真 恋姫夢想 復讐者 3話
朝 周家~
朝、周倉が、起きて居間に行くと、神妙な顔をしている、一刀と、硝がいた。
「おはよう、朝からどうしたんだ?」
気になって周倉が声をかけた。
すると、
「あなた…一刀が昨日の話聞いてたみたい」
「なっ!」
「父さん、昨日の話本当?」
「……ああ、本当だ」
「なら俺も!」
「駄目だ」
「どうして!」
「遊びじゃないんだ」
「おれだって遊びじゃない」
「だめだ!絶対にだめだ!」
「なんでそんなに拒否するんだよ?」
「なら、聞くがお前は、人を殺せるのか!」
「っっ!」
「どうなんだ?」
「……きる」
「んっ?」
「できる!」
「…そうか。なら剣を持って街の外に来い」
「え?」
「早くしろ!」
「あ、ああ」
そして二人は街の外に向かった。
街の外~
「一刀、俺に殺す気でかかって来い」
「えっ?」
「こないならこっちから行くぞ!」
ヒュン! キンっ!
「危なっ!いきなりなんだよ!」
「黙れ!今は殺し合いの最中だぞ!」
キンッ! キンっ! スパッ!
「グッ!」
「おら、どうした!守ってるだけじゃ俺に勝てないぞ!」
ヒュン! ヒュン! キンッ! スパッ!
「くっ!」
一刀が防戦になる一方、そんなことはお構いなしに斬りかかってくる周倉。
ガクっ!
「ヤベッ!」
そのとき一瞬だけ膝に疲れが出て動きに支障が出る。
「これで終わりだ!」
ブンッ!
「(よけられない!斬られる!)」
そう思った瞬間一刀の中で何かが切り替わる。
「(殺されるくらいならいっそコロシテヤル!)」
そしてその瞬間一刀の周りから爆風が出る。
「ぐあっ!」
そうして周倉が吹き飛ぶ。
しかし周倉が持ち前の運動神経で受身をとる。
「なんだ!」
そう思い一刀のほうをみる。
そのときちょうど爆風が止み、砂埃が晴れた。
そして周倉は自分の目を疑う。
「なんだありゃ……」
そこにいたのは真っ黒の氣を体に纏い真っ黒の服になっている一刀だった。
続く~
あとがき
久々の更新です。
どうだったでしょうか?
第3話。
戦闘シーンが難しいです。
それでは、4話でお会いしましょう。
Tweet |
|
|
8
|
0
|
追加するフォルダを選択
一刀君がチートです。
展開が強引なところがありますが、ご愛嬌といことで、お願いします。