No.206760

最強の武 最凶の武 1

護衛さん

おためし
きっと続かない

2011-03-17 17:45:26 投稿 / 全11ページ    総閲覧数:10920   閲覧ユーザー数:8448

最強の武 最凶の武

第一話『天才と努力』

丁原「恋ちゃん、恋ちゃん」

呂布「・・・おはよう」

丁原「おはよう、さぁご飯食べましょう」

呂布「・・・(コクリ)」

丁原「おいしい?」

呂布「おいしい」

丁原「よかったわ・・・いっぱいあるからたくさん食べてね」

呂布「・・・ありがとう」

突然始まったがコレが丁原と呂布の日常

井州刺史、丁原の元に呂布が義娘としてきてからは毎日このような会話が行われてる

丁原「あ、そうそう・・・恋ちゃん」

呂布「・・・ん?」

丁原「今日の昼にね、恋ちゃんに会いたいって人が来るらしいの・・・」

呂布「恋に?」

丁原「そう・・・いやなら・・・」

呂布「だめ・・・・恋に用があるなら、会わないと」

丁原「そう・・・」

侍女「丁原様。そろそろ政務を・・・」

丁原「あら、もうそんな時間?それじゃぁ恋ちゃん、お義母さん仕事に行って来るわ」

呂布「・・・いってらっしゃい」

丁原はうれしそうに侍女を連れて仕事場に出かけていった

呂布「・・・・街にいく」

兵「はっ!」

一人フラフラと街へ・・・

 

おやじ「こんのがきぃ!よくも商売道具を!」

『ガスッ』

??「ぐっ」

おやじ「毎度毎度てめぇみたいなガキが商売の邪魔しやがって」

??「がはっ」

おやじ「何か言ったらどうだ!?」

??「ゴメンナサイ」

おやじ「謝って済む問題じゃないがな!」

??「ゲホ・・・ゲホ・・・・」

おやじ「きったねぇな、こいつ吐きやがった」

??「ねねは・・・・ただ・・・」

おやじ「うるせぇ『ガシッ!』なんだぁ?・・・呂布様!?」

呂布「・・・何してるの?」

おやじ「い・・・いえ」

??「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」

呂布「・・・大丈夫?」

??「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」

『ぐぅ~~~』

呂布「・・・一緒にくる」

??「ごめんな・・え?」

兵「呂布様お帰りなさいませ・・・あの」

呂布「拾った・・・ご飯」

兵「はっ・・・直ちに」

??「あ・・・あの・・・」

呂布「・・・おなか減ってると悲しい」

??「はぁ・・・」

どんどん卓の上に並べられる料理

兵「ごゆっくり」

呂布「・・・食べる」

??「はい・・でもよろしいのでしょうか?」

呂布「皆で食べれば美味しい」

??「ありがとうございます・・・ねねの名は陳宮というのです」

呂布「恋は呂布ほーせん」

陳宮「呂布様とお呼びしても・・・よろしいですか?」

呂布「ん・・・いい」

陳宮「では呂布様、ねねの真名をお預けします、ねねの真名は「失礼します」なんですぞ?」

兵「はっ!呂布様に会いに来たと申すものが・・・・いかがいたしましょう?」

呂布「・・・あう」

兵「はっ!ではお通ししますゆえ、しばしお待ちを」

呂布に来客が来る少し前

??「賑わってるなぁ・・・」

俺の名は北郷一刀、5年前この大陸になぜか俺は居た

荒野の真っ只中にいた俺を拾い、育ててくれたのが盧植さん、そこでこの大陸のこと、今起きてること、真名という風習、これから一人でも生きていける知恵を教えられた

千尋さん・・これは盧植さんの真名だが、千尋さんは私塾という学校みたいなものを開いていて、俺のほかには劉備やら公孫賛やらどこか聞いたことのある女の子たちと一緒に勉強していた

って思い出に浸ってる場合じゃなかった・・・

千尋さんの提案でここまできたけど・・・・呂布の居る屋敷ってどこだ?

千尋さんは「行けばすぐ会えると思いますよ?大丈夫、一刀さんが行くことは伝えてありますから」とにこやかに言っていたが・・・

一刀「わからないなら聞くしかないよな・・・・あ、すみません」

おかみ「なんだい?」

一刀「あの・・・呂布が居る屋敷ってどこにありますか?」

おかみ「なんだい、迷ったのかい?呂布ちゃんが居る屋敷はほれあの大きな屋敷さね」

一刀「あそこですか・・・ありがとうございます(笑顔)」

おかみ「べ・・別にたいしたことじゃないさ(私には旦那が・・・)」

顔を赤くしてそっぽむいた女性にハテナを浮かべながら一刀は屋敷に向かう

一刀「ここが呂布の居る屋敷か・・・ん?」

??「・・・(ぼ~)」

一刀「(俺以外にも呂布に会いに来た人いるのかな?)」

??「・・・」

一刀「(まぁここで立ち止まっていてもね)すみません」

門番「何用だ?」

一刀「呂布に会いに来た者ですが・・・」

(ピクッ)

一刀「(いま、一瞬あの子が反応したような・・・)」

門番「ああ、丁原様から聞いているが・・・しばしまて」

一刀「はい」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

門番「お会いになるそうだ・・・開門!」

『ゴゴゴ』と重い音を立てながら門が開く

門番「さぁどうぞ」

一刀「ありがとう」

お礼を言って屋敷の中へ

??「・・・・(ダッ)」

目の前を先ほど門を眺めていた少女が走っていく

門番「くっ・・・侵入者だ!」

一刀「え?」

門番「あのガキ、北郷様を利用しやがって」

一刀「(ちょっとなに北郷様って!?)」

とりあえず案内されるまま奥の部屋に通された

??「私の名は高順!呂布殿どうか私を・・・」

部屋に入る前に聞こえた・・・何かやっているのか?

『ガチャ』と扉を開けると

数十人の兵に取り押さえられならが目の前の女の子に必死に話しかけているさっきの子

高順「呂布殿!」

あの子が言ってる呂布って・・・あの赤い髪の子?

呂布「・・・誰?」

一刀「俺は北郷一刀、呂布に会いに来た」

呂布「恋に?」

一刀「君が呂布でいいんだね?」

呂布「うん・・・恋は呂布ほーせん」

一刀「うん、千尋さんから、あちがうか・・・えっと」

呂布「ん?」

一刀「丁原さんから何か聞いてないかな?・・・俺ここで武を教えてもらうためにきたんだけど・・・キイテナイ?」

呂布「・・・(フルフル)」

一刀「そっか・・・ところで」

呂布「・・・?」

一刀「あの子は・・・知ってる子?」

呂布「・・・しらない」

『恋ちゃ~~~ん』

丁原「恋ちゃ~ん、さびしかったよ~・・・あら、一刀くんじゃない、久しぶり~」

一刀「ご無沙汰しております、丁原さん」

丁原「もぉ、そんな他人行儀みたく丁原じゃなくて・・・愛ってよんでよ~」

一刀「愛さん『さんもいらない』えっと・・・愛」

愛「えへへ・・・ってそうそう、恋ちゃん」

呂布「・・・?」

愛「今日から一刀くん一緒に住むことになったから」

呂布「一緒?」

愛「そう、一緒・・・恋ちゃん、私の料理と一刀君の料理どっちが好き?」

呂布「・・・・(あっち)」

愛「・・・(どよ~~~ん)」

愛「さてと・・・こっちの子とそっちの子・・・・なんでここにいるのか説明してもらおうかしら?」

呂布「ねねは恋が拾った」

愛「拾ったって・・・・まぁいいわ、えっと・・・「陳宮ですぞ」陳宮ちゃん?」

陳宮「ねねは呂布殿の専属軍師になるのです」

愛「そう・・・恋ちゃんいいの?」

呂布「・・・うん、いい」

愛(きっとわかってないわね)「なら、貴方も此処に住みなさい」

呂布「ねね、一緒」

陳宮「ありがとうですぞ」

愛「次にあの子ね・・・名は?」

高順「ババアには用はない!呂布殿!」

愛「誰が・・・ババアですって?」

一刀「愛!やめろ」

愛「だって・・・一刀君、この子私のことその・・・」

一刀「今は押さえて・・・・ね(笑顔)」

愛「うぅ・・・」

高順「呂布殿、どうか私の主となってくだされ」

愛「あら・・・恋ちゃん、人気者ね」

呂布「・・・・?」

愛「どうするかは恋ちゃんしだいよ」

呂布「・・・・いい」

高順「おお、ありがとうございます。我が名は高順、真名は更紗です」

呂布「恋は呂布ほーせん」

高順「これからよろしくお願いします。呂布殿」

愛「さぁ、問題も片付いたし・・・一刀君、ご飯つくるの手伝ってくれるかしら?」

一刀「いいですよ」

あとがき

一刀は天の御使いではありません

ネタ元はグゥレイトゥさんのオリキャラです

当然無許可です(笑)

一刀は努力の末、愛紗並みの力と風並みの知を手に入れます

オリキャラ一覧・・・丁原、盧植、高順

今後どうなるのでしょうか・・・・

ちなみに丁原(愛)は一刀と恋にべた惚れです


 
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