注意!
これは恋姫†無双を基にした2次創作です。
一刀くんはチートです。主人公は頼れる存在が良いと思いましたので。やっぱり頼りがいがないと悲しいじゃないですか(汗
Alright, hope you enjoy this story!
―――― 早朝、庭 ――――
一刀「.......................」
一刀は早朝木陰で瞑想を行いつつ、今まで、そしてこれからのことを考えていた
一刀「(ここの人は本当に良い人達ばかりだな...こんな見ず知らずのオレをここまで迎えてくれた。オレの三国志の知識があってるなら、これから乱世が始まる...黄巾党だったな...そしたら必ずしも人が傷つく...[力]を使うには良いけど...子供の頃のトラウマって克服するの難しいんだよね...実際天の御遣いらしいから、こういう能力があった方が民に認められるのも速いかもしれないけど...化け物って思われる可能性も...う~ん)」
一刀が一人悩みこんでいると、周りに鳥、リス、小動物他が集まってきた
一刀「お前達みたいに、怖がらないで懐いてくれたらいいのにね」
苦笑いしながら、肩にのった小鳥をなでると、気持ち良さそうに体を一刀に委ね始めた
一刀「(とりあえず、怖がられる、怖がれないは別として、この人達は守ってあげたい...っとすればいずれかは人を殺すことになるのかな...こういう世界だもんな...爺ちゃん、オレを見守ってくれ...っと、それより)そこで隠れてないで、二人ともこっちに来て話さない?」
??「「!?」」
気配の感じる場所へ問いかけると、茂みからガサガサと二人が出てきた
蓮華に思春だった
思「...どうして我々の気配が分かった」
睨みをきかせ、一刀に問いだす
一刀「気配、氣等を感知することにちょっと敏感でね...それにこの子達も君達に気づいてそっち見てたし」
笑顔で自分の肩や頭やらにいる小鳥達を見る
蓮「やけに動物に好かれているのだな。それに逃げない鳥なんて初めてみるぞ」
っと、肩に乗ってる小鳥に触れようとするが、その瞬間小鳥は避けるかのように、反対側の肩へ移る。その反応に少し肩を落とす蓮華
一刀「あ~、何故かオレ以外に触れられると拒絶しちゃうんだよね。でもオレからは離れたくないみたいだし...これってオレの体質みたい。だから気に病まないでね蓮華。そんながっかりしないで?」
蓮「なっ!?気に病んでなどおらん!第一、気に病んでいるようにm『でも、こうしたらふれられるよ』―――っな!?」
急に一刀が蓮華の手を握り始めた途端、彼の氣に包まれる感じになる
蓮「(な、何だこの氣は...まるで母様に抱きしめられているような安心感がある...これはこの男の氣なの?)い、いきなり何をする!?ぶ、無礼もnっ!?」
照れ隠し ア~ンド ツンで一刀に当たるその時、先ほど拒絶された小鳥が蓮華の肩に乗った。
いきなりの出来事で驚きを隠せない蓮華に...
一刀「急に手を握ってごめん、でもこうしたらオレの氣が君に直接伝わるから、動物達も認めてその相手にも心を許すんだ。何でかな?オレの氣は動物達が好きになるような、匂いみたいな物でも有るのかな?」
ハハッと笑う一刀だが、蓮華にとっては笑えるような余裕は無かった
蓮「(何だっていうの?この気持ち...動物たちが好きになる匂い?バカな!そんな些細な事だけじゃないわ!どんなに探しても『相手』にまでその氣を送り込み同じ体験をさせることなんて...すごいとしか言いようがないわね)」
そう考えていたのは彼女だけではなく、今まで静観していた思春も思っていた
思「(私が反応できず蓮華様に近づき、ましてや手を握るその時まで気づかないとは...その上氣を彼女に分けて動物を寄せるようにするだと?バカな!武人として、氣の扱いがどれほど難儀か知っている。それをこやつは難なくこなしているだと...)」
思春自身、今の状況に目を疑っている
そう、氣は鍛錬すれば己自身に使える程度ならほぼ誰でもできる、という簡単なものでは無い。氣を扱えるのはごく一部。それだけでも一角の将になれるぐらいの資質があるもの。しかし、その自分の氣を相手に送り込み、一時的な放出ではなく、その相手に留めるという行為には莫大な氣とコントロールが必要..氣の熟練者の祭さえそれは出来ない。仮に出来ても、ほんの一瞬しか留められないだろう...それを息一つ乱さずやる一刀に思春は驚愕していた
一刀「まぁ、動物達も自分のしたいことがあるようだし、もう十分だよね?」
蓮「...っえ? あ、ええ、もう大丈夫だ」
すこし呆けていた蓮華は気を取り戻し、返事をする。一刀は気の放出をやめ、その途端に動物達は逃げていった。一刀はいいが、他の人達には近づきたくなかったのだろう...
一刀「ふぅ...で、なんであんな所から見てたの?」
蓮「......」
まださっきの経験が抜けてないらしい
思「...蓮華様」
蓮「え!?あ、ええ、ごほん...んん!」
思春の声で目を覚ました蓮華...頬を染めながらわざとらしい咳を一度する
蓮「冥琳があちらの方で軍議を行うらしい、お前を呼んでこいと思春が頼まれてな。私はただの付き合いだ」
一刀「そうだったんだ、呼んでくれてありがとう、それじゃまたね蓮華、思春」
笑顔を二人に向け、冥琳のいる場所へ移動する一刀...一方残された二人は
蓮「...ねぇ、思春」
思「何でしょうか蓮華様」
蓮「私は、初めてあやつと会った時に犯した自分の行動が恥ずかしい」
思「蓮華様は悪くありません、自分の姉の真名を知らない輩が呼べば、当然かと」
蓮「ふふ、ありがとう...でもいいのよ。あなたも感じだでしょう?彼の氣を...」
思「......」
蓮「私はあそこまで安心する気持ちになるなんて母様以来...いや、むしろ初めてと言っていいほど安らぐわ...袁術の下で客将なんてしている孫呉の立場なのに、ここまで気持ちが安らぐのは初めて...それに動物達が集まるほど穏和な存在...そんな心優しい氣を持っている彼に、あんな行動を取った自分が愚かに見える...」
思「蓮華様...」
蓮「あなたはどうなの?彼の印象は」
思「...正直、武に関しては分かりません。氣を使えるってことならそこらの雑兵には負けないと思いますが...正直あの者の氣に邪気はまったく無く、ただ単にその氣の膨大さに驚いております。悪い気はまったくしませんでしたが...」
穏やか笑みを作り、思春は彼が去っていった方を見つめた
蓮「へぇー、思春は彼に惚れちゃった?」
思「なっ!?お戯れを...そんなはずないでしょう」
蓮「顔を赤くしてそんな事言っても説得力無いわよ?」
思「...蓮華様!あちらで孫策様が北郷に抱きついてます!」
蓮「な、なんですって!?」
蓮華はすぐ振り向くが、誰もいない。振り返すと、思春がそばから消えていた
蓮「思春、そんな照れ隠しなんて初めてね...でも君主の私を騙し、その上逃げるとは...フフフ、ユックリオハナシガヒツヨウネ...フフフフ」
ダークネス蓮華が目覚めた瞬間であった...ちゃんちゃん♪
余談だが、思春はその翌日一時も蓮華の傍を離れなかった。その顔には少し怯えが見えたのは言うまでもない...
どうも、アメリカ育ちのLynxです。
次章に突入前に、蓮華と思春と一刀の間の亀裂を少しでも和らげようとする拠点を作りました!
いかがでしたか?変なところもあると思いますが、楽しんでいただければ嬉しいです。
それでは、これかも楽しみにしていただければ幸いです。
コメント、メッセージなど大歓迎です!ってむしろ書いてください。一人一人のコメント楽しみにしています。
これからオリジナル要素がどんどん入ると思いますので、お許しください(汗
それでは、I’ll see you next time!
英語と日本語の狭間でポツリ...Janglish Time!
スラング講座
Homie (ホウミー)
マブダチ、心の友、とかそういう意味を表します。
ではでは、次回にまた会いましょう!
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どうも、Lynxです、
ちょお~っと拠点的なものを作成しました。
原作でこの場面で雪蓮、冥琳、祭、穏以外は登場しなかったので、
その上3章で蓮華と思春は一刀とちょっと悪い立場な予感がしたので、少しでもその関係を修復する拠点をと思い今に至ります
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