~地上本部・廊下~
ズダダダダダダダダ!!!
「やつらをこれ以上中へ入れるな!!ここで食い止めろォ!!!」
隊長と思わしき男が部下である人間に怒号を飛ばし、隊員達はそれに従って魔力弾の弾幕をさらに濃くする。その視線の先には、白い仮面を着け、黒く赤い不死鳥の絵が入った化け物『エターナル』と、その後ろには同じ釜の飯を食った同僚たちが屍と化して転がっていた。
「やれやれ。貴様らはどうにも撤退という言葉を知らんらしいなぁ」
ドスッ!
エターナルはやれやれといった雰囲気で、魔力弾等あってないもののように平然としながら手に持ったナイフをくるくる回す。そしてつかんだ瞬間、隊長の首めがけて投擲した。
あまりに突然の出来事に、隊長と思しき男は声もあげずにこの世を去った。
「う、うわぁあああああああああああああああああああ!!?!!」
突如、まるで狂ったかのように局員の一人が杖で襲いかかってきた。エターナルはそれを避けもせず、右腰のマキシマムスロットにメモリを装填しただけだった。
『HIT!!MAXIMUM DRIVE!!』
「あぁあああああああああ!!!」
グシャ
「え・・・・・?」
そう疑問に思わせるような声を出したとともに、その局員は後ろに倒れ伏し、二度と起き上がることはなかった。そしてエターナルの腕には、その局員の心臓と思われる臓器が握りしめられており、局員の胸には大きな穴が開いていた。
これがHITの能力である。
HITを使った際の打撃はすべて、弱点を破壊したり潰すといった力を持つのである。
しかしこのメモリは非常にデリケートなため、他のメモリとは併用できないという欠陥がある。
「ひぃいいいいいいいい!!?」
「に、逃げろぉおおおおおおおお!!」
それを見た瞬間、固まっていた局員たちは散り散りになって逃げ出した。自分たちが助かるために。
「・・・・・チッ。歯ごたえのない・・・」
エターナルは一度変身を解き、息を整える。そして後ろを振り返り、こう言った。
「・・・よぉ。久し振りだな。守護騎士共。・・・いや、ここは『ヴォルケンリッター』と言った方が良いか?」
「てめぇのその減らず口、二度と叩けねぇようにしてやる・・・!!」
アンクが振り返って見つけた人物達とは、『ヴォルケンリッター』の事であった。
そしてそのヴォルケンリッターは、八神はやてに仕えるすべての騎士・・・、即ち、剣の騎士『シグナム』・鉄槌の騎士『ヴィータ』・湖の騎士『シャマル』・盾の守護獣『ザフィーラ』・そして管理プログラム『リィンフォース(アイン)』の5人が勢揃いしていた。
しかしアンクは尚もその余裕ぶった態度を崩そうとしなかった。
「やってみろ糞餓鬼。てめぇらにその力があれば、だがな」
そう言ってアンクはオーズドライバー(既にカテドラルには何らかのメダルがはめ込まれている)を腰に着け、カテドラルを傾け、スキャナーを構える。
そしてシグナム達もポケットから何かを取り出そうとする。
だが、ここでアンクは疑問を持った。いつもならここでデバイスを起動するはずがない。もっと前に起動して、斬りかかってくるはずだ。そこまで考察して、アンクは思考することを一時弛めた。
考察する材料がない今、考察しても無駄だ。
そう思って、いつでもメダルをスキャンできるようにスキャナーを構えなおす。そしてシグナム達が取り出したのは・・・
(・・・携帯らしきものと、人形?)
それは、シグナムが赤、シャマルが緑、ザフィーラが青、アインが黄色、ヴィータがピンクの人形を取り出したのだ。一瞬アンクは、気でも狂ったのかと感じたが、そうではないことをすぐさま実感した。いや、してしまったのだ。
何故なら彼女達は、人形を鍵の形へと変え、こう言ったからだ。
「「「「「ゴーカイチェンジ!!」」」」」
『『『『『ゴォオオオオカイジャー!!!』』』』』
5人が携帯『モバイレーツ』に鍵『レンジャーキー』を差し込むと、海賊の紋章のような形に変わり、音声を発した。そしてその音声とともに、V・V・Xの形をしたエネルギーが彼らにあたり、海賊のような形をした何かに変わっていた。
「「「「「海賊戦隊!ゴーカイジャー!!」」」」」
それは、別次元の地球において、34の戦隊の力を受け継いだ戦士達『海賊戦隊ゴーカイジャー』の姿だった。
「ふん。そんなわけの分からん姿で俺を倒せると思うなぁ!!!」
ゴォオ!!!
「ラァ!!」
ガガガガガ!!!
アンクは一瞬で腕を怪人化させ、火球を放つ。ヴィータが変身するゴーカイピンクがマスケット銃型の銃『ゴーカイガン』を連射させ、火球を打ち消す。
その隙を突いて、アンクはメダルをスキャンさせた。
キキキィン!!
『タカ!クジャク!バッタ!!』
「ハァア!!」
アンクは一瞬にしてオーズ・タカジャバへと変身し、再び火球を放つ。
「そう何度も同じ手は喰わないわ!!ゴーカイチェンジ!!」
『カァアアアアクレンジャー!!』
「ブルーショット!!」
ドバァアアアアアアアアアアアアアアア!!!
再び放たれた火球に対してシャマルが変身するゴーカイグリーンは、すぐさまベルト『ゴーカイバックル』から青い戦士『ニンジャブルー』のレンジャーキーを取り出し、すぐさまゴーカイチェンジをして、それと同時に手の甲に着いた水銃『ブルーショット』を発射させて、大量の水を放って火球を消してしまった。
「ハァアアアアア!!」
「!!チィイ!!」
ガキィ!!
その隙を突き、シグナムが変身するゴーカイレッドが、レヴァンティンとゴーカイサーベルの二刀流で斬りかかって来た。それをオーズはタジャスピナーで受け止めてガードする。
(チィッ!攻撃が重い!!)
「(怯んだ!今がチャンスだ!!)フッ!ハァ!!」
ザキャァン!!
「ぐぅ!?」
オーズが一瞬考え事をした瞬間に、ゴーカイレッドはレヴァンティンを振り上げて、それをデコイにして反対の手に持ったゴーカイサーベルでオーズを斬り付けた。
レヴァンティンの方に注意を向けていたオーズはサーベルの斬撃をモロにもらい、床を転がってしまう。
しかしオーズもただでは転ばなかった。転がる瞬間にメダルを換装し、立ち上がると同時にスキャナーにメダルを読み込ませた。
キキキィン!!
『ライオン!カマキリ!チーター!!』
そしてオーズはタカジャバからラキリーターへと変身し、アインが変身するゴーカイイエローへと斬りかかる。しかしそれを余裕の表情で見つめるゴーカイイエローは、バックルからレンジャーキーを取り出し、モバイレーツに差し込み、回転させた。
「ゴーカイチェンジ」
『ギィイイイインガマァン!!』
するとゴーカイイエローは、『星獣戦隊ギンガマン』の戦士の一人『ギンガイエロー』へと変身し、その武器の一つである『自在剣・機刃』をナイフ型の武器『キバナイフ』へと変形させ、斬りかかってきたオーズを受け止める。
「ふん。この程度か?欲望の王よ」
「はっ!!減らず口を叩けるのも今のうちだぁ!!!」
キキキィン!!
『スキャニングチャージ!!』
「なに!?」
余裕のギンガイエローを前にしてもオーズはその態度を変えず、それどころかメダルを再度スキャンさせ、スキャニングを発動させたのだ。これにはギンガイエローを含むほかのメンバーも驚愕した。
その隙にもカマキリソードへとエネルギーが送られていき、ついには巨大なエネルギー刃が完成していた。
「ウオォラァアアアアアアアアア!!!」
「ァアアアアアアアア!!?」
ザギャァアアアアアアアアアン!!
そしてオーズはギンガイエローのキバナイフを弾き飛ばすどころか、逆に相手に深いダメージを残した。ギンガイエローはダメージの限界量を超えたのか、地面を転がりながらゴーカイイエローへと戻っていた。
『オォオオオオレンジャー!!』
『ジェェエエエエトマァン!!』
『メェエエエエガレンジャー!!』
『ジュゥウウウウレンジャー!!』
「「「「ハァアアアアアアアアアアアアア!!!」」」」
それを見た残りのヴォルケンズは激昂、ゴーカイブルーはオーレッド、ゴーカイレッドはレッドホーク、ゴーカイグリーンはメガレッド、ゴーカイピンクはティラノレンジャーへと変身し、それぞれスターライザー、ブリンガーソード、ドリルセイバー、獣撃剣を手に一斉に斬りかかった。
キキキィン!!
『ライオン!ウナギ!チーター!』
「ハァ!」
ドバァアアアアアアア!!
それを見たオーズは一瞬でメダルを換装・スキャンさせ、オーズ・ラウーターへと変身した。そして大量の水流を放出し、地面や壁などにまき散らす。それと同時に迫る刃もすべて避けた。
「この野郎!!ちょこまか避けやがって!!」
「ふん。当たらないのは自分の実力不足だ!!」
ズド!!
「ガハッ!?」
オーズはティラノレンジャーの腹部に掌打を叩き込んだ。なお、何故拳ではないのかというと、ウナギアームは腕力や握力に劣ってしまうため、掌打を使用している。
「これならどうだ!!『秘剣・超力ライザー』!!ハァアアアアアアアアアア!!!」
『ライオン!ゴリラ!チーター!!』
ガギィン!!
「なにっ!?」
実力が伯仲する中、痺れを切らしたオーレッドは必殺技の一つである『超力ライザー』を発動させるも、ゴリラアームへと換装し、オーズ・ラゴリーターへと変身したオーズの右腕のゴリバゴーンによって受け止められてしまう。
「セイバアアアア・スラァアアシュ!!」
「ふん!ウオォオオオオオオ!!!!」
ズドン!!ブゥン!!
「なっ!?ヌォオァアア!!?」
ジャギィイン!!
それを見たシャマルは中央に回ってメガレッドの必殺技であるセイバースラッシュを放った。しかしオーズはスターライザーを受け止めていたゴリバゴーンを反対の手で殴り、その反動で仰け反ったオーレッドの足を左手で掴み、フルスイングでメガレッドの前に放り投げる。
結果、セイバースラッシュのダメージはオーレッドが受ける事となり、それを受けたオーレッドは強制的にザフィーラへと戻ってしまった。
「このコンボ・・・、いってみるか」
そしてオーズはゴリラ以外のメダルを取り外し、サイとゾウのコアメダルをその抜けたカテドラルへと装填する。そしてカテドラルを傾けてメダルをスキャンさせた。
『サイ!ゴリラ!ゾウ!!サゴーゾ・・・サゴーゾ!!』
「ハァ!!」
オーズは残ったエネルギーをはねのけるかのように腕を振る。そこには、重力を操作するための角『グラビトホーン』を装着したサイヘッド、強靭な手甲『ゴリバゴーン』を装備した『ゴリラアーム』、ゾウの顔を模した『ゾウレッグ』を装着した、オーズ・サゴーゾコンボが降臨していた。
「チィ!!だったら!!」
ザフィーラを安全な場所へと運びだしたゴーカイレッドは、新たなレンジャーキーを取り出す。しかし
「させるかァ!!」
ドゴドゴン!!
「ガァ!?」
一瞬で正面に回り込まれ、零距離からバゴーンプレッシャーを放たれ、中断を余儀なくされてしまった。同時に取り出しかかっていたレンジャーキーが空中へと放り出される。
「ふっ!っと・・・、謝礼金代わりにこいつは頂いて行くぜ」
そういってレンジャーキーを見せるオーズの手には、『電撃戦隊チェンジマン』のチェンジドラゴンキーが握られていた。
「それを返しやがれ化け物!!」
「ふんっ」
ヒュン
いつの間にかゴーカイピンクに戻っていたヴィータの攻撃を、オーズは左に半歩動く事で回避、そのまま距離をとった。
「ハッ!!死闘を忘れたお前らに付き合ってる暇はねぇんだよ」
キキキィン!!
『ライオン!クジャク!チーター!!』
カアアアアアアア
「ぐっ!」
「まぶしっ!?」
オーズはそう吐き捨てると、ライオネルフラッシャーを発動させる。すると先程撒いた水が光を反射させる。ただでさえ強い光が通常よりも強力になるのだ。残された5人はしばらくの間目が見えなくなってしまった。
そして視力が回復したそのころには、既にオーズことアンクはチーターレッグの力を用いて行方を暗ましていた。
一方逃げているアンクは、逃げながらもこう呟いていた。
「カリムの奴はうまくやってるのか・・・」
~カリムside~
「ふぅ・・・。これも違うわね」
そう言ってカリムは本を元に戻す。
今カリムがいる場所は無限書庫である。
無限書庫とは、その名の通り無限ともいえる本が所蔵されている。ただ、その書籍はたまる一方で、何年か前までは目も当てられないような惨状だったそれを管理の行き届くようにしたのが、現・司書長である『ユーノ・スクライア』だった。
まぁ、そのユーノ含める司書のメンバー達は皆、下で縛られているのだが。
だが、前章で一緒に突撃したカリムが何故ここにいるのか?それは、突撃する前日に理由があった。
~回想・強襲前日~
「囮作戦?」
カリムが突然出された言葉に疑問符を浮かべる。何故いきなり囮という単語が出てくるのか?それを予想していたのか、アンクは飄々とした顔で答え始める。
「分かってると思うが、管理局と俺達じゃ戦力や手数の数が違う。それにそろそろ奴らも俺達に対する対策ぐらいは立てて来る筈だ」
そう言ってアンクはセルメダルを取りだしてさらに話を続ける。
「その為には俺らのメダルのパワーアップもしくは戦力の増強を図るのが得策だ。だが俺はそんな方法は知らないうえに、知っていたとしても知識不足だ。だからこそ、お前に無限書庫で調べ物をしてもらいたいんだ」
「それは別に構わないけど・・・。私は管理局のお尋ねものなのよ?普通に入れてくれるわけが・・・」
「だからこその囮作戦だ。初めに二人で時空管理局の地上本部に突っ込んで、その後俺がQUICのメモリを使って奴らをかく乱させ、その間にお前は無限書庫へと転移しろ。あと、これをもっていけ」
アンクはポケットから五角形状のものを取り出して、カリムに手渡した。
「それは小型の携帯用魔法陣だ。今は転送用の魔法陣を組んであるが、組み替えれば召喚魔法陣も組める。ちなみに座標は無限書庫に設定してある」
~回想終了~
(とは言われたものの・・・、なんっっっっも良いものないわね~。参ったわ・・・)
カリムはアンクに言われたとおりに無限書庫に来て(その際に司書の連中に見つかり、本局の方に通報されそうになった為、全員を縛り上げた)手当たり次第に本を調べるものの、カリムはコアメダルのパワーアップ方法なんて知らないし、ましてや他の力や道具を作る方法なんて論外である。
そんな思いを胸に秘め、とある本を手に取ってそれを見た瞬間、カリムの胸中の思いは吹き飛んだ。
「成る程ね・・・。これは使えそうね」
そう言ってカリムは不敵に笑い、その本を写し、アンクからもらった小型魔法陣を展開させてアジトへと戻った。
そして、カリムが写した本には、こう記述された。
『この世界に秩序無き時、偉大なる力を持ちし199の戦士あり。
その者達、世に泰平をもたらし法を創りあげる。
その者達、1人の反逆者によって力を奪われ、空へと封じられん
その者達が持つ大いなる力は、同じ力を持つ者をさらなる高みへと昇らせん』
~カリムside out~
~一方その頃・アンク~
「ハァ!!」
「グギャアア!!」
「くそっ!確かこっちだったな・・・」
オーズ・タトバコンボは次々と襲い掛かってくる局員を切り裂いて、道を確認して走っていく。当たり前だが、オーズはただ闇雲に走っているわけではない。彼はある場所へと向かっていた。
「あった!ぬん!!」
ドゴン!!
オーズは目的の場所へたどり着くと、腕のトラ・クローで扉を切り裂いて中へと入った。そこにいたのは、主に老人や中年達しかいなかった。
「な、何だ貴様は!?」
「ここが重役会議室だと知っての行ど」
ズバッ
「黙れゲス。これ以上俺の耳に耳障りな声を聞かせるな」
「ひぃっ・・・!?」
オーズはその中の一人に一瞬で近づき、最後のセリフを発した重役の首をトラ・クローで首を落した。それによって、全員の動きが止まる。
「・・・・貴様らを殺すのは俺の目的の一つだ。大人しく殺されろ!!!」
キキキィン!!
『プテラ!トリケラ!ティラノ!!プ・ト・ティラ~ノ♪ザウル~ス♪』
「グォアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
グシャァ
「ひぃいいいいいい!!?」
「た、助けてくれぇえええええ!!」
「ま、待ってくれ!!俺が一体何をしたっt」
スドッ!ブシャァアアアアアアアアアアア!!
「何をしたかだと?それは地獄で問いてみたらどうだ?」
オーズは一瞬でプトティラコンボへと変身、近くにいた局員の頭を握りつぶした。そして血液が飛び散った顔を他の局員達に向ける。それを見た瞬間、局員達は我先にと逃げ出す。同時に恐怖に襲われて逃げれない局員達もいた。その者達は、必死にオーズに命乞いをするも、オーズはそれを冷淡な言葉で返し、そいつの首を刎ねた。
その後も次々と首を刎ねていき、最終的に辺りは血の海と化し、紫色だったオーズの外装は赤黒く変色していた。
「ブラスター・カノン!!」
ドォオン!!
「うっ!?」
「酷い・・・」
「オェエエエエエエエエ!!」
それから少しして、ヴォルケンリッターとは別に動いていたスターズ及びライトニング分隊、レイが会議室へと入り、ある者は口元へふさぎ、顔を青く染め、ある者は嘔吐していた。
「ククク・・・。漸く来たか6課。何度倒されても懲りない奴らだ」
オーズはゆっくりとなのは達の方を向く。その姿になのは達は嫌悪感を覚えた。
「正義は必ず勝つ。それが前提の大方程式だ」
「ふん。正義か・・・。それじゃ俺はお前らからすれば悪に値するという訳か。馬鹿馬鹿しい。一体誰が決めたそんなこと」
「誰が正義か悪かなんて誰が決めるものじゃない。人々が決めることだ」
「ふん。減らず口を」
オーズはアキラが発現した言葉を真っ向から否定する。しかし、フェイト達はその程度では諦めず、さらに反抗を返した。だがオーズはそれを聞きながして、ライオン・ウナギ・バッタのメダルをカテドラルに装填し、スキャナーを構えた。
「てめぇらの説教何ざ聞き飽きた。それに俺の目的は達成された。ここに用は無い」
キキキィン!!
『ライオン!ウナギ!バッタ!!』
カァアアアアアアアアアアア
「んぐっ!?」
「眩しい!!」
『ライオン!ウナギ!チーター!!』
「ふん!!」
ドスッ!
「うぐっ!?」
そして6課陣の目が眩んでいるうちにオーズは誰かの腹に拳を入れ、その人物を肩に下げてその場を立ち去った。
そして全員の目が元に戻った時に、全員が違和感に気がついた。
その場には、高町なのはがいなかった。それどころか、管理局の建物自体にも存在していなかったのだ。
そう、オーズが気絶させて連れ去ったのは、紛れも無く高町なのはその人だったのだ。
~NEXT STAGE~
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あけましておめでとうございます。
最高総司令官です。
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