No.252010

天軍降臨 魏√アフター 第四章 ~天軍司令官の優雅な一日 午前の部~

ルーデルさん

どうもお久しぶりのルーデルです
まさか一年もたつとはさすがに予想外
待ってくれている人がいるか不安ですが四作目です
ではどうぞ

2011-08-01 01:14:33 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:5554   閲覧ユーザー数:3757

 

初めに

 

この作品はチートです。

 

キャラ崩壊、セリフ崩壊、世界観崩壊な部分が超ありますがご了承ください。

AM 11:00

 

陳留 北郷一刀執務室兼私室

 

現在北郷一刀は基地内の私室及び執務室とは別に陳留城内に執務室兼私室を持っている

これは陳留の周囲に均等に配置されている基地への伝達を迅速に行うためと一刀たち通称天軍を保護した曹操こと華琳との友好関係を喧伝するために陳留城内に天軍の司令部が間借りしている形を採用したためである

そんなこんなで懐かしい私室で一刀は何をしているかといえば

 

「ん~・・・これは真桜が来るまで保留だな。次は・・・セメントの実用化は隊員だけで出来るな。採用。発電施設の建設は・・・・小規模のみ採用。中規模以上は勢力規模が拡張されてからっと。次の意見書は・・・・セラミック開発?これも真桜が来ないと施設の効率化が図れないな。保留。んで次は・・・・学校建設か。河北統一位までは待たないと横やりが入る恐れがあるから今は却下。次。教導部隊の設立具申?ん~こっちの装備の部隊で戦ってもな・・・時代別にして二部隊の設立?俺らは各隊の精鋭引っこ抜けばいいけどこっちの時代は・・・・春蘭か秋蘭あたりに頼むか。近代部隊と古代部隊と混合部隊の三パターンで訓練できるし。んじゃこれは華琳に提出で。お次はペイント弾とペイント銃の生産ね。訓練に入用だな。まぁ作れるだろ。採用。ほいで次は~・・・和紙の量産ね。外貨も獲得できるし採用。で、次は・・・農業技術供与ってノウハウあんのか?日本とは植生も違うはずだが・・・まぁ試験的なものなら採用しても大丈夫かな?農家出身者ならできっかなぁ。次。株式と債券の再現・・・って教育やらないとダメだろ。却下。ん?これは報告書も入ってるな。戦車部隊の一佐から・・・・油田は黒竜江省?北の果てじゃねえか。他には遼東半島、山東省か。石油供給は河北統一まで無理か。いや、公孫賛と同盟なり何なりすれば青州か徐州制圧時に・・・・合わせて海路を使った輸送網とそのための造船技術供与と航海術指南をしたい?指南役は飛行隊から出向?まぁ後々役立つのは確かだな。これは華琳に提案を提出っと。」

 

広い部屋で一人で何をやっているかといえば現在自衛隊員からの技術・社会構造等の意見書に目を通していた

ちなみにこの意見書は自衛隊員ならばだれでも出せる

どうやら一刀たち上層部は歴史を変えるんなら引っ掻き回せるだけ引っ掻き回してやろうということになったようだ(案外ノリが良いらしい)

意見箱を各基地及び陳留城に設置して広く意見を集めることになった

ちなみに意見箱設置を提案したのは一刀

これだけ大人数の未来の知識持ちがいるんだから活用しない手はないと思ったらしい

実際一刀が思いつかなかったような意見も多く上がってきている

ただその分一刀は忙しくなったようだが

この世界の技術レベルと向こうの技術レベルを正確に比較検討できるのは一刀だけ

まぁその辺も怪しいが

 

(ぬぉ~休みが欲しい!できれば一週間くらいの)

 

なんて贅沢なこと言ってるのだろうか。こちとら最近は二日に一回寝るような生活だったのにby作者

 

「だぁ~疲れた。肩や腰がバキバキだし」

 

立ち上がって肩や腰をひねりながら扉を開けて外に出る

向かうのは華琳の執務室

 

「入るよー、って何この書簡」

 

ノックをして許可が出て扉を開いた瞬間にこの一言である

状況を詳細に記せば天井近くまでうず高く積まれた竹管の山を両脇に執務机に座ってる華琳を想像していただきたい

 

「ああ、これのこと?以前の記憶を覚えているうちにできることはやっておこうと思って関係する資料と案件を持ってこさせたのだけれど・・・・ちょっと多かったわね」

 

(これはちょっとか?)

 

一刀の目に映るスミソニアン美術館のピラミッドかと言いたくなるような竹管の山をちょっとと表現する華琳に眩暈がした

 

「それで?あなたは何の用できたの?」

 

その言葉にあわてて用件を伝え始める

 

「ああ、向こうの技術を使ったものや体制について現状で実現可能なものを持ってきた。あと、今後領地が拡大した時にできれば行ってもらいたい物とかも」

 

「そう。でも以前あなたから提示されたものはこれから行うつもりよ?」

 

一刀が持ってきた案件に目を通しながらの会話

 

「俺のだけじゃないよ。これだけ大人数の知識持ちが来てるんだ。持ってる知識も千差万別。俺になかった発想もあるからな。もちろんこちらで出来るかどうかのおおよその仕分けは済んでる。やってみて全く成果がありませんでしたじゃ笑い話にもならないからな。でもな華琳、あまり優秀なのは隠しといたほうがいいぞ」

 

「あら。いいじゃない優秀な事を知らしめればそれだけ優秀な者も集まってくるんだから」

 

「出る杭は打たれるって言葉もあるからな。早々に潰されるのも勘弁してもらいたいのさ」

 

「打たれても沈まなければいいだけ。若しくは打たれる前に手を打っておけばいい話よ」

 

「それもそうか」

 

「それよりもあなたたちのほうでしょう。その知識量はありがたいけど邪魔に感じる者も少なくないわ」

 

「しっかり羊の皮をかぶっておくさ」

 

「何よそれ」

 

「向こうの外国の諺さ。羊の中の山羊」

 

「へぇ。面白い喩ね」

 

「まぁ本来は悪人を指す言葉だがな」

 

「・・・・あなたも皮肉が上手くなったわね」

 

「成長したと言ってくれ。富豪や政治にかかわる人間てのは悪人と紙一重さ。まぁ本当に厄介な山羊は完璧に羊の皮を被るもんだってことだよ」

 

「あなた荀子に傾倒したの?」

 

「いんや。正義も悪もないって知っただけ。その基準はそれを肯定する人間が多いか少ないかで、若しくは勝者か敗者かで決まるってのが今の俺の持論だ」

 

「あなたも成長したわね」

 

「俺の少年期は終わったのさ。無力なのは変わらないけどそれに安住できるほど幼くは無くなった」

 

「ふふ。そうね。それで一刀、ここなのだけれど・・・・」

 

「ん?ああ、これはここに関連しててだな・・・・・・・」

「だー疲れた」

 

華琳の部屋から退出した一刀は城の廊下を歩いていた

そしてふと真顔になって何か考え込んでいる

何かしら有用な計画でも思いついたのかはたまた問題点に気がついたのか

 

(今日の昼飯はラーメン?いやいや水餃子もボリュームがあるし、しかしこの間の店でマーボー丼というのも悪くは・・・・)

 

・・・・・訂正、実にくだらないことで思い悩んでいるようだ

そんな大まじめにくだらないことを思い悩みながら廊下を歩いているとどこからか浮ついた阿呆の声が聞こえてきた

 

「・・・・・すのだ~、走れ~高速の~帝国○撃団~、うなれ~衝撃の~帝国k「まて、その歌はいろいろと危険だ」おお、カズピーこれから昼なんやけど一緒にいかへん?」

 

アホ面で阿呆な声を出していた親友にため息をひとつついて昼飯に行く店を聞けば件のマーボー丼を教えた店だったのでつるんで行くこととなった

何とも花のない昼飯である

作者も人のことは言えないが

城門をくぐってお目当ての店まではまあまあ歩く

その道中を食っちゃべりながら歩いていくと前方に人だかりが

しかもなにやらお目当ての店の真ん前である(ご都合主義万歳)

 

「なぁカズピー、剣振り回しとるように見えるンは気のせいか?」

 

「安心しろ。俺にもそう見える」

 

どうやらお目当ての店で食い逃げでもやらかしたらしい

見咎められて逆上して暴れだしたようだ

 

「はー、面倒だけんども見てるわけにはいかへんさかいなぁ」

 

「だな。それじゃ俺は剣持ってる右手なおまえは足と取り押さえ頼むわ」

 

「りょーかい」

 

及川は了承の返事をして人ごみにまぎれていった

一刀も人込みをかき分けて人垣の前に進み出る

どうやら犯人は人質もとっているらしい

人垣の前方端っこで小さな子がおろおろしている

 

(あれ?てゆうか人質って飯店の女将さん?)

 

どうやらお目当ての店の女将さんを人質に取ったらしい

一刀の馴染みの顔であった

 

「はいはいそこまで!何があったの女将さん?」

 

「ああ!一刀さん!」

 

首を捕まえられたままの女将さんの説明によるとどうやら読み道理のことが起こってたらしい

しきりに犯人は女将さんに大声で話をやめろと怒鳴っていた

 

「はぁ、あのね、そこのおっちゃん。代金を払うって規律で決まってるでしょう?規律を破ったら捕まるのわかってて何でやるの」

 

「うるせぇ!こっちは金もねぇし仕事もなくて餓死寸前だったんだぞ!手段なんて選んでられっか!」

 

「仕事がないってそんなにガタイがいいんだから兵士にでもなればいいじゃん」

 

「官になんか仕えるなんて反吐がでらぁな!作ったもの全部税だなんだって持ってかれて誰が喜んで尻尾なんか振るかってんだ!」

 

(こいつ外からの流れ者だな。ここの話聞いたらどうにかなるかもしれないが興奮状態だし無理か。人質もいることだし怪我の一つや二つは覚悟してもらおうか。)

 

「わかった。ここで女将さんを離して刑に服するならよし。このまま暴れるのであれば怪我の一つや二つは覚悟してもらうけどいいかい?」

 

「ふざけんじゃねえ!てめぇ何の権利があって俺を「拒否ね」あ?」

 

勧告を無視したのを確認してからホルスターから9mm拳銃を取り出した

 

「P220だから死ぬことはないよ。運が良かったね」

 

「何の真似だ?そんなおもちゃで(パンッ)ガッ!」

 

乾いた破裂音と薬莢が転がる音と剣が落ちる音があたりに響いた

 

「畜生!何しやがった!(パンッ)ギャッ!」

 

もう一回響いた破裂音

それは男の後ろから聞こえた

 

「よっと。ほい、捕縛完了」

 

及川が犯人の後ろから出てきて組み伏せる

 

「お疲れさん。他に武器は?」

 

「ん~・・・ナイフが一つやな。ほれ」

 

からからと犯人の腰からナイフを出して放り出す

止まっていた周りから歓声が上がった

 

「畜生!離しやがれ!」

 

「はいはい。その足じゃ満足に走れないでしょ。もうちょっとで警備の兵が来るから大人しくしときなさいって」

 

「畜生!はなs「おっさんちょっと黙ってくれない?それとも自殺願望でもあるの?今なら俺が人差し指ちょっと動かすだけでおっさんの頭の中身が見れるよ?自分の脳味噌の色が何色か見たい?」・・・・・」

 

銃を頭に突きつけてにこやかに物騒なことをいう男

先程犯人は男の持っている小さな金属が音を出して自分の腕に何かが刺さったのを感じた

ならこの位置でなったらどうなるかを考えた

そしてその考えに血の気が引き、沈黙した

 

(えげつねー・・・)

 

犯人の上で押さえつけていた及川はそう思ったとか

「ふー食った食った」

 

「うちも腹が痛いわ~」

 

事件を解決した二人は飯店で腹を抱えていた

助けた女将さんが助けてくれたお礼にと二人前どころじゃねぇ料理をごちそうしてくれたのである

しかし疑問点が一点

 

「女将さーん。何か前より旨くなったねー」

 

「そうなのよー。流琉ちゃんが来てくれて助かってるわー」

 

「ヴハッ!?」

 

「チョッ!!アッツ!!」

 

食後のお茶を盛大に噴き出してしまった

あれ?流琉が来るのは三羽鳥の後じゃなかったっけ?

 

「げっほ!げほ!わりッ・・・・んー・・・女将さーん。その子緑の髪で特級厨士並みの腕があったりする?」

 

「あらー?しりあーい?」

 

「俺じゃなくて許緒将軍の幼馴染だって。自分の村から呼んだらしいよ」

 

「あら残念ねー。ここにいてくれたら嬉しいんだけど、友達が見つかるまでって言ってたしねー」

 

そう言いながらおかみさんは奥に声をかけた

しばらくして女将さんと先ほどの小さい子がこちらにやってきた

うん、やっぱり流琉だった

懐かしいなぁ等と思いながらさっそく話を始める

 

「典韋ちゃんでいいのかな?」

 

「はい。私の名前は典韋ですけど・・・・あの、あなた方はどちらの方ですか?」

 

「ああ、自己紹介してなかったね。俺は日本国自衛隊の指揮官で北郷一刀。隣のこいつは副官の及川」

 

「え・・・自衛隊?」

 

「うん。まあ世間には天軍で通ってるけどね」

 

「え・・・えーー!!!天軍の指揮官の方ですか!?これはとんだ御無礼を「あー堅苦しくしなくてもいいよ。天軍って言ってもおんなじ人間なんだし。ただ単に違う世界から来たってだけだから」あ、はい。分かりました。それであのぅ・・・・お話とゆうのは・・・」

 

「うん。季衣が幼馴染を呼んだけど連絡がないって言ってたからさ。名前と特徴は聞いてたからもしかしたらって思ってね」

 

「季衣が・・・あの、季衣がどこにいるのか教えていただいてもいいですか?」

 

「え?城にいるって手紙に書いてたはずだけど?」

 

「あ、はい。書いてありましたけど・・・・え?本当にお城にいるんですか?」

 

「うん。曹操の下で将軍やってるよ」

 

「・・・・・・えーーーーー!!!!!」

「ただいまー」

 

「おかえりなさいませ。開門!」

 

城に戻ってきた一行

城の門衛に気さくに話しかける一刀

 

「今日は許緒将軍は出かけた?」

 

「いえ。今日は朝から見てませんのでまだ城内にいるはずです」

 

「そか。あんがとさん」

 

この会話を脇で聞いていた流琉は自分の幼馴染が本当に将軍をやっているらしいことに頭を抱えていた

 

どうもお久しぶりのルーデルです

てか覚えてくれている人ってどんくらいいるのかなorz

以前(といってももう削除しちゃいましたが)投稿したお知らせで見た方もいるかもしれませんが就職活動とゼミで物理的に時間が、再発した鬱で精神的に時間が取れずにいたため一年近くとゆうブランクにも程がある状態となってしまいまして申し訳ありません

おまけに重ねて謝らなければならないと思うのが今後も卒研で時間が取れそうにないことです(研究室の教授にノンストップでやれ宣言受けてしまいました。おまけに睡眠時間削れ宣言もorz)

なので今後の更新はかなり時間が空くと思いますのでご容赦ください

 

さて、暗い話はこれまでにしてあとがきに移りたいと思います

 

『意見箱』

とりあえず何か新しい試みをしたいけどどうしようと考えた末に出てきました意見箱

まぁこんだけの大所帯ならどんな技術が出てきても不思議じゃないと思うのですがどうでしょう

ちなみに一刀はこの時代に使えそうなものを現代にいるときにネットで調べただけでなくプリントアウトもしているってことで

これでネット使えなくても未来の知識が!

さらについでに書くとこの方法は自分がやってました

ネット上の小説とかはサイトの閉鎖とかで見れなくなることがままあるので気に入ったものがあった時にプリントしてました

あと自分の名前のもとにした「ハンス・ウルリッヒ・ルーデル」のプロフィールとか

(自分で見て楽しんでただけだから違法じゃないよね☆)

そういえばこの本物のルーデル氏ですがプロフィールすごすぎるんでぜひググってみてください

wikiにも載ってますが、嘘八百で知られるアンサイクロペディアですらあまりにも人外すぎる人物に『泣きが入ってます』からw

いわく『こんな嘘臭い事実に対して、これ以上嘘を加えることなんて不可能だよ!』『・・・もう駄目だこいつ、存在自体がギャグだ・・・』だそうですww

偉人が実はロボットだったとか普通に載せるような嘘と出鱈目でできている『アンサイクロペディアに嘘を言わせなかった男』として結構その筋じゃ有名ww

エーリッヒ・ハルトマンも目じゃないぜ☆

 

『一刀と華琳の掛け合い』

一応自分の持論ですのでこれに対しての反論等がありましても一向にかまいません

ダ・ヴィンチも「自分がよく分からないものを称賛するのは間違っている」と言っていますし

もっともその後に「だが、それを非難するのはもっと間違っている」とも言っていますが

 

『羊の中の』

確かこの言葉って欧米で悪人を指す言葉でしたよね?

かなり昔にそんなことを聞いた覚えがあったんですが

分かる方がいたら教えていただけるとありがたいです

 

『及川』

うん

がんばれ

 

『流琉参戦』

おかしーな?出る予定はなかったはずなのにいつの間にか出ていた

おそるべし特級厨士

三羽鳥の後にするつもりだったのになんでかな?

とりあえず予定を繰り上げて次あたりに三羽鳥入れようかなぁ

 

こんなところでしょうか

完全自己満足な作品なので文章のレベルが低いってのは多めに見てくださいw

では次回はいつになるのか分からないルーデルでした

 

 

 
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