No.223862

真・恋姫無双 例え総てを失っても 10話

真・恋姫無双 例え総てを失っても 10話を投稿します。

今回は気についての説明です。
最近はシリアスが少ないですがもう少し進めばまたシリアスになっていきます。

2011-06-20 23:59:44 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:4007   閲覧ユーザー数:3296

皆が落ち着いたところで一刀が話し出した。

 

「まず、最初に気についてだが、凪や黄蓋さんは気に種類があるのは知ってる?」

 

「はい、私と祭様の気に違いがあるのには気づいてました」

 

「じゃが、どう違うかと聞かれたら説明しにくいのう。なんというか「気が使える者の感覚」で感じ取るからの」

 

凪と黄蓋の話に一刀が頷くと

 

「確かにその感じ方は正しいですね。気の種類を説明するのは確かに難しいですね。ただ、使えるだけで理解できてるわけではないですしね」

 

そういった一刀は予め用意していたらしい大きい紙を広げた。

 

「ざっとはここに書いてるのが気の種類だよ。まず気というのがありその中に「獣気」という特別な力を持った気があるんだ。まあ上位の気と思ってくれていい。普通の気と「獣気」の最大の違いが「化身」があるかどうかだ」

 

「たいちょ~う、化身てなんなの~?」

 

「化身とは気の源と言えばいいかな?その人の内に秘めたる力の源さ。「獣気」というように大概は獣の姿をしている。璃々、具現化させてくれるかい?」

 

一刀にそういわれた璃々は手のひらに力を集中させた。

すると手が光だし何かが出てきた。

「ふにゃぁ、どうしたにゃ、璃々?戦闘じゃないにゃ?・・・にゃにゃ、一刀にゃ、すると何かの講義にゃか?」

 

出てきたのは、赤い毛で二本の尻尾がある猫が出てきた。

 

「悪いな、奈々。皆に気の説明をしていた所だ。それとここは以前話した俺の世界だ」

 

「にゃるほどにゃ、だから懐かしい顔がいるにゃ。猫好きなのに化身が犬な「呉の残念娘」や二の名に「竜」がつくのに化身が蛇な「残念星」もいるにゃん。懐かしいにゃん」

 

奈々と呼ばれた猫の言葉に言われた二人がへこむ中、一刀の説明が続いた。

 

「見てのとおりだ。「獣気」を持つ者が力をつけるとこのように自身の「化身」を具現化できるようになる。この「獣気」のさらに上の力が猪々子のいった「四神気」だ」

 

一刀が紙に書かれた言葉を指差す。

 

「言葉のとおり「四神」の力を宿した気だ。他にも「神」や「神獣」を宿す気もこの位置だ。ちなみに猪々子の気は「南の守護獣 朱雀」だ。他にこの「四神気」を扱えるようになるのは」

 

そういって一刀は紙の空いてる所に将の名前を書いていった。

「南の守護獣 朱雀」

 

文醜・曹操・夏侯惇・黄蓋

 

「北の守護獣 玄武」

 

董卓・典韋

 

「東の守護獣 青竜」

 

関羽・張遼

 

「西の守護獣 白虎」

 

張飛・楽進・孫尚香

 

「そして、俺や美羽は・・・」

 

「中央の守護獣 黄竜」

 

袁術

 

「天空の守護獣 竜凰」

 

北郷一刀

 

「竜凰(りゅうおう)とは天翔竜ともいい、竜の姿に鳳凰の翼と尾をもつ存在で伝説中の伝説の存在らしい。俺の師から聞いた話だけどね」

 

一刀の説明に皆が静まり返った。

 

「いちを言っておくけど名前を挙げられたからといって使えるようになるとは限らない。ここに名前を挙げたのは「俺の旅の中で覚醒を確認できた者」ということを覚えていてくれ。覚醒し「獣気」を扱えるようになるのは本人しだいだ。俺は気を扱えるようになるまでしか導けない。それはわかってくれ」

 

一刀の説明に皆が頷いた。

 

「それでは、これからの事を話し合おうか?」

後書き

 

今回は気の説明です。

完全に私の妄想が爆発してます。

 

・・・名前が挙がってない人はどんな化身なのでしょうね?

 

名前や二の名・武器や必殺技で想像してみてください。

 


 
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