一刀視点
「いやぁ、仕事が多いなぁ」
今日も朝早くから登城し、政務室にて机の上の山のように積まれた書簡と睨み合っている。朝は日の出と共に起床、日が暮れてもずっと政務やら調練の立ち合い、軍議に警邏――これは俺の希望だが――と非常に忙しい。
元平凡な高校生であった俺は当たり前のことだが、夕方には学校から解放されたし、土日祝日は休みだった上に、夏休みなどの長期休暇があった。剣術の修行もあったけど、あれは趣味の範疇だったしなぁ。
サラリーマンだって日曜日は大体休みだったのに、今の俺ときたら休みなんてほとんどない。偶の非番のときも色んな人に引っ張り回されて、結局ゆっくり休めるときなんてないと言って等しい。
しっかり労働基準法に則らないと、いずれ労働者からクレームが入ってしまう。これは由々しき事態だ。すぐにでも朱里や詠と相談した上で、新しい法案を設立しなくては、健全な労働環境が整えられない。
「あー、仕事が多い」
「さっきからうるさいのじゃ、主様」
「そうですよー。お嬢様のおやつの時間なので静かにしてください」
「余も同意するのじゃ。お前様、少々黙ってくれんかの」
「御主人……黙れ」
そんな戯言を思いながら、白々しく仕事が多いなんて呟いていると、俺の目の前で悠々自適にお菓子を食べている幼女二人と、その幼女の世話を甲斐甲斐しくしているロリコン二人が文句を言ってきた。
言うまでもなく、幼女は桜と美羽、ロリコンは七乃さんと竜胆なわけなのだが、その言葉は言うに従って辛辣になり、竜胆に限っては、黙れ、と完全に命令口調。俺は君の主なわけなんだが……。そこまで幼女を愛でる時間が大切なのか。
「だったら、仕事をしようと頑張っている俺の目の前で美味しそうにお菓子を食べながら和気藹藹と歓談するのは止めてもらえるかな!」
その通り。どうして俺が朝からあんな戯言を思い浮かべていたかというと、ここ最近、毎日のようにこの四人が俺の政務室に入り浸り、俺の仕事の邪魔するように勝手気ままに過ごしているのだ。
おかげで俺の仕事は思うように捗らず、文官のトップに立つ詠には罵詈雑言を浴びせられ、その下で働く麗羽さんにまで冷たくされている。詠の悪口は毎度のことだから慣れているのだけど、麗羽さんはすごく怖いんだぞ。
「あらあら、一刀さん。どうしてこれしきの仕事が出来ないんですの? まさか天の御遣いともあろう御方の能力がそんな程度ではありませんわよね? もしかしたら、どこか患っていらっしゃるのかしら?」
そんな台詞をあの優雅な微笑み――但し目は一切笑っていない状態で言われてみろ。思いだすだけで涙が出てくる。ああ見えて麗羽さんは詠の弟子だから、何か微妙に似てきているのではないかと心配になってくるぞ。
「別に妾たちがどこで何をしようと勝手なのじゃ」
「さすがは美羽様! 自分が一刀さんに保護されているのに、そんな自分勝手な発言が出来るなんて、よっ! 唯我独尊の我儘幼女!」
「うははー! もっと誉めるのじゃ!」
「桜様……口に付いてます」
「うむ……竜胆、苦しゅうないぞ、取ってよいのじゃ」
駄目だ。こいつら完全に人の苦労を知らない。何としてもここから追い出さないと、きっとまた詠に叱られる。麗羽さんに笑顔で罵倒される。俺が変な性癖に目覚める前に何とかしよう。
それにしてもニートの桜や美羽はともかく、七乃さんや竜胆は大したものだと感心してしまう。七乃さんは自分の仕事を超絶的な速度で終わらせているのだ。俺が一日かけて終わらせる量を、この人は半日足らずで終わらせる。
竜胆も将としての才能は益州でも指折りで、厳しい調練で旗下の兵士は精強に仕上げているから、それ程文句も言えない。桜との時間を器用に捻出しているのだ。
「七乃さん、優秀なんですから、少しは俺の仕事も手伝ってくれませんかねぇ?」
「嫌に決まっているじゃないですかー」
「いや、助けてくれたら何でもしますよ?」
「何でもですかー?」
その言葉に不敵な微笑みを浮かべると、七乃さんは俺の方にそっと近づいて来た。
「身体で払ってくれるなら、考えちゃいますよー」
俺の太股に指を這わせると、耳元で息を吹きかけるように囁いた。
「うはっ!」
思わず背中にゾクゾクとした感覚が襲いかかる。いや、これが冗談だというのは俺も重々承知なのだけれど、男として本能的に反応してしまうだけであって他意はない。
「七乃! 主様は妾のものなのじゃ!」
「七乃! 旦那様は余のものなのじゃ!」
七乃の行動に桜と美羽が同時に声を上げ、席からガタッと立ちあがると、猛烈な勢いで俺の側へ迫り、そこでお互いの発言が許せないことに気付き口論を始める。
「美羽、何度言ったら、分かるのじゃ! 旦那様は余の旦那様なのじゃ!」
「主様が認めておらん以上、そんなもん知らんのじゃ!」
「なんじゃとぉ!」
「やるのかえ!」
俺の真横で、取っ組み合いの喧嘩を始めようとしていた。俺を挟んだ状態でそんなことをされたら、もっと仕事が出来なくなってしまうので、宥めてもらおうと七乃さんの方を見れば、恍惚の表情を浮かべているし、竜胆の方を見れば、桜が側から離れて寂しそうな表情をしていた。
「ほら、二人とも喧嘩しないで、仲良くな」
仕方なく二人の頭を撫でて宥めると、それに気分を良くしたのか、ぽんと俺の両膝に飛び乗り、もっともっととねだるように身をすり寄せてくる。結果的にこの体勢では仕事どころではない。
そんなこんなで、仕事も捗らない中、相変わらず四人は俺の政務室でグダグダと談笑している。俺の邪魔を積極的にすることはなくなったのだが、それでもやはり集中力は殺がれる訳で……。
「一刀くん、ちょっといい?」
そんなとき扉から紫苑さんが現れた。しかし、四人の姿が目に入ると、少し複雑そうな表情を浮かべながら俯いてしまった。
「紫苑さん? 何か――」
「アニキー!!」
俺の声を遮るように何者かが窓をぶち破って室内に侵入してきた。まぁ何者かっていうか、紛れもなく猪々子なわけなんだが……。
「猪々子! お前はいつになったら、扉から部屋に入るってことを覚えるんだ! 俺はお前をそんな風に育てた覚えはないぞ!」
「何怒ってんだよ? そんなに怒ってばっかだと禿げるぞ?」
「誰のせいだと思ってんの!」
「まぁまぁ、そんなことよりさ、今日の警邏を視察するんだろ? 約束の時間過ぎてんじゃん。早くしろよなー」
全く反省の色を見せることなく、うがーと俺を急きたてる猪々子。そういえば、もうそんな時間になっていたのか。桜たちのせいで仕事が進まなくて、何だか時間の感覚すらおかしくなっていたな。
「あぁ、ごめんごめん。すぐに準備するよ。すいません紫苑さん、何か用でしたか?」
猪々子に事もなげに答えながら、扉の近くに立っている紫苑さんに声をかけた。
「え? ええ、でも大丈夫ですわ。大したことでもないので……」
しかし、そう言うと紫苑さんは強張った微笑みを浮かびながらそう告げ、まるでそこから逃げ去るように行ってしまった。
「ほらぁ、アニキー!」
「あぁ、分かった分かった」
そんな紫苑さんの行動に不思議がりながらも、俺は警邏に行く準備をした。
警邏の視察は俺の仕事という訳ではない。多少の危険も伴うから止めるようにと言われているのだが、民の暮らしをしっかり見ながら、街の構造をしっかり把握できて、それを基に詠たちと話し合うことで、もっと効率の良い政策に繋げられるのだ。
それに個人的には、政務室でああやって書簡を相手にするよりは、街へ出て身体を動かしていた方が性に合っているというのも本音だ。
「アニキー! 腹減ったよー!」
警邏を開始してからしばらくして、俺と共に街を巡回していた猪々子が空腹で駄々をこね始めた。本来ならば、警邏が一段落してから食事に行くのがルールなのだが、今日は今のところ何も問題も起きていなかったので、近くのラーメン屋に入った。
「親父ー、アタイは全部載せで大盛りねー!」
「俺は普通のを一つ」
相当腹が減っていたのか、猪々子は驚くべきスピードでラーメンを食べ始めた。見ているだけで満腹感を得そうなほどの食いっぷりに加え、猪々子はそれを五杯も食べたのだ。こっちの方が胃もたれしそうだった。
「それにしても、猪々子。お金がないなら、最初から言ってくれよ」
「えー? だから、アニキにも悪いなって思って、腹八分目で我慢したんだぞ」
「あれで加減したのか……。それよりも自分のお給金はどうしたんだよ?」
「お給金? そんなもん、もらったらすぐに使い切っちゃったよ」
「はぁ? 使い切ったって、そんな簡単に使える量でもないだろ?」
猪々子だって、今では斗詩と共に騎馬隊の調練を任されるなど、益州でも重用されている。だから、お給金だって、他の将と比べて特に少ないってことはないはずだった。
「あん? あんだけだったら、数日間、そこら辺で食べ歩いたり買い物したりしてればすぐになくなるだろ?」
それを平然と口にする猪々子に驚愕しつつも、きっとそのお金がなくなった後、斗詩に頼るのだろうと容易に想像が出来てしまい、斗詩に同情してしまった。
「あー! お兄ちゃんなのだ!」
そんな警邏の道中、背後から声が聞こえると、振り返る前に背中に衝撃が走った。その威力に軽くよろめきながらも、その相手の頭を撫でつける。
「鈴々、どうしたんだ、こんなところで?」
「うん! 恋とお昼を食べに来たのだ!」
その相手とは鈴々こと張翼徳――桃香の末の義妹だ。最初見たときは俺の想像した人物とあまりにも異なるので驚いた。燕人と呼ばれるだけの武勇を誇るが、見た目はどう考えても幼い少女なのだから。
どういう理由か知らないが、とても懐かれてしまい、猪々子同様に――言い方は猪々子の方が乱暴だが、兄と慕われている。その鈴々の指す方へ目を向ければ、肉まんがたっぷり入った包みを持った恋さんが立っていた。
相変わらず頬を一杯にもきゅもきゅと食べる姿は癒しを誘う。まぁ考えれば、恋さんもあの呂布なのだから、鈴々がこんな可愛らしい姿をしていても不思議ではないのだろう。
「おー、鈴々と恋じゃん。あ、アタイにも肉まん一個ちょうだい」
許可を得るより早く、猪々子は素早く包みから肉まんを奪うと、一口でそれを平らげてしまった。
「あー! それは鈴々と恋が買ったものなのだ! 勝手に食べるななのだ!」
「あん? いいじゃねーか、別に減るもんじゃないし」
「減るのだ! あ! また食べたのだ!」
「分かったよ。じゃあ、アタイが何か別に買ってやるよ」
「んにゃ! ホント?」
「勿論だぜ。なぁ、アニキ?」
「なぜ、俺に振る?」
「なぜって決まってんじゃん。アタイは金ないんだから、アニキが代わりに払ってよ」
「ちょっ、お前、お金ないなら、そんな約束するんじゃ――」
「お兄ちゃーん! 鈴々、ここの桃まんが食べたいのだー!」
俺の意志を全く無視して、既に鈴々はお店の前で桃まんを大量に購入していた。
「鈴々! そんなに買っちゃ――」
「…………恋、こっち欲しい」
「恋さんまでー!?」
そうして、あっという間に俺の財布の膨らみはなくなってしまい、挙句の果てに、警邏の途中で買い食いしているのを愛紗に見つかり、大目玉を喰らってしまった。
その日の夜――やっとの思いで政務を終わらせたときには、既にとっぷり日も暮れていた。いろいろと疲れていたので、すぐに帰る支度を整え、紫苑さんの屋敷へと帰った。
俺は既に益州の君主なのだから、俺個人の屋敷を所有しても問題はないのだけど、俺はずっと紫苑さんの屋敷に住んでいたし、何よりもあの場所が心地良かったから、今でもあそこで暮らしている。
「紫苑さん、ただいま戻りました」
そう言いながら、屋敷へと入ると、紫苑さんが出迎えてくれた。どうやら既に璃々ちゃんや桜は寝てしまっているようだ。璃々ちゃんの寝顔を少しだけ覗いて、俺は紫苑さんが作ってくれた遅めの夕食を食べた。
最近はとても忙しいから――反乱の終結に、劉備軍の参入などが重なったため、ゆっくり紫苑さんと会話する時間すらなかなか出来ずにいた。こうやって仕事が終わってから、眠るまでに間に紫苑さんと他愛のない話をするのがとても楽しかった。
「――そんな感じで、桜たちには邪魔されるし、猪々子たちのせいで愛紗には怒られるし、今日は散々でしたよ」
「……そう」
今日あったことを紫苑さんに話しているのだが、何故かあまり反応が良くなかった。普段だったら、俺の話を喜んで聞いてくれるのに、今日は何故か俯きがちで、少し寂しそうな表情を浮かべている。
寂しそう?
まさか?
「紫苑さん――」
「ごめんなさいね、明日もあるから今日は寝ましょう」
「あ! 待って!」
俺は寝室へと行こうとする紫苑さんの腕を掴んだ。
「紫苑さん?」
「…………」
紫苑さんは俺の顔を見てくれない。
「こっち、向いて下さい」
「……嫌よ」
「どうして?」
「だって…………んむっ!?」
俺は言い訳をしようとする紫苑さんの唇を強引に塞いだ。
「……っは! 一刀くん、いきなり……んんっ!?」
尚も逃れようとする紫苑さんを離さなかった。ちょっと強引するかな、と罪悪感もあったのだけれど、どうやら今日は抑えられそうになかった。
紫苑さんの唇を味わった後、舌を口内に侵入させ、紫苑さんの舌と絡ませた。
程なくして、紫苑さんの身体から力が抜け落ち、俺に体重を預けてきたので、もっと大胆に舌を動かして、その感触を楽しむ。
後頭部を手で押さえて固定しながら、紫苑さんの唇を吸い、舌と舌を絡ませ合い、歯や歯茎にまで舌を這わせて、紫苑さんの味をたっぷりと満喫する。
「…………っ!」
そのまま空いている手で、紫苑さんの片手では収まらないサイズの膨よかな胸を少し触れるだけで、紫苑さんは身体をビクンと脈打たせる。
既にその中央に位置する蕾は、服の上からでもはっきり分かるくらいに、その存在を主張していた。
しばらくの間、紫苑さんとそうして、ゆっくりと唇を離すと、舌と舌で唾液が嫌らしくラインを引いた。
「……はぁ……はぁ……」
お互い息継ぎもせずにそうしていたものだから、少しだけ呼吸が乱れ、自然と額と額を合わせるようにした。そうすると、紫苑さんの息が俺に吹きかかり、その甘い匂いを堪能する。
紫苑さんは顔を紅潮させ、恥ずかしさのあまり顔を背けようとするが、額同士をくっつけているので、目だけが不自然に泳いでいた。
「……一刀くん、どうしてこんな……?」
「すいません、でも、紫苑さんがとても可愛いから」
「…………」
俺の言葉に紫苑さんはさらに顔を赤らめてしまう。
「……馬鹿、いじわるなんだから……」
そう言うと、恥ずかしい顔を見られたくないのか、俺の胸に顔を埋めてしまう。
「すいません……」
紫苑さんの艶やかな長髪を指で優しく梳きながら、俺も紫苑さんを抱きしめる。
きっと紫苑さんが寂しいと思っているから、なんて言ったら、もっと紫苑さんが拗ねるんじゃないかって思ったことは秘密だ。
「紫苑さん……部屋、行きませんか?」
「……うん」
そうして、久しぶりに益州の平穏を騒がしく過ごしている俺は、いつまでもこんな風に紫苑さんと愛し合えることを望んでいた。
あとがき
第四十四話の投稿です。
言い訳のコーナーです。
さて、今回は紫苑さんとのイチャラブを書きたかったので、ついでに一刀くんの日常にスポットを当ててみました。
日常編には、既に作者にとっては欠かせない存在になっている桜。相変わらずキャラが勝手に動いてくれるので、その万能性には助かっております。
ついでに美羽も絡めた描写も加えて、幼女を両膝に乗せるという相変わらずの種馬っぷりを見せる一刀くん。
さすがにそれだけでは無理があったので、猪々子と鈴々と恋に登場してもらいました。ちなみに鈴々初登場です。
言い訳をさせてもらえば、劉備邂逅編はやたらシリアスで、鈴々を登場させてしまうと、どうにも展開に困窮してしまったので、残念ながら彼女には留守番を任せていました。
これからは普通に登場させますので、鈴々ファンの皆様も安心なさってください。
そして、紫苑さんとのイチャラブシーン……。
反省はしています。
さすがにやりすぎたとは思いましたが、作者の妄想が暴走し、我ながらすごい文章を書いているなと。
さすがに不快に思った方もいらっしゃるとは思いますが、作者の妄想駄文とご容赦頂けたら幸いです。
さてさて、次回は麗羽様にスポットを当てようかなと。
麗羽様は幸か不幸か作者によってシリアス化していますので、原作のようなボケをかますことはありません。
シリアスな麗羽様ならではの、ちょっと胸が温まるようなものを書きたいと思いつつ、いつも通りの駄作となると思いますので、期待はなさらずにお願い致します。
後数話ほど日常編が続くと思いますので、要望がございましたら、早めにお願いして頂けると、すぐに採用できると思います。
さてさてさて、前回、御相談と称しまして、皆様に美羽様√の件に関して質問をさせていただきましたが、たくさんの方から意見を頂きまして、誠にありがとうございました。
多くの方が今の作品を終わらせてからと仰って下さいましたので、その意見を採用しようかなと思っております。
美羽様√の執筆を楽しみにしている方には大変申し訳ないと思いますが、作者はやはり大半の方の「君を忘れない」の執筆に専念した方がよいという意見を尊重したいと思います。
この件を知人に相談したところ、少し無責任な行為ではないのか、と言われてしまい、深く反省しております。作品を投稿する者として誉められる行為ではありませんでした。
この作品は年内中には終わらせる予定ですので、しっかり最後までこの作品を終端に導いてから、次の作品を執筆したいと思います。
美羽√を楽しみにしていらっしゃった方には本当に申し訳ありませんでした。
相も変わらず駄作ですが、楽しんでくれた方は支援、あるいはコメントをして下さると幸いです。
誰か一人でも面白いと思ってくれたら嬉しいです。
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第四十四話の投稿です。
劉備を益州を迎え、彼女たちの努力を見届けた一刀くん。久しぶりに平和な日常を過ごしてながらも、騒がしい仲間に囲まれている。そんな姿を一人の女性が複雑そうに見ていたのだが……。
シリアスを終えて、再び始まる日常。駄作なのは仕様ですので、ご容赦ください。それではどうぞ。
コメントしてくれた方、支援してくれた方、ありがとうございます!
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