No.171435 異世界冒険譚 魔法少女リリカルなのは月 A`S 15話RYOさん 2010-09-09 21:50:57 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:3979 閲覧ユーザー数:3647 |
yukito side
戦闘から帰ってきた俺は、そのままはやての家に向かった。
はやてに夕食に招待されているのだ。少し楽しみ。
――ピンポーン
「あ! はーい!」
ん? なんか玄関の近くで声がしたぞ?
扉が開いてはやてか出てきた。
「よう、はやて。悪いなちょっと外せない用事があってさ。」
「ユキ!? あ……えっと……その…」
「ん? どうしたんだ?」
「あれ? 雪人君?」
名前を呼ばれたので、はやての向こう側を覗いてみるとすずかがいた。今来たのか靴を履いている。
「ん? よう、すずか。すずかもはやてと知り合いだったんだ。」
「うん。図書館で会ってそれで……」
「俺と同じだな! そういえば、すずかも鍋に呼ばれてたのか? いやー楽しみだよな!」
「え!? えと! えっと……」
その話をすると、すずかもはやてと同じように焦りだした。
「どうしたんだ? 二人とも。」
二人が慌てていたら、車のエンジン音が聞こえてきて、はやての家の前で止まった。
「すずか様、お迎えに上がりました。」
その車から出てきたのはノエルさんだった。ん?
「……お迎えに上がりました?」
俺の言葉にはやてとすずかはピシリと固まる。
「……ちょっとお邪魔するぞはやて。」
そう言って俺は家の中に入っていく。
居間に入るとそこには
「あ~食った食った。はやての料理は鍋もうめーな♪」
「ああ。」
「うむ。確かに。」
「そうね♪ うふふ♪」
空っぽの鍋と、満足そうなヴォルケンリッターが!!
「ふ…ふふフふ……」
ヴォルケンリッターがこちらを向いて一斉に固まる。
「ユ…ユキト!?」
「「た…高科!?」」
「ユキくん!?」
ふふ……今なら九頭龍閃も出来そうだよ……
「フフフ…残念だよヴォルケンリッターの諸君。君達とこんな形で戦わなければならないとは……」
「ま…待て! 落ち着くんだ高科!」
「問答無用! トレースオン!」
投影するのはフルメタルなパニックのヒロインが使っている……
「是、カナメノハリセン!」
ただのハリセンに見えるが、これにはとんでもない効果がある。それは!
「ぶっとべぇえええ!」
――すぱーーん!
「「「「うわーーー!」」」」
ヴォルケンリッター達は部屋の端まで吹き飛んで行き、壁に激突した。
「痛っててて…。何すんだユキト!」
が、すぐに立ち上がって文句を言ってきた。
これがカナメノハリセンの能力! どんなに強い力でひっぱたいても、相手には傷一つつかない。さらに複数の相手を同時に突っ込める優れものだ!
「やかましい! 俺の飯食いやがって!」
「うるせえ! 今日という今日は我慢できねえ!」
「やるか!?」
「やってやろうじゃん!」
side out
hayate side
「あ~あ。また始まってもうた。」
私達の目の前ではユキとヴィータが喧嘩しとる。
「あっあの! 早く止めないと!」
すずかちゃんやノエルさんが焦っとる。
「ああ、大丈夫や。こんなんユキやヴィータたちが来てからは日常茶飯事やで。」
「そ、そうなんだ。」
「あの……なんと言うか賑やかですね……」
「そうですね。ユキが来てから……」
そっか、もう半年以上にもなるんやなぁ。
おまけ NGシーン
vita side
「ぶっとべぇえええ!」
――すぱーーん!
「「「「うわーーー!」」」」
あたし達は部屋の端まで吹き飛んで行って壁に激突した。
「痛っててて…。何すんだユキト!」
「ほう……諦めないのか? お仕置きを食らう事を。」
「うるせえ! 今日という今日は我慢できねえ!」
いつもはやられっぱなしだけど、もう怒った。叶わなくてもユキトに一発当ててやる!
「おい! シグナムいつまで寝てんだ! 抵抗してやるんだ!」
「くっ! しかし、高科は強い。怒った高科にできる事など……いまさらジタバタしたところで……」
「違う!」
シグナムが弱気になっていたので、あたしは強くシグナムの言葉を否定する。
「もう遅いかもしれねえ。間に合わないかもしれねえ。でもやらなきゃいけないんだ! ジタバタしか出来ないなら方法は一つ!」
あたしはみんなを見てニッと笑う。
「ジタバタしてやろうぜ!」
「っ!! ……ふっ。そうだな。私が間違っていた……将がこれでは情けないな。」
「ジタバタする……か。」
「そうね。やってみましょう。」
「なんだ……諦めて許しを請うと思ったらその態度は?」
ユキトはあたし達を見下ろして言う。その姿はさながら大魔王だ。
「ユキト……お前はツエーよ。お前見たいな雲の上の奴から見たらあたし達なんて子犬くらいなんだろう? それでもあたし達にもプライドってもんがあるんだ。だからこそ結果が見えてたってもがきぬいてやる!! 一生懸命戦い抜いてやる! 残りの寿命が十分だろうと三十秒だろうと同じ事だっ!! 一瞬…!! だけど…閃光のように…!! まぶしく燃えて生き抜いてやる!! それがあたし達ヴォルケンリッターの生き様だ!!」
あたしはユキトを睨みつけて言い放つ。
「よっく目に刻んどけよッ!!! このバッカヤローーーッ!!!!」
「来い! ヴィータあぁあああああ!!」
「うぉおおおおおお!!」
side out
hayate side
「ヴィータちゃん、どうしたの? それと止めなくて大丈夫?」
すずかちゃんがヴィータを指差しながら言う。
「漫画の影響や。それにこの程度日常茶飯事や。」
「そ……そうなんだ。」
「そうや。」
ヴィータ。私もあの時のポップのセリフは感動したわ。
あとがき
なんだろう。この感じ。
サッカーで俺がゴールを決めたと思ったら、他の奴がボールを追撃して、ゴールに入れられたような。
よく分かんないなwww
さて今回は、前回の戦闘の後、八神家によって夕飯を食べようとしたら食べられていたという事です。な、何を言ってるのか解らないだろうが俺も(ry
そして次回が回想だと良いな。
そしてNGシーン。
俺の中では本編を食われたような出来の気がするんですがどうでしょうか?
とりあえず今日はここまで。
じゃあねーバイバイ!
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交通事故によって死んでしまった主人公。しかし、それは神の弟子が起こした事故だった!?主人公はなぜか神に謝られ、たくさんの世界へ冒険する。
そして物語はA`Sへ・・・