真・恋姫†無双~赤龍伝~第26話「孫堅と玉璽」
明命「火蓮様っ!赤斗様が戻ってきましたっ!」
火蓮「そうか」
劉備のもとから帰ってきた僕は、出迎えてくれた明命と一緒に、火蓮さんのところに報告にきた。
赤斗「……ただいま」
怒られるのを覚悟しながら言った。
火蓮「おかえり。……娘はどうした?」
赤斗「え? ……えーと、色々あって劉備さんのところで保護してもらいました」
てっきり怒鳴られると思っていたのに、予想に反して静かに質問されたので、素直に答えてしまった。
火蓮「そうか。…………劉備に借りを作ってしまったな」
赤斗「……借り?」
火蓮「そうだ。これはお前の個人的な頼みごとでは済まされない。孫呉は劉備に対して借りを作ってしまったんだ」
赤斗「………」
月と詠の命を助けることを考えて、劉備に保護してもらうことした。
その事が火蓮さんたちに不利益になるか、どうかは考えていなかった。
火蓮「どうやら、事の大きさが分かったようだな」
赤斗「……はい」
火蓮「……分かれば良い」
赤斗「…………」
火蓮「…………」
赤斗「あ、あの……それだけですか?」
無言に耐えられずに火蓮さんに尋ねた。
火蓮「ん? それだけとは何だ?」
赤斗「今回のことに対しての懲罰とかは?」
火蓮「何だ、罰して欲しいのか?」
赤斗「いや、そうじゃないですけど。……良いのかなと思って」
火蓮「……確かに、今回は劉備に借りを作ってしまった。だが、借りはいつか返せば良いことだ!」
赤斗「…………」
火蓮「不満なのか?」
赤斗「いえ。……分かりました。必ず借りは返します。その時は利子も付けてね」
火蓮「それで良い♪ ……さあ、赤斗も帰ってきたことだし、洛陽に入場するぞ♪」
冥琳「全軍、洛陽に入場する! 乱暴狼藉をしたものは斬首だ! 孫呉の正規軍の誇り、忘れるでないぞ!」
兵士「応っ!」
粛々と隊列を組んで洛陽に入場した僕たちの目に、あちこちで燻っている黒鉛が映る。
赤斗「………さっき潜入した時より酷いな」
雪蓮「……ちっ。まさに獣の所行ね。むかつくわ……いつか根絶やしにしてやるわ」
冥琳「我らに力がついてからね」
火蓮「穏。炊き出しの準備をしろ。それに負傷者の救助は最優先に行え。あと長老格を連れて来てくれ」
穏「了解であります♪」
火蓮「思春は治安の回復。明命は仮設天幕を準備しておけ」
思春「はっ!」
明命「御意!」
雪蓮「しばらく洛陽に留まって、復興作業に従事する気なのね」
火蓮「そうだ。反対か?」
雪蓮「そんなことないわ。ね、冥琳♪」
冥琳「……計画に多少のズレが生じるが、この際、仕方がないでしょう」
火蓮「ズレなんて気にするな。蓮華や祭たちに伝えておいてくれ」
冥琳「分かりました」
穏「火蓮様~、長老さんをお連れしましたよぉ~」
長老「これはこれは……将軍様が私らなんぞに何のご用でございましょうか?」
火蓮「炊き出しや負傷者の治療をしようと思うのだが、他に必要なことはあるかな?」
長老「おお。助けて下さるのですか。ありがたやありがたや……」
火蓮「礼はあとでよい。今は皆を助けるのが先だ。……で、何が必要だ?」
長老「そうですな……焼き出された人間がかなり多いので、雨露を凌ぐ場所を頂ければ助かります」
火蓮「今、仮設天幕の準備をしている。とりあえずそれで凌いで欲しい。あとで資材を搬入するから、それで家の再建をしよう。ただし、少し皆にも手伝ってもらうことになるだろうがな」
長老「当然でございます! おお……ありがたやありがたや……。孫堅様は真の英雄でございます。……このご恩は一生忘れません」
火蓮「さあ、皆、疲れているとは思うがよろしく頼むぞ」
兵士「応っ!」
火蓮さんの命令で兵士たちが一斉に動き始める。
ある者は炊き出しに向かい、ある者は天幕の設営をはじめた。
赤斗「……………」
火蓮「何をボーとしている?」
作業している兵士たちを黙って見ていた僕に、火蓮さんが声をかけてきた。
赤斗「火蓮さん。……ごめん。何か手伝わなきゃいけないのは、分かっているんだけど。今回、色々あったことを思い出してた…………」
火蓮「……そうか」
赤斗「戦いの他にも、先生の手掛かりや、思いもよらなかった人たちにも会えた」
連合軍に参加した劉備や曹操たち。それに恋、ちんきゅ、月や詠。皆、三国志の英傑ばかりだ。
その中でも気になる存在は、恋と曹操軍の司馬懿。
夢で出会った恋と戦場で出会う。これは偶然とは思えなかった。
あとは司馬懿だ。連合軍の軍議の時に、目が合った瞬間に左肩に激痛が走った。こっちの世界に来る前に、黒尽くめの男につけられた傷だ。
もしかして、司馬懿と黒尽くめの男が同一人物かもしれない。
そんなことを考えていた。
火蓮「早く師匠が見つかると良いな」
赤斗「はい。でも、手掛かりが張飛ちゃんの『このおじちゃん見たことあるのだ』だけだから、いつ見つかるのやら……」
張飛のモノマネを入れながら話してみた。
火蓮「生きていれば必ず会えるさ。……それとも、お前の師匠は、そんなに簡単にくたばるような奴なのか?」
赤斗「……いや、殺しても死なないでしょうね。今もきっと『無双無限流の妙技を見せてやるっ!』と言いながら、賊をぶっ飛ばしてそうですね」
今度は先生のモノマネをしてみた。
火蓮「無双無限?」
赤斗「ああ、言ってませんでしたっけ?“無双無限流”それが僕の流派名です」
僕は少し誇らしげに話す。
火蓮「そういえば、お前の師匠はお前より強いんだったな。……呂布とだったら、どっちが強い?」
赤斗「うーーーん。そうですねぇ。…………きっと先生の方が強いでしょうね」
火蓮「ほう。そこまで強いか」
赤斗「呂布の強さを例えるなら、彼女は台風とか嵐とかかな。それに対して先生の強さは大地かな」
火蓮「嵐と大地か」
赤斗「嵐は雨や風の力で大地を削りますけど、大地そのものが無くなるわけではありません。最初は負けそうでも最後には勝つ。そんな人ですね」
火蓮「ふふっ……。だいぶ元気になったようだな」
赤斗「え?」
火蓮「お前が元気がないと、皆が心配するぞ」
赤斗「あっ」
どうやら、火蓮さんは僕のことを心配してくれていたようだ。
赤斗「気をつけます♪」
笑顔で火蓮さんに言った。
洛陽の復興に向けて、兵隊たちが忙しく動き回っている。
僕は火蓮さんと雪蓮、冥琳と一緒に周囲の状況を視察していた。
明命「か、火蓮様! 雪蓮様! た、大変です!」
冥琳「どうした? 何かあったのか?」
明命「そ、それが! 井戸がブワーッてなってて、それで龍がドーンッて舞い上がってて、すごいのなのって感じです!」
雪蓮「……何それ?」
火蓮「落ち着け、明命」
明命「は、は、はい。そ、それが」
赤斗「深呼吸したら落ち着くんじゃないか。はい、明命。やってみよう」
明命「ふぁぁー! ふぅぅ~~~」
赤斗「もう一回やってみよう」
明命「ふぁぁー! ふぅぅ~~~~………」
火蓮「……落ち着いたか?」
明命「はい! おちちゅきました!」
赤斗「ははっ……。効果ありすぎたかな?」
冥琳「舌を噛んでしまうほど落ち着いたところで、もう一度報告してもらおうか」
明命「はいっ! ええと……説明することを忘れてしまいました!」
火蓮「…………」
冥琳「…………」
赤斗「……どんなコントだよ。明命」
明命「と、とにかく何かすごいんです! こちらに来てください!」
動転しまくりの明命に先導され、町外れの路地に向かった。
明命「ほらあそこ! 井戸からすごい光が放たれているのです!」
冥琳「何だこの光は……」
赤斗「井戸……洛陽……孫堅…………三国志…………あっ!」
雪蓮「どうしたの?」
火蓮「この光が何なのか分かるのか?」
赤斗「多分ね。……僕の記憶が確かなら、すごい物が入っているはずだから、引き上げよう」
雪蓮「何それ?」
赤斗「まあ、取り合えず。僕が井戸の中に入って確かめてくるよ」
明命「ええっ!? あ、あの……大丈夫なんですか?」
赤斗「大丈夫…………だと思う。……きっと?」
明命「何で疑問形なんですかっ!?」
赤斗「ごめんごめん。でも、本当に僕が思っている物なら大丈夫だから」
明命「なら、私が行ってきます!」
赤斗「明命?」
明命「私が井戸に入ってきます!」
そう言って、明命は命綱を巻きながら井戸の中へ下り―――そしてすぐに、巾着袋のような物を持って上がってきた。
明命「井戸にこんなものがありました!」
雪蓮「何それ? うっすら光を放ってるみたいだけど」
赤斗「火蓮さん、開けてみてくださいよ」
火蓮「ん。……どれ。…………印鑑? 違うな、これは……玉璽かっ!?」
雪蓮「玉璽っ!?」
冥琳「なにっ!?」
火蓮「白い大理石を素材とし、龍をあしらった彫刻。……秦始皇本紀に書かれていた表記と同じものだ」
冥琳「始皇帝が作らせた、皇帝たる証か。…これはとんでもないものを拾ったな」
明命「しかし……どうしてこんな井戸の中に?」
冥琳「おそらく、董卓軍撤退の混乱の中、宮廷より持ち出されたものだろうな。持ち出した人間も黄巾党たちが乱入してきたことで逃げ切れないと悟り、この井戸に捨てたか隠した……おおかたそんなところだろう」
雪蓮「母様、これって……天祐ね」
火蓮「ああ。そうだな。まさしく天祐だ」
冥琳「この天祐、存分に利用させてもらいましょう。……明命!」
明命「はいっ!」
冥琳「幾人かの兵を洛陽の民に偽装させ、さりげなく情報を流せ。……孫堅が天より玉璽を授かったとのな」
明命「了解であります!」
冥琳「この噂が広まれば、火蓮様の下に人や物が集まってくるでしょう。……火蓮様にも、ここからは徳のある王として、演技をしてもらうことになります」
火蓮「何を言う。私は十分、徳のある王だぞ」
冥琳「火蓮様。これは正に天祐なのです。……この天祐を存分に利用しなければ、私たちに未来はありません」
火蓮「分かっているさ。ちょっとふざけただけだ」
赤斗「ははっ………んっ」
雪蓮「赤斗?」
赤斗「今、そこに誰か居たような……」
路地裏の影を指差した。
冥琳「何っ!?」
雪蓮「私は気がつかなかったけど……明命は?」
明命「私にも気配を感じませんでしたけど……」
雪蓮「赤斗の気のせいじゃないの?」
赤斗「気のせい…………そうかなぁ?」
こうして―――――玉璽を手に入れた火蓮さんは、洛陽復興の慈善事業を開始した。
――――袁紹軍の本陣――――
袁紹「それは本当ですの?」
玄武「この目で確かに」
袁紹「分かりましたわ。よく知らせてくれました」
玄武「はっ」
袁紹「顔良さん。今すぐに孫堅さんを呼んできてくださいな」
顔良「分かりました」
袁紹「直接、私が孫堅さんを問いただしてあげましょう。お~ほっほっほっ」
玄武「…………」
――――孫堅軍の本陣――――
赤斗「袁紹から呼び出されたって!?」
火蓮「ああ。おそらく、いや間違いなく、玉璽のことだろうな」
冥琳「噂が広がる前に袁紹に呼び出されたのは、予想外だったな」
赤斗「やっぱり誰かが居て、そいつが袁紹に玉璽のことを密告したんでしょうね」
雪蓮「どうするつもりなの、母様?」
火蓮「行くしかなかろう。断ったら、どんなイチャモンを付けられるか、分からんからな。赤斗と冥琳も一緒に来てくれ」
赤斗「はい」
冥琳「分かりました」
雪蓮「私も行くわよ」
火蓮「駄目だ。お前は私に万が一のことがあった時のため残っていろ!」
雪蓮「万が一って!」
火蓮「心配するな。すぐに戻るさ。いくぞ二人とも」
雪蓮「赤斗! 母様と冥琳のこと、よろしく頼むわね」
赤斗「了解♪」
僕は火蓮さんと冥琳と一緒に、袁紹軍の本陣に向かった。
火蓮「赤斗。これからどうなると思う?」
袁紹のもとに向かっている途中、火蓮さんが話しかけてきた。
赤斗「……このままいくと袁紹と玉璽をめぐって争うことになります」
火蓮「ほう」
赤斗「そして、帰路でも袁紹に命令された劉表に襲撃されるでしょうね。そして、その後の劉表との戦いの中…………孫堅は命を落とします」
冥琳「何だとっ!」
火蓮「………天の世界の知識か?」
赤斗「……………僕の知っている知識と、この世界は少し違います。だから、僕の言ったことが全て当てはまるとは限りません」
火蓮「そのようだな」
赤斗「どういうことです?」
火蓮「お前が来る前、劉表には痛い目に遭わされたからな。あいつに敗れたせいで、袁術の下で働くはめになったわけだ。しかし、劉表はすでに病死している」
赤斗「え、そう……なんですか……」
赤斗(やっぱり、ズレがあるんだな)
火蓮「でも、注意は必要だな。冥琳も気をつけろよ」
冥琳「分かりました」
――――袁紹軍の本陣――――
顔良「姫ーっ!孫堅さんがいらっしゃいました!」
袁紹「やっと来ましたか。遅いですわよ!」
袁紹軍の本陣に着いた僕たちは、顔良の案内で袁紹のもとにやってきた。
火蓮「急に呼び出して何の用だ? 洛陽復興を手伝っていて、暇じゃないんだがな」
袁紹「あら。それは随分と意味のないことをしていらっしゃいますこと。……あ、そうそう。ときに孫堅さん」
火蓮「ん?」
袁紹「孫堅さん、あなた玉璽を手に入れたそうじゃないですか。当然それは連合軍の盟主である、この私に預けるのが当然ですわよねぇ」
火蓮さんは袁紹に釈明を求められる。
火蓮「玉璽だと? 一体、何を言っているのだ?」
袁紹「とぼけないで下さい。孫堅さん。あなたが玉璽を手に入れたことは知っていますのよ!」
火蓮「だから、何のことやらさっぱりだ!」
袁紹「まだ、しらを切るつもりですか?」
火蓮「だったら何だ? この場で私を裸にして確かめるか?」
袁紹「そこまで惚けるなら良いでしょう。……こちらには証人がおりましてよ」
赤斗(なっ!)
火蓮「証人だと?」
袁紹「ええ、そうですわ。顔良さん、文醜さん証人を連れてきなさい」
文醜「はいっ! えーと、姫。それが……その……」
袁紹「どうしたのです? 早くしなさい」
顔良「それが姫。……証人さん、どこかに居なくなちゃって……」
袁紹「何ですって!?」
火蓮「とんだ茶番だったな。二人とも帰るぞ」
火蓮さんは天幕の出口に向かおうとする。
袁紹「お待ちなさい! これが最後です。私に玉璽を渡しなさい!」
火蓮「はぁー。しつこいな」
ため息をつきながら火蓮さんは、再び袁紹の方に振り返った。
火蓮「私は玉璽など持ってはいない。もし、本当に私が玉璽を隠し持っていたのなら、この命を天寿を全うすることはできずに、戦で命を落とす事になるだろうよ!!」
火蓮さんはそう言って嘘をつき通した。
袁紹「……うぅ」
火蓮「これで失礼するぞ」
火蓮さんはそう告げると天幕を出て行った。僕と冥琳もすぐに火蓮さんのあとを追った。
玄武「孫堅などに玉璽を渡してしまって、よろしかったのですか?私が証人として残っていれば……」
司馬懿「玉璽など好きにさせておけば良い。私たちには不要なものだ。むしろ、孫堅が持っていた方が良かろう」
玄武「はぁ……」
司馬懿「何だ、私の考えが不服か? ……お前にしては珍しいな」
玄武「いえ。不服ではありません。ただ……」
司馬懿「ただ?」
玄武「孫堅たちを勢い付かせては厄介です。奴らは早く始末すべきかと」
司馬懿「そう思うか?」
玄武「はっ。それに董卓と賈駆の暗殺も邪魔立てされたと聞いております。これ以上の不確定な要素は不要かと」
司馬懿「なるほどな。だが、いかに孫呉が勢い付こうとも、曹操が私を警戒しようとも、私の計画に支障はないさ」
赤斗「さっきので誤魔化せたんでしょうか?」
火蓮「さあな。でも、まだ玉璽に固執するなら、きっと何か仕掛けてくるさ」
冥琳「早急に対策を立てておきます」
火蓮「任せる。さあ、一仕事して帰るとするぞ!」
赤斗・冥琳「はい」
それから、火蓮さんが玉璽を手に入れたという噂が広まるにつれ、僕たちの周りには多くの人と物が集まるようになった。
また火蓮さんの威風を慕い、様々な人間たちが援助を申し出てくる。
それら一つ一つを天祐と捉え、火蓮さんは徳高き王者として、援助を申し出てくれた人たちに接していた。
その振る舞いに感銘を受け、更に多くの人々が火蓮さんを慕って集まってくるという好循環の中、洛陽復興に力を注いでいった。
つづく
~あとがき~
呂です。読んでくださって、ありがとうございます。
真・恋姫†無双~赤龍伝~に出てくるオリジナルキャラクターの紹介
オリジナルキャラクター①『風見赤斗』
姓 :風見(かざみ)
名 :赤斗(せきと)
字 :なし
真名:なし
武器:武器:花天と月影……二振りの日本刀(小太刀)。赤色の柄で赤銅の鞘に納まっているのが“花天”で、黒色の柄で黒塗りの鞘に納まっているのが“月影”。
本編主人公の少年。
この外史では“北郷一刀”が主人公ではありません。
火蓮によって保護され“江東の赤龍”という異名を付けられる。
古武術を学んでおり、その奥義を使えば恋姫の世界の武将とも闘えることができる。
学んでいる流派には、『全ての奥義を極めしとき、その身に龍の力が宿る。』という伝承がある。
奥義には“疾風”“浮葉”“流水”“月空”“烈火”“絶影”“龍鱗”“狂神”などがある。
能力値:統率?・武力4・知力4・政治?・魅力?
オリジナルキャラクター②『孫堅』
姓 :孫
名 :堅
字 :文台
真名:火蓮(かれん)
武器:南海覇王……やや長めの刀身を持つ、両刃の直刀。派手な装飾はないものの、孫家伝統の宝刀。
孫策(雪蓮)たちの母親。
身長173㌢。腰まで伸びる燃えるような赤い髪の持ち主。
血を見ると雪蓮以上に興奮してしまう。
この外史“赤龍伝”では孫堅は死んでいない。
能力値:統率5・武力5・知力3・政治4・魅力5
オリジナルキャラクター③『諸葛瑾』
姓 :諸葛
名 :瑾
字 :子瑜
真名:藍里(あいり)
武器:不明
諸葛亮(朱里)の姉。
諸葛亮(朱里)とは違い、長身で胸も大きい女性。髪は金髪でポニーテール。
温厚で気配りのできる性格で、面倒見も良い。赤斗の世話役として補佐につく。
一時は、自分たちとは違う考え方や知識を持つ赤斗に恐怖心を持っていた。
政治、軍事、外交と様々な仕事をこなすが、朱里には僅かに及ばない。
能力値:統率3・武力1・知力4・政治4・魅力4
※能力値は「5」が最高だが、呂布の武力と劉備の魅力は「6」で規格外。
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この作品は、基本的に呉√にそっては行きますが、主人公も含めてオリジナルキャラクターが出てきます。
未熟なため文章におかしな部分が多々あるとは思いますが、長い目で見てくださると助かります。