No.397808

真(チェンジ)!!仮面ライダーディケイド~紅蓮の破壊者~【第3話:襲撃のD・二人で一人の仮面ライダー】

颯爽にW。最後にウ〇ァさん・・・・

2012-03-25 16:10:35 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:917   閲覧ユーザー数:911

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本編…↓

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『ホッパー!!』

 

一行の前に現れた謎の男…

男はUSBメモリらしきものを首筋に差すとメモリは体内に侵入していく。すると、男の体は飛蝗を模した異形『ホッパードーパント』へと姿を変える。

 

「「「!!」」」

 

身構えるカズキ達。周りの人々は突然の異形の出現に悲鳴をあげながら去っていく…。

 

「レンキンノセンシ…コロス…」

 

「くそ…」

 

カズキも自らの力『武装錬金』を使おうとするがしかし、人目のつく場所で使用はマズイし何より最悪の場合、一般人にも被害が出てしまう。

 

「カズキ、ここは一旦場所を変えよう!」

 

「わかっ…」

 

斗貴子は指示を出しカズキもそれに従おうとしたが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オソイヨ…」

 

「!」

 

 

既にホッパーDの骨をへし折るほどの威力の飛び蹴りが目の前に近付いていた。

 

ドコッ!!

 

「ガバァッ!!」

 

そのまま蹴り飛ばされ壁にめり込むカズキ。

 

「チッ…ウケナガシタカ…」

 

 

残念そうな声を出すホッパーD。どうやら、思ったほどダメージを与えれなかったようだ…。

 

「マアイイ…ツギハ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「オンナダ…」

 

ダンッ

 

 

斗貴子に標的を変えたホッパーD。その大地を蹴った脚が彼女を襲う…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドコッ

 

「グへ!?」

 

ことはなかった。何処からか飛んできた古めかしいデザインの本が異形の頭を直撃。ホッパーDはそのままバランスを崩し地面に落ちる。

 

「やれやれ…か弱いレディをいたぶるとは…」

 

本が飛んできた方向には黒髪の青年が一人。ラフな格好で歳は二十歳前後だろうか…。

 

「キサマ…ナニモノダ…!?」

 

「それはコレを見れば解るんじゃないかな?」

 

そう言って青年は男が先程取り出したUSBメモリに似たような緑色のメモリを取り出す。

 

『サイクロン!!』

 

青年がメモリのスイッチを押すと電子音声が鳴り響く。すると、青年の腹部に赤い複雑な形をしたベルトが現れる。

 

「キサマ…マサカ…!?」

 

「そう、そのまさかだよ!!」

 

異形の怯える様に驚く斗貴子ら一行。そして、青年の正体に一気に関心が高まる。

 

「変身!」

 

青年がメモリをベルトのスロットに差し込むとメモリはどこかへ消え、青年は倒れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…」

 

「……」

 

「…………」

 

「……………………」

 

沈黙する一同…

 

 

 

暫くたっても何も起こらない。

 

「フザケルナァァァァ!!」

 

とうとうホッパーDはシビレを切らし青年に襲いかかる。

 

「危ない!」

 

「シネェェ!!」

 

カズキの叫び虚しく、異形が飛躍し青年の頭に着地しようとした…その時…

 

 

『サイクロン・ジョーカー!!』

 

 

 

ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!

 

電子音声が聞こえたかと思うと凄まじい木枯らしが吹き荒れる。

 

「ナッ!?」

 

ホッパーDも流石に空中では身動きが取れず吹き飛ばされる。

 

『翔子、僕の体危なかったじゃないか…。』

 

「ゴメン、ゴメン、フィリップ。」

 

すると建物の屋上から人影が一つ降りてくる。風になびくスカーフ。赤い複眼に『W』を模したような角。体の右側はメタリックな緑に左側は黒、そして、腰には先程の青年が着けていた同様の左右のスロットが展開したベルトがついており、右側には青年の緑色のメモリで左側は黒いメモリが刺さっている。

 

その独特のかもしだすオーラは戦士のモノだ…。

 

「アア…」

 

のけぞるホッパーD。その異形に戦士は左手をを向け宣言した…

 

 

 

「『さあ、お前の罪を数えろ!!』」

 

「ヒッィィ…『仮面ライダー』…」

 

「仮面ライダー?」

 

怪人の怯えた声の中の単語の中に気になる斗貴子。

 

「ウォォォォォォォォ!!」

 

ホッパーDはもはや自棄になったのかWに突っ込んでいく。

 

「はあっ!」

 

しかし、それを華麗にかわしラッシュを叩きこむW。

 

「コノッ!」

 

ホッパーDは得意の跳躍力で離脱を試みるが…

 

「『させるか(ないよ)!!』」

 

『サイクロン・トリガー!!』

 

Wはドライバーから左側のメモリを入れ換えると左側が青くなり、射撃武装である銃身の折れた特徴的な銃『トリガーマグナム』が追加される。

 

「はあっ!!」

 

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!

 

「グアッ!?」

 

ホッパーDはWの放つトリガーマグナムの弾丸により叩き落とされる。

 

「グウッ…!」

 

それでもなお逃走をはかる。

 

「逃がさないっていってんでしょう!!」

 

『ルナ・メタル!!』

 

再びドライバーからメモリを入れ換えるW。今度は左右どちらも入れ替える。すると右側が黄色、左側は鉄のような銀色になりトリガーマグナムが消失し背中に棒状の武器『メタルシャフト』が設置される。

 

「『はあっ!!』」

 

「グヘッ!?」

 

Wがメタルシャフトを振るとメタルシャフトは鞭のように伸び、ホッパーDに巻き付く。

 

「それっ!!」

 

WはそのままホッパーDを空中に放り投げる。

 

『ヒート・メタル!!』

 

今度は右側のメモリを入れ替えるW。同時に右側が赤色に変わる。

 

『決めるよ!』

 

『メタル・マキシマムドライブ!!』

 

Wはドライバーの右側のメモリを抜くとメタルシャフトのスロットに挿入する。

 

「『W・メタルブランディング!!』」

 

そして、落下してきたホッパーDに炎を纏ったフルスイングを直撃させる。

 

「グアァァァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 

直撃されたホッパーDはそのまま彼方へ飛んでいく。

 

「ホームラン…てね…。」

 

Wは怪人の飛んでいった先を手をかざし見つめる。

 

「すっ…凄い…!」

 

「かっ…カッコイイ…!」

 

斗貴子は驚愕していた。自分達が手を出しかねていた相手を突然、現れた謎の戦士が完全に圧倒していたからだ。カズキはただ見とれていただけのようだが…

 

『さてっ…後は…』

 

Wはカズキ達へ向くと声をかける。

 

「君達…怪我は無い?」

 

一瞬だけ警戒したカズキ達だったがどうやら敵ではなさそうなので警戒を解く。

 

「あっ!はい!!大丈夫です。」

 

「そう…なら良かった…」

 

カズキの言葉に安堵の声をだすW…。

 

 

 

 

 

ババババン!!

 

 

「『ぐああ!?』」

 

 

 

 

 

 

 

突如、どこからか放たれた雷撃がWを襲う。

 

「なっ!?」

 

ブラボーが雷撃により起きた煙の向こうに異形の影を3つ見た。

 

2つは緑色の虫を模した異形。蟷螂の怪人、『カマキリヤミー』とその親玉である虫系幹部グリード『ウヴァ』。その体はクワガタ、蟷螂、飛蝗の意匠が見られる。

 

もう1つは赤い巨体にオリオン座が模してある怪人、『オリオンゾディアーツ』。

 

「新手だと…!?」

 

異形達はゆっくりと距離を詰めてくる…。

 

「貴様らには恨みは無いが…死んでもおう…。」

 

 

ウヴァが身体に雷撃を纏いながら怪人を引き連れ突っ込んでくる。

 

(ま…マズイ!!)

 

「斗貴子、カズキ!!」

 

「「!!」」

 

ブラボーはとうとう危険と判断。二人は一瞬で全てを理解し、自らね力を解放しようとする。

 

 

 

「「「武装錬…」」」

 

 

 

その時だった…。

 

 

 

 

 

 

『オリャッ!!』

 

ガンガンガン!!

 

「ぐお!?」

 

「「「!?」」」

 

 

何やら得体の知れない小さな飛行物体が異形に突撃し、バランスを崩させる。

 

 

ブォォォォォォォォォォォォォン!!

 

ドカカカッ

 

「ぐは!?」

 

今度は一台の黒いバイクが怪人達を弾き飛ばす。

 

「ストラ~イクってね。」

 

そして、バイクから一人の青年が降りてくる。その青年は四季であった…。

 

「き…貴様は!!」

 

「よ~うウヴァ。またコアメダル獲られたいか?」

 

四季は懐に手を突っ込むと黒がメインに金色の装飾、何より赤い宝石らしきモノが目を惹く『ブラックディケイドライバー』を取りだし腹にあてる。すると、バックルからベルトが伸び、四季に巻き付く。

 

 

「いくぜ…」

 

 

右手で一枚のカードを持ち、そして、バックルの両サイドのハンドルを展開。

 

 

「変身!!」

 

 

右腕を顔の前でもってくるようなポーズを取るとカードをバックルに装填する。

 

『KAMEN RIDE…』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『DECADE BLOOD』

 

 

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