No.200101

真・恋姫無双 ~修羅となりし者~

蒼鋪神紅さん

「真・恋姫無双」の二次創作のSSです。
この作品の一刀はかなり強くなってます。
正直、自己満足な作品です。

拙い作品ですが、コメントなど頂けるとうれしいです。

2011-02-06 21:18:29 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:3500   閲覧ユーザー数:3126

 

真・恋姫無双 ~修羅となりし者~

 

 

 

※注意

 ・この作品の一刀はチートな性能です。

 ・オリジナルの設定や、オリキャラが登場します。

 ・キャラの口調がおかしくなったり、キャラ崩壊があるかもしれません。

 

 

以上のことが許せる方のみ次へ進んでください。

赤一色の世界。

目が痛くなるほどに真っ赤な世界。

 

そんな世界が、次第に黒く染まっていく。

汚染は急速に広がり、世界を赤黒くしていった。

 

そんな世界に人が倒れている。

その人は身じろぎもせず、まったく動かない。

様子を見ようと近づく。

 

そこには焦点を失った目をし、苦しそうな顔をした

自分がよく知る女の子の姿があった

一刀side

 

一刀「依頼内容は確認した。対象は今日動くんだな?」

???『あぁ、夜中に紅葉通りを通るはずだ。そこで始末してくれ』

一刀「了解した。後始末は頼むよ?」

???『任された。では、よろしく頼む』

ピッ

 そう言って、相手は電話を切った。

 

一刀「政治家が呼んだ有名シェフが殺人鬼とはね。とんでもない者を呼び寄せたもんだな」

 

 依頼内容を確認し、一人溜息を吐く。

 某政治家が私欲の為に来日させた三ツ星シェフ、ネロ=グラニコス。

 テレビに何度も出演し、その温厚な性格と料理の腕前で一躍人気者となった男だ。

 しかし、それは表の姿。

 実際には、夜遅くに出歩いている女生徒や会社員などを襲っているらしい。

 すでに5人の被害者が出ており、ニュースにも取り上げられ、世間はこの話題でもちきりである。

 世間では犯人の正体は捜査中となっているが、現場にあった証拠品から犯人としてネロが浮上したらしい。

 それを見過ごせないのは呼び寄せた本人であり、自らの情報網でそれを知った政治家は、このことが一般人に知られ、自分の支持率に影響を及ぼすことを恐れ、情報を操作し事実を隠した。

 だが、民間人に被害が出ている以上、放置するわけにもいかず、秘密裏に始末することを決めたらしい。

 そんな理由があり、事務所に依頼がきて、一刀に回ってきたのだ。

 

一刀「まったく、これだから政治家ってのは嫌なんだ。対象と一緒に始末したほうがいいんじゃないか?」

 

 そんなことを言いながらも、仕事の支度を始めた。

夜、一刀は予定どおり紅葉通りに来ていた。

 

一刀「さてさて、いつ頃来るのかねぇ」

 

そう言って木に寄りかかり、ネロが来るのを待った。

一刀は黒いズボンにワイシャツ、黒のマントを身につけている。

そして腰には日本刀の1.5倍ほど長いものがぶら下がっていた。

1時間ほどしたときか、前方から人の気配を感じた一刀は、

 

一刀(来たか・・・・)

 

そう思い、その気配に向かって歩き始めた。

ネロside

 

ネロ(さて、今日はどいつを殺ろうかねぇ。ヒヒヒヒヒ、日本の女どもは馬鹿ばかりだからな、有名人に声をかけられればひょいひょいついてきやがる。)

 

 そんなことを考えながら歩いていると、不意に少年が視界に入った。

 気にせずに進もうとしたネロだったが、

 

???「あなたがネロ=グラニコスですか?」

 

 と、声をかけられ足をとめた。

 

ネロ「えぇ、そうですが、何か?」

 

 ネロからは少年の顔は見えないが、「また、ファンかなにかか」そう思い、表のネロとしての対応をする。

 すると、

 

???「そうですか」

 

 そういって少年はこちらへ歩いてくる。

 サインでも求められるのではないかと思っていたのだが、少年は彼の横を通りすぎて行く。

 表紙抜けしたネロはそのまま歩きだそうとしたが、後ろから

 

???「地獄へ落ちろ」

 

 その声が聞こえた瞬間後ろを振り返ろうとしたが、

カチンッ

 と、音がしたかと思うと、ネロは地面に倒れ、自分についているはずの両足が目の前に落ちているのを視界にとらえ、自分が両足、そして体を無数に切られたことを理解し、絶命した。

一刀 side

 

チュンチュン、チュン

 鳥の声が聞こえ、朝だと頭が認識すると一刀はベッドからでて朝食の準備を始めた。

 テレビをつけると、ニュースをキャスターが伝えているところだ。

 

キャスター『次のニュースです。今日未明、三ツ星シェフのネロ=グラニコスさんが交通事故に遭い、亡くなっているのが発見されました。ひどく大きな事故だったようで、ネロさんは両足が切断された状態で亡くなっていたそうです。』

 朝食の食パンを食べていると、そんなニュースが聞こえてきた。

 どうやらネロの死は事故死扱いにされたらしい、そんなことを思っていると、

 

及川「かずピー、まだかー?」

 

 玄関から悪友である及川の声が聞こえてきた。

 夏休みの課題として、新しく作られた歴史資料館のレポートを出さなければいけないのだ。

 その課題の為に、一緒に資料館へ行く約束をしていたのである。

 

一刀「すぐ行くから、もう少しだけ待っててくれ」

及川「りょーかい。そんかわり、後でジュースでも奢ってぇな」

一刀「なぜおまえに奢らなきゃならんのだ・・・・」

及川「なんでって、そりゃーかずピーが待ち合わせに遅れたからやん」

一刀「え?」

 

 あわててテレビの時間をみると、確かに待ち合わせの時間よりも1時間も遅い時間だ。

 どうやら寝過してしまったらしい。

 

一刀「うわ、マジかよ。悪い及川、すぐ支度を済ませる!」

及川「ちゃんと奢ってくれはるんよね?」

一刀「あぁ、なんでも奢ってやるよっ!!!」

及川「そりゃおおきに~」

 

 そんな会話をしながらも、急ぎ支度を済ませ、及川と資料館へと出かけていった。

及川「それにしても、かずピーが寝過すなんてめずらしいなぁ」

一刀「そうか?」

及川「そりゃそうや、いつも待ち合わせ時間の15分前には必ず来とるし、学校にも遅刻したことあらへんやん」

一刀「それぐらい普通だと思うんだが・・・」

及川「いやいや、一度も遅刻したこともあらへん奴なんか、そうそうおらんと思うで?」

一刀「そうかなぁ」

及川「そうなんよ。なんや、夜更かししてエエことでもやっとんたんk(ゴスッ)ぐほぉっ」

一刀「んなわけあるか!馬鹿なこと言ってると殴るぞ」

及川「もう殴っとるやん・・・」

一刀「気のせいだ。ほら、さっさと行くぞ」

及川「ちょ、かずピー待ってぇなーーー」

 

 及川の声を背で聞きながら一刀は歩き始めた。

 

 

 

 資料館についた一刀たちは物珍しさに声を上げながら見学していった。

 6つめの部屋を見終わると、

 

及川「ん?おぉ、めっちゃ美人さん発見!!お嬢さーーーーーん、一緒に回りまへんーーーーーーーー?」

一刀「あ、おい、及川!」

 

 一刀の声も聞かず、前にいた女生徒をナンパしに行ってしまった。

 

一刀「まったく、仕方ない奴だ・・・」

 

 そうつぶやき、及川を放置して一人で見学を再開した。

 

一刀「お、三国時代の展示品か。好きなんだよなぁ三国志」

一刀「青龍偃月刀に蛇矛まである。よくこんなのまであるな。ん?」

 

 そこで一刀はあるものに目が行く。

 他の展示品とは異なり、見学者が触れるように置かれている銅鏡だ。

 

一刀「あれも三国時代のものかな?」

 

 好奇心に逆らえず、銅鏡に近づく。

 すると、突然銅鏡が光りだした。

 

一刀「え?なんだ?!なにがお起きてるんだ?!?!?!」

 

 あまりのまぶしさに、一刀は両腕を交差する形で光を遮ろうとするが、それでも足りない。

 より一層光が強くなっていき、そして一瞬にして光が収まった。

 そこに一刀はおらず、静寂がその場を支配していた。

あとがき

 

どうも、はじめまして、蒼鋪神紅です。

初めて書かせていただきましたが、いかがだったでしょうか。

書きたいこと書いてたらプロローグに6ページも使ってしまうとは・・・・

 

えー、正直、自分でも何がしたいのかわかりません;

なんか衝動的に書いてましたね。

投稿しようかどうかに1,2時間悩んだぐらいですし(笑)

楽しんでいただけたのなら幸いです。

 

続きは書くつもりなのですが、完結までやっていける自信がありません;

連載出来てる人をものすごく尊敬しますね。

こんなのでやっていける気がしないですし、自己満足な作品ですし、放り出してしまいたい気持ちしかありません!!

まぁそんなことを言ってても後1話は書くでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たぶん・・・・・

 

 

こんな下手な新人に来るかはわかりませんが、

感想、叱咤激励、アドバイス等お待ちしております。

書いてやってもいい、という方は是非ともお願いします><

 

 

 

コメント・・・・あるといいなぁ・・・・・・・・・・

 

 
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