No.281535

第2回同人恋姫祭り『ドキッ☆恋姫だらけの水上騎馬戦!!ポロリもあるよin赤壁』

lovegtrさん

ということで第2回同人恋姫祭りの作品です。
恋姫作品の活性のためと微力ながら参加したいと思いました。
条件1の期間はOK!
条件2自分の作品紹介
私は『君思うとき、春の温もりの如し』という、孫権が一刀だったらというifものを書いています。メインヒロインは思春と考えていますが他にもいろいろと関係を持たせる予定です。よかったら一度呼んでみてください!

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2011-08-22 03:12:53 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:5917   閲覧ユーザー数:5133

武将がすべて女の子の三国志の世界に舞い降りた天の御使い、北郷一刀。

彼の活躍により戦乱の中にあった大陸はひとつとなり、平穏な日々が訪れた。

この平和な大陸に再び戦いの火が燃え盛ろうとしていた。

それは魏王、曹操こと華琳の一言から始まった。

「釈然としないわ」

「何がですか?華琳さん」

久しぶりに各国の王が集まり話し合いを行っている最中であった。

突然の華琳の言葉に蜀王劉備こと桃香は何事かと聞き返した。

「最後の戦いのことよ。

 …赤壁の戦いの後、私たち魏と貴方達呉蜀同盟との平野での戦いの途中で匈奴が攻めてきて邪魔をされたじゃない。

 だからあの時の決着がついていないのがなんだかもやもやするわ!」

「しかし、あの時匈奴を協力して倒したことで結果的に大陸はひとつになったなったでは無いか。

 それにまた戦争をするとなると…ね……」

華琳の話に呉王孫権こと蓮華は顔を歪め答えた。

「何も兵を率いて殺し合いをしたいわけじゃないわ。私も今の平和な世は気に入ってるしね。

 でも、きちんとケリはつけたいのよ」

「そう言われても……ご主人様ー、なんかいい方法ない?」

桃香にご主人様と呼ばれた青年、天の御使いこと北郷一刀は腕を組み難しい顔で考えていた。

そして、

「うん、俺に考えがある。これなら血を流さずに戦いの決着を付けることが出来るぞ!」

こうして一刀の思いついた案により、三国の将たちはあの時決まらなかった最終決戦を行うため再び因縁の地赤壁に集うこととなった。

「さーあ、始まりました『ドキッ☆恋姫だらけの水上騎馬戦!!ポロリもあるよin赤壁』!

 私司会を務めさせて頂くのは、三国一の司会者!陳琳です!

 そして解説には…」

「天の御使い、北郷一刀です」

「さて御使い様、今回の企画は御使い様が発案なさったということですが、どういった内容なのでしょうか?」

「ええ、この『ドキッ☆恋姫だらけの水上騎馬戦!!ポロリもあるよin赤壁』のルール…規則は簡単です。

 各国の武将は兵による騎馬に乗り戦いを行います。その時、騎馬から落ちるか衣服の一部をとられた者は負けとなり退場となります。

 そして最後まで立っていた者の国が勝者となります」

「なるほど~、衣服の一部をとる。だから出場者は皆水着なのですね!」

「そういうことです!」

「はい、ありがとうございました!主催者の煩悩が全開ですね。

 …では各国の出場者を紹介したいと思います!

 まず蜀からは劉備、関羽、馬超、趙雲、呂布、公孫賛の六名!

 続いて呉からは甘寧、周泰、黄蓋の三名!

 最後に魏からは曹操、夏侯惇、夏侯淵、許褚、張遼、楽進、李典、于禁、典韋の九名です!

 なお当時の戦いを再現したいという曹操様の要望で、呉蜀連合と魏との戦いとなります!」

 

陳琳の紹介をうけ、各国の代表者はそれぞれ所定の場所へ向かった。

「うー、緊張するね愛紗ちゃん」

「ご安心ください、桃香様。この関羽が必ずや勝利を!」

「一刀にも困ったものね。くだらないことばっかり思いついて…」

「蓮華様…おのれ北郷!この戦いが終わったら覚悟しておけ!」「えっ!?ちょっと思春!?」

「ふふふ、私の最大の汚点を雪ぐことが出来るわ。皆!期待しているわよ!」

「おまかせください華琳様!この私の活躍をとくとご覧あれ!」

 

「では、位置について…よーいドン!」

行為して赤壁の戦いは再び火蓋が切って落とされた。

「さて、まず飛び出したのは呉の甘寧だ!」

「蓮華様のために!うおぉぉぉ!」

「流琉!こっちに来るよ!」

「どうしよう季衣!」

「ふっ、遅い!」

「にゃぁ?」「きゃっ!?」(ペロンペロン)

「おーと、さすが甘寧!開始早々許褚、典韋両名の水着を奪った!

 水上で彼女に勝てる者は居るのかー!」

 

「このまま一気に攻めこむ!」

「そうはさせるかー!」「なにっ!?」

「ここで登場するは神速の張遼!」

「てやー!」

「くっ!なんて速さだ。ここは一旦引くぞ!」

「はい!」(←騎馬兵たち)

「させるか!」

「何っ!?」(ぷる)

「あーと!甘寧が方向転換している隙をついて張遼の攻撃が!

 甘寧のサラシが奪われてしまいました!これぞまさに神速!」

「サラシ姿もなかなかイイね!」

「貴様!後で殺す!」

 

「にゃははは!人とはいえ騎馬や。馬でうちに勝てるやつなんておらん!」

「ここに居るぞ!」

「さて、ここで名乗りでたのは馬超将軍だ!従妹の決め台詞をパクりながら登場です」

「う、うるさいぞ!それより霞、勝負だ!」

「翠か…相手にとって不足は無い!いざ勝負!」

「馬超、張遼の両名組み合った!

 馬の扱いでは右に出るものはいないと謳われる二人!戦いは膠着状態に。

 こうしている間にも他のところで動きが!」

「いやー!なの」(ぷるーん)

「沙和!

 くそ、真桜!私が抑えている間に例のものを!」

「分かった」

「無駄です。

 皆さん!このまま動きまわって敵をかき乱します!」

「おおー!」(←騎馬兵たち)

「周泰の奇襲により于禁の水着を獲得!

 まだ楽進と李典の二名が残っていますが、速さを利用して撹乱している!」

「やあー!くそ、速い!真桜!まだか!」

「もーちょっとや。よし、これで!せいやっ!」

「ここで李典、何か投げたぞー?一体何だ!」

「にゃーん」

「はうー。お猫様ー!」

「李典が投げたのは猫型カラクリだー!それに反応して周泰が飛ぶ!そして…」

「お猫様ーーーー!」(ジャポーン)

「そのまま水中に落下!失格です!」

「お猫様♡・・・はっ!落ちてしまいました……む~、巨乳が憎い…ブクブクブクブク……」

「なははは!科学の勝利や」

「おい真桜、一人倒したからって油断するな」

「そうじゃぞ、ひよっこどもが。それ!」(ブルルンッぷる)

「隙をついて黄蓋が楽進、李典を撃破!」

「やられてもーた」「ま・お・う!」

「二人共ご苦労。仇は私がとってやる」

「今度は秋蘭か。面白い!」

「ここで夏侯淵が登場!黄蓋とぶつかります!

 しかし必殺の間合いをお互い探っているのか動きがない!その間に他のところを見てみましょう」

「桃香!勝負よ」

「ええっ!?華琳さん!?」

「そうはさせるか!」

「ふんっ!愛紗、お前の相手はこの私だ!」

「おお!こっちでは蜀王と魏王の直接対決だ!

 その横で王の忠臣である関羽と夏侯惇がぶつかり合っているぞ!」

「ふふふ、この時を待っていたわ桃香!

 最後の大戦、匈奴のせいでなあなあになってしまったけど、やっと白黒付けることが出来るわ!

 あと!あなたのその巨乳が憎い!!」

「本音はそっちですか~!?」

「それそれそれそれー!」「いや~!」

「桃香様っ!?」

「よそ見をする余裕などあるのか?愛紗よ!」

「くっ」

「あーっと!曹操、夏侯惇組みの猛攻に劉備、関羽組み防戦一方だー!」

「これでお終いよ!」

「いやーん」(ぷるるーん)

「桃香様!?ブフォーーー!!!」

「えっ?ちょっと焔耶!?」

「ここで劉備の水着がー!そして客席から謎の流血!

 赤壁が真っ赤に染まってます!」

「焔耶には刺激が強すぎたか……」

「桃香様ー!

 くそっ、お前たち許さないぞっ!」

「なにっ!?速さが増した!?」

「とうりゃーー!!」(ぷりーん)

「なー!?やられた…だと…?」

「主の復讐に燃える関羽の攻撃に夏侯惇、撃沈!」

「よしっ!次は…「ご苦労、愛紗よ(パチンッ)」え?」(ぽよーん)

「あーっと!ここで何故か趙雲が関羽の水着を外した!どういうことだー!?」

「な、星よ!何をするのだ!」

「何をって、この戦い、最後まで立っていた者(・・・・・・・・・・)が主を好きに出来るのでは無いのか?」

「なんと趙雲、この戦いの規則を間違って解釈していたようだ!

 どうします?御使い様?」

「う~む……別にいんじゃない?」

「なんて軽いノリだー!御使い様の気まぐれで規則変更です!

 国は関係なく最後まで立っていた者は御使い様を一日好きに出来る権利が与えられます」

「ご主人様を…一日好きに…★■※@▼●∀っ!」

「ちょっ、翠!?だいじょーぶか?」

「ご主人様を……好きに……」

「ここまで沈黙を貫いていた飛将軍呂布が御使い様一日権の言葉で動き出した!」

「…ご主人様と一日食べ放題は……恋のもの!」(ビュッ)「いやっ、食べ放題なんて言ってないぞ!恋!!」

「何やら新たに規則を追加した呂布が空高く飛び上がったー!」

「フン!」(ドガーーン!)

「落下の力を利用した呂布の攻撃で、呂布を中心に衝撃波が発生!」

「えっ!?」「なんだ?」「むっ?」「ちょっと、すーい!」「★□△◯☓っ」「恋!やりすぎだ!」(バシャーーン)

「ぬわー!水しぶきで何も見えない!?一体どうなった!?」

「……やりすぎた…」(ぽろーん)

(ぷかーん)(ぷかーん)(ぷかーん)(ぷかーん)(ぷかーん)

「なんと呂布!自らの攻撃で水着が取れてしまったー!他の者も衝撃にやられて落馬してまーす!

 これでは決着が…っと、誰か一人立ってます!!」

そう、恋の攻撃を耐え、ただ一人戦場を生き残った者…それは…

「な、ななななんと!最初に名前が出てきたきり活躍の描写が無かった公孫賛!

 彼女がまだ残っていましたー!どうやらあまりにも影の薄さに衝撃波も避けていったのでしょう」

「う、うるさいぞっ!誰が影が薄いだ!」

「っということで、御使い様、勝者は?」

「ああ。勝者!白蓮!」

「「「わあああああ!!!!」」」

こうして華琳の一言から始まった『ドキッ☆恋姫だらけの水上騎馬戦!!ポロリもあるよin赤壁』は影が薄いという特殊能力を活用した白蓮の勝利に終わった。

この戦いはのちに第二次赤壁の戦いと呼ばれ後世まで語り継がれることとなった。

この戦いのお陰で三国の絆はより結ばれ、長くその平和を謳歌するのであった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うう~~……私なんかどうせ影が薄いだけの人間だよ……」

「…白蓮、約束の一日権だぞ。今日はずっと一緒にいてやるからな」(ギュッ)

「北郷~…いや、一刀~♡♡♡」

第2回同人恋姫祭りということで私も恋姫ファンとして末席ながら参加させて頂きました。

今回は祭りということではっちゃけて書いていたら内容がカオスな状態に!本文のほとんどが台詞となっています。なのでぷるーんやぽよーんは各自想像してください。あなたの思い描いた状態が彼女たちの姿だ!

 

この作品は第1回同人恋姫祭りの時に書こうとした『ドキッ☆恋姫だらけの水泳大会!!ポロリもあるよin赤壁』を水上騎馬戦に変更して書いてみました。昔の懐かしの番組でアイドルが水上騎馬戦をするっていうのがあったような気がします。私産まれてませんが、それを参考に書いてみました。

 

この作品で恋姫†無双の世界が少しでも活性出来れば幸いです。よかったら私の他の作品も呼んでくれたら嬉しいです。

ではノシ


 
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