No.201656

恋姫達が貴方にバレンタインチョコを渡したいようです

皆さんお待たせしました。

恋姫達がチョコを渡したいようです。

・・・華雄は誰に渡すんでしょうね」?(ねるとん勝利者です)

2011-02-14 23:34:24 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:2518   閲覧ユーザー数:2262

外史の狭間のとある空間

 

そこにはなぜか複数のキッチンがあり、そこには何人かの恋姫が集められていた。

 

「あのぅ、老仙さん。なぜ私達は此処に集められたのでしょうか?」

 

集まった者たちから代表して雛里が彼女達を老仙に理由を聞いた。

 

「それはですね、この前お話したバレンタインのチョコを作るのに及ばずながら専門であるショコラティエ(チョコレート職人)の私がご指導いたしましょうと思いまして」

 

「はぁ!?何よアンタ菓子職人だったわけ?」

 

「いえいえ、私の管理者の仕事は様々な情報、技術を集める事。当然の事ながら専門知識や技術を習い資格を得る事も仕事のうち。ショコラティエもその一つですよ(小説の話でもちろん本当はそんな素敵能力はないです)」

 

「はわわ、そういう事ですか。ではなぜ全員ではなく渡したいだけなのでしょうか?」

 

「それはですね、お集まりいただいた方々は一刀君以外に渡してもいいかな?という方が思い浮かんだ方だけ此処に来るというある種の術を使いましてそれにかかった方々が貴方達と言うわけです。まあ、一刀君に渡す前の予行練習とでも思ってください。ああ、華雄さんは本命ですね。だれに渡すまでは私も知りませんが」

 

そういわれた華雄は顔を真っ赤にしていた。

 

「では早速始めましょうか」

 

こうして恋姫達のチョコ作りが始まった。

恋姫達のチョコも完成しバレンタイン当日

 

 

一刀の治めている町に何人かのTINAMIユーザが呼ばれていた。

雛里の場合

 

城の城壁の見張り台にある人物が呼び出されていた。

その人物が待っていると誰かの小走りする音が聞こえてきた。

 

「はぁはぁ、おまたしぇしました、ほわちゃーなマリアさん」

 

「いや、俺も今着いたばかりだよ。それで今日はどうしたの」

 

「あわわ、あのこっこれを」

 

雛里はほわちゃーなマリアにある物を渡した。

 

「雛里ちゃんこれは?」

 

「老仙さんからこの時期天ではバレンタインというのがあると聞きましたのでぜひほわちゃーなマリアにと思いまして。甘さをひかえたビターチョコレートというのにしてみたのですがいかがでしょうか?」

 

雛里にそういわれてほわちゃーなマリアはテレながら

 

「ありがとう雛里ちゃん。俺甘いの苦手だから嬉しいよ。早速頂いてもいいかな?」

 

「はい、どうでしょうか」

 

ほわちゃーなマリアは雛里から貰ったチョコを一口食べた。

 

「うん、美味しいよ。これなら一刀に渡しても大丈夫だよ」

 

「あわわ、そういう事は思っても出さないでくだしゃい。ううっ」

 

雛里がほわちゃーなマリアの言葉に膨れるとほわちゃーなマリアはそっと雛里の頭を撫でながら

 

「ははは、冗談だよ。ありがとう雛里ちゃん。さてこんなにいい物をもらった事だし今からお返しを考えないとね。なんたって3倍返しが基本だしね」

 

「あわわ、そんな決まりがあったのですか?老仙さんからはお聞きしなかったです」

 

「あれ?言わなかった方が良かったかな?」

 

そういって二人はしばらく笑いあっていた。

桂花の場合

 

「どうしたの桂花、こんな所に?」

 

町外れの森の中にサラダは桂花に呼び出された。

 

「・・・はい、これ」

 

「??これは?」

 

「チョコよチョコ。バレンタインなんでしょこの時期。老仙から聞いたわ。言っとくけど義理だからね義理。華琳様に渡すのにあまったので適当に作っただけなんだから」

 

そういって桂花はそっぽを向いた。

 

「ははは、義理でも嬉しいよ。有難う桂花」

 

そういってサラダは桂花から貰ったチョコを嬉しそうに食べた。

多少不恰好で桂花の手にも怪我した後が見える努力して作ったであろう「義理チョコ」を。

 

「義理でもあげたんだから楽しみにしてるわよお返し。3倍返しなんでしょ?言っとくけど高かったんだから」

 

「ああ、期待しててよ桂花。ありがとう」

 

「・・・ふん///」

星の場合

 

コンコン「来たよ、星」

 

砂のお城は星の部屋を訪ねた。

 

「ああ、入ってくれ」

 

「おじゃまします。それで今日は一体?」

 

砂のお城がそう訪ねると星は一つのつぼを渡した。

 

「これは・・・!?」

 

「ははは、私の自信作だ。バレンタインなのだろう天では?ぜひ受け取ってほしい」

 

此処で普通ならチョコを貰って喜ぶだろうが砂のお城は少し引きつっていた。

 

「・・・ははは「メンマのチョコ漬け」か」

 

「中々の美味に仕上がったぞ。ささ、早く食べてみてくれ」

 

星にそういわれ恐る恐る口にすると

 

「・・・!?これは!?いけるぞ」

 

「ははは、そうだろ。さすがはメンマ。なんにでもあうな」

 

こうして新たなメンマ中毒者ができた。

朱里の場合

 

「はわわ、受け取ってください金髪のグゥレイトゥ!さん」

 

そういって朱里は金髪のグゥレイトゥ!にチョコを渡した。

 

「いきなりだけどチョコだよねこれ?ひょっとして」

 

「はい、老仙さんからバレンタインの事を聞きまして日頃お世話になってる金髪のグゥレイトゥ!さんに是非と思いまして」

 

「そっか、有難う朱里ちゃん」

 

金髪のグゥレイトゥ!は早速朱里から貰ったチョコを食べた。

 

「あのぉ、それでですね、お礼をおねだりするわけではないのですがあの~」

 

「ああ、そういう事か。いいよ連れてってあげるよK-Books(女性向け同人販売店)に」

 

「はわわ♪有難うございます金髪のグゥレイトゥ!さん」

 

「じゃあ早速行こうか」

 

そういって二人は天に行きデートをした。

 

朱里が大量のBL雑誌を買い漁ったのは言うまでもない。

華雄の選んだ相手

 

華雄は訓練場の真ん中に立って誰かを待っていた。

少し離れた物陰ではその様子を覗き見してるもの達がいた。

 

「ねえねえ、結局さ華雄は誰を選んだのよ?」

 

「それを今から見れるんだよ雪蓮お姉ちゃん」

 

「璃々ちゃんの言うとおりですよ。・・・ですがいくらなんでもこれは集まりすぎではないですか?」

 

老仙がそういって後を見るとこの前のチョコ作りに来なかった殆どの物が見物に来ていた。

 

・・・一部ダンボールに隠れている者たちがいるようだが気のせいだろう。

っていうかなんか増えてる!?

 

「ああ、来たみたいだよ」

 

桃香の声に皆が華雄の方を注目すると一人の人物が現れた。

 

「・・・着てくれたのだな。嬉しいよ。老仙からバレンタインというのを聞いてな、こっ恋人同士には欠かせない行事と聞いて用意してみたのだが貰ってくれるか?菓子作りなど初めてだから自信がないのだが」

 

そういって華雄はチョコを渡した。

その人物は嬉しそうに受け取って口にした。

 

「どっどうだ?」

 

華雄の問いにその人物は笑顔で頷いた。

 

「そっそうか。よかった。私はこういうことには慣れてなくてだな、渡そうかどうか悩んだのだが折角例ので恋人同士になったわけだからそのあの・・・!?」

 

華雄が緊張して自分でもよく分からないことを言い出すと急にその口が止まった。

 

「///いっいきなり何をするんだ!!はっ恥ずかしいだろうが。それはされてうれいいがだな///」

 

華雄は急に口付けをされテレながら怒り出した。

 

その様子に覗き見している者達のテンションも最高潮にあがった。

 

「さてさてまだまだ覗いていたいですが後は幸せな二人の時間ですので此処で解散ですよ」

 

老仙の言葉に何人かはブーイングをするも皆二人の事を思いその場を後にした。

 

「・・・そうだ。この後は暇か?・・・そうか、では町の方にいかないか?・・・なぜて鈍い奴だな。でっデートにきまってるだろう。ええい、そこで笑うな!!さっさと行くぞ///」

 

そういって華雄はその者の手を繋ぎ照れ臭いのかそそくさと歩き出した。

 

「・・こういうのもいいものだな「牙狼say」」

その頃残りの愛紗は

 

 

「どうしたんだYTA私は何か間違っていたか?ちゃんと味見はしたぞ!!」

 

愛紗に渡されたチョコを食べたYTAが泡を吹き倒れ、その周りで愛紗が慌てふためいていた。

 

「・・・ああ、時が見える・・・」

 

「死ぬな、死ぬんじゃないYTA 。それは死亡フラグだ!!」

 

・・・なぜそれを知ってるんですか愛紗さん

後書き

 

・・・やっと投稿できました。ほっ

 

いかがだったでしょうか?

完全に一部の人しか面白くないないようですね(笑)

 

さてさて、選ばれなかった人達からの報復が怖いので対策をしときましょうか。

 

「変化傀儡の術+幻術の術」

 

老仙が術を使うと華雄と似ているが何処か違う者達が出てきた。

 

「ども、粥です」

 

「かゆ~です~」

 

「・・・かゆゆだ」

 

そういってその傀儡達はそれぞれ老仙からチョコの入った包みを受け取り何処かへ消えてった。

 

「ふう、これで暫くは騙せるでしょう。この間に私は分身と入れ替わり身を隠しましょう。いざとなったら及川君を犠牲にしましょう。おおっとそうだ。璃々ちゃんからチョコをもらえましたしお礼の準備をしないと。いやその前に愛しのヒトヤ犬からチョコを貰わないと」

 

そういって老仙は姿を消した。

 

「ではでは皆さんまたお会いしましょう。さようなら~」


 
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