No.333190

真・小姫†無双 #22

一郎太さん

酔っぱらってるので、誤字脱字は勘弁。
どぞ。

2011-11-12 00:36:42 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:7606   閲覧ユーザー数:5363

 

 

 

【CAUTION!】

 

 

この作品を読むかどうかは自己責任です。

 

気分を害しようと、それは自己責任です。

 

お金がないのも自己責任です。

 

彼女がいないのも自己責任です。

 

それでもいいという方は、文頭に

 

『('∀`)カァチャン』

 

と書き込んでからコメントしてください。

 

ただし色々と否定的な※はなし。

 

作者の心が痛むから。

 

ではまた後書きにて。

 

 

 

 

 

 

 

#22

 

 

さて、困った事になった。

 

「………ダメ、でしょうか?」

 

目の前の席に座った関羽が俺の上目遣いで俺を見てくる。ちなみにここは街中の食堂だ。周りの客も見てくる。鈴々たちとも街によく遊びに来てるから、俺の顔も知られているからな。

 

「つーか、てめぇも見てんじゃねぇ!皿でも洗ってろ!」

「すいやせへぶっ!?」

 

厨房からこちらの様子を窺っていた店主の顔に空の皿を投げつけて引っ込めさせる。禿げ散らかしたおっさんの癖に痴話喧嘩に首を突っ込むな、ボケ。

 

「あの…北郷殿………?」

「………ひとつだけ、条件がある。それをクリアしたら参陣を認めよう」

「くりあ?」

「あー…合格って意味だ。どうだ?」

「あ、ありがとうございます!私も武人です。武には自信がありますので!!」

 

俺の言葉に、関羽は大喜びで頭を下げるのだった。

 

 

 

 

 

 

という訳で、俺は関羽を連れて城に戻る。

 

「あれっ?関羽のお姉ちゃんなのだ!どうしたの?」

「あぁ、北郷殿の妹君か。久しいな」

 

道中で子どもたちと遊んでいる鈴々と出会い――――――

 

「あれ、兄様?」

「あー、兄ちゃん!一緒に食べない?」

「いや、さっき済ませちゃったからな。夕飯は城で一緒に食べような」

「うん」

「流琉もな」

「はいっ」

 

屋台で食事をしていた季衣と流琉の頭を撫で――――――

 

「いらっしゃい…おにぃ」

「おぉ、主殿。ようこそなのです」

「準備もほぼ万全のようだな。幼稚園の方も募集が定員に達したから、来月にオープンすがばっ!」

「北郷殿!?パンダに噛まれてますよっ!」

 

園長の幼稚園兼動物園で恋とねねに予定を話し――――――

 

「ちょっと一刀!仕事放っぽり出して何処言ってたのよ!朱里と雛里が泣きそうになってたわよ!」

「マジか…こりゃさっさと助けないとな」

 

城で竹簡を運んでいた詠に怒鳴られ――――――

 

「はわわ!また新しい女の人を連れてます!?」

「あわわ……もげやがってください、ご主人様ぁ」

 

朱里に驚かれ、雛里に毒を吐かれ――――――

 

「おぉ、主様じゃ!」

「兄様!」

「く、空様。お召し物が汚れてしまいます……へぅ」

 

食堂でおやつを食べていた美羽と空に抱き着かれ、それを月がなだめ――――――

 

「一刀さん、そちらの方は?」

「後で説明する。あの2人を呼べ。緊急会議だ」

「!………わかりました」

 

美羽を膝に乗せていた七乃に指示を出し――――――

 

「あの……北郷様?」

「ここで待っていろ。あと3人試験官を連れて来る」

「はぁ………?」

 

――――――関羽を城の奥深くの一室に入れた。

 

 

 

 

 

 

七乃に連れられて、廊下の奥から霞と華雄がやって来た。

 

「どうしたんや、一刀。七乃が慌てて緊急会議言うから、訓練もやめて来たんやけど?」

「………はっ!まさか、もう我慢出来ない程に溜まったのですか?それで我々3人とまた――――――ぶべっ!?」

 

アホな事を抜かす痴女の頭を叩き、俺は口を開く。

 

「新規参入希望者だ。これから試験を行う」

「「っ!」」

 

俺の言葉に、霞たちは表情を真面目なものに一変させる。七乃には先ほど言ってあるから、驚いてもいないようだ。

 

「それじゃ、入るぞ」

 

俺は関羽が待っている部屋の扉を開いた。

 

   *

 

「あ!北郷……殿?」

 

俺の姿を認めて関羽は喜びに立ち上がるが、すぐ後に入って来た七乃たち3人の姿に、すぐに不安気な表情に戻る。

 

「………」

 

俺は無言で関羽の対面に座り、七乃が隣に着く。華雄と霞は、机の残る辺にそれぞれ腰を下ろした。

 

「あの―――」

「黙れ」

「―――っ!」

 

俺は低い声で、関羽の発言を諌める。彼女もその声音に驚いたのか、身を硬直させた。

 

「……………それでは、これより緊急会議を始める」

「「「………………」」」

 

俺は開会を宣言し、七乃たちも無表情で頷いた。

 

 

 

 

 

 

「関羽よ」

「………はいっ」

 

名を呼ぶ声に、彼女はビクッと肩を竦ませる。

 

「お前の意志を再度聞かせろ」

「は、はい!私は一刀殿の臣下にして頂きたく、ここ南陽に参りました」

「そうか……七乃」

「はい」

 

俺は七乃に説明を任せる。

 

「関羽さん。我ら袁術軍は他の諸侯と一線を画します。何だかわかりますか?」

「………………えぇと」

 

いきなりの質問に戸惑うが、すぐに考え始め、回答を口にする。

 

「将の実力、でしょうか………張飛殿をはじめ、幼いながらにもその強さは他に十二分に張り合えます。それに華雄殿に張遼殿、そして呂布殿と北郷殿の強さはさらにそれを超えるもののように感じます」

 

その言葉に、七乃は頷き、関羽もほっと息を吐く。

 

「不正解です♪」

「なっ!?」

 

甘い。甘すぎる。

 

「一般兵に関しては違いますが、智武の将に関しては参陣の条件が2つあります。そのどちらかを満たしていれば、将として採用されるのです」

「………その条件とは?」

「はい―――」

 

関羽の問いに、七乃はゆっくりと言葉を紡いだ。

 

「1つ目は、ちっちゃい女の子である事です」

「………………………………………は?」

 

 

 

 

 

 

あとがき

 

酔っぱらってるので、今回はこれまで。

 

誤字脱字は無視しれ。

 

ではまた明日。

 

バイバイ

 

 

 

 


 
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