No.212022

真・恋姫無双 黒衣の剣士 第一幕 陸

銀獅子さん

真・恋姫無双 黒衣の剣士 第一幕の続きです。
注)以下の内容が苦手または嫌悪感を覚える方は読まれないことを推奨いたします。
*主人公がチート
*氣などの表現がでる作品
*主人公が一刀以外

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2011-04-16 23:44:55 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:2043   閲覧ユーザー数:1840

                  真・恋姫†無双~黒衣の剣士~

                        

                       第一幕

                        

                      陸 ~義妹~

 

亮「どうだい?細い刀でもちゃんとした戦いかたをすれば長刀にも大剣にも負けない。」

 

愛紗さんは未だに呆然としていた。

 

桃香「でも、ご主人様がこんなに強いだなんて♪」

 

亮「ん?ご主人様?」

 

呼ばれなれない呼び名に僕はとまどう。

 

桃香「はい!私たちのご主人様になってください!」

 

愛紗「はっ!そ・・・そうです!ぜひそのお力で我々を導いてください!」

 

亮「うん。僕にどこまでできるかわからないけど・・・よろしくね。」

 

そして僕は二人に対してを差し出した。桃香さんたちも差し出した手を握り返してくれる。

 

愛紗「それでは一旦私の家にいきましょう。」

 

こうして僕たち三人は桃香さんたちが暮らしている楼桑村にいくことになった。

                     =楼桑村=

 

桃香「お~い、鈴々ちゃ~ん!!」

 

桃香さんは邑に着くと走って小さな女の子のほうへ走っていった。

 

鈴々「おかえりなのだ~♪」

 

鈴々と呼ばれた少女は元気よくこちらに駆けて来た。

 

亮「えっと・・・君は?」

 

鈴々「鈴々は鈴々なのだ~♪」

 

愛紗「えっと、義妹の張飛翼徳です。」

 

どうやら僕が驚く番はまだ終わってなかったみたいだった。

 

こんな幼い少女が『あの』張飛とは・・・。まぁ劉備と関羽も可愛い少女だったのだから張飛が女の子でも不思議はないけど。

 

亮「僕は藤崎亮。よろしくね。」

 

桃香「鈴々ちゃん、ご主人様は愛紗ちゃんに勝っちゃったんだよ?」

 

そしてどうやら次は鈴々ちゃんが驚く番のようだった。

 

鈴々「お兄ちゃんってすごいのだ~!!」

 

??「姉さまは元気ですね。」

 

鈴々ちゃんの後ろから更に小さな女の子が出てきた。

 

愛里「私の名前は関平です。真名は愛里。」

 

愛里と名乗った少女は握手を求めてきた。

 

亮「よろしくね。」

 

こうして、桃香さん、愛紗さん、鈴々ちゃん、愛里ちゃんの四人との共同生活が幕を開けるのだった。

夢をみた。

 

遠くから声が聞こえる。おそらく声の主は男性だろう。

 

僕になにかを呼びかけているような気がする。

 

??「・・・・をよろしくな」

 

??「・・たちをよろしくな」

 

名前らしき部分にもやがかかっている様に聞こえなかった。

 

でも一体だれなんだ・・・?

 

??「君なら俺がなし得なかったことをできるはずだ・・・。」

 

??「だから・・たちをよろしくな」

 

あなたは・・・

 

そこで僕の夢は途切れた。

亮「ん・・・今のは・・・」

 

夢をみていたのだろうか。

 

だがおそらく僕は声の主を知っている・・・のか?

 

意識を集中し意識をたどってみる。

 

高校生の頃、中学生の頃、小学生の頃、幼稚園の頃、記憶の中にあの声の主はいない。

 

といっても人の記憶なんて曖昧なものだから。僕が覚えてないだけなのかも。

 

桃香「おはようございます。ご主人様♪」

 

夢のことを考えていると桃香さんが起きてきた。

 

桃香「ご主人様、朝餉はどうします?」

 

亮「うーん。桃香さんたちはいつも何食べてるの?」

 

と聞き返すと桃香さんは困った顔をしながら

 

桃香「あはは。。。私たち誰も料理もできないからいつも外で食べてます。」

 

亮「そうなんだ。えっと食材とかある?」

 

桃香「はい。一応野菜とお肉は備蓄してありますが」

 

桃香さんに食在庫まで案内してもらうと食材を見てみた。

 

昨日こっちに着たばかりだからまだこっちの料理は知らないけど、知っている料理が作れそうな材料がちらほらあった。

 

えっと、この材料なら野菜炒めくらいは作れそうかな。

 

亮「えっと僕が料理しようか?」

 

桃香「えっ?ご主人様ってお料理できるんですか!?」

 

そこまで驚かれるとちょっと傷つく。この時代ではあまり男性は料理しないのだろうか?

 

こうしてこの世界に来て始めての料理を始めた。

全員が起き朝食が始まる。

 

桃香「うわぁ~お店みた~い」

 

テーブルに所狭しと並べられた料理。人数が人数なだけに多めに作ったのだがちょっとつくりすぎたかな?

 

愛紗「これは全部ご主人様が作られたのですか?」

 

亮「うん。そうだよ?」

 

鈴々「お兄ちゃんすごいのだ~♪」

 

愛里「これで食費が少しは浮きますね。」

 

あはは・・・愛里ちゃんは現実的だな。

-------------------------------------あとがき----------------------------------

どうにか土曜日中に更新できました。。

 

今回はオリキャラの関平が出てきました。

 

最初悩みました。どんなキャラにしようか・・・史実上は関羽の子として出てくる関平。

 

かといって愛紗の娘にするわけにもいかず・・・。

 

ということで四女という設定にしてみました。

 

オリキャラ設定

 

名前:関平(かんぺい)

 

字 :雲龍(うんりゅう)→ネットとか調べたのですが・・・字が不明としか無かったので勝手に考えました!!ごめんなさい><

 

真名:愛里(あいり)→愛は愛紗から、里は朱里や雛里から(蜀所属のロリの一人になるので里を・・・)

 

年齢:8歳

 

武器:黄龍剣(こうりゅうけん)

 

基本物静かな女の子。桃香たち姉妹の財布を握っている。義姉である鈴々の食欲に困っている。でも亮が料理ができるということを朝食で知り、外食よりも遥かにお金が浮くことをうれしく思っている。

 

追伸(お詫び)

序章のときのあとがきに亮の武器を書いていたのですが、途中で武器を変えました。

まことに申し訳ありません><;;

序章のあとがきのほうに修正をかけていますのでどうぞご確認ください。


 
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