No.313568

恋姫乱世 決意編Ⅱ

歴々さん

突然ですが、みなさんは「戦国basara3 宴」を買いますか?
自分はもちろん買います。といってもwiiのほうですが。そんなわけで「戦国basara3 宴」の公式サイトをチェックしてると何かbasaraキャラ全部での人気投票をするらしいです。自分は毛利元就です。みなさんは誰が好きですか?
では、本編をどうぞ

2011-10-06 11:55:12 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:935   閲覧ユーザー数:913

酒飲み場「ほろ酔い」周辺

 

 

??「状況は?」

 

??「三人の内、一人にしかまだ効果は出ていないようです。」

 

??「何?一人だと?ちっ。どういう風に分かれた?」

 

??「新米ひとりが店の外に出てあとの二人はまだ店に残っています。効果が出てないの

 

   この二人です。」

 

??「一番いい形ではないが仕方ねえ。合図を出せ」

 

??「分かりました。」

 

 

 

 

焔耶視点

 

 

魏延「うぷっ、おえええぇぇぇぇ‼」

 

私は店を出て路地裏に行くと、恥ずかしい限りだが吐いた。

 

魏延「おええぇ。はぁはぁ。ヴっ、気持ち悪い。これがお酒か・・。飲みたくない(泣)」

 

??「心配せずとも、もう飲めねぇよ。」

 

魏延「!?誰だ?」

 

??「あれ、なんでもう酔いが醒めてんだ?」

魏延「お前たちは何・・」

 

しゃべってる最中に私の足がふらついてしまう。こいつらに急に話しかけられて意識は

 

 はっきりとしたが、まだ頭が痛いし、それに気分も悪い。

 

??「何だ酔いが醒めたわけじゃねぇみたいだな、単に驚いただけか。おい、こいつを

 

   捕えろ」

 

部下?1「へい。ははは、嬢ちゃん、運がなかったな。おとなしく捕まれ・やッ‼」

 

 そう言って下っ端らしき人物が殴り掛ってくるが、酔いのせいで体調は最悪なわけで

 

魏延「ぐッ‼がはっ、げほっげほっ。」

 

鳩尾に、もろに一発食らった。体調最悪な今でも、何となく動きが見えるという事は

 

こいつは私よりもおそらく弱いのだろう。情けない。私はなんと未熟なのだろう。桔梗

 

様ならたとえ酔っていても、こんなやつらに後れをとることなど有りはしないのだろう

 

に。私は自分が情けなくて、そしてこんなやつらに負けるのが悔しくて      

 

部下?2「はっ、こいつ泣いてやがるぜ‼もしかしてこの後、俺らに強姦でもされるとでも

 

     思ってんじゃね?」

 

??「さっさとしろ。時間を掛け過ぎるとやつらがどういう行動にでるか読めなくなる」

 

部下?1「わかりました。おい、トリ、右側を押さえてくれ」

 

部下?2「ああ、わかった」

 

魏延「なっ‼離せ‼くっ、この。」

 

部下?1「こいつ、おとなしくしやがれ‼」

 

そうやって私は最初に殴ってきたやつとトリと呼ばれたやつに自由を奪われ、

 

??「嬢ちゃん少しの間、眠っといてくれ」

 

魏延「がっ‼き・・さ・ま」

 

主犯格らしきやつに私は鳩尾を殴られて、気を失った。

 

 

 

 

  勝也視点

 

 

勝也「それにしても焔耶、遅いですね。何かあったんでしょうか?」

 

厳顔「そうじゃの、焔耶が出て行ってからいくらかたつし、もう吐き終えておるはずじゃ

 

   が。もしや足がふらついてどこかで休んでおるのか?」

 

勝也「だったら、なおさら探しに行かないといけませんね」

 

そう言って私は焔耶を探しに行こうとしたら、

 

客?「あの~~、黒と白の髪の色をした娘さんのお連れの方でしょうか?」

 

勝也「はい、そうですがどうしましたか?」

 

客?「娘さんからの伝言をあずかっておりまして、「酔いがまわって動けないのでむかえに

 

   来てほしい」とのことです。」

 

勝也「わざわざ、ありがとうございます。ですが、なぜあなたが伝言を?」

 

客?「たまたま通り掛ったのですが、その・・、娘さんが盛大に吐いておりましたので心

 

配になって声をかけたのです。で、連れが居ることを聞いて伝言を届けにきました

 

勝也「そうでしたか。どうもわざわざありがとうございます。それで彼女はどこに?」

 

客?「案内しますので、付いてきてきてください。」

 

勝也「あ、はい。ではお願いします。」

 

厳顔「・・・・・・。」

 

 そうして私たちが焔耶を見つけてくれたと言う男に付いていこうとすると

 

厳顔「・・・・・・。」

 

勝也「どうしたんだ、桔梗。さっきから黙りこんで。」

 

厳顔「殿、わしの思いすごしかもしれんが警戒だけはしておいてくだされ。」

 

 私は桔梗の真剣な雰囲気を感じ取り、小声で

 

勝也「警戒をする、とはどういうことです?」

 

厳顔「理由は焔耶はたとえ酔いがまわっていようともわしに呼ばれることはあっても呼ぶ

 

   ことは決してしない人間だからじゃ。それにわしはあの者を前に見たような気がし

 

   ます。」

 

勝也「まあ、何にせよまずは焔耶の無事の確認が先決です」

 

 そう言って私たちは男に付いて行った。

 

 

 

酒場「ほろ酔い」近くの林

 

私は桔梗に言われた通りに周囲に気を配っていた。すると、何やら人の気配がしたよう

 

 な気がしたので男に尋ねた。

 

勝也「焔耶はどこに居るんですか?」

 

客?「あの開けた場所におられます。」

 

 私は男が人の気配に気付いてないことを確認して自分の剣に手を掛けようとすると、

 

厳顔「っ‼殿、伏せられよ‼」

 

 ヒュンッ‼サッ、ドスッ‼ 私は自分が警戒していたのと、桔梗の声もあって何とか矢を

 

避けることができた。そして次に備えようとするといつの間にか囲まれており、

 

賊1「おい、トリ何はずしてやがる!?」

 

トリ「すまねえ。俺もまさかあれを避けられるとは思わなかった。」

 

厳顔「貴様ら、何者じゃ!?答えよ‼」

 

賊1「別に俺らが何者かなんてどうでもいいだろ。単なる賊だよ」

 

客?「ぞ、賊‼ひ、ひい、私は何ももっていませんよ」

 

トリ「運がなかったな~~、おっさん。ま、諦めて有り金と女を置いて行きな」

 

賊3「そうだ、死にたくないだろ?」

 

賊4「お、あの女、すげーいい女じゃん。一番最初は俺に犯らせてくれよ」

 

賊5「なに言ってやがる‼俺が一番最初だ」

 

賊6「そんなことは後にしろよ。まずはこいつらをどうするかだろ?」

 

厳顔「ちっ、下種どもが。殿、いけるか?」

 

勝也「まあ、この人もいるので自衛が精一杯ですので桔梗、頼みますよ」

 

厳顔「まさか、わしが教育係をやめてから鍛錬を怠っておるんじゃなかろうのう?」

 

勝也「・・・。最低限度はやっています。」

 

厳顔「まあ、よい。では、殿はその人をしっかりと守っておくんじゃ・ぞ‼」

 

 そう言って桔梗は自分の武器の金棒で十数人いる賊たちの一角に牽制をしたが、

 

賊3「ウゴッ、がはあ。」

 

賊7「うわあ、腕が折れたあああ。くそ、痛てえ」

 

なぜか三人の賊にしか攻撃も当たらず、しかも

 

賊1「おっとお。危ねえじゃねえか、姉ちゃん」

 

トリ「おい、大丈夫かよ~~サク。何なら手伝おうか?」

 

サク「いんや、大丈夫だトリ。それにしても姉ちゃん中々強えじゃねえか」

 

厳顔「お主ら、ただの賊ではないな。何者じゃ!?」

 

トリ「それはもちろん、ただの・・・」

 

客?「賊じゃねえよ」

 

ドスっ‼

 

勝也「えっ?」

 

厳顔「がっ‼がはっ、げほっげほっ、ごぼっ。きさ・・ま、何を」

 

 一瞬、何が起こったのか分からなかった。私たちをここまで案内していた男が突然、

 

 桔梗の背中を短剣で刺したのだ。

 

勝也「桔梗‼大丈夫ですか? お前、何者だ!?」

 

客?「俺らは手前ら粛清した地方豪族の生き残りだ。そして俺はこいつらをまとめている

 

張矢っつうモンだ。」

 

勝也「地方豪族?なるほど、これは私らへの報復であり、最初から焔耶の所に案内すると

 

   いうのは嘘で、ここで私たちを襲撃することが目的と?」

 

張矢「襲撃するってのは正解だが案内はちゃんとしてるぜ?おい、こっちに連れてこい‼」

 

サク「おら、さっさと歩け。お嬢ちゃん」

 

魏延「くっ‼離せ‼」

 

勝也「焔耶‼無事でしたか。怪我はありませんか?」

 

魏延「大殿。怪我はありますが、一応無事で・・。っ‼桔梗様‼」

 

厳顔「おお、無事だったか、焔耶。なによりじゃ。」

 

魏延「私のことなんていいんです。それより桔梗様が・・」

 

厳顔「な~~に、ちと、へまをしただけじゃ。なにも心配するな」

 

 桔梗は焔耶にそう言って余裕を見せていますが、そばで見ると動きづらそうにしている

 

 のはまるわかりです。桔梗、一体どうするんですか?

 

張矢「はっ、なにが大丈夫だ。俺がきっちり短剣で刺したんだから相当きついはずだぜ。」

 

勝也「桔梗、大丈夫なのか?この状況はかなりまずいぞ。問題はどうやって撤退するかだ。」

 

厳顔「なっ‼ うっ。」

 

勝也「本当に大丈夫か?桔梗。」

 

厳顔「いえ、大丈夫じゃ。(確かに劉焉様にはきつく「君主の命が一番大事じゃ」と教え

 

   込まれておったが、あっさりと人質を見捨てるような発言はどうかと思うぞ、殿。)」

 

勝也「?なら、良いが。」

 

厳顔「では、わしは焔耶の方に突っ込むので反対方向に行ってくだされ。」

 

勝也「死ぬなよ、また後で戻ります。」

 

張矢「さっきから何をごちゃごちゃいってやがる!?おとなしくしねえとこいつを殺す」

 

勝也「今だ‼」

 

ダッ‼ タタタタッ、ヒュン‼ ザシュッ‼

 

賊5「ぎゃあああああ‼」

 

賊3「なっ‼こいつ人質を無視してきやがった」

 

張矢「ちっ、やっぱり劉焉の息子か。嬢ちゃん、あいつに見捨てられたなあ。だがまあ、

 

安心しろ。まだ殺しはしねえ」

 

魏延「そん・・な、何で、大殿。」

 

 ヒュンッ‼ カンッ‼ キンッ、 ザシュッ‼

 

サク「ちっ、こいつ中々強いぞ」

 

張矢「女は放っておけ。やつの周りを囲んで一気に潰せ‼」

 

厳顔「そうはさせん‼」

 

  ブオンッ‼ ゴッ‼ ドゴン‼

 

賊5「ぎゃあああああ」

 

賊3「ぐわああああああ」

 

賊6「ちくしょう、何でこいつこんなに動けるんだよ。背中、刺されただろ‼」

 

厳顔「行け、殿。」

 

勝也「持たせてくださいよ‼桔梗」

 

 まだ、この時ならぎりぎり引き返すことができた。だが、私はそれをしなかった。さあ、

 

 

 

 

 

 

                後悔をする時間は

 

 

 

 

 

              もうそこまで、迫っている

 

 

 

 

 

 

 

    あとがき

 

 どうも、歴々です。皆様方、本当に申し訳ありません。この話で主人公の名前を明かす

 

 と、前回お詫びしたのですが、全然言葉通りに実行することができませんでした。完全

 

 に自分の不手際です。このような事態を今後も続けるわけには参りませんので、これか

 

 ら、「この話はだいたい○○話くらいで書こうと思います」とういう告知を一切止める

 

 ことといたします。このような者ですが、これからも応援をしていただけると本当に

 

 嬉しいです。最後に、この「恋姫乱世」の賞賛、批判のどちらでもかまいません。ぜひ、

 

 皆様のコメントをください。後、どうしても主人公の名前が知りたいという方は応援

 

 メッセージの方にあげております。では、また

 

 

 

p.s

 今日も新聞よみました。イスラエルのシェヒトマンさんが「準結晶」というものを発見

 

 してノーベル化学賞を受賞されるそうです。すごいな~~。自分もいつかそんな発見とか

 

 開発とか、とにかく歴史に名を残すようなことをやってみたい‼そのためにはまず、

 

 有言実行しないと・・・。それにしてもこの「準結晶」という物質、自然のルールの

 

 常識に反するものらしいです。最近、何か「常識を覆す」って発見が多いですねえ。

 

 時代の転換期?まあ、そうだったとしても自分は時代に必死に付いていって精一杯生き

 

 るだけです。それでは皆さん

 

 

  

 

 

                 これにて御免

 


 
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