知らない街の知らない夜に
ふと見知った背中を見つけた
何か探して寂しい夜に
何を思って其処を往くのか
自分の身代わりみたいにその背に
問いかけそうになって止めた
喉に詰まって涙に変わった
縋れる藁なら見つけて哀しい
一人出せる答えが無くて
夜に惑うのはありふれて可笑しい
知らない街の知らない夜の
そう思ったそんな場所も
何時の間にか同じ空気と
同じ目をして溢れた
力無い訳ではない
未来憂える事も無い
そんな若者のそれでも哀しい
それでも悲しい否定された
そんな街並みは何処も同じに見えて
ありふれて可笑しい
何を望んで其処を行くのか
分からない不安さえ誰も同じに思えて
自分見えずに
そんな中でも捨てられず
生きて行くのに精一杯?
抱えている想い
辛くても閉じ込められたフリしてて叫べない
ヒトを信じる子供じゃない
愛が何かなんて知るわけはない
求めるのは止めてないけれど
苦しみが終わる瞬間信じるなら
涙堪えたりしない
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昔書いた思春期っぽい詩です。