一刀×稟
「一刀殿、少しお時間よろしいでしょうか?」
軍の撤収準備中に戯志才さんに呼びとめられた。
「戯志才さん? うん、良いよ」
いつもの思慮深い表情ではなく、どことなくそわそわした佇まいに見える。
「実はもう一つ謝らなくてはならないことがありまして。・・・・・・、実は、戯志才という名は偽名です」
「えっ?」
偽名? 戯志才じゃないってこと? なら、一般人にしてあの知略なのか?
「一刀殿にあれほどの信頼を寄せていただきながら、偽名を使っていたなんて、非礼の極み。どうかお許しを」
本当に申し訳なさそうに頭を下げられる。
「いやいや、そんなの気にしなくて良いよ。俺が名前を聞いた時はまだこういう関係じゃなかったしね。それに偽名を使うからには何か理由があったんでしょ?」
そこまでされると、逆にこちらが申し訳ない気持ちになってくる。しかし、偽名で戯志才が出てくる当たり、流石三国志の世界。
「はい。お話したと思いますが、私は仕えるに足る方を探す旅を続けていました。その為、下手に名乗ると各地の将の元に私がいたことが広まってしまい、仕官先で内通の噂がたってしまいかねないので」
なるほど。確かに、それは問題だ。例え君主は信じていなくても、同僚に不安がられてはやりにくいだろうし。
「そうか・・・・・・、仕官先を探すのも大変だね」
逆に、武の客将達は名を響かせるために普通に名乗るのかな? 単に面倒くさいって思っているだけかもしれないけど。
「えぇ。幸いにも華琳様はそういったことを気にする人ではなかったのですけれど。ですが、やはり一刀殿には謝っておかなくてはと思いましてね」
う~ん、別に良いのに。そんなことで怒らないし、名前が違ってもその人の本質が変わる訳じゃないし。
「そうか、なら本当の名前を教えてくれないか? 謝らなくても、俺にはそれで十分だよ」
「では、改めて。私の名は郭嘉。字を奉孝といいます」
郭奉孝だって? あの赤壁の戦いのあと、曹操に「奉孝が生きていればこの大敗はなかった」とまで言わしめた、あの神算鬼謀の!?
そりゃあ、頭の回転が速いはずだよ。ってか俺の測れる器じゃなかったのかも。
「なら、これからは郭嘉さんって呼べばいいのかな?」
「いえ、一刀殿なら稟で結構です。元々、あの軍議の時から真名を預けようと決めていましたから」
「わかった。郭奉孝の真名「稟」を預からせてもらうよ」
「ありがたき幸せ。・・・・・・、それではそろそろ華琳様に合流しなくてはいけませんので」
真名を受け取ってもらいホッとしたのか、安堵した様子だ。
ん? 赤壁の戦いではもういなかったんだよな。えっと、なんで亡くなったんだっけ・・・・・・
「おぅ、頑張れよ~。鼻血には気をつけ・・・・・・。待った! 稟!!」
「どうかしましたか?」
そうだっ! 南方への遠征での病にかかって、だったよな。
この世界では歴史と違う部分もあるけど、一緒のところも多い。もしかしたら、既に病にかかっているかもしれない。
「鼻血以外に体調は悪くないか?」
あまりに真剣な俺の声に面を食らったのか、戸惑いまがらも口を開く。
「えっ? えぇ、特に問題はありませんよ。昔に大きな病なかかったこともないですし」
本人には自覚のない形で進行している可能性もある。でも、これは本人に言っても仕方ないし、下手に言って不安にさせたくない
「・・・・・・、そうか。なら、いいんだ」
「心配していただけるのは嬉しいですが、大丈夫ですよ。この体質も昔からですし、もう慣れっこですから。それではお元気で!」
本人は鼻血について心配されているものだと思っている。
「あ、あぁ。絶対にまた会おうな」
さて、俺のすべきことは・・・・・・
一刀×華琳
「ちょっと良いかしら?」
「ちょうど良かった。どうしたの、曹操さん?」
「一刀、どうして私の名前を知ってたの? 稟が知っていたのは分かるけれど、それを聞かされていたとも思えないわ」
そこを掘り返してきますか。出来れば流してもらいたかったんだけど。
「そ、それは・・・・・・」
どうしよう。言った方が良いのか?
「言えない?」
「言えない、というか言っても分からないと思う。それに聞かない方が良いかもしれない」
今の自分の正直な意見を述べることにした。曹操さん相手に上手く躱す自信ないしね。
「それを決めるのは私自身ではないのかしら?」
「まぁ、そうかもしれない」
そう言われると、確かにそうなんだけど。難しいな、なんて言おうか?
「・・・・・・、でも、やめておくわ」
「えっ?」
あれ、引き下がった?
「何、馬鹿みたいな顔してるのよ」
「いや、だって聞きたいんだろ?」
なんでだろう。ここまで押してきてあっさり引くなんておかしい。何か裏があるのだろうか?
「聞きたくないと言ったら嘘になるわね。言っておくけど、その内容が突飛なものであっても笑い飛ばすことなないわ。でも、きっとそれは今の私には過ぎた情報になりかねない。それで私の覇道が揺らぐとは思えないけど、それありきでこれから歩んで行きたくはないもの」
流石、曹孟徳だと思った。見た目は可愛い女の子でも、覇道を歩む者なんだ。
「そうか。やっぱり君は曹操だよ」
「ふふっ。当然じゃない。それでさっきの、ちょうど良かった、って何のこと?」
不味いな、今の話の展開だとこれは多分言わない方が良いかもしれない。
言わない方が良いか? いやでも、これは言わないと、稟が・・・・・・。
「もしかしたらこれは言うべきじゃないかもしれない。でも、これだけは言わせてくれ」
「・・・・・・えぇ、構わないわ」
一瞬、不快な表情をみせたが、頷いてくれた。
「ありがとう。郭奉孝の、稟の体調にだけは気を配っておいてくれ」
「稟の? あぁ、鼻血の件が心配なのかしら?」
意外、といった風情で質問をしてくる。
「いや、そうじゃない。もっと根本的な身体の病の方を注意しておいてほしい」
「あの娘が病を患っていると?」
俺の声から、曹操さん真剣な表情をしている。
この件に関しては本気で受け取ってもらいたかったので、非常にありがたい。
「それは分からない。もちろん、取り越し苦労になるのが一番だけど、ちょっと不安なんだ」
「・・・・・・、分かったわ。その件に関しては任せてちょうだい」
「ありがとう」
少々、腑に落ちてはいない様だが、とりあえずの確証を得ることが出来た。
「それにしても、一刀がそんなに稟のことを大切に思っていたとはね、ちょっと意外だったわ。私に仕えると言ったときも、案外冷静だったし」
「それはちょっと違うな。大切に思っているかどうかはあんまり問題じゃないんだよ。前に魏延さんにも話したんだけど、俺の目の前で命が失われるのは嫌なんだ。しかも、それを目前にして何もしないのは猶更ね。でも、勿論稟のことは大切だよ?」
稟のことが大切ではない様に感じられそうだったので、一応言っておく。
「でしょうね」
「曹操さんだってそうでしょ?」
「私は違うわ。優秀な者は好きだし、そう思うかもしれないけど他にはそうは思わない。まぁ、「優秀」にもいろんな形はあるけれど?」
意味深な笑みを浮かべながら言う。
「なるほど、君のところで働く人は幸せだね」
「あら、私は一刀も好きよ?」
ここで、照れたらなんとなく負けな気がする。
「そう? ありがとう曹操さん」
「むっ。何よ、その余裕」
非難めいた視線をあてられる。
何かよく分かんないけど、勝った!! はず。
「内心は動揺しまくりだけどね」
「まぁ良いわ。あと、これから私のことは華琳で良いわよ」
「えぇ!? なんで!?」
ここで俺に真名を渡すの!? 何も脈絡もないし、なんでだよ!
「あら? 今度は動揺を隠しきれてない様ね?」
悪戯な表情でこっちを見てくる。
曹操さんってその表情がすごい合っている気がする。
「そりゃそうだよ! って、その為に真名を許した訳じゃないよね?」
「貴方、私に喧嘩を売ってるの・・・・・・?」
曹操さんの背後から炎が立ち上っている。幻覚なんだろうけど、すげぇ怖い。
「い、いや、そんな気は全然ないんだけどさ。なんで許されたか見当がつかなくてね」
正直、皆目見当がつかない。戦に関しても、俺の手柄なんてほとんどない。強いて言うなら、砦で女の子を一人助た位で、後は勝手に怪我してみんなに迷惑かけただけだ。
「はぁ、やれやれね。稟の体調の話は実際は彼女の為だけじゃないんでしょ?」
「っ!!」
「これは私の為でもある。恐らく私が聞きたくないと言った、一刀しか知りえない情報の中からの話。しかしそれでも、言わなくては私か稟、もしくは両方が傷つく、あるいは死に至る程度のことなのでしょうね。そこまでしてもらって、何もせずに帰れるわけがないでしょう」
「お見通しですか・・・・・・」
こっちがやれやれだ。本当に聡いな、言外の意味からすぐにその本当の意味に辿りついてしまう。
この娘の前では嘘はつけないみたいだ。元々、嘘が上手くないらしいけれど。
「まったく、私を誰だと思っているのかしら」
「治世の能臣、乱世の奸雄の曹孟徳」
性別は違えど、曹孟徳としての存在には何の変化もない。
だからこそ、この評価を送ろうと思った。
「ふむ、治世の能臣、乱世の奸雄か。良いわね。それ、気に入ったわ」
「それはどうも」
「全く、私に対して隠し事なんて一刀じゃ不可能よ」
「どうかな? 多分、一つだけ気付いてないことがあるよ」
さっきの意趣返しだ。ちょっと恥ずかしいけど、いってやる!
「あら? 何かしら?」
「華琳も既に俺の大切な人の中に入っているってこと」
「・・・・・・」
あれ? おかしいな。俺の思っていた展開と違う。ここで華琳が照れる表情を見せるはずなんだが。
でも、今は華琳の表情をうかがう余裕がない。
なぜかって? そりゃあ、俺の後ろから、圧倒的な威圧感が押し寄せてきて、動けないからさ。
「ほ~ぅ、隊長。二人で何話とるかと思いきや、出会ったばかりの人にちょっかいかけてんのかいな」
重いっ、声にドスが効き過ぎてる・・・・・・。
「まっ、魔王!?」
「字が違う気がしないでもないけど、まぁええわ。うちらが戦後処理をやってる間に、一人でお楽しみやったみたいやねぇ・・・・・・」
未だに振り向くことが出来ない。やばい、やばいよ、この状況。
「こ、こ、これは違うんだ、稟の体調のことについて話してたんだよ」
実際、これは本当のことだし。これで誤解が解けてくれれば良いんだけど。
「へぇ? 鼻血について話すと、俺の大切な人の中に入っているってこと、なんてあま~い言葉がでるんかな、隊長は」
やっぱりそうなりますよね~。
「いやいやいや。そ、それはこ、言葉の綾というやつでございまして。ねぇ、華琳、そうだよな!?」
華琳! 俺を助けてくれっ!
「えぇ、一刀は「もし良かったら、帰るのを一日遅らせて閨でもどうだい?」って言ってくれたわ」
・・・・・・。
「はいぃぃ!? 華琳、はめやがったなぁ」
駄目だ、華琳の顔がさっきのあのドSの時と同じになってる。糞がぁ!!
「おい・・・・・・、こら、そこのすけこまし」
「あ、あの。マ、マオウサン?」
せっかく、生きて戦場から帰ってこれたのになぁ。ここで俺も終わりか・・・・・・。
「そんなにはめられたいんなら、これでもどうや?」
「何処に、何を!? 構えていらっしゃる螺旋槍があまりに不吉なんですが・・・・・・。どう考えても、螺旋槍は無理でしょ!?」
螺旋槍が俺を!? 無理無理無理、普通に死ぬ。死ぬにしても純潔を守って死にたいです!
「それが、辞世の句で良いんかな?」
「いやです、無理です、ごめんなさい、まだ死にたくないです、まだ男でいたいです」
ようやく金縛りが解けた。生き残りたい、生き残りたい、まだ生きてたくなる。
「あっ、こら、逃げんな~!」
「どう考えても、逃げるだろーが」
「何にもせぇへんから、な?」
怖い、怖いっす、真桜さん!!
「何が「な?」だ! そんな妖しい笑み浮かべられて行く方がおかしいって!」
とにかく、ここから逃げなくちゃ。生死と貞操の危機が迫って来る。
「え~い、やかましい。素直に捕まらんかい!!」
「ばか・・・・・・」
趙雲×焔耶
「趙雲、少し良いか」
「ん、魏延殿。どうかなされたか?」
「戦が終わってすぐに言うことではないと思うが、私と手合わせしてもらえないだろうか?」
「ふむ、・・・・・・良いだろう、受けて立つ」
「恩に着る」
―――中略―――
「昨日とは全然違う、良い動きになったな」
「よく言う、結局私の攻撃は一度も当たっていないというのに」
「それでも違うものは違うのだよ。して、此度の戦で何かが見えたか?」
「どうだろうな、正直言って分からん。が・・・・・・」
「が?」
「恐らく、貴様の言う『強さ』が一つの形ではないということは感じた。北郷隊の一人とっても違っていたしな。しかし、今の私にそれがあるのかと言われたらあまり自身はない。それ以前にそれが何なのかすら、確実に捉えられていないだろうな」
「そんなもの、当たり前だ」
「へ?」
「今まで何も考えずに暴れていたやつが、今日ようやく考え始めていきなり分かるはずがなかろう。私はもとより、厳顔殿や黄忠殿ですら未だそれを完全に持っている訳ではあるまいよ。この先、魏延殿が何を想い、何を求めて生きていくか、その歩みこそが極地へ至るための糧となる。ここでせっかくきっかけを得たのだ。今の想いを忘れず進めば良いのではないか」
「そう、か、そうだな」
「正直、この戦だけで魏延殿がここまで変わるとは思っていなかったよ。せいぜい今までの行動を反省する位だと高を括っていたが、その二歩程先まで成長していた。それだけで今は十分すぎるさ」
「よ、よせ! 恥ずかしいだろうがっ」
「おや? 勇猛を誇る魏延殿も褒め言葉には弱いとみえる」
「・・・・・・、それで趙雲、これからはどうするんだ? 北郷について行くのか?」
「なんだその聞き方は? まるで自分は北郷殿について行くが、お前はどうする? と言っている様なものだぞ」
「べ、別にそんな訳ではないが・・・・・・」
「良いのではないか? 北郷殿の近くに居れば成長できると判断したのだろう? ならばそれが良いさ。そしてそれは私の願いでもあるしな」
「?? どういうことだ?」
「私はもう少し回ってみようと思う。今回の黄巾党との戦でもまともな指揮官がいなかったのにも係らず、あれ程の動きを見せた。通常ならば、どう考えてもそれは無理なことだ。仮にも軍を率いていたお主ならば分かるだろう?」
「まぁ、確かにな。うちの精鋭たちでもあの動きは厳しいかもしれないな」
「それにだ。あの砦に黄巾党が集結しだしたのは、北郷殿があの街に着いてからだ。襄陽はそれなりに大きいが、あれ程の軍勢で襲う街でもない。明らかにきな臭いだろう?」
「そう言われると変なことが多すぎる気がする」
「しかし、それはどの地域でも起こってるかもしれない。だから、もう少し回ってみるのだよ」
「? 何で北郷の近くに私がいるのがお前の願いになるのだ?」
「もしこれが、黄巾党単独ではなく、別の意志が介入しているならば必ずまた北郷殿は狙われる。風や稟も北郷殿の元に留まるか分からんし、私はいなくなるしな。そこで、お主がいてくれれば戦力の補強になる」
「なるほど。しかし、意外だな。そこまでお前が北郷を買っているとは思わなかった」
「おや? それは心外だ。彼の方は今のところ私が唯一、主と仰ぐにふさわしい方だと思っているのだがな。それに、彼の見るこの國の先を見てみたい。だが、恐らくこれが本心なのだろうな」
「それは?」
「ただ単に北郷殿には死んでもらいたくないだけだ」
「なぜ、そこまで? あって数日しか経っていないのだろう?」
「ふっ、お主もそのうち分かるさ。おっと、どうやら皆が集まってきているようだ。私たちも行くとしようか」
「趙雲」
「何だ?」
「私の真名を預かってくれないか?」
「ほう、良いだろう。焔耶、北郷殿を頼む」
「ああ、任せてくれ」
「ならば、私も真名を「待ってくれ!!」
「む?」
「お前の真名はまだ預かれない。そっちが良くても、私がそれに耐えられない。だから、また会う時に、その時に、私もお前も真名を呼び合うに足る人物だと思ったら、預けてくれないか?」
「お主が、それで良いのなら構わぬ。ならば、その成長期待させてもらうぞ」
「ああ!!」
○○×△△
何処とも分からぬ暗闇の中に蠢く影が二つ。
少年と青年だろうか、ともに同じような服装をしている。
「おい、貴様があの軍勢ならばなんの問題もなく、あのクソ野郎を殺せると言ったはずだが?」
厳しい視線を青年に向ける。
「いやぁ、まさか厳顔、黄忠の援軍があるとは思いませんでしたよ。流石、天の御遣いといったところでしょうか?」
特に悪びれる様子もなく、むしろ楽しそうに応える。
「俺が協力者面してあの女どものとこに行ってやったっていうのに、木偶人形の援軍ごときに覆されんじゃねぇ、糞が。俺が直接殺しに行ければ何の問題はないんだが」
「北郷一刀への直接的な介入は貂蝉と卑弥呼に邪魔されてしまっていますからねぇ」
「ちっ、あの筋肉ダルマどもが。脳筋ならば御しやすいのだが、小細工だけは上手い」
少年はかなり苛立っているようだ。
「ですねぇ。まぁその代わりに向こうも直接介入は出来ない様ですし」
それに対して、青年はそれが嬉しいかのように上機嫌になっている。
「結局、今のところは操り人形どもを使ってしか方法がないのか、面倒くせぇ」
寝転びながら、確認するように少年は言う。
「つまり、この先もまだ退屈な時間が続くと。どうですか、私と呉の方に遊びに行くというのは? 貴方の水着姿が見たいですしね」
「寄ってくんじゃねぇ、このホモがっ」
寝ているにもかかわらず鋭い蹴りを放つが、ひらりと躱されてしまう。
「つれないですねぇ。まぁ、それが良いところでもあるんですが。では種を撒きに行ってきます。では後ほど」
そう言うと、青年の姿が消えた。まるで元からそこに居なかったように。
残された少年は、苛立ちを乗せた声で呟く。
「二度と顔見せんじゃねぇ、干吉」
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今回は遅筆と言うより、リアルの方が忙しくて全然更新できませんでした
塾講師として夏期講習にフルで参加したり、アニサマに両日参加したり大変でしたwww
さて、今回は話の続きではなく、その幕間と言いますか
自分の中で少し補完しておきたい部分を書かせてもらいました
前回から会話しかない部分がありますが、自分の中で心情を書きたくないというか
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