No.363124

妹と共に 66

護衛さん

趣味に走ります

2012-01-14 14:40:47 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:4390   閲覧ユーザー数:3546

『ドカッ!』『バキッ!』『ゴスッ!』

一刀「くだらない・・・もう何もかもがくだらない」

星「ぐぅ」

愛紗「がはっ」

厳顔「このわしが・・・」

一刀「この程度か・・・あー弱くて弱くて・・・詰まんないなっ」『ゴスッ』

愛紗「ぐふっ」

星「愛紗!・・・よくも愛紗を」

一刀「威勢だけだな・・・『グチュ』」

星「なっ・・・しまった」

一刀「一度は臣下となったからな・・・ソコで見てろ」

劉備「星ちゃん!・・・よくも星ちゃんを・・・ゆるさない」

一刀「許さない?はっ、何言ってんだこの馬鹿は?」

魏延「桃香様お下がりください」

一刀「忠義は見事・・・てか・・・おい、月」

月「・・・」

一刀「聞こえないのか?ん?」

月「・・・・」

一刀「こっちを向けよ『グキッ』」

月「くっ」

一刀「何だ・・・その目は」

月「気安く・・・・呼ばないで」

一刀「ああ?ふーん・・・なら董卓」

月「なっなに」

一刀「なんで劉備に加担した?それだけ聞かせてくれよ」

月「・・・」

一刀「・・・やっぱりか」

一刀「ドコまでも外道だな。劉備よ・・・いや、諸葛孔明と鳳統か」

諸葛「はわわわ」

鳳統「あわわわ」

『ドカンっ!』

一刀「やっと来たのか?」

恋「月を放せ」

一刀「遅い遅い・・・『げしっ』」

恋「っ!」

一刀「お前もそこで黙ってろ」

月「恋さん!」

一刀「聞こえるか?・・・この音が」

『ドタドタバタバタ』

凪「隊長!」

一刀「遅かったな・・・そんなに苦戦したか?」

真桜「ちーっと化かしな~」

沙和「でもきっちり片付けたの~」

燐「おかえりなさい、隊長!」

一刀「ああ、ただいま・・・ふふふふ」

『あははははははははははははははははは』

劉備「なっ何がおかしいの!?」

一刀「いや・・・ここまでよくもまぁ引っかかってくれたなってな・・・」

劉備「え?」

一刀「気がつかなかったのか?どこまでバカなんだか」

劉備「え?え!?」

一刀「なぜ俺が簡単に呉に行ったんだ?なぜ魏の将がこうも簡単に寝返ったんだ?考えてみろよ・・・何もかもおかしいことばかりじゃないか」

諸葛「そんなこと・・・」

鳳統「マサカ・・・すべて」

一刀「お前たちがやろうとしていたことはすべてこちらに筒抜けだ・・・だろ?愛紗、星」

愛紗「はい」

星「主、酷いですぞいきなり入れるなど!」

一刀「わるいわるい・・・明命、七夜出てきてもいいぞ」

明命「はい」

七夜「やほ」

一刀「詰めが甘かったな・・・いや、月だけは利用できたみたいだな」

諸葛「・・・・っ」

一刀「話し合いをしよう、ならばその握った拳はどうするんだ?」

一刀「最初は甘い言葉をかけ油断させ、自分たちに害があるとわかるやいなや武力で片付けようとする・・・劉備、其れがお前だ」

劉備「ちがうもん」

一刀「其れがお前の理想の真実だ・・・何も違わない」

劉備「もしそうだったら・・・そうだったとしてもそれは華琳さんたちだって同じ「違うな」どこが違うの?」

一刀「覇道とお前の陳腐な理想・・・同じだとは言わせんぞ」

劉備「また覇道・・・覇道がそんなに偉いの!?」

一刀「覇道の意味もわからないのか?」

一刀「まぁいい、所詮お前だもんな」

流琉「兄様」

季衣「兄ちゃん」

一刀「お帰り・・・見つけたか?」

季衣「うん、つれてきたよ」

詠「・・・(キョロキョロ)月!」

月「詠ちゃん!よかった・・・無事で」

詠「季衣たちが助けてくれて・・・ありがと」

季衣「えへへへ」

流琉「さぁこっちですよ」

「お母さんは?」

黄忠「璃々!」

璃々「おかぁさ~ん」

黄忠「ああ、璃々。よかったぁ~怪我ないわよね?」

璃々「うん、あのお姉ちゃんが連れてきてくれたの」

黄忠「え?」

一刀「月を利用するために詠をさらって、味方のはずの黄忠の娘までも利用・・・悪知恵ばかりだな」

劉備「え?これ・・・どうゆうこと?」

一刀「あー・・・『また』お前はのけ者にされてたのか・・・かわいそうに」

劉備「ヒグッ・・・私・・・」

諸葛「桃香様」

鳳統「桃香様」

魏延「桃香様」

劉備「・・・どうして・・・なんで・・・」

一刀「お前がただのみこしだからだよ・・・桃香」

魏延「貴様!桃香様の真名を!」

一刀「だまれ!俺は桃香に話をしている、臣下なら黙ってみてろ」

桃香「・・・かずとさん」

一刀「・・・桃香・・・王になりたくなかったんだろ?」

桃香「・・・うん・・・でも、私を慕ってくれる人たちにいえなくて」

一刀「・・・皆の期待・・・さぞ重かったんだろう」

桃香「・・・うん」

一刀「・・・協も前にいってたよ・・・伝えたいことやりたいことを伝えてるのに、誰も話を聞いてくれないってな」

桃香「劉協様が?」

一刀「ああ・・・そうだろ?月」

月「はい・・・おっしゃってました」

桃香「そうなんだ」

一刀「今回もお前は蚊帳の外・・・いや、かなり前からだろうな・・・おそらく赤壁直後から」

桃香「・・・・」

一刀「戦後多忙な政務に追われ。気づいたときには既に手遅れ」

桃香「うん」

一刀「声を上げて説得しても誰も話を聞いてくれない」

桃香「うん!」

一刀「そして・・・今に至る」

桃香「そう・・・ごめんなさい・・・私が・・・」

『ギュッ』

桃香「あっ」

一刀「・・・ここまでよく頑張ったな・・・だから・・・もう、無理しなくていいぞ」

桃香「ふえ・・・えぐっ・・・うわぁぁぁぁぁぁん・・・・かずとさぁぁん」

(なでなで)

華琳「結局すべて一刀の掌の上だったってこと?」

一刀「結果的にね」

華琳「まさか稟や風の裏切りがその場の雰囲気で行われてたなんて」

一刀「ただ旅をしていたわけじゃないってことだな」

華琳「それで?どうするの・・・それ」

桃香「えへへへ・・・カズとお兄たん」

一刀「どうしよう・・・考えてないや」

華琳「まぁ・・・平等に愛してね、ご主人様」

一刀「はいはい・・・」

 

一方蜀の皆さんは・・・

朱里「やっやめてください~」

凪「これも燃やしていいですね」

朱里「ひどい!」

凪「どんどんもやしますよ~」

 

雛里「あわわ・・・それはだめです~」

燐「ふーん・・・これが801なんですか~」

雛里「あわわわわわ」

燐「あ、墨なくなっちゃった・・・誰か墨もってきて~」

雛里「あわわわわわ」

 

祭「カー・・旨い酒じゃのぉ」

雪蓮「ほんとよね~・・・あ~あ、かわいそう」

桔梗「ぐっ」

霞「何でうちまで」

祭「自業自得じゃな・・・策殿こちらはどうじゃろう」

雪蓮「いいわねぇ・・・おいしい」

『くっそぉぉ』

 

焔耶「はなせ!こらやめろ!」

地和「あははは、たのしい」

焔耶「やめっ」

天和「ちょっとかわいそうかも~」

人和「でもやめないんでしょ?」

天・地「「もちろん」」

焔耶「だれか助けて」

馬超「暇だな~」

馬岱「いっけぇ!瞬雷!」

 

公孫賛「たまにはのんびりもいいな」

張飛「なのだ~」

 

猛獲「気持ちいいにゃ~」

お付『にゃ~』

 

袁紹「おーほっほっほっほ」

 


 
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