No.320226

【真・恋姫†無双 三国子園児ー5時間目『先生と園児・しょく編』ー】

Rocoさん

こんにちは、こんばんわ、おはようございます、Rocoです。
この作品は、『小説』ではありません、作者の頭の中の『妄想文』です。
なので、生暖かい目で見守ってやってください!

2011-10-18 12:37:21 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:1794   閲覧ユーザー数:1538

 

 

 

 

 

 

どうしてこうなった……

 

 

俺の右手には、大きなリボンつきの帽子をかぶった子が居る

 

 

俺の左手には、魔女っ子帽子の女の子が居る

 

 

真っ赤な髪の元気な子が、俺の背中からぶら下がっている

 

 

そして俺の目の前には、二人の女の子、桃色の髪の子と黒髪の子が、頬をぷっくりと膨らませ

 

俺と、俺のひざの上に載った、悪戯っ子を睨みつけている…

 

 

一刀(ホント、どうしてこうなった…orz)

 

 

 

 

【真・恋姫†無双 三国子園児ー5時間目『先生と園児・しょく組編』ー始 】

 

 

 

 

 

 

 

~少し前まで遡る~

 

 

「よし、これで文句は有りませぬな?」

 

「でかしたぞ、星」

 

「へぅ…」 「むー…」 「仕方があるまい」 「ええ、負けは負けですので」

 

約二名を除いて、落胆ムードが漂う。

 

彼女達が何をしていたかというと、

 

『第N回:北郷一刀争奪じゃんけん大会』らしい…

 

なんじゃそら…

 

「では、北郷先生。今日は『しょく』になりましたので、早速行きましょうか」

 

「え、ええ、わかりました(ちょ、皆さん、そんなに睨まないで!俺のせい?これ俺のせいなの?)」

 

「ほれほれ、一刀先生、負け犬達は放って置いて、さっさと行きますぞ」

 

二人に促され、職員室を出た。

 

一刀(後でフォロー入れるの俺なんだろうな……)

 

 

 

〖三国子幼稚園:しょく組教室〗

 

「あーいっしゃっちゃん!」

「うわ、と、桃香姉さま」

「えへへ~」

「どうなさったんですか?」

「んとね~、今日ね」

「はい?」

「なんとなんと!『えんのみつかい』さんがこの教室に来ることになりましたっ!」

「え?そ、それは本当なのですか?」

「うん。ちょううん先生がね、じゃんけん大会でかったの」

(じゃ、じゃんけん…。そんな事で組み担当を決めているのか…)

「桃香さん、その話詳しく聞かせてくだしゃい。あわわ、噛んじゃった」

「あ、雛里ちゃん。いいよ、じゃんけん大会って言うのはね」

「はわわ、桃香ちゃん、じゃんけんの事じゃないです」

「ん?じゃあ、なにをお話すればいいの?」

「えとえと、『園の御遣い』さんについて、詳しくお願いします」

「ん~、ごめんね、朱里ちゃん、雛里ちゃん。わたしもよく知らないの。組長さんやってるけど、直接お話したことないから…」

「「あうぅ…」」

「でっ、でもでも、今日来ることは間違いないから、その時にいっぱいお話しよ、ね?」

「「はいっ!」」

「ねぇねぇ、『御使い』の人って、超イケメンだよねー」

 

((なぁー、朱里、イケメンってなんなのだ?))

((あのね、鈴々ちゃん、イケメンって言うのは、かっこいい男の人の事を言うんだよ))

((おぉー、そうなのか、じゃあ『みつかい』のお兄ちゃんはイケメンなのだ!))

 

「はぁ、たんぽぽ、お前、またそれか…」

「なんだよ、お姉さま、朝礼の挨拶の時見たのに、お姉さまは何とも思わなかったの?」

「何ともって、なんだよ」

「例えば、温かい感じだったり、懐かしい感じだったり」

「ん?そう言えば、なんかあいつ見た時にへんなかんじだったな、胸の奥がざわつくみたいな」

「!!(翠やたんぽぽも!?)」

「へぇー、翠ちゃんやたんぽぽちゃんもなんだ」

「私たち『も』ってことは、桃香もなのか?」

「うん、あれってやっぱり、『えんのみつかい』さんだからじゃないかな?ねぇ、えんやちゃんもそう思うよね?」

「わ、わたしですか?」

「アー、無理無理、脳筋焔耶にそんな繊細な事聞いたって、無駄だよ、桃香」

「な、なんだと、きさまっ!」

「きゃー、こわーい♪『脳菌』がうつっちゃうー♪」

「あはは、二人とも仲がいいなー」

「とーか様!わたしとこいつの仲が良いなど、そんなこ」

 

 

ガラガラ

厳顔「これ!うるさいぞ、童(わっぱ)共!!」

 

園児たち(男子)「「「わー、おっぱいお化けが出たぞー、にっげろー」」」

 

厳顔「だーれが、おっぱいお化けじゃ!」

ガン!ゴン!ゴツン!

 

厳顔「はぁ…、劉備よ、皆を静かにさせんか」

 

劉備「はーい、みんな、先生来たからしずかにしてー」

 

園児たち「「「わいわい」」」

 

劉備「みんな、しずかにしてよー」

 

園児たち「「「がやがや」」」

 

劉備「み、みんな… し、しずかにしてよー、ぐすっぐすっ…」

 

「貴様ら!桃香姉さまの言う事を聞かんか!」

「お前ら!とーか様の言うことを聞け!」

ドンッ!

 

園児たち「「「………」」」シーン

 

劉備「あいしゃちゃん、えんやちゃん、ありがとー」にっこり

 

「「桃香姉さま(とーか様)////」」

 

趙雲「関羽、魏延、いつもご苦労だな」

 

関羽・魏延「「いえ、桃香姉さま(とーか様)のためですから」」

 

趙雲「さて、皆が静かになった所で、今日はもう一人の『しょく組』の担当の先生を紹介する」

 

園児たち「「「ざわざわ」」」

 

厳顔「これ、騒ぐなと言うに…」

 

???「まぁまぁ、厳顔先生、良いじゃないですか、子供が元気なのは、喜ばしい事ですよ」にこり

 

厳顔「そ、そうは言うがな…////」

 

趙雲「おや?厳顔先生、顔が赤いようですが、どうかされましたかな?」ニヤニヤ

 

厳顔「なっ、なんでもないわ!」

 

趙雲「そうですか、では『北郷先生』、園児達に自己紹介お願いできますかな?」

 

???「はい、わかりました」

 

一刀「皆さん、始めまして…、と言うか朝礼で挨拶してるから、二度目ましてになるのかな? 先生の名前は、『北郷一刀』です、よろしくね」にこり

 

園児たち(女子)「…………////」

園児たち(男子)「………♯」

 

趙雲・厳顔(さっそくか…、この誑しめ)

 

一刀「あ、あれ?(反応無い、何か間違えたかな…)」

 

厳顔「これ、お前達、返事はどうした」

 

園児たち「「よーろーしーく、おーねーがーいーしーます」」

 

一刀「うん、よろしく(ふぅ、よかった)」

趙雲((そんな心配せずとも、平気ですぞ、北郷『先生』)) ニヤリ

一刀((うっ…////))

 

趙雲「それじゃあ、早速「せんせー」、ん、なんだ?馬岱」

 

馬代「一刀せんせーに、質問がありまーす」

 

一刀「え?俺に?」

 

厳顔「ふむ、そうだのぅ、では趙雲先生・一刀先生、しばらく質疑応答の時間にしてはどうかの?」

 

一刀「俺は構わないですよ」

趙雲「私も依存は有りませぬな」

 

 

一刀「で、何かな?えーっと『ばたい』ちゃん」

 

馬岱「せんせーって、『園の御遣い』なの?」

 

園児たち「「「ざわざわ」」」

 

厳顔((のう、星。『園の御遣い』とはなんだ?))

趙雲((あぁ、今園児達の間に噂になってる、占いらしい))

厳顔((ほーう、占いのぅ))

 

一刀「んー、どうなんだろうね? 一応あの噂は知ってるけど、それが自分かどうかはよく分からないかな」

 

園児たち(男子)「えー、違うのかよ、つまんねー」

一刀(つ、つんないとか言われてもなー…)

 

一刀「え、えっと、他に何かあるかな?」

 

「はいはーい!」

 

一刀「えっと、あ、君が組長の『りゅうび』ちゃんか、それで、何かな?」

 

劉備「えっへへ~、あのね、ほんごー先生って、かっこいいけど、彼女さんとかはいるんですか?」

 

一刀「かっ、彼女!?」

 

劉備「うん、ここにいる女の子みーんな聞きたいと思うの、もちろん私も!」

 

一刀「あ、あはは…、そ、そっか。えー、彼女さんは残念な事におりません。(明命ちゃんといい『あの子達』といい、最近の子は進んでるなー)」

 

劉備「やったね、愛紗ちゃん、翠ちゃん!」

 

関羽「なっ、私は別に…////」

馬超「そ、そ、そ、そうだよ、何言ってんだよ、桃香!////」

 

一刀「も、もういいかな?」

 

劉備「あ、はーい!」

 

一刀「つ、次行ってみよーか…(なんだろ、すっげー疲れる…orz)」

 

「ふんっ、質問してやる」

 

一刀「あ、ありがとう(何故に睨む?)、『ぎえん』ちゃん「ちゃん付けなどするな、きもちわるい!」え、じゃあ…」

 

魏延「『魏延』でいい、その代わり、ワタシもきさまの事は『ホンゴウ』と呼ばせてもらう!」

 

厳顔「よさんか!馬鹿者!」

ゴンッ!

魏延「っつ~。何なさるんですか!桔梗様!」

厳顔「先生を呼び捨てにする馬鹿者が何処におる!それと、授業中は『厳顔先生』と呼べと言っておろう」

魏延「わ、わかりました『厳顔先生』…」

 

魏延「くっ、『ホンゴウ先生』、きさま強いのか?」

 

一刀「はぁ?(先生と言ってはくれているが、なんか響きが冷たいんですが)」

 

魏延「だから!きさまは強いのか?と聞いている!!」

 

一刀「強いって、何が?」

 

魏延「そんな事もわからないのか、きさまは…。強いかと聞いたら『武術』以外に無いだ

ろうが」

 

一刀「あ、ああ、そういう事ね。(以外に無い、とか言われても分からないっす…)」

 

関羽「そうですね、それは私も気になります。立ち居振る舞いを見た感じでは、何かなさっているように感じますが?」

「ああ、それは私も感じたな」

「そーなのだ、ただものじゃない、って感じなのだ」

 

一刀「えっと、『関羽』ちゃんと、『ばちょう』ちゃん、それに『ちょーひ』ちゃん、ね」

 

一刀「んーと、そうだねー、小さい頃から色々やってるけど、強いかどうかは…(そういえば、この園の人達って、園児も含めて、やたらと規格外な人が多いな…)」

 

趙雲「ふっ、ご謙遜を…。安心しろ、お前達。北郷先生はおそらく、本気の私よりも強いぞ」

厳顔「そうさのう、ワシでは、手も足も出ぬ、とまでは言わんが、勝てぬであろうな…」

一刀((趙雲先生!厳顔先生!何を…))

趙雲「おや、事実ではありませんか」

厳顔「そうじゃ、実力診断でワシ等を汗ひとつ掻かずに完封したではないか」

 

関羽・魏延・馬超「「「なっ!」」」

張飛「ひゃー、すっごいのだ、りんりんも戦ってみたいのだ!」

園児たち(女子)「「「きゃー、すっごーい♪」」」

園児たち(男子)「「「えー、マジかよ。ほんごーせんせー、すっげー」」」

 

一刀「そ、そういえば!この幼稚園って、『体育』の他に、『武術・護身術』って科目があるんだよね」

 

関羽「はい、昨今は子供を巻き込んだ犯罪も増えているため、防犯グッズ意外にもそういった物で己の身を守れるように、との事です」

 

一刀「そっかー、やっぱり凄いね、此処は(ご、5歳児だよね?何この受け答え…、この子も規格外だな)」にこり

 

関羽「は、はい////」

 

張飛「あー、あいしゃ、赤くなってるのだ!」

 

関羽「うっ、うるさいぞ、鈴々!わ、私の事良いから、お前も北郷先生に何か質問しろ」

 

張飛「んー、わかったのだ。じゃぁ、お兄ちゃんは、『グーーー』あう…、りんりんおなかすいたのだ…」

 

関羽「こら!鈴々」

 

一刀「ま、まぁまぁ、落ち着いて、ね?『関羽』ちゃん。お、そうだ、ここの給食すっごく手が込んでて、とっても美味しいんだって?まだ先生食べた事ないんだよね」

 

張飛「そうなのだ!ここのきゅーしょくは、『ぎくみ』のルルにゃんちの、こーきゅーレストランチョクエイ?なのだ。だからとっても美味しいのだ!

『グーーーーーー』うぅ、おなかとせなかがくっつきそうなのだ…」

 

一刀「そっかー、それは楽しみだね(すっごい腹の虫、ある意味規格外?あ、でも恋も凄かったな)」

 

張飛「きゅーしょく、まだなのか?」

劉備「もう少ししたら、給食だから、それまで我慢しよ、ね?鈴々ちゃん」

張飛「うぅー、わかったのだ…」

 

 

一刀「えー、次の質問あるかな?」

 

馬超「あたしな、あたし!」

一刀「お、元気良いね」

馬超「あったぼうよ、元気があたしのとりえだからな!」

 

一刀「それで、何かな?『ばちょう』ちゃん」

 

馬超「おぉ、あたしのしつもんは、ずばり『好きな食べ物』は何か?だ」

馬岱「えー、お姉さま、その質問つまーんなーい」

馬超「うるさいぞ!たんぽぽ」

 

一刀「あれ?『お姉さま』って、もしかして二人は姉妹?」

 

馬超「いいや、あたしとたんぽぽ、『馬岱』は従姉妹なんだ」

 

一刀「あー、そうなのか。おっと、ごめんごめん、好きな食べ物だったよね」

馬超「ああ」

 

一刀「んー、基本は何でも食べるけど、やっぱり『手作り料理』だと嬉しいかな。心がこもっててさ」

 

馬超「へぇー、そう言うもんなのか?」

 

一刀「うん、『ばちょう』ちゃんだって、コンビニの弁当より、お母さんが作ってくれる方が嬉しいでしょ?」

 

馬超「それは確かに…、そう…かもしれない…のか?」

馬岱「あー、伯母様の料理って…」

馬超「言うなたんぽぽ!悲しくなってくる…」

 

一刀「嬉しくないの?」

 

馬超「嬉しいのは嬉しいんだけど…」

 

馬岱「伯母様の料理って、食べた人が入院する代物なんだよね…」

 

一刀「あー…(居るよね、偶にそう言う方面での規格外な人…)」

 

一刀「それじゃ、『お弁当日』とかどうしてるの?」

 

馬岱「それはね、お家の人が忙しくて持って来れない子も結構居るから、調理室開放して、皆でお弁当作りするの」

 

一刀「へぇー、それは楽しそうだね」

 

馬超「あぁ、あたしは料理にがてだけど、みんなが手伝ってくれるから、しっぱいも少ないしな」

 

馬岱「うちの組だと、朱里と雛里がすっごく料理上手なんだよ」

 

「はわ、しょ、しょんな事ないでしゅよ~////」

「しょうでしゅ~…////」

 

一刀「そうなんだ、じゃぁ今度の『お弁当日』は、先生も参加しちゃおうかな」

 

馬超「おぉ、そん時は、あたしにも先生の弁当食わせてくれよな!」

 

一刀「もちろんだよ」

 

張飛「ずるいのだ、りんりんにも食べさせてほしいのだ」

 

一刀「ああ、構わないよ」

 

園児たち「おれにも~」 「わたしも~」

 

一刀「あはは~、先生のお弁当無くなっちゃいそうだね」

 

 

一刀「さて、お次は誰かな?」

 

「「ひゃい!」」

 

一刀「ん、君達は…」

 

「あ、あのあの!しちゅもんでしゅ、あ!わたしゅはしょかちゅりょうって言います、はわわ、噛んじゃった」

「しゅ、朱里ちゃん、おちちゅいて。えとえと、わた、わたわた、私ほ、ほほ、鳳統といいましゅでしゅ」

 

一刀「大丈夫、落ち着いてね。『諸葛亮』ちゃん、『鳳統』ちゃん」にこり

 

諸葛亮「は、はい////」

鳳統「……////」コクコク

一刀(ありゃりゃ、揚が症で照れ屋さんなのかな?)

 

一刀「それで、二人からの質問ていうのは、何かな?」

 

諸葛亮「コホン。えっと、質問と言うのは、北郷先生は何故『聖・三国子幼稚園』にいらっしゃったのですか?」

 

一刀「ここに来た理由?」

 

鳳統「はい、北郷先生は東京のご出身だと聞いてます、東京にも幼稚園や保育園は沢山あるのに、何故遠くまで?」

 

一刀「うーん、何て言ったら良いんだろ…(この子達も、5歳とは思えないな…)」

 

諸葛亮・鳳統「「ドキドキ」」じー

 

一刀「これ!って言う明確な理由は無いんだよね、ただ募集を見たら此処に来なきゃいけないような、そんな気がしてさ」

 

諸葛亮・鳳統「「そ、そうですか…」」しょぼーん

 

一刀「うっ、ごめんね、がっかりさせるような答えで」

 

鳳統「い、いえ…」

諸葛亮「平気です…」

一刀(物凄く落胆されてるんですが…、ど、どうするか…、そうだ!)

 

一刀「そうだね、あえて言うなら、『君達に会いに』かな…。なんてね」キラリ

 

諸葛亮・鳳統「「……はぅ~~~////」」

一刀(我ながら、何を言ってるんだか…)

鳳統「きゅ~~////」

諸葛亮「はわわ~、雛里ちゃん!しっかりして~~!」

 

一刀「あ、あれ、ちょっ、どうしたの『鳳統』ちゃん!?」

 

張飛「ありゃ~、雛里、『きゅ~~』ってなってるのだ」

 

一刀「え?どう言う事?」

 

劉備「んとね、雛里ちゃん…、『鳳統』ちゃんって、すっごく恥かしがり屋さんなの」

 

馬岱「そうそう。だから、恥かしい度が上がると、こうやって『きゅ~~』ってなっちゃうんだよね」

 

一刀「えー! ご、ごめんね、『鳳統』ちゃん、しっかりして!」

諸葛亮「雛里ちゃん、しっかり~~」

 

 

=数分後=

 

鳳統「はっ!えっと、私は何を…」

一刀「大丈夫?『鳳統』ちゃん」

鳳統「ひゃ!……(北郷先生が目の前にー!)////」

諸葛亮「し、しっかりして!雛里ちゃん!」

鳳統「きゅ~~////」

 

一刀「えっ、エンドレスーーー!?」

 

 

 

その後も、質問攻めは続き、『好きなタイプ』や『初デートで行くなら』や『おっきい子は好きか』や『小さい子は好きか』など、精神的ダメージが大きい質問が繰り出された。

 

一刀(なんだろう…、つい一月ほど前にも似た質問がされた気がする。デジャヴュって奴?…)

 

張飛「えっへへ~、お兄ちゃん!ッドーンなのだ!!」

 

一刀「おわ、『ちょーひ』ちゃん、いきなりどうしたの?」

 

張飛「わー、お兄ちゃんのせなか、おっきくてとっても温かいのだ」

関羽「こら、鈴々。北郷先生になんて事を……」

 

一刀「大丈夫だよ、『関羽』ちゃん「し、しかし…」、『ちょーひ』ちゃん軽いからね」

 

張飛「あいしゃもやってみればいいのだ」

 

関羽「い、いや、私は…」

 

馬岱「じゃ、たんぽぽひっざのっうえー♪」

一刀「うおっと」

 

馬超「ちょ、たんぽぽお前!」

 

劉備「あー!二人ともずるい!私ものるー」

 

諸葛亮「雛里ちゃん…」コク

鳳統「朱里ちゃん、うん」コク

 

諸葛亮・鳳統「「し、しちゅれいしましゅ」」ギュッ

 

一刀「あ、あはは…」

 

劉備「朱里ちゃんも雛里ちゃんもずるい、私もてーつなぐ~」

 

関羽「……♯」

 

一刀「ちょ、『りゅうび』ちゃん、引っ張らないで」

 

劉備「わーたーしもー、のーるのー」

魏延「とーか様、ひざでしたら、ワタシのをどうぞ!」

劉備「んー、ほんごー先生のが良いな~」

魏延「そ、そんな、とーか様…」

 

馬超「たんぽぽ、いいかげんおりろ」

馬岱「あっれ~、そんな事言って、お姉さまも乗りたいんでしょ~」

馬超「ななななな、何バカな事言ってんだ、あ、あたしは別に…」

 

一刀「えーっと、乗る?つめればたぶん乗れるけど…」

馬超「ののるのる、のるわけないだろ!」

 

一刀「乗っても良いよ?『ばちょう』ちゃんみたいに可愛い子なら大歓迎だよ、なんてね」

馬超「☆▽×※◎■っ!!」

 

関羽「……ずいぶん楽しそうですね、『ホンゴウ先生』…♯」

一刀(あれ?何で俺さっきから睨まれてるの…?)

 

一刀「えーっと『関羽』さん、何か物凄く視線が冷たいんですが?…」

 

関羽「気のせいじゃないですか?それとも、何かそう感じることに心当たりでも?♯」

 

一刀「い、いえ、メッソウモゴザイマセン」

 

趙雲「ほう、さすが北郷先生、モテモテですな」

 

厳顔「だのう。じゃが一刀先生よ、「はい?」相手は子供、手を出してはいけませんぞ」

 

一刀「い゛!?」

 

厳顔((その代わり、ワシ等なら構いませんがな、のう?星))

趙雲((えぇ、いつでも、お待ちしておりますよ。ほんごーせんせ♪))

一刀((なっ!////))

 

 

北郷一刀の受難と女難は、まだまだ続くのであった…。

 

 

 

【真・恋姫†無双 三国子園児ー5時間目『先生と園児・しょく組編』ー終 】

 

 

 

 

 

 

声優さんってすげー!!

 

あ、あとがきっす

 

こんにちは、こんばんは、おはようございます、作者です

 

会話を文字だけでって、すっげーきついですね。

 

今回だと、特に『…』の多い、朱里ちゃん・雛里ちゃんコンビ、原作だと『……』の所に、文字にしにくい、驚きや落胆・歓喜などの息遣いや、台詞が入っていることが多く、『音』のない文ではそれを表現できない!

 

くー、それすら表せる程の文才が欲しいです!(つд・)

 

 

恋姫キャラ同士の呼び方とか、疑問に思う方も居ますよね?

 

組み同士の園児は基本『真名』で呼んでます。

 

敬称は、原作とは変えてます。

 

例えば『桃香』を様付けで呼ぶのは、桃園の誓いの愛紗と、桃香に惚れてる焔耶だけですね。

 

他は、『ちゃん』か『さん』、もしくは呼び捨てです。

 

呉の孫家、魏の華琳・袁の麗羽・美羽は後で設定で詳しく説明しますが、それぞれの家柄の関係上、園児同士での敬称は『様』がほとんどです。

 

一刀君が、園児を呼ぶ時に『』がひらがなと漢字がありますが、これは単純に、名札に書いてある通りに呼んでいるだけです。

 

授業中に『先生同士』や『先生が生徒』・『生徒が先生』を呼ぶ時は、基本『姓名』で呼び、

(()) ←の小声で話す時は、『真名』で呼ぶこともあります。

 

一刀君が恋ちゃんを呼び捨てにしているのは、まだ明かせませんが、本編にかかわる外伝でのお話です。(重要度は前の外伝より重いです)

なんでスルー気味でお願いします。

 

と、こんな感じですかね?

うーむ、今回は結構難しかったな~。

 

それじゃ、またに~(・д・)ノン

 

 

 

 


 
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