最近は「ポストペット」が流行っていた。
しかし戻ってきたペットが奇妙な姿に変貌する「エラー」が多発。
それは数年前、ある世界を混乱に陥れた「化け物」だったが、それを知る者はこのミッドチルダにはいなかった……
「こんなん流行ってるんやで」
暢気ないとこの報告に、ヒカリは頭を抱え、慌ててメンバーを招集するハメに陥った。
「く・・」
「くらもん?!」
「なんでっ」
「何処のデータですか?!これは」
「あー。その、前にやりあった、時空管理局ってのがいたろ」
「あの魔法使い・・・な、軍隊だよな。あれを魔法って言うの微妙に違和感あるけど」
「異世界にあるんでしたっけ。デジタルワールドと違う」
「その異世界で仕事してるいとこからだ」
「しっつもーん」
「ん?なんだ、大輔」
「とりあえずどれに突っ込めばいいんスか?」
「・・・全部だとオモイマス」
「タイチ カ ヤマトって、問いかけ?」
「探されているって…」
「っちゅーか、聞かれる?」
「なんでターゲットが俺たちのままなんだよ。
ここは大輔たちだろぉ」
「一勝一負、勝ち越し狙い?」
「うっれしくねぇえええええ」
「が、リベンジしろってんなら腹ぁくくってやる。付き合え、ヤマト」
「反論聞く気皆無じゃねぇかよ」
「とはいえ例の時空管理局に目をつけられたら困るよ。
その辺りはどうするんだい?」
「どー・・・する?」
「考えてなかったんですね」
「あー、でも異世界とはいえ相手はデジモンだ。
俺たちの管轄だろうよ」
<ミツケター―――!!>
「くぉの、ストーカーがっ」
「言いえて妙ではあるよな」
「太一兄、ヤマト兄ちゃん」
「はやてっ。お前アレのこと知らなかったのか?!」
「アレって・・・」
「いや、わりぃ。知らなきゃわかんねぇよな。被害は?」
「一気に拡大中。さながらシロアリやな。
本局のセキュリティデータががしがし壊されとるで」
「セキュリティ?」
「あいつ大概手当たり次第だったはずなのに……
わざわざセキュリティをメインに?っそ、ヤな予感しかしねぇぞ」
「なんだ、ここ」
「う、きもちわりぃ」
<どうしました?!太一さん>
「いや、見なくていいぞ思うぞ、こいつは。
関係あるかも知れねぇけど、ここまで関わる必要はないだろ」
「同感だ」
「脳みそだけで生きてるっていうのかね」
「さぁ・・・・・ただ奴を追ってて、みかけた代物だ。
無関係じゃねぇんだろうなぁ」
「・・・・・・」
「いい加減、終らせようぜディアポロモン。
俺たちはお前ほど・・・・お前に執着していねぇンだ!」
「あれは・・・」
「あかん、結界を!兄ちゃんたちを"見られる"んは不味い!!シャマル」
「はいっ」
「ユーノくんっ」
「うん」
「アルフ」
「りょーっかい!」
「ヴィータとシグナム、ザフィーラは"覗いてる"連中を黙らせたって。
バレんように、但し念入りに、や」
「おぅ」
「随意に」
「了解した」
「うちらは」
「お手伝いだね」
「彼らに頼りきってては。ここは私たちの世界だもの」
「っちゅーわけで助っ人きたでー」
「はやて!」
「なのはちゃん、フェイトちゃん・・・」
「奴は電子の構成体です。破壊による拡散よりも、圧縮による封印の方が」
「あんでっかいのを」
「細かいのが集まってるのも事実だからな」
「塵も残さず全力全開じゃ駄目ですか?」
「・・・・・」
「あしどめは私が。
ドレインは専門なんやけど・・・腹ぁ壊しそうやし」
「はら?」
「とりあえず"彼方より来たれ、やどりぎの枝。銀月の槍となりて、撃ち貫け。石化の槍、ミストルティン"!」。
「石化?!」
「あかんっ、表面だけや、すぐ動くでっ」
「いや充分だ。いくぞ、オメガモン」
「応」
「収縮って未だに苦手なんだよなぁ」
「なのは、わたしがサポートするから」
「うん、ありがとフェイトちゃん」
「私は・・・・封印と回収を目的に魔力を学んだから」
「ぁ・・・・」
「それにしても魔法少女と共闘する日がこようとは」
「いうな、不可思議家系」
「あ、ひで」
・・・・・・・・
いめーじばっかなんですいません・・・
色々書いてて色々追加したくなっていく罠
・・・・
あした8月1日だなぁそういえば
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