No.210418

異世界冒険譚 月殺し編 其の伍 私の救世主

RYOさん

交通事故によって死んでしまった主人公。しかし、それは神の弟子が起こした事故だった!?主人公はなぜか神に謝られ、たくさんの世界へ冒険する。

2011-04-07 14:44:55 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:2646   閲覧ユーザー数:2488

 

rika side

 

みんなで悪夢を語り合った日の夜。

私はいつもの様に窓際でワインを飲んでいた。

 

「ねぇ羽入。貴方はどう思う? 皆が過去の世界を僅かながら記憶している」

 

「個々には前にもありましたけど皆が同時にそうなるのはとても珍しいことだと思いますです」

 

私の隣で羽入が言う。

 

「皆が記憶を生かし、惨劇への道を避け、致命的な失敗をしないように自然の道を選んでいる」

 

私は今までの世界を思い浮かべながら言う。

 

「それに今回は新しい仲間が、自称救世主さんも居る」

 

銀色の髪の男の子を思い浮かべる。

 

「もしかしたら今度こそ昭和58年の死の運命から逃れられるかもしれないわね?」

 

「あうぅ……あまり期待しすぎると外れたとき辛いのですよ」

 

「これほど幸先の良いスタートはもう二度と無いかもしれない。私があきらめる理由は、どこにも無い」

 

「そうなると問題はどうして梨花が必ず殺されるかなのです」

 

「誰が何のために。少なくとも敵がこの村に居るとは思えない」

 

この心優しい村の人間が私を殺そうとするなんて思いたくない。

 

「むしろ、この場所は梨花にとって最も安全な場所のはずなのです」

 

「私を殺そうとするどころか守ろうという人間が居るものね」

 

「鷹野たちですか?」

 

羽入が聞いてくる。

 

「鷹野たちにとって私と沙都子は大切な研究材料よ。守ろうとする意志も守れるだけの力も持っている」

 

鷹野たちの組織、『東京』の部隊『山犬』。その部隊が私を守ってくれているはず。

 

「その鷹野たちが真っ先に殺されるのは」

 

「私を殺すための必要条件」

 

そう、どの世界でも私が死ぬ前に鷹野と富竹が殺されている。つまりは鷹野たちが居なくならなければ私は殺されないはず。

 

「自分の命を救う前にあの二人の命を救うことが先決ってわけね」

 

side out

 

 

yukito side

 

俺は圭一と別れてから藤隆と一緒に茶を飲んでいた。

 

「ズズー……ふぅ。……見られていますね」

 

「ああ……何人かでこの家を見張っているな」

 

「全く、お前が鷹野に余計な事を言わなければ……」

 

藤隆が面倒臭そうにそう言う。おい、口調が元に戻ってるぞ。

 

「お前だってそうするだろう? 結果的には殺されなかったがこうして見張りを付けられている。こうすると梨花ちゃんが動きづらくなっちまうだろうが」

 

「それはそれ、これはこれです。ああ、面倒な。こちらから仕掛けてしまえば良いのに」

 

「ダメだ。俺が事件を解決したら誰も成長しない」

 

「皆を育てるために困難にぶつける……我ながら歪んでいるな」

 

藤隆が皮肉な笑みを浮かべる。やめて!

 

「死ぬことにはならないようにするつもりだ。それに、困難を自分の手で乗り越えたときの感想は饒舌にしがたい」

 

「まぁ、そうだな」

 

藤隆も頷く。

 

死ぬ可能性は排除するつもりだけど……結構忘れてることがあるんだよな~。大丈夫かな?

 

「ま、大丈夫か。いざとなったらクロックアップでも神速でもギガロマニアックスでも使ってやる」

 

side out

 

 

rika side

 

放課後、私は入江診療所に鷹野たちに会いに来ていた。

 

私は鷹野と会うためにまず所長の入江に許可を貰いに来た。

入江に診療室に通された私は入江に椅子を勧められてそこに座った。

 

「やあ、まさか梨花ちゃんが日曜日以外に診療所にいらっしゃるなんて珍しいですね」

 

入江は笑顔でそう言う。

私は単刀直入に切り出す。

 

「鷹野とお話したいことがあるのです」

 

「ああ、鷹野さんならついさっき出かけてしまいました」

 

「どこに行ったか知ってますですか?」

 

「たしか……富竹さんと村の中を回るとか……」

 

鷹野が富竹と…………もしかしてあそこに!

 

「ありがとうなのです。ちょっと探しに行ってみるのです」

 

私は立ち上がって入江に言う。

 

「気をつけてくださいね? あ、そうだ」

 

入江がなにやら思い出したように言う。

 

「今度来るときはメイド服を着て「却下なのです」……そ、そうですか」

 

入江が何か言ってきたような気がしたが急いでいるので切り捨てて祭具殿へ向かった。

 

 

私は鷹野と富竹に会うため、祭具殿への道を走る。

 

『本当に祭具殿なのですか?』

 

私の後ろを着いて来る羽入が聞いてくる。

 

「間違いない。綿流しの夜に忍び込むための下見をしてるんだと思う」

 

私は石段を登りながら答える。

 

「そして祭具殿の禁を犯した二人はオヤシロサマの祟りで……」

 

『最初から入らなければ良いのです』

 

羽入は呆れたように言った。

 

「そう説得したこともあったわね。結局、聞き入れてもらえないんだけど」

 

「なら、どうするのです?」

 

「運命は些細なことで変わる。祭具殿に入ったのが綿流しの夜じゃなかったら?」

 

綿流しの夜に危険な行動をしなくなって犯人に殺されなくなるかもしれない!

 

 

居た……鷹野と富竹だ。

富竹が祭具殿の鍵を見て、鷹野が周りを警戒している。

 

全く、この二人は私の気も知らないで……少し脅かしてやろうかしら?

 

「た~た~り~じゃ~!」

 

私が少し低い声でそう言うと二人は少しだけ驚いて私のほうを見た。

やっぱり私の高い声じゃあうまく脅かせないかしら? ……はぁ。

 

「な~んだ。梨花ちゃんじゃな~い。急に驚かすなんて人が悪いわね?」

 

「開かずの祭具殿の鍵を開けちゃおうとする人のほうがもっと悪いのです」

 

私がそう言うと二人は少し罰の悪そうな顔をする。

 

「あ、あのね梨花ちゃん? 私は好奇心とかじゃなくてその~もっと学術的な意味合いから、その……」

 

私は鍵を取り出して鷹野に見せる。

 

「っ! それ!」

 

「中に入れてあげてもいいですよ?」

 

「ほ、本当に!? 祭具殿よ? 倉庫の中とかは無しよ?」

 

鷹野が私に顔を近づけてきて言った。

 

「ちゃんと祭具殿の中に入れてあげるのですよ。にぱー」

 

「ここ! ここよ! ホントに良いの!?」

 

鷹野は祭具殿の壁をバシバシ叩きながら言った。

 

「ちゃんと入れてあげますですよ。にぱー」

 

「ニ……ニパー!」

 

鷹野が私のまねをしてそう言った。おかしいな……お花畑が見えてそこで鷹野が回ってるのが見えるんだけど。

 

『僕の中の鷹野のイメージが今、大変な事になっているのです』

 

羽入が疲れたような顔をして言って来る。

 

「私もよ。鷹野の株価がリーマンショックで大暴落って感じ」

 

『? 梨花? リーマンショックって何ですか?』

 

「あら? おかしいわね? 電波かしら?」

 

気を付けなくっちゃね。

 

「梨花ちゃん本当に良いのかい?」

 

「もちろん良いのですよ。ただし……僕のお願いを聞いてくれたらなのです」

 

「聞く! 何でも聞いちゃう!」

 

鷹野が興奮したようにそう言った。

 

私はその言葉を聞いて祭具殿の鍵を開ける。

 

 

祭具殿の扉が鈍い音を立てて開く。

埃っぽい空気とカビの臭い、そして生臭い臭いが広がる。

 

「これは……」

 

富竹が祭具殿の中を見て驚きの声を上げる。

まあ当然よね。何せこの中にあるのは大きい像に数々の拷問道具なんだもの。

 

「人間が生み出し恐怖で祭上げることで神聖化した偶像! 神を実在化させるためには奇跡より祟りよ! 純粋な恐怖にこそ人は支配される! 人が血と拷問を結晶させて生み出した神! それがオヤシロサマ!」

 

鷹野が妙にほっこりして語る。その隣で羽入が『違うのです!』て言ってるけどあんたの声は届かないんだから諦めなさい。

 

私は頃合を見計らって祭具殿の扉を閉める。これで祭具殿の中には私と鷹野と富竹、あと羽入しか居ないわ。鷹野たちが急に祭具殿の扉が閉まったことに驚いている。

 

「梨花ちゃん? どうしたんだい?」

 

「約束なのですよ? これから話すことを真面目に聞いて欲しいのです。いいですか? これは確実に起こる事なのです」

 

私は綿流しの夜に富竹と鷹野が殺されて、その後私も殺されるという。この世界の決定事項を鷹野たちに話した。そして私が殺されないために『山犬』に身辺警護を強化して欲しいとお願いした。

 

鷹野たちにお願いをした後、私と羽入は古手神社に来ていた。

 

『鷹野たちは約束を守るでしょうか?』

 

「半々ってとこね」

 

私の話を信じて自分達の身の回りを固めてくれるか。それとも子供の戯言と約束を破るか。

 

「でも、信じるしかないでしょうね。圭一が仲間を信じたようにもっと……力が欲しい」

 

私は空を見上げて言う。

 

「運命に抗う力が!」

 

空には大きな月が私を見下ろしていた。

 

 

次の日の放課後。

 

私達部活メンバーは魅音のおじさんのおもちゃ屋に綿流しのオークションに出す品物を取りに来ていた。

 

「これと……これ。……あとこれも」

 

「いっその事、全部持ってちゃおっか? てへっ」

 

レナが私達に冗談を言う。……レナが言うと洒落にならないわね。

 

「あっははは……勘弁してよ……皆冗談きついな~」

 

さすがに店主も苦笑いしている。

 

「ねえ? 大石さん」

 

「なっはっはっ! 変に遠慮の無いところは若さの特権ですね~」

 

店主が少し恰幅のよさそうな初老の男に話しかける。

この男、大石蔵人という。警察に勤めている人間で、雛見沢連続怪死事件を追って園咲家を警戒している男だ。少々園咲家に固執しすぎて他の世界ではレナや圭一、詩音の心にに疑心暗鬼を植えつける厄介な人物。

 

「平日の昼間っからこんな所で油売ってて良いんですか~? 天下の警察が」

 

魅音が喧嘩腰で大石に話しかける。魅音からすれば大石は目の上のたんこぶみたいなものだものね?

 

「ご心配なく。今日は非番ですから」

 

「そうですか」

 

大石の言葉に魅音はそっけなく返事を返す。

 

「しっかし、目玉になるものが無いな」

 

「売れ残りばっかりだもんね」

 

圭一の言葉にレナが苦笑して言った。

私達が売れ残った掘り出し物を探し当てようと頑張っていると……

 

「んっふっふ~どうです? 良かったら私とチンチロチンで勝負してみませんか?」

 

大石が笑いながらそう言ってきた。

チンチロチン……サイコロを使ったギャンブルよね?

 

「私に勝ったら掘り出し物を進呈しますよ~」

 

「大石さん! まさかあれを!?」

 

店主が何か慌てて言った。あれ? あれって何かしら?

 

そう思っていると大石が黒くて小さいサイコロを3つ取り出してきた。

 

「変なサイコロですわね」

 

「見くびってもらっちゃ~困ります。これは黒炭の最高級品めったにありませんよ?」

 

「その勝負乗った!」

 

圭一が威勢よく言った。けど……

 

「大石さんはサイコロの目を自由に出せるんだよ」

 

店主の言葉にコントの様にこける。自由にってそれじゃあ勝てないじゃない!

 

「こういうのはいかがです? 3回連続でピンゾロを出せたらそちらの勝ちっていうのは。私が魅音さんに振り方を教えて差し上げます」

 

「分かりました。受けてたちます!」

 

魅音は大石にサイコロの振り方を教えてもらってからゲームを開始した。

魅音は教えてもらったとはいえ初めてでピンゾロを2回出した。

そして3回目を振ろうとしたとき、大石が魅音に話しかける。

 

「魅音さん。あなた筋が良いですよ~賭場にデビューしたら人気者ですね~火牡丹の魅音! なーんてね。なっはっはっはっ!」

 

どういう事? 大石が魅音を褒めているなんて……油断させる罠? ううん。大石は多分そんな事しない。あれは本心半分冗談半分ね。

 

魅音はいきなり自分を褒めだした大石を不審に思いながらも気を取り直してサイコロを振った。出た目は……

 

「やった! やりましたわ!」

 

ピンゾロだった。

 

「やったーーー!」

 

皆一緒になって喜んでいる。

 

「お見事。私の完敗ですよ」

 

大石も微笑ましそうに喜んでいる。

 

「あの大石が皆と仲良くしてるなんて……本当に不思議な世界ね」

 

『珍しいのですよ~』

 

「そうだな。大石さんて今まで警察として圭一たちに絡んでたから、それもあるのか?」

 

雪人の言うとおり大石は今まで私達には警察としてでしか姿を現さなかった。だからこんな一面を見たことが無かったってわけね。

 

――ガララ

 

私達が勝利を喜んでいるとゲーム屋の扉が開いて外から人が入ってきた。

 

「ああ、居た居た探しましたよ」

 

どうやら男のようだ。低い声が店内に響く。

その男は私の横を通って大石のところまで進んでいく。

 

この声……この雰囲気。私、この人を知っている!

 

私はその人に近づいていく。心臓が期待で早鐘のように鳴る。

 

「赤坂……なのですか?」

 

私が声をかけるとその人は振り返って私を見る。

 

「やあ、梨花ちゃん。久しぶりだね。背、伸びたんじゃないかな?」

 

本当に赤坂なの? 私が待ち望んでいた、でも絶対に来ないと思っていた人……

 

「赤坂こそ、なんだか逞しくなった様なのです」

 

「え? 知り合い?」

 

みんな私と赤坂が知り合いだったことに驚いている。でも今は赤坂と話していたい。

 

「赤坂はどうしてまた雛見沢に?」

 

そう、赤坂は一回雛見沢に来た後はニ度と私が生きている間に雛見沢に来なかった。それなのにどうして今……

 

「子供を両親の家に預けてね。家内と一緒に旅行に来たんだよ。」

 

「家内?」

 

おかしい。赤坂の妻は確か病院の中の階段で足を滑らせて死んでしまったはずじゃあ?

 

「君が命を救ってくれたんだ」

 

そう言うと赤坂は私の頭に手を置いた。

 

「東京に帰らないと良くない事が起きる。そういった梨花ちゃんの言葉が気になってね。僕は病院に戻ったんだ。ちょうど妻は屋上に向かうところだった。その後屋上に上がる階段で清掃員が事故にあって……」

 

なるほどね。この世界の過去の私が赤坂を助けたのね……

 

「子供も無事に産まれた。梨花ちゃんは僕達にとって大恩人だよ」

 

「そうだったのですか」

 

「ああ、ありがとう。梨花ちゃん」

 

赤坂はそう言って笑顔を浮かべた。

 

side out

 

 

yukito side

 

赤坂さんと梨花ちゃんが話し終わって赤坂さんが返る。

 

その瞬間に梨花ちゃんが皆に赤坂との関係について質問攻めにあった。

俺はその隙に赤坂さんを追って店を出る。

 

「赤坂さん」

 

白いバンに乗り込もうとしている赤坂さんに声をかける。

 

「ん? 何かな?」

 

俺の声に赤坂さんは振り返って聞いてくる。

 

「こちらにはどのくらいご滞在で?」

 

「雛見沢には旅行の途中でよっただけだから、すぐに旅行先の宿に行くんだ」

 

「そう……ですか……」

 

「どうかしたのかい?」

 

赤坂さんがそう聞いてくる。

 

こいつは梨花ちゃんがどれだけこいつを待ち望んでいたのかを知らない。このボケッとした面を一発殴って話してやりたいが、こいつを巻き込んだら必然的にこいつの家族を巻き込んでしまう。それは俺が望むことじゃない。ここは我慢だ。

 

「あんたは……どうして……」

 

「え? 何だい?」

 

「え? あ、いえ。何でもないです!」

 

しまった。つい言いたいことが出てしまった。

 

「また何年かしたら来て下さい。梨花ちゃんも喜びますので」

 

「そうなのかい?」

 

赤坂は不思議そうに聞いてきた。

鈍感さんか?

 

「ええ。そうなんです」

 

「そうか。じゃあまた来ることにするよ」

 

「ええ。それでは。あなた達家族の幸福をお祈りしています」

 

俺の言葉に赤坂さんは少し驚いたような顔をしたがその後笑顔になって帰っていった。

 

 

次回予告

 

雪人と!

 

藤隆の!

 

お前にレイン やめんかああああ! ぐふっ!?

 

いきなり何をするんだい梨花ちゃん!

 

そうだ! 本編では梨花が活躍してたんだから予告くらいは俺達にくれよ!

 

やかましい! 予告は良いけど他所の世界のネタを使っちゃダメ!

 

え~。

 

え~じゃない! あんたら、予告も私がやるわよ!? 嫌だったら真面目にやりなさい!

 

はーい。じゃあ改めて次回予告を始めます!

 

さて次回は……雪人君のミスで沙都子ちゃんがとんでもないことに!

 

いや待て、俺のミスは影分身であるところのお前のミスだ

 

いや何でだよ。これはどう見てもお前のミスだろう?

 

い~や、お前のミスだね!

 

お前のだよ!

 

じゃあ間を取って鉄平のせいな!

 

そうだな!

 

 

次回

 

月殺し編 其の陸

 

幸せの条件

 

 

ちょっと行って心の壊れた中年を一体作ってくるか

 

いってらっしゃーい

 

止めなさいよ!

 

 

あとがき

 

こんにちは作者です。

 

今回は梨花ちゃん主人公回です。

 

前の話を作っているときには梨花ちゃんを主体にしようとはこれっぽっちも思ってなかったのですが、書いているうちに梨花ちゃん中心になってしまった。まあ、この回の題名が『私の救世主』だから別に梨花ちゃん主体でもいいよね

 

そして梨花ちゃんが多く登場することで少なくなっていく主人公の出番。

 

このままじゃ梨花ちゃんに主人公を乗っ取られるかも!?

 

とりあえず次回予告に出しておいたけど……CLANADネタか。智也と春原のコンビはマジ笑える。

 

と、言うわけで次回も頑張りたいと思います。それじゃあまたねー!


 
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