No.220805

真・恋姫無双~君を忘れない~ 二十四話(第1回同人恋姫祭り)

マスターさん

第二十四話の投稿です。
作者も祭りに便乗しました。ギリギリになっての投稿になってしまいましたが。
紫苑さんの拠点と夏をかけてみました。結構急ぎで執筆したので、普段よりも駄作です。期待しないでください。
お勧めの作品などはあとがきにて。

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2011-06-05 02:21:46 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:11455   閲覧ユーザー数:8941

一刀視点

 

「……暑い」

 

 俺は燦々と輝く太陽の下、フラフラと覚束ない足取りで市街を彷徨っていた。

 

 夏が嫌いだった。元の世界にいた時も、夏期補習で学校に行く日以外は、クーラーの効いた涼しい部屋で一日中過ごしていた。

 

 そういう時に限って、じいちゃんが稽古だと言って、無理やり俺を道場に引っ張っていったのだけれど。あの時ほど、あのクソ爺を憎んだ事はなかった。

 

 広州を制圧してから、数日が経っていた。成都に向けて進発するまで、広州に腰を据えて、周囲を固める必要があるようで、太守であった桔梗さんを中心に、反乱軍の幹部は日々忙しく駆け回っている。

 

「俺にも何か手伝う事はありませんか?」

 

 反乱軍は元々人材不足で、寝る暇も惜しんで働く姿に、何だか罪悪感を持ち、雑用でも何でも少しでも手助けになる事はないかと、桔梗さんに相談した。

 

「ない」

 

 桔梗さんはバッサリと俺の申し出を断った。

 

 よくよく話を聞いてみれば、反乱軍の長たる俺が、雑用なんてしている姿を民や兵士に見られるわけにもいかないし、だからと言って、俺が主導となって出来る仕事もない。

 

 そんなわけで仕事ももらえず市街をフラフラと散策しているわけだ。いや、これも警邏という立派な仕事である。民を脅かす悪の組織がないかどうか、俺がこの街を守ってみせるんだ!

 

「…………」

 

 あれ? おかしいな。俺は熱き正義の心に目覚めて、大活躍を見せるはずなのに、何故だろう、ちょっぴり心が切ないや。くそぅ、暑さで目から汗が流れてきた。

 

「ん?」

 

 そんなこんなでいつの間にか城門付近まで歩いてきてしまった。すると、そこには荷物を大量に乗せた荷台を運ぶ馬車が次々と城内に入って来ていた。

 

「おぉ、これは御遣い様。永安より、物資を搬入いたしました」

 

 輸送部隊の隊長らしき男が俺に気が付いて声をかけた。

 

「あぁ、そいつはご苦労様。あれ? 月……俺の侍女は一緒ではないのか?」

 

「とりあえず食料や衣服などの民たちの日用品を私が先発して運んできました。永安で待機していた他の者たちは、後から武器などを輸送して参ります」

 

「なるほど。分かった。ありがとう」

 

「それでは、私は物資を一度城内に運びますので、これにて失礼」

 

「よろしく……あ! ちょっと待って!」

 

「はい?」

 

 俺は通り過ぎる荷台の中身を見て、思わず引きとめてしまった。

 

「この中身、いくつかもらってもいいかな?」

 

「えぇ。御遣い様の命であれば、問題ないとは思いますが……」

 

「ありがとう。桔梗さんには俺から伝えておくよ」

 

 そう言って、俺は荷台の中からある物を手に取った。

 

 これなら、きっとみんなの役に立つに違いない。仕事は人から与えられるものじゃなくて、自分から探すものだ。テレビで誰かがそんなことを言っていた事を思い出して、俺は来た道を引き返した。

 

 ある目的を胸に抱いて。

 

紫苑視点

 

「雅ちゃん、南部の灌漑工事の件なんだけど……」

 

「竜胆ちゃん、広州に残す部隊の指揮についてなんだけど……」

 

「桔梗、制圧後の土地の管理についてなんだけど……」

 

「ふぅ……」

 

 目の前に積んであった仕事が一区切りついたので、私はお茶を飲みながら一息入れた。最初は冷たかったお茶もすでに温くなっていた。

 

「それにしても暑いわね」

 

 広州を陥落させてから、仕事が山積みになっていた。反乱軍は益州の将たちの集まりである。桔梗や竜胆を筆頭に一軍を任せたら右に出るものはいないほどの豪の者はいても、文官が圧倒的に不足している。

 

 永安にいる私の部下たちは、本拠地である永安を堅固なものにしないといけないという理由で、こちらに連れてくる事が出来なかったため、広州にいる文官と仕事をしなければならない。

 

 広州の太守である桔梗があんな性格をしているから、ここの文官たちはとても優秀なのだが、それでも数が圧倒的に不足しているし、そもそも文官たちに指示をする人間がいなかった。

 

 月様か詠ちゃんのどちらかでもいてくれたら、とても助かるのに……。

 

 ふぅ、と思わずため息を吐いてしまった。

 

「黄忠様、そろそろお休みになられた方がよろしいのではないでしょうか?」

 

 私の侍女がさすがに心配になったのか、新しいお茶を机に置きながら声をかけた。

 

「あと少しで今日の分は終わるから、それが済んだら休ませてもらうわ」

 

「はぁ、しかし……」

 

「そういえば、かず……御主人様はどちらにいるのかしら?」

 

 食い下がろうとする侍女に、私は別の話題を振った。私を心配してくれるのはとても助かるけど、今は休むわけにはいかないものね。

 

「御遣い様でございますか? 確か、街の警邏から戻ってから、ずっと何か作業をなさっておりますよ」

 

 作業? 一体何の作業かしら? 朝、桔梗に軽くあしらわれてひどく落ち込んでいたように見えたのだけど。自分で何か出来る事を見つけたのかしら?

 

 一刀くんには悪いけど、今は自分の仕事に集中しよう。せめて日が暮れる前に終わらせて、夜はゆっくりしたいわね。璃々とも最近遊んでないし。一刀くんが面倒を見てくれているとはいえ、そこは母親としての責任ですもの。

 

 額から流れる鬱陶しい汗を、手の甲で拭って、目の前に積んである書簡と対峙する。

 

 

「ふぅ……」

 

 何とか日暮れまでに仕事を終わらせる事が出来た。しかし、日暮れ間近の時間帯でも気温は一向に下がる気配を見せなかった。昼間の余熱と夜が迫るときの独特の湿気で、じめじめ感が一層強まり、暑さによる不快感は増していた。

 

「んー……」

 

 両腕を頭上に掲げ、思い切り身体を伸ばすと、ポキポキと背骨が心地良く快音を鳴らす。ついでに首も左右に回し、身体を楽にさせる。

 

 さて、やっとのことで、今日の業務を終わらせた事だし、ゆっくり休ませてもらう事にしよう。だけど、この暑さじゃどこにいてもくつろげそうにないわね。

 

「お母さーん」

 

「あら、璃々?」

 

 すると、璃々が扉を開けて、とてとてと私に駆け寄って来た。

 

「お仕事は終わった?」

 

「ええ、今日はもうお終いよ」

 

「やったぁ!」

 

 璃々が私に抱きつく。私も他人の事を言えないけど、ひどい汗ね。

 

「お兄ちゃんが、仕事が終わったら、お母さんを呼んできてって」

 

「一刀くんが?」

 

 何かしら? そういえば昼間に何か作業をしていたようだけど、それと何か関係あるのかしら?

 

「分かったわ。行きましょう」

 

 璃々の手を握って、一刀くんの所まで一緒に向かう。

 

「一刀くん?」

 

 一刀くんの部屋の前で、彼の名前を呼ぶ。すると、中からは私の侍女が二人現れた。

 

「黄忠様、お待ちしておりましたわ。どうぞこちらへ」

 

 侍女は私と璃々の手を取り、どこかへ連れて行こうとする。

 

「ちょっと待って……」

 

「御遣い様より伺っております。今は何も聞かずに私どもの指示に従ってください」

 

「え? ちょ……」

 

 侍女はニコリと微笑むと、有無を言わさずに私たちを風呂場まで連れてきた。

 

「今日はとても暑かったので、汗を掻いておりましょう」

 

 言うが早いか、するすると手際よく私の衣服を脱がしていく。この侍女は私に仕えて結構な年月が経っている。さすがに手慣れている。璃々も同じように何もさせてもらえないまま、生まれたままの姿になっていた。

 

 

「全く……」

 

 結局何も聞かされないまま、風呂に入らされてしまった。まぁ、昼間に掻いた汗を落とせるから良いのだけれど。一刀くんに言いなりになっているのが何だか気に入らなかった。湯船に口まで浸かり、ぶくぶくと泡を吹く。

 

「お母さん、気持ちいいねぇ」

 

 璃々の方は無邪気に喜んでくれているようだ。一刀くんの用件っていうのは、お風呂に入れることだったのかしら? 確かに毎日入れるわけではないから助かるのだけれど、だったらわざわざ璃々を寄こす必要はないわね。

 

「ふぅ……」

 

 風呂の心地良さに頭の回転がどんどん鈍くなる。全ての事がどうでも良くなるような、まるでこのまま溶けていってしまうのではないかという感覚に身を任せる。

 

「それにしても……」

 

 少しお湯が熱い気がする。こう熱いと湯船から上がってからなかなか身体が冷めず、結局汗を掻いてしまうんですもの。

 

 侍女にその事を告げても、それで良いのです、と微笑むだけで取り合ってくれなかった。その事に若干の苛立ちを覚えながらも、とりあえず言うとおりに風呂に浸かり続けた。

 

 どれくらい入っていたのか分からないが、出る時には身体から湯気が立つほど温まっていた。

 

 侍女は手際よく身体から滴り落ちる水滴を拭き取っていった。さらに身体を冷ますために扇いでくれている。お風呂上がりの心地良さで、侍女に身を委ねることにした。

 

「あ……つぅい」

 

 璃々の方は、少しのぼせてしまったのか、お風呂から出ると、そのまま床にべちゃりと倒れ込んでしまった。

 

「冷たくて気持ちいぃ」

 

「あ、璃々様、いけません!」

 

 侍女が素早く璃々の身体を抱き起して、私と同じように身体を拭く。璃々は身体に全く力が入らないようで、何の抵抗もせずにぐったりとしている。

 

 そして、身体も少し冷めた頃を見計らって、侍女たちは私と璃々に服を着せようとする。

 

 あら? なにかしら、この感触。服に腕を通すと、私が持っている服とは違う感覚にちらりと服に目をやる。

 

一刀視点

 

「一刀くん、入るわよ」

 

 とっくに日も暮れ、徐々にではあるが、気温も下がってきた頃に、紫苑さんと璃々さんが俺の部屋に訪れた。

 

「どうぞ、紫苑さ……」

 

 俺の台詞は途中で止まってしまった。口は台詞を吐くことなく、そのままあんぐりと開きっぱなしであった。

 

「そ、そんなに見つめないでよ。恥ずかしいわ」

 

 紫苑さんは自分の身体を隠す様に身をよじった。その身体を包んでいるのは、そう浴衣である。

ここのところ、毎日のように忙しくしている紫苑さんをどうにか喜ばせられないだろうかと考えている時、昼間に永安から届いた輸送物資の中に、反物に近い生地があるのを見つけて、思いついたのだ。

 

 俺の世界の夏を楽しむ方法を教えてあげればよいのだと。その一つとして浴衣を作ったのだ。

 

 それにしても、紫苑さんの浴衣姿は反則である。湯上りのせいか、頬は赤く染まり、深紫を基調とした大人っぽい艶やかな浴衣、そして普段とは異なるアップヘアスタイルである。

 

 色っぽ過ぎる!!!!

 

 思わずガッツポーズをとってしまった。それくらい似合っていた。普段の露出度の高いチャイナ服とは違い、紫苑さんの大人の女性の魅力を最大限に引き出していた。

 

「お兄ちゃーん!」

 

 紫苑さんの後ろから璃々ちゃんが姿を現して、俺に向かって駆けてきた。そのまま俺に抱きつくと、俺の膝の上にちょこんと座りこんだ。

 

 璃々ちゃんも紫苑さんとお揃いの浴衣に身を包んでいた。髪型も普段はリボンで二つに結んでいるが、今日はポニーテイルにしてある。湯上りの石鹸香りに思わずくらっときてしまった。

 

 フフフ……。しかし、今日のメインイベントはここからだ。まだ夜は始まったばかりである。

 

紫苑視点

 

「一刀くん、入るわよ」

 

 私は璃々とともに一刀くんの部屋に入った。一刀くんも私たちと同じ衣服に身を包んでいた。そして、口を開いたまま、じっと私を凝視する。

 

「そ、そんなに見つめないでよ。恥ずかしいわ」

 

 私が着ているのは一刀くんの世界の衣服で、浴衣というそうだ。一刀くんは昼間ずっとこれを作っていたようで、市場の服屋の者を何人も呼んだそうだ。

 

「御遣い様は黄忠様を喜ばすのに必死みたいですよ」

 

 侍女がくすくすと笑いながら教えてくれた。

 

 璃々の後について、私も一刀くんの横に腰を下ろす。あんなに熱い湯に浸かっていたというのに、不思議と今は涼しかった。そこまでまだ気温も下がっていないみたいなのに。

 

「涼しいでしょう? 俺の国では暑い夏をこうやって過ごすんですよ」

 

 一刀くんは少年が悪戯に成功した時のようなあどけない笑顔で、私に一刀くんの世界での話をしてくれた。熱い湯に浸かり、たっぷりと汗を掻いた後に、縁側で夜風に当たる。一刀くんも、以前はよくやっていたそうだ。

 

 そのためにわざわざあんな熱い湯を準備したのね。

 

 さらに、一刀くんは浴衣を作り終えた後で、部屋も改築したようだ。窓を取り払って、大きな縁側を作るために。そこから入る月の光で部屋に燭台を灯す必要のないくらい明るかった。

 

「そして、これこそ今日のメインです!」

 

 一刀くんは破顔しながら、奥から何かを持ってきた。

 

「氷?」

 

「そうです。俺の世界ではかき氷といって、こうやって上から蜜をかけて食べるんです」

 

 そう言いながら、私と璃々にも同じようにかき氷を渡した。

 

 一刀くんが食べるのを見てから、私も恐る恐るそれを口にした。

 

「!? お、おいしい!」

 

 口で氷が溶けてひんやりとした触感を与え、さらに蜜の甘さが広がる。

 

「でしょ! 夏といえばこれなんですよ!」

 

「こんなにおいしいものがあるなんて、一刀くんの国にも行ってみたいわね」

 

 そう言って、かき氷を口の中に入れていく。

 

「ん! 痛ぅ!?」

 

 すると不意に頭にズキンと痛みが走る。キーンと鋭い痛みで思わず、こめかみの部分を手で押さえる。

 

「あぁ、急いで食べすぎちゃダメですよ。そんな風に頭が痛くなりますから……痛ぅ」

 

 言いながら、一刀くんにも頭痛が襲ったようで、顔を歪める。でもその表情は頭痛すら楽しんでいるかのように見えた。

 

「フフフ……」

 

 思わず私も微笑んでしまった。それを見て、一刀くんも頬を掻きながら苦笑していた。

 

一刀視点

 

 どうやら紫苑さんは楽しんでくれたようだ。俺の切り札であるかき氷も実においしそうに食べてくれた。

 

 この氷を手に入れるのは実に苦労した。この季節、自然に氷なんて出来ているはずなんてないし、何か手はないかと考えている時に、雅が訪れたのだ。

 

「氷ですか? だったらうちが用意しましょ。その代わり、後でうちの秘薬を飲んでもらいますからね」

 

 自称、天才科学者の雅はどこからか氷の塊を手に入れてきたようだ。そして、自らが作った謎の薬品を俺が試飲するという条件で、それを譲ってもらった。

 

 ものすごく悪い予感はしたのだが、背に腹は代えられず、その条件を呑んだ。翌日、その薬を飲んで、笑いが止まらなくなり、死ぬ思いをするとも知らずに。

 

 とにかく、かき氷を無事に作る事も出来て、紫苑さんを喜ばせることに成功した。

 

 食後、縁側で座りながら、紫苑さんと他愛のない話を続けた。俺の膝の上に座っていた璃々ちゃんは、いつの間にか眠ってしまっていた。

 

「今日はありがとうね、一刀くん。とても嬉しかったわ」

 

「い、いえ。いつも紫苑さん、忙しそうにしていたので、少しでも喜んでもらえたのなら、俺も良かったです」

 

 急に俺の目をじっと見つめながら、お礼を言われたので、恥ずかしくなってしまい、思わず顔を背けてしまった。紫苑さんの浴衣姿は破壊力がありすぎて、直視できない。

 

「こんな平和な日々がいつまでも続けば良いのに……」

 

 紫苑さんの台詞に俺ははっとした。そう、今は戦乱の中にいる。広州が落ち着いたら、成都侵攻が再び始まるのだ。

 

 戦が始まる。多くの人が傷つき、死ぬ。俺や紫苑さんも無事でいられるか分からない。そんな血に塗れた争いの中にいるのだ。

 

「そうですね。でも、必ず俺が続けさせてみせますよ」

 

 無意識の内に紫苑さんの手をぎゅっと掴んでいた。紫苑さんは驚いたようだが、すぐに柔らかい笑みを浮かべて、俺の手を握り返してくれた。

 

「頼りにしているわよ、御主人様」

 

 からかうような口調でそう言うと、頭を俺の肩に預けてきた。

 

 真のイケメンなら、気障な台詞とともに、紫苑さんの肩に手を添えるくらいはするのだろうが、俺は身体が硬直してしまい、何もすることが出来なかった。

 

 それでも、紫苑さんの甘い香りに包まれて、はい、と返事だけした。

 

あとがきその1

 

まずは作者の作品の説明から。

 

『真・恋姫無双~君を忘れない~』という駄作を執筆しています。

 

簡単に説明しますと、一刀が降り立ったのが、益州の紫苑のところ。

亡くなった夫に似ている一刀に、最初はその面影を重ね合わせていくだけだったが、徐々に一刀本人にも魅かれていく。

一刀は天の御遣いという役目に心が挫きそうになりながらも、紫苑さんや民のために立ちあがり、成長していく。

 

そんな感じの物語です。

 

現在は益州で反乱を起こし、劉璋を打倒するために成都へ向かっています。

 

作者は駄作製造機ですので、面白い作品は書けませんのでご注意を。

 

そして、お勧めの作品。

 

『悲恋姫無双』  作者様:Night様

 

 作者の尊敬する作者様の一人であり、執筆しようと決めたきっかけの作品です。文章力、展開、キャラクター、どれをとっても一級品です。最終回を迎えたようですが、忙しくて作品を見る時間さえない状況が恨めしいです。とにかく、見て損はしない作品です。

 

『舞い踊る季節の中で』  作者様:うたまる様

 

 作者がお手本としている作品です。キャラ目線などが良い例。とにかく明命と翡翠が良すぎる。読んで癒される作品です。元々、明命が大好きで、明命√にしようかと思っていたほど。こちらも見る時間が最近は作れていませんが、必ずまとめ読みします。

 

『雲の向こう、君に会いに』  作者様:月千一夜様

 

 とにかく泣ける作品です。普通に泣けます。すでに完結している作品ですので、まだの方は是非御覧になった方が良いです。また、月千一夜様はギャグのセンスが卓越しており、ギャグの書けない作者はとても羨ましいです。その一割で良いので欲しい位面白いです。

 

続いてイラストレーターの方

 

MALI様

 

 説明不要。焔耶を描かせたら右に出る者がいません。作者の作品でも焔耶が出ますが、この方の作品に比べたら、天と地です。

 

おちR様

 

 ハムさんをヒロインに作品を描いています。普通に上手で普通に面白いです。プロ並みです。是非、このまま定期的に投稿して欲しいです。

 

天空太一様

 

 この方の描いた紫苑さんがたまらないです。鼻血が出るかと思いました。膝枕されたいです。他のイラストも秀逸で、この方の作品は大好きです。

 

あとがきその2

 

さて、第二十四話を投稿しました。

 

今回は祭りに便乗して夏をテーマに紫苑さんの拠点を書きました。

 

紫苑さんがヒロインという事で、浴衣を着せてみました。

 

作者の脳内の紫苑さんが、読者の皆様に少しでも伝われば良いのですが、文章力の乏しさに呆れ果てるばかりです。

 

水着、花火、海、などその他のシチュエーションも考えてはみたのですが、紫苑さんには浴衣がぴったりかなと思います。

 

後半はかなりグダグダになってしまい、申し訳ありません。時間が足りませんでした。

 

久しぶりの紫苑さん拠点ですが、相変わらず二人の距離は微妙です。

 

今後、これ以上の関係になるのでしょうか。期待せずにお待ちください。

 

次回は焔耶拠点を書きます。

 

すでに構成は出来ているので、なるべく早めに投稿したいと思います。

 

それから、おかげ様で、お気に入り登録数が500件を超えました。

 

こんな駄作製造機を応援していただけてとても嬉しいです。

 

応援メッセージも全て読んで、返信しております。

 

ありがとうございます。皆さまのおかげで執筆するモチベーションを保つ事が出来ています。

 

今後とも駄作製造機を温かく見守ってください。

 

誰か一人でも面白いと思ってくれれば嬉しいです。

 

 


 
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