一刀「呉ってどんなところなんだ?」
雪蓮「いいところよ・・・暖かいし黄河が近いから魚も多いし」
一刀「へぇ・・・ところでさ」
雪蓮「何?」
一刀「冥琳・・・そんなにくっつかれると歩きにくいんだけど」
冥琳「・・・ダメ?」
一刀「いや、ダメっていうかなんていうか・・・・はぁ」
雪蓮「もう、ため息つかない!」
一刀「はいはい・・・わかったよユキちゃん」
雪蓮「中の人ネタも禁止!」
一刀「いやぁ・・・びっくりしたよまさかあの声優が雪蓮だなんてな」
雪蓮「そう?・・・そんなに驚くことかしら?」
一刀「これがギャップ燃えということなのか?」
雪蓮「さぁ・・・そもそもぎゃっぷもえって何?」
一刀「えーっと・・・冥琳が普段見せないようなかわいい行動したらどう思う?」
雪蓮「かわいいわね」
一刀「そうゆうことだ」
雪蓮「へ~」
雪蓮「結構早かったわね」
冥琳「うむ、その一刀・・・大丈夫か?」
一刀「うー・・・ちょっちきつい」
雪蓮「もう、一応武官でしょ?」
一刀「一応な・・・後方支援ばかりしてたけどな」
雪蓮「そうなんだ・・・・さぁ呉に着いたわよ」
冥琳「まだ呉領に入ったばかりだ・・・建業まではかなり距離があるぞ」
一刀「なら、二人の馬を買っていこうか」
雪蓮「あら、雷帝には乗せてくれないのかしら?」
一刀「雷帝が嫌がってるから無理だろ」
雪蓮「残念・・・でもほしいなぁ」
冥琳「無理を言うなよ・・・あれほどのいい馬はそうそう見つかるものではないぞ」
雪蓮「だからこそよ・・・はぁ・・・」
一刀「まぁまぁ・・・さてここで馬商人がいればいいんだが・・・・」
馬商人「いらっしゃい・・・呉用は?」
一刀「馬を二頭・・・ほしいのだが」
馬商人「なるほど・・・・ではこちらとこちらはいかがでしょうか?」
一刀「・・・できれば見せてほしいのですが・・・・だめでしょうか?」
馬商人「・・・・かまいませんよ」
一刀「・・・いい馬がいますねぇ・・・ん?」
馬商人「いかがされましたか?」
一刀「あの奥の二頭は・・・?」
馬商人「ああ・・・あれは買い取ったのですが・・・売り物にならなくて・・・」
一刀「ならあの二頭を貰おう」
馬商人「へ?よろしいので?」
一刀「ああ・・・それでいくら払えばいい?」
馬商人「・・・・ほど」
一刀「はい」
馬商人「ありがとうございます・・・」
一刀「またどこかで」
馬商人「はい・・・なにとぞご贔屓に」
雪蓮「あ・・・おかえり」
一刀「ただいま」
冥琳「おかえり・・・買ってきたのはその馬たちか?」
一刀「そうだよ・・・それじゃぁ名前付けてあげないとな」
雪蓮「名前か・・・・焔がいいんじゃない?このこ赤いし」
冥琳「・・・ならこちらは彗か」
一刀「どっちも気に入らないみたいよ・・・雷帝」
雷帝「・・・」(かっぽかっぽ)
一刀「何かいい名前ないかな?お前ならいい名前つけてくれそうだし」
雷帝「・・・・」
一刀「焔華・・・彗霞か・・・いい名前だね」
雪蓮「赤い子が焔華で」
冥琳「青い目のほうが彗霞か」
一刀「・・・それじゃぁ・・・雪蓮、冥琳。俺と同じことをそのこたちにもやってくれ」
俺は雷帝の正面に立つと、両手を広げ雷帝にでこをつけ、目を閉じ
一刀「・・・・コレかも一緒にいてくれよ・・・・雷帝」
一刀「話しかけるのは考えた言葉じゃないからね」
雪蓮「わかったわ・・・・私の力になってくれるかしら?・・・・焔華」
焔華「・・・(嘶き)」
雪蓮「いい子ね」
冥琳「・・・彗霞」
彗霞「・・・・(すりすり)」
一刀「お気に召したようだね・・・・それじゃぁ明日建業に行くために今日はゆっくり休もうか」
雪蓮「賛成!」
冥琳「わるくない」
一刀「それじゃぁ・・・雷帝・・・彼女たちを頼んだよ」
雷帝「・・・・(コクリ)」
雷帝「・・・・」
焔華「・・・」
彗霞「・・・」
焔華(あ・・・あの・・・よろしくお願いします)
彗華(お願いします)
雷帝(そうかしこまるな・・・やはり主の目には狂いはなかったな)
焔華・彗霞((え?))
雷帝(そのうちわかるだろう・・・・まだ子供だが・・・いずれ私と並ぶかどうか・・・楽しみだ)
焔華(雷帝さんと並ぶ?)
彗霞(なってみたいな・・・ちょっと疲れた)
雷帝(足を折るな!戦場で死にたいのか!?)
彗霞(はっはい!)
雷帝(いいか?戦場もしくは野生ではいつ襲われるかわからぬ状況で足を折るということは逃げることを諦めた行動だということを覚えておけ)
雷帝(我ら軍馬は戦場では常に死と隣り合わせだ、だからこそ私は主のそばにいる。戦場で死ぬことになっても最後の一時でも主の役に立つためにな!)
雷帝(お前たちにも同じ道を行けとはいわぬ、だが主のことを思うならば・・・いや、ここは自分で探したほうがいいな)
一刀「ただいま・・・・焔も彗もいい子にしてたか?雷帝」
雷帝「・・・(フルフル)」
一刀「ありゃ・・・まぁ今日はしかたがないよな・・・ほら、お前の好きなコレかってきたぞ」
雷帝「・・・(ハムハム)」
一刀「そう急かすなって・・・ゆっくりな」
雷帝(主~♪)
焔華・彗霞((あの雷帝さんが・・・デレデレしてる))
雪蓮「焔華・・・コレ食べれるかしら」
焔華(これ・・・嫌いなんだけどな)
雪蓮「嫌いみたいね・・・・ならこっちは?」
焔華(仕方ないわね・・・(アムアム))
雪蓮「よかった・・・(なでなで)」
冥琳「彗霞・・・好きなものはあるか?」
彗霞(うーん・・・あ、コレすき)
冥琳「そうかそうか・・・たくさん食べろよ」
おまけ
雷帝(主こないかな~)
焔華(雷さん・・・さっきからうきうきしてません?)
雷帝(そっそんなことないよ!?)
彗霞(そうでしょうか?大方主が来ないかうきうきしてたんじゃ・・・)
雷帝(そっそんなこと・・・・ないもん)
一刀「雷帝」
雷帝(あ・・・あるじぃ~)
一刀「おい、どうしたんだ?そんなに甘えて・・・・こら・・・やめろって」
雷帝(主・・・主~)
一刀「躾けないとだめかな・・・・(ゴソゴソ)」
焔華(あ・・・あれ・・・)
彗霞(あれって・・・雷さんが好きな・・・)
『ジュプ』
雷帝(んひっ・・・あ・・・あるじ!?)
一刀「発情期じゃないんだし・・・喜ぶなよ」
雷帝(だめ・・・主やめて・・・・気持ちよくなる・・・)
一刀「これじゃぁ躾けにならないな・・・いつからこんなメス馬になったんだ?」
雷帝(あ・・・主の物になってから・・・でしゅ・・・んひっ)
一刀「ほらほら・・・妹たちの前でいくんだろ?」
雷帝(い・・・いきますいきます・・・私主に弄られてイッチャウ・・・)
一刀「手がべたべただ・・・舐めてきれいにしてくれよ」
雷帝(はい・・・主)
・・・・
・・・
・・
・
焔華(って夢みたんですよ!)
彗霞(私も似たような夢みました!)
雷帝(まさか・・・発情期だから変な夢みたのでしょう・・・そもそも私たちは馬で主は人ですよ?どうやったらそうなるのですか)
焔華(あ・・・そうでした)
彗華(でも・・・・一刀様って・・・魏の種馬)
雷帝(す・い・か?ちょっとお話しましょうか)
彗霞(ごっごめんなさい・・・許してください)
雷帝(まったく・・・何をいっているのやら)
一刀「雷帝」
雷帝(主~(すりすり))
焔・彗((正夢!?))
一刀「雷帝・・・」
雷帝(主)
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ふぅ・・