No.165597

真・恋姫†無双短編、愛紗の夏の思い出

テスさん

 蜀で開催されたお祭り「蜀都祭」を舞台にして、『愛紗の夏の思い出』を考えてみました。
 愛紗ファン、蜀が好きな皆さまへ、ささやかな楽しみになれば幸いです。

2010-08-14 00:29:54 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:13798   閲覧ユーザー数:11532

真・恋姫†無双短編、愛紗の夏の思い出

 

 

「南地区、今のところ異常ありません!」

「そうか。何が起こるかわからんからな。引き続き警戒を怠るな」

 短く返事をした兵士が走り去っていく。

 その後ろ姿を眺めながら、愛紗は申し訳無いという気持ちに苛まれていた。

 

 * * *

 

 もうすぐ天の御使いが主催する祭が蜀都で開かれる。他国の重鎮たちも、興味本位で視察に来るそうだ。

 ――失敗は許されない。

 愛紗はそう思った。

 だが軍議に連ねる将軍達は皆、気楽なものだった。

「もうすぐお祭なのだ! 翠!」

「あぁ! 今度こそ早食い対決に決着をつけるぜ、鈴々!」

 遊ぶことしか考えていない二人に、

「やれ、その日が非番とは限らんのではないか?」

 と、桔梗が諭すと、二人に限らず多くの者が凍りついた。

 その事なんだけどと、彼女達の主人である北郷一刀が口を開いた。

「できれば皆にも、お祭りを楽しんでもらいたいんだ。最低限の人数を警備に回す方向で行きたいんだけど……」

 彼と眼が合い、己に問われているのだと理解した朱里は、申し訳なさそうに答える。

「ううっ、ご主人様ぁ……。一部隊だけで、何とかしていただかないと。その……、予算が……」

 ――本当にごめんなさい! と、北郷一刀は皆に謝った。

「じゃぁ、くじ引きだねっ……」

 いかにも、深刻ですよという声色を出して桃香が前に出る。その手に握られたくじを見て、誰もが戦々恐々となる。

 祭の日に誰が好き好んで警邏の仕事などと……。そして何より、部下から恨まれる。

「相変わらず用意良いよな……」

 と、ぼそりと一刀が呟いた。

「さぁ! 誰からでもどうぞ!」

「では、私から――」

 

 * * *

 

「何が、――さすが愛紗、だっ!」

 星の一言に柳眉を逆立て、悔しさを柄に乗せて地面に叩きつけると、今度は自嘲めいた笑みを浮かべた。

 頭の中に浮かんだ疑問に、愛紗は一瞬にして答えを弾き出してしまったからだ。

 この大切な日に、他の者が警備を担当することになれば。――心配で、祭を楽しむことなどできはしないと。

 そういう意味でも、これで良かったのかもしれないと愛紗は思うのだ。

 辺りを見渡せば、幾つもの民の笑顔が飛び込んでくる。

 子供達が愛紗に向かって手を振っている。また違う場所では、労いの言葉と冷たい水が民達から兵士達へと手渡される。

 いつしか暗雲は消え失せ、心地よい風が愛紗の中で吹き抜けていた。

 この平穏を、民の笑顔を守るのは他のどの隊でもない。

 ――我が関羽隊なのだ!

 そんな熱い想いを胸に秘め、愛紗は青い青い空を見上げる。

「――必ずや、ご期待に応えて見せます。ご主人様」

 子供達がはしゃぎながら彼女の脇を駆け抜けて行く。額に浮かぶ汗を腕で拭い、愛紗は再び歩き出した。

「愛紗おねーちゃーん!」

 人通りの多い中央を愛紗が歩いていると、紫苑に抱かれた璃々に声を掛けられる。

 二人は薄紫色の浴衣に身を包んでいた。よく似合っていると愛紗は思った。

「おぉ、璃々に紫苑ではないか。楽しんでいるか?」

 その問いに元気よく答えた璃々の手には、綿飴が握られていた。口の周りは溶けた綿飴がべったりとくっ付いていたので、愛紗は手拭いで拭き取ってやる。

「ごめんなさいね、愛紗ちゃん」

「いや、これくらい大したことではない」

「ありがとー! はい、愛紗おねーちゃんにもあげるね! あーん」

 綿飴を摘まんで愛紗の口元へと差し出すと、愛紗は遠慮することもなくそれを唇で挟んで受け取り、人差し指で押し込んだ。

 口の中に広がる幸せが、彼女の笑顔となって零れ落ちる。

 愛紗が感謝を告げると、璃々は綿飴を摘まんだ指を愛紗へと差し出す。

「――はい!」

「――ん?」

「えっとね、指を舐めさせてあげると喜ぶって、お――」

「――!?」

「――それじゃ、お仕事頑張ってね! 愛紗ちゃん!」

 紫苑は璃々の話を無理やり遮り、人混みに紛れるように消えていった。

 人差し指をぺろりと舐め、決して深く考えまいと、愛紗は任務へと戻った。

 

 * * *

 

 この夏祭は形式上、日没までとなっていた。だがまだ騒ぎ足りない者達は、祭はこれからだと声を張り上げる。

 疲れ切った部隊も夜番と交代し、心機一転、厳戒態勢で任務に当たる。

 勿論、昼番である愛紗も例外ではない。後任に引き継ぎ、自室へと戻っていた。

 が、任務から解放されたのかというと、そうではない。

「小さないざこざはあったものの、大きな揉め事もなく無事に任務を遂行……」

 報告書である。

 責任者としての仕事が、彼女にはまだ残っていた。

 蝋燭を明々と灯し、筆を走らせながら愛紗は思う。

 民の安全の確保へ奔走してくれた部下達は、本当に良くやってくれたと。できれば恩賞を与えてやりたいと。

 だが愛紗にはその権限が無かった。

 深い溜息を吐いた。朱里を説得せねばなるまいと……。

 しかしそれは頭の痛い話である。他国と同じように蜀も内政に力を入れており、愛紗が所属する軍部にも皺寄せが来ているほどなのだ。

 まして、あの二人が突然思い立ったように計画し、朱里と雛里が涙を流しながら予算から捻出したお祭である。

 ……くっ、説得あるのみ。

 愛紗は報告書を書き終えると同時に、考えるのを止めにした。

 

 * * *

 

 大きく背伸びをした愛紗は、誘われるように食卓台の椅子へと腰を下ろした。左右の肘を付いて顎を両手に乗せ、ぼんやりと――その琥珀色の瞳を一点へと向ける。

 所々に桃の花弁が散りばめられた、彼女にとって馴染みのある緑色の浴衣。

 それを手に届かない、遠い存在のように眺める。

 愛紗は警邏の最中、浴衣を着て楽しそうにしている仲間達を何人も目撃していた。中には、最愛の人の前でくるりと回る姿も……。

 その笑顔が今でも忘れられない。

 疲れきった心と身体が睡眠を欲しているのに、心のどこかで、祭が終わるのを拒んでいる。

 ……暖かな場所へと、深く深く沈んでいく。

 ――私の浴衣姿を、ご主人様にご覧になっていただきたい。そしてご主人様と二人で屋台を巡るのだ。そうだ、途中で綿飴を頬張ろう。

 職人の手から、手際よく生み出される飴細工。その透き通る美しさに見惚れていると……

「――愛紗?」

 ――肩を叩かれ、

「――お~ぃ、愛紗~?」

 何かがおかしいと愛紗は思った。

 現実へと引き戻された愛紗は慌てふためく。

「――ご、ごごごっ、ご主人様!」

 息が掛るほどすぐ傍で、敬愛する主人に覗き込まれていたことに、愛紗は恥しさの余り立ち上がって距離を取る。

「部屋から灯りが漏れているのに、返事がないから心配になって……。その、無断でお邪魔させてもらったんだけど――」

「い、いえ、構いません。それよりも、こんな夜更けにどうされたのです?」

「うん、愛紗にありがとうを伝えに、ね」

「そ、そのような! この関雲長、ご主人様の臣下として当り前のことを、したまでです、が……、その……」

 言い淀んだ愛紗に、一刀は話を続けるようにと促す。

「私のくじ運の所為で、部下の大切な時間を奪ってしまいました。誰かがこの任に就かねばならないと、存じてはいるのです。――ですがこのお祭りという貴重な日に、愛する人と過ごせぬ者達はその……、とても辛い想いをして。せ、せめて我が隊の者達には、桃香様や、ご主人様から恩賞を賜りたいのです!」

 愛紗には珍しい嘆願である。

「この大切な時期、予算が厳しいことも重々承知しております! ですが何卒!」

 自分のことは構わないと、せめて部下の働きには報いてやってほしいと、愛紗は深く頭を下げ、何度も乞うのだ。

 そんな愛紗に一刀は……

「恩賞の件に関しては大丈夫。愛紗が心配することは何にもないよ」

 気の良い返事を返すのであった。

 

 一刀も桃香も、他国から視察に来た重鎮達を持成しつつ、ただ祭を楽しんでいた訳ではない。

 国内の豪族や豪商にも挨拶に周りながら、早くも次の協力を募っていたのだ。

 さらに、今からでも遅くはないっ! と、今回の祭を援助してくれたなら、協賛者として瓦版に名を連ねられると、桃香達は筵を売るような勢いで資金を集めて回っていたのだ。

 渋る者には協力してくれた人達の名を上げていき、好敵手や、さりげなく仲の悪い人の名前を出して、彼らの退路を断ち切るという強かさを見せる――。

 

 その話を聞いた愛紗は感無量な面持ちで、静かに、深く頭を下げる。

「ご主人様や桃香様のお陰で、私の肩の荷が下りました」

「んー、でも関羽隊の皆には悪い事しちゃったな……。確かに祭の日に家族と一緒に過ごせないのは辛いよな……」

「そうですね……」

 二人の間にほんの少し、静かな時間が流れた後、

「……愛紗も俺と一緒に過ごせなくて、寂しかった?」

 突然、一刀の悪戯な問いかけに、愛紗の顔は真っ赤に染まる。

「なっ! そ、そのようなっ――!」

「俺は寂しかったな……」

「――っ! ご、ご主人様は私の気持ちをご存知の癖に、意地悪をするのですね……」

「うん、愛紗のことが好きだからね」

「~~~~~~!!」

「そうだ、愛紗っ!」

「――は、はい!?」

「浴衣、愛紗の浴衣姿が見たいな」

 いや、そんなっ! と、髪を気にしつつあたふたすると、丁寧に折り畳まれた浴衣を手に取り、その豊かな胸の前でギュッと抱きしめる。

「ご主人様が、わ、私の浴衣姿を――。ゆ、浴衣姿など、皆ので、その……、見飽きたでしょう?」

 肌を晒した肩を上下させ、上目遣いで弱々しく問いかける。

「えっ? いや、そんなことないよ! 愛紗の浴衣姿、見てみたいな!」

「そ、そんなに私の浴衣姿が、ご、ご覧になりたいのですか? ですが祭はもう終わって……」

「でも二人の時間はまだ……だろ? それとも愛紗は、俺に浴衣姿を見せてくれないのかな?」

 ぱぁっと花咲くように喜びの表情を浮かべた後、すぐに真面目な表情を取繕う。が、頬が緩んでいた。

「し、仕方ありませんね! ご主人様に、そ、そこまでお願いされては!」

 コホンッと咳払いをした愛紗は、

「ではご主人様、今から着替えますので、しばらく外でお待ちください」

 一刀の背後に回り背中を押す。愛紗の頬が早くも緩んだ。

「外!? 愛紗の生着替えは!?」

「駄目です! そもそも人の着替えを覗くなどと――!」

「覗かない! 愛紗の可愛い姿を傍で――!」

「――よっ、余計に性質が悪いです! そ、それに、そのような甘い言葉でっ、わ、私は誤魔化されません! 外でお待ちください!」

 抵抗も虚しく、外へと追い出されるのであった。

 関雲長の可愛い鼻歌が、扉の向こう側から微かに聴こえて来る。

 ――夜は長い。

 逸る気持ちを押さえつつ、この蒸し暑い夜、愛紗を誘って涼みに出掛けるのも悪くないと、一刀は扉の前で心待ちにするのであった。

 

 * * *

 

 祭も終わり、街が普段の姿を取り戻した次の日の午後……。

 宮殿前の広場が緑一色に染まる。

 まるで芸術のように整列した蜀の軍隊。その部隊の先頭では牙門旗が掲げられ、大きな音を鳴らしていた。

 王座の間へと続く長い階段。その一番上に蜀の王である桃香と天の御使いである一刀の二人が、その傍らに参謀である朱里と雛里が控えていた。

 雛里が手を上げると、一瞬にして場は静寂に包まれる。

 それを見届けた雛里は朱里に合図を出す。

 司会進行役である朱里が一歩前に出て、目一杯声を上げた。

「これより第一回蜀都祭、感謝式典を始めます! まず初めに、天の御使いであられますご主人様にご挨拶を賜ります!」

 少し緊張した面持ちで一刀が前に出る。

 この炎天下の中、彼が長々と話をするはずもなく、冒頭で理由を告げ、祭の参加者や協力者に、素直に感謝を述べるとすぐに下がってしまった。

 その余りの早さに、はわわと朱里が慌てる。

「つ、次に! えーっと……、そのー……、そうです! 蜀都祭の功労者表彰に移ります! 関羽隊代表、関雲長! 前に!」

 愛紗の力強い返事が響く。背筋を伸ばし堂々と、階段を一つ一つ上っていく。

 その姿を、将兵達は様々な想いで見上げていた。

 あの時に己が志願していればと後悔する者――

 関羽隊の働きを素直に称賛する者――

 その名誉を羨望する者――

 あの場所にいつか必ずと決意する者――

 すべてを一身に浴びて、愛紗は頂上へと辿りついた。王の前で一礼する。

 桃香は雛里の持つ賞状盆から表彰状を受け取ると、大きな声で読み上げる。

「表彰状、混乱の要素を数多く含んでいた今回の蜀都祭に、何事も無く、民の安全を守り抜いた関羽隊の功績は非常に大きい。よって、――ここに讃えます! 蜀王、劉玄徳!」

 桃香から手渡されるそれを、関羽は厳かに受け取る。

「この働きにより、関羽隊には特別に勲章と恩賞が与えられます!」

 喝采の中、愛紗が深く一礼し、部下達に向かって表彰状を掲げると、関羽隊からは割れんばかりの鬨の声が上がった――

 

 * * *

 

 大歓声の中、手を振りながら階段を下りていく愛紗の背中を、桃香は満面の笑顔で見送った後、隣にいる一刀の耳元で叫んだ。

「ねぇねぇ、ご主人様! 愛紗ちゃん、すごく嬉しそうだったね!」

 この歓声に掻き消されないように、一刀もまた桃香の耳元で叫ぶ。

「あぁ! 資金集め、順調に行って良かったよ!」

「……昨日の夜、何があったの? ねぇねぇ、ご主人様~」

 義妹の晴れ姿に、姉である彼女は心から喜んでいた。が、一刀を映すその瞳には薄らと妖艶な光が宿っている。

 これは好奇心などでは無い。

 嘘は絶対に吐けないと一刀は思った。

「お祭の日の夜に、愛紗にお疲れ様を言いに……」

「ふーん、じゃぁじゃぁ、私もご主人様からご褒美ほしいな!」

「え……、ご褒美!?」

「朱里チャーン、雛里チャーン。頑張った私たちにはご褒美なしだって~」

「はわわ! 最低です!」

「あわわっ、もげろッ!」

「何がも――げっ!? 雛里サン!?」

 雛里は賞状盆を一刀に向かって投げつけると、カコーンっと彼の頭から良い音が響いた。

「きゃー、ご主人様! 大丈夫!?」

「はわわっ! 早くご主人様を!」

「あわわ……、とんでもないことを!」

 一刀の視界が暗闇に包まれると、昨晩の愛紗との思い出が走馬灯のように煌く。

 愛おしいと、――彼女の想いに包まれて、一刀は意識を手放した。

 貴方と共にあると決めたのです。

 ですから、私だけ可愛がってとは言いません。

 ですが二人でいるときは、沢山甘い言葉をください。

 他の子達よりも沢山。愛していると仰ってください。

 この張り裂けそうな気持ちを――私を、受け止めてくださるなら……

 どこまでも――、ついていきます――

あとがき

 夏祭り用に作成したんですけど、どうにも愛紗の話は藪蛇にしか――コホンッ!

 素直に言います。

 未完成でスマソ。

 愛紗の夏の思い出が甘過ぎたので、祭の参加は見送りました。

 

 ついでに、萌将伝、まだプレイしてないのです。

 そんな訳で、蜀で開催されたお祭りを舞台に『愛紗の夏の思い出』を作成してみました。

 いかがでしたでしょうか?

 楽しんでいただけたなら、ここまでキーボード叩いた甲斐があるというものです。

 

 萌将伝が発売されてから、いろんな想いを詰め込んだつもりです。

 愛紗のことは、妄想という自己満足で終止符を打ちつつ。――ぐすん。

 当初、1000文字程度で終わらせるはずだったんですけどね、さすがに嫌みですよね……。だからと言って、話を全部書く訳には……いきませんでした。

 

 璃々の綿飴の話で、だいたい話の見当はつくでしょう? この伏線を回収するとしよう。

 ――内容は『え、それなんて桂花?』――違います。おねだり愛紗です。愛紗が後で思いだして、悶絶するほどのシーンを想像してみよう!

 

 ――ね、無理だったでしょ♪

 

 最後のページは走馬灯の一部。愛紗の濡れた唇から紡がれた想いで、最後にこうなる予定だった。

『愛紗の(甘い)夏の(夜の)思い出』

 浴衣もはだけちゃうよねー! 夏だもん! でもTINAMIさんにUPできないよね!――すごいな愛紗! 恐るべしデレ愛紗!

 ――え、何?――もう帰れ!?

 待ってくれ! 最後に言わせてほしい。綿飴プレイしてると、鈴々が乱入して――

○昇龍伝の告知(スペース少し頂きます~)

 

 昇龍伝のコメント、いつもありがとうございます! 返答は申し訳ありませんが、次回に……。短編を避けられる方もいらっしゃいますので。

 本来なら昇龍伝をUPする予定でしたが、――楽しみにしてくださっていた皆さまには、本当に申し訳ありません。萌将伝発売前で、90%ほど進んでました。が、萌将伝で愛紗にイベントがないと知ってショックでショックで……。現実逃避してました。

 怒りも徐々に収まりつつ、ケリを付けるために恋姫祭りに愛紗で参戦しようと、期限のあるこちらをまず優先致しました。

 

 テーマは『祭の裏方で頑張る愛紗さん』

 暑さで暴走してしまい、色々とまずいことに。

 調子に乗って本文書くと、もう皆様に迷惑が掛るのは目に見えていましたので、祭参加を断念。断念したからには時間も取れぬ。UPしてそうそうに昇龍伝に戻りたいと思います。

 

 次章の予告としては、北郷解禁←趙雲無双です。まさか一章分の量を持って行かれるとは思わなんだ。そして複雑――。

 テスの頭も熱暴走で拍車がかかり、子龍も暴走、崩壊ぎみで――二人の距離が一歩、二歩ほど、いや、三歩ほど! ……その、ね?

 この外史が消されるまでは行かないけれども、要注意リスト入りしそうな予感がひしひしと――。

 や、ほーんと、夏の暑さって怖いよね~。クーラー欲しいな~、クーラーあれば、執筆速度上がるのにな~。

 ……コホン。話が逸れました。

 次章、もう少し時間ください。……申し訳ないです。

 


 
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