ」
佐藤燈陰「今日はやめたほうが・・・・・未確認生命体のこともあるし」
晃からの誘いを断る燈陰
山本 晃「えぇ~、じゃあ彩佳は?」
竹田彩佳「私も今日は流石に」
彩佳も晃の誘いを断った
山本 晃「何だよ~2人とも、臆病だな」
晃は燈陰と彩佳に対して笑うと前を歩いていた5人のクラスメートが倒れる
? ? ?「ゲヅン・ビンレ(7人目)」
倒れているクラスメートの前に未確認生命体が立っていた
先生「よくも私の生徒達を!」
先生は叫んで未確認生命体に殴りかかるが
? ? ?「ビガラビジョグパバギ(貴様にようはない)」
未確認生命体に投げ飛ばされて気絶してしまった・・・そして
? ? ?「ゲギド・・・バギン・・・・・・・・・・バギング・グシギド・ズガギ(8・・・9・・・・・・・・・・32)」
最初31人もいたクラスメートの30人が血まみれとなって倒れている
生き残った一人(燈陰)は怖くて体がおもうように動かない
佐藤燈陰「晃・・・・・彩佳?」
2人は自分の足下で血まみれになって死んでいる
? ? ?「ボボボゾボソギデゴパシザ(この子を殺して終わりだ)」
???が燈陰を殺そうとした瞬間・・・ヒーローが助けにやってきた・・・その名は・・・・・
? ? ?「ゴラゲパ・クウガ!(お前はクウガ!)」
仮面ライダークウガ!
メ・ガルー・ダ「ドブパボゾロズビボ・メ・ガルー・ダ・ザ(僕は子供好きのメ・ガルー・ダだ)」
メ・ガルー・ダ:カンガルー種のグロンギでズ・ガルガ・ダの兄
クウガ「(こんな小さな子供達まで)くっ!」
クウガは構えてメ・ガルー・ダと戦っている・・・そこへ一台のパトカーが来て
刑事「大丈夫か?君・・・・・これは酷すぎる」
パトカーから降りてきた刑事さんはクラスメートの死体を見て言った
佐藤燈陰「(晃?・・・彩佳?・・・・・皆?・・・・・・・・・・)うわぁぁぁぁぁ!」
俺は叫んだ・・・そして気を失い、未だ目覚めないという
~12年前の回想終了~
リュウガ「もっと早く助けに来てくれたら皆が死ぬことはなかった筈だろ!だから俺は許さない・・・・・仮面ライダーを!」
リュウガは黒いオーラを纏い、カードデッキの上からカードを一枚引くと左腕に装備されている黒龍の頭部を模したガントレットタイプであるブラックドラグバイザーの上部カバーを開き、引いたカードを装填する
ブラックドラグバイザー『SWORDVENT』
空からドラグブラッカーの尾を模した剣、ドラグセイバーがリュウガの元に降ってきた
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12年前に何が遭ったのか?という事で今回はシャドーの回想編ですw