No.280320 真・恋姫✝無双 新たな外史を創る者達 三話DOWANNGOさん 2011-08-21 00:59:04 投稿 / 全2ページ 総閲覧数:3871 閲覧ユーザー数:3236 |
俺達は今荊州の南陽に居る。
「一刀様~ここに何しに来たの~?」
「取りあえずこの前の龍みたいな奴が
どこかに居ないかの情報集めだ」
俺がそう言うと白は感動したと言う顔で
「流石一刀様です!
早速龍帝としての自覚が!」
そう言いながら涙を流した。
「真面目だね~」
「後はこの街の主に会いに来た」
「袁術にですか?」
「ああ、もしかしたら龍の情報を持っているかもしれないしな。
あと……」
「あと?」
白が首を傾けて曲がり角を曲がった瞬間刀を抜き
「さっきから俺のことをつけてたな?
大した腕だがまだまだだ」
「っ!」
!明命!?
まさか、いつもと時間軸がずれているのか?
貂蝉め……
明命は逃げようとするがそうはさせない。
「動いた瞬間関係無い人間が死ぬと思えよ?」
「!」
怪しまれない様な質問をしないとな……
「お前の主は?」
「孫伯符殿です」
袁術とは言わないか……
「お前の主は袁術では無いのか?
孫伯符は客将の筈だが……」
「それでも、私の本当の主は孫伯符殿です」
成程な……
忠誠心が強い……
「お前の名は?」
「周泰です」
「そうか、ならば周泰、
お前の主に会ってやる」
俺は刀をしまい敵意がもう無いことを現す。
「白も黒も良いな」
「私は一刀様の意思に従います」
「私も文句は無いよ♪」
こっちも忠誠心が強い臣下だな……
「早く行くぞ。
案内しろ」
「……はい」
こいつ本気になればこんな殺気を出せたんだな……
酒家
「こんな所に孫伯符が?」
「はい、あの個別部屋に」
袁術のことを気にしてるんだな。
仕方ないことだが。
「分かった。
白と黒はここに居ろ」
そう言った瞬間白は驚いた顔をする。
「しかし!」
「ここに居ろ」
「御意……」
「白が入ろうとしたら止めるよ。
あと、部屋の前の監視も」
「頼む」
「は~い♪」
個別部屋
部屋の中には雪蓮は居た。
居たのだが……
「やっほ~♪酒美味しいわよ♪」
「はぁ……」
まぁ、おちゃらけているのは
天井裏のバレバレな奴を気にしてるんだろうな。
片づけるか。
「酒を飲み過ぎると身体に悪いぞ」
俺はそう言いながら龍帝刀に手をかける
「別に良いじゃない♪」
気付いていると……
俺に片付かせようってことか。
つまり、俺の実力を測ろうってか。
流石、雪蓮だな……
「お前が倒れたらお前の臣下が悲しむだろ」
ゆっくりと刀を抜き……
「ふふっ、そう言ってくれると嬉しいわね♪」
「ふっ!」
天井に刺した。
「ぐぁっ!」
死んだな……
「死んだわね♪」
「ああ、さっさと真面目な話をするぞ。
俺は後で良い。
お前の話をしろ」
「ええ♪」
まさか、飲み過ぎてるのか?
「酔って無いわよ~♪」
「そうか、なら早くしろ」
「ええ」
雪蓮が頷いた瞬間周りの空気が一気に変わる。
「じゃぁ、話しましょうか」
「ああ」
そして、俺と江東の小覇王との語り合いが始まった。
後書き
今回微妙な所で切ったのは前回の後書きでのアンケート次第で
内容が変わるからです。
前回の後書きでのアンケートの意見はまだまだ集めています。
期限は今日(二十一日)から一週間です。
では、また次回。
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こんにちわ~
今回はあのお気楽な王様が出てきます。
では、始まり~