No.362647

妹と共に 64

護衛さん

ヒトヤ無双したねぇ・・・
狼さんは・・・そのうちいいことあるよてか作るよ
華雄姉さん人気高いね
ところで大ちゃんは誰が好きなんだろうか?

2012-01-13 06:47:09 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3987   閲覧ユーザー数:3304

はぁ

一刀「やっとついたな」

雪蓮「そうね・・・蓮華元気にしてるかしら」

冥琳「祭殿も無理してないか心配だな」

一刀「とりあえず城にいけばいいのかな?」

雪蓮「そうね・・・あら?」

『キョロキョロ』

雪蓮「あれって思春じゃ」

冥琳「そうだな・・・何かを探しているのか?」

雪蓮「おーい、ししゅ」

冥琳「行ってしまったな・・・付けるか?」

雪蓮「面白そうだけど・・・一刀はどうする?」

一刀「とりあえずこの子何とかならない?」

??「えへへ、お姉ちゃんお帰り」

雪蓮「小蓮!あなた一刀に何張り付いてるのよ!離れなさい」

小蓮「え~・・いいじゃんすこしくらい、未来の妻なんだよ私は」

雪蓮「はぁ?何言ってるの!?いいから離れなさい」

??「見つけましたよ、小蓮様!お前は・・・北郷!」

一刀「お迎えが来たよ・・・久しぶりだな思春」

思春「何用できた・・・事と次第じゃその首貰い受ける!」

雪蓮「相変わらずシシュンは物騒ね」

思春「この声は雪蓮様!?どっどこですか?」

雪蓮「目の前にいるじゃない・・・目悪くなった!?」

思春「こっこれが・・雪蓮様だというのか・・・?」

冥琳「まぁとりあえず城へ行かないか?周りの目が気になる」

思春「はっはい」

蓮華「それで?何で姉様と冥琳が小さくなってるの?」

雪蓮「まぁ・・・なんていうか・・・ねぇ」

冥琳「説明しにくいことなのですよ・・・」

蓮華「はぁ・・・それで、一刀は姉様たちの護衛として一緒にきたと?」

一刀「半分はそうだね」

蓮華「もう半分は何だ?」

一刀「観光かな・・・呉がどんなところなのか知りたくて」

蓮華「そうか・・・なら好きにすればいい、厄介ごとはできればなしで」

一刀「わかってる・・・ところでいつまで俺は首に刃をつけられてるの?」

蓮華「思春もういいわよ・・」

思春「はっ」

一刀「ふぅ・・・あー怖かった」

雪蓮「そんなことちっとも思ってないくせに」

一刀「久しぶりだからね・・・・それじゃぁ俺はいくね」

蓮華「どこへ?」

一刀「街へ・・・宿も取らないとだめだし」

雪蓮「あら、ここに泊まればいいじゃない」

一刀「護衛の任は終わったし、そこまで世話になるつもりはないよ、それじゃ」

 

蓮華「思春・・・」

思春「御意」

雪蓮「監視でもさせるつもりなの?」

蓮華「モチロン、今は友好関係とは言え、敵だったのですから」

冥琳「用心深いのもいいですが・・・必要ないと思いますよ」

蓮華「冥琳まで・・・」

蓮華「まあいいわ、それよりどうして無断で魏なんかに?」

雪蓮「だって~この体じゃ何もできないじゃない」

冥琳「私は・・・雪蓮を迎えに」

雪蓮「とか言っちゃって、結構のりのりで着たじゃない」

冥琳「そっそれは・・・」

蓮華「ともかく、何で縮んだか説明してもらいますからね!」

一刀「ふぃ~・・・疲れたな・・・」

一刀「呉か・・・どんなところなのかな、雪蓮はいいとこって言ってたけど・・・」

一刀「・・・はぁ・・・・思春出てこいよ」

思春「ふん、気づいていたか」

一刀「宿についてから気配消してなかったじゃん」

思春「それを知ってて泳がせてたと?」

一刀「まぁ・・・ねぇ」

思春「それで・・・私に何の用だ?」

一刀「うーん・・・ただ話したいなって・・・だめ?」

思春「話・・・何をだ?」

一刀「呉について・・・あと財政について」

思春「ふむ・・・呉については自分の目で見たほうがいいだろうな。財政は一応持ち直したが・・・一部の物がまだ高値で安定はしていないな」

一刀「一部か・・・例えば?」

思春「塩や嗜好品などの類だ、あと一部だがまた戦になるんじゃないかとの不安の声も耳に入ってきている」

一刀「いまだに魏、呉、蜀の三国があるからか・・・・魏はこれ以上戦はしたくないんだけどね」

思春「呉とて同じだ・・・しかし蜀がな」

一刀「漢中にて何かしようとしてるのか・・・ただの気まぐれか」

思春「こちらでは荊州の一部に蜀兵らしきやからが城を占拠したとの報告もあったが」

一刀「なんにせよ目的がわからないんじゃね」

思春「それはこちらも同じ・・・蓮華様の号で蜀とは極力取引をしないように言ってはいるが・・・」

一刀「そんなことしたら余計悪化するよ?魏というか俺の方では積極的に取引してるね、商人たちから話を聞いたり」

思春「そうか・・・一体劉備は何を考えているのだ・・・ここまで静かなのは不気味だな」

一刀「また戦なのかな?」

思春「確かな情報がない今、憶測で言っても仕方あるまい。それよりだ」

一刀「ん?」

思春「蓮華様からこれを預かってる」

一刀「確かに・・・蓮華も大変だな」

思春「表向きはいまだ敵意があるように偽らないといけないからな」

一刀「美羽の赤字はどう?」

思春「それなりに利益は出てきたが・・・過去の赤字がな」

一刀「そっか・・・あ、思春」

思春「何だ?」

一刀「大橋と小橋って知ってる?」

思春「モチロン・・・お前、あの二人に手を出す黄じゃないだろうな?」

一刀「まさか、ただ雪蓮たちが会いたいって行ってたから」

思春「なるほど・・・ならばしばし待ってろ、お二人に予定を聞いてくる」

一刀「ごめんね」

思春「謝る必要はない・・・それじゃぁな」

一刀「気をつけて」

思春「ふんっ」

蓮華「お帰り、思春・・・それでどうだったかしら?」

思春「はっ」

思春「北郷はただの観光と・・・」

蓮華「そう・・・わかったわ」

思春「(例の物は渡しました、あと会いたい人がいると)」

蓮華「(わかった・・・ありがとう)」

蓮華「引き続き監視をお願い」

思春「御意」

・・・・「いまだ呉は魏に対して敵対心あり」

おまけ

「朱里ちゃん、呉の密偵から連絡だよ~」

「雛里ちゃん・・・見てみようよ」

『・・・北郷一刀、呉に滞在・・・呉、北郷一刀にいまだ恨みあり」

「はわわ・・・やっぱりあの噂は嘘だったんだね」

「あわわ・・・魏が呉を援助してるって噂だね」

「うん・・・それでどうしようか」

「そろそろ連絡入れたほうがいいんじゃないかな?愛紗さん『たち』に」

「うーん・・・まだ早いような気がする・・・もう少し待とう?」

「朱里ちゃんがそういうなら・・・・それにしても」

「うん・・・ここまで旨くいくなんてね・・・天の御使いってのもただの噂だったのかな」

「でも、赤壁の一件もあるし・・・用心するには越したことないよ」

「うん、それじゃぁ次の段階に進めようか」

「そうだね」

『桃香様の理想のために』

 


 
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