まえがき

どうも今川光輝です。２回目の投稿となります。

前回は多くの方々の指摘の通り、作品を投稿する者としてあるまじき誤植をしてしまい(本来なら『北郷』のところが『本』郷になってました)大変申し訳ございません。コメントありがとうございました。

今後、このような事のないように日々精進していきたいとおもいます。

前作は、本家中国の『三国志外伝』の「張飛が針を通す(張飛穿針)」のパロディでしたが、私はＳＳが全然だめなので・・ああゆう結果になってしまいました。

今回からは長編を書こうと思います。かつて、とあるサイトで書いていたものの修正版です。

原作と違い、桃香と一刀が登場せず、男の劉備が主人公として出てきます。

私の力が至らぬだけでなく、はっきり言って原作崩壊なので、見れたものではないかもしれません。

どうか温かい目で見てやってください。

今回はプロローグだけなのですぐ終わります。

偽書・恋姫無双　『序章』

権力が１つの集まれば、必ず分かれる。

しかし、いくつもの小川がやがて１つの大河に集結するように、分かれた権力はまた１つに統一されるのである。

高祖・劉邦が築いた漢帝国も四百年を過ぎ、統治能力を失い天下は乱れつつあった。

首都・洛陽さえも、路上には死体が錯乱し、人が人を食い、死臭漂う街となる有様であった。

この広大な中華の大地は荒れるに任せるままであった。

だが、そんな時。

幽州に１人の風雲児が生まれていたのである。