No.228028

恋姫外史アナザー・とりあえず一刀第四話

アキナスさん

ある日常の一コマ・・・

2011-07-15 02:38:18 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:8807   閲覧ユーザー数:6829

「・・・平和だな~~」

 

一刀の言葉と共にそよそよと風がそよぐ。

 

「・・・ですね~~」

 

風を受けて気持ちよさそうにそう言う桃香。

 

城内の草むらで寝転がる二人。

 

仕事を抜け出しごろ寝。

 

ダメ人間の所業である。

 

今、おそらく鬼が城中を探し回っている事だろう。

 

見つかったらただでは済まない。

 

「桃香様~~!!」

 

二人は鬼が来たか?と身体を起こして身構える。

 

しかし来たのは

 

「桃香様~~・・・!貴様!桃香様と二人きりで何をしている!?」

 

金棒を携えた犬であった・・・

 

 

 

「見ての通り二人でのんびりと・・・」

 

一刀の言葉は最後まで言わせてもらえず、

 

「喰らえ!!」

 

「おお!?」

 

一刀が身を捩ると、ズーン!と先程一刀がいた所に鈍砕骨がめり込む。

 

「チッ!次は外さん!」

 

焔耶が舌打ちをして再び鈍砕骨を振り上げようとするが、

 

「え、焔耶ちゃん落ち着いて!!」

 

桃香が後ろから焔耶を羽交い絞めにする。

 

「そうはいきません!私は前々からこの男が気に食わなかったのです!桃香様の貞操を守る為にも今ここで・・・」

 

「て、貞操って・・・」

 

焔耶の言葉に顔を真っ赤にする桃香。

 

そして焔耶を押さえる力も弱まり、抜け出した焔耶は

 

「でりゃあーーー!!」

 

一刀に対して振り下ろしの一撃を見舞った・・・

 

 

 

 

一刀はその一撃を間一髪避けて

 

「両刀掌底拳!!」

 

を焔耶のアゴに向けて放った・・・のだが

 

ズルッ!

 

「うおっ!?」

 

足を滑らせて目標がずれた。

 

そして

 

ムニュッ!

 

焔耶の両胸におもいきりボインタッチ。

 

「ヒャア!?」

 

可愛らしい悲鳴を上げる焔耶。

 

その後ろで見ていた桃香は目を丸くしている。

 

「・・・すごく、大きいです」

 

思わずそう言ってしまった一刀。

 

まあ大きさだけなら、もっと上の人間はたくさんいるのだが・・・

 

「き、貴様ーー!!」

 

怒りの形相を浮かべる焔耶。

 

しかし

 

「えい」

 

ムニュ!

 

「あんっ・・・」

 

一刀がそのまま胸を揉むと焔耶は声を上げ動きを止める。

 

「・・・もしかして、感じやすい?」

 

「だ、誰が・・・」

 

モニュ!

 

「あぁんっ!」

 

ただ揉んだだけでかなりの反応を示す焔耶。

 

(・・・このまま足腰立てなくして逃げようか?)

 

などと思った一刀。

 

しかしそこに・・・

 

「何事だ!?」

 

騒ぎを聞きつけた愛紗と言う名の鬼が現れた。

 

彼等の時は止まった・・・

 

 

 

 

そして動き出した時、そこには

 

 

 

 

二人の鬼に追い回される一刀

 

 

 

 

まさに鬼の形相でそれを追い回す愛紗と焔耶

 

 

 

 

そして騒ぎに紛れてこそこそとその場を抜け出す桃香の姿があった

 

 

 

 

蜀は

 

 

 

 

本当に平和であった・・・

 

 

 

 

どうも、アキナスです。

 

特に意味の無い日常の一ページ。

 

本当に意味はありませんが、何となく書いてみたり・・・

 

次は誰にしようかな?

 

それでは次回に・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ノットパニッシャー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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